附属中活動
自然と声があがる授業
11月28日(木)1年生の数学では、図形の移動(平行移動・回転移動・対象移動)について学習をしています。図形の移動の特徴や見方について、生徒たちは、プリントに色を塗ったり、タブレットを使ったり、道具を使って回転させたり、友達と一緒に考えたりしながら解明していきました。新しい発見があると、教室から自然と「ほーっ」「なるほど!」「うわーっ」と声があがります。授業が終わっても夢中で問題を解いている生徒もいました。以下生徒の感想です。
「最初の僕の予想では、「一回で移動できない」ところが3つほどあったのに、見方を変えるだけで、全て、一回で動かせるようになったので、びっくりしました。回転移動は、僕にとっては、他の、平行移動、対称移動より難しい気がするので、問題といて、できるようになりたいです。あと今日の授業はとても濃く感じました。」
「想像力が大切だと思った。たくさん問題を解いて想像力を身に着けたい。また、なんとなく移動できるではなく証明できるようにしたい」
他校との「探究的な学び」成果学習交流会がありました
11月28日(木)信大附属中学校、市立長野中学校、諏訪清陵高校附属中学校との「探究学習発表会」が市立長野中学校でありました。本校からは、1年生のKさん、Tさん、2年生のYさん、Sさんが代表で参加をしました。千曲市がさらに活性化するための方策について探究をしてきた成果を、1年生は、地域の方々と交流し、話を聞いて考えたことをもとに、2年生は長野市、名古屋市との比較を通して考えたことをもとに発表しました。発表後、他校の生徒から「千曲市の人口は実際どのように変化しているのか」「対象として考えているのは若者だけか」などの質問が来ましたが、生徒たちは、堂々と自分の考えを伝えていました。帰校した生徒たちは「楽しかった」「〇〇の探究が、面白かった」と他校の発表からたくさん刺激を受けたようでした。
時間を工夫して楽しんでいます
11月27日(水)附属中学校には18の委員会があります。使える教室も限られているため、生徒会の時間は前半活動を行う委員会、後半活動を行う委員会に分けて活動を行っています。委員会活動を行わない時間は生徒会のアンケートに答えたり、自習をしたりしています。今日は、その空いた時間に福祉委員会が企画した委員会対抗の「ボッチャ」を行いました。1年生から3年生までが1つのチームで競争します。生徒たちはうまくボールが転がると、敵味方関係なく拍手をしたり「おーーっ!」と歓声をあげて盛り上がりました。「全員投げた?」という声も聞こえ、楽しい時間を過ごしていました。時間を上手く使っています。
クイズ大会がありました
11月26日(火)附属中の生徒会活動では、生徒がさまざまな企画を考え、実施してくれます。先週は、学習員会と体育委員会による「文武両道週間」でした。全校生徒は、朝の活動として、「体操」か「読書」を選びます。講義室には「体操」を選んだ生徒たちが集まって「屋高体操」をしていました。23日(金)には、学習委員会による「クイズ大会」が行われました。学年縦割りのグループに分かれた生徒たちが学習委員会の用意した「難問」を一緒に考えます。生徒たちは「うーーーん」「難しい・・・」と頭をひねりながら楽しそうに問題を解いていました。次は、安全委員会による、安全意識向上週間です。
SSH特別講座がありました
11月22日(金)SSH事業のひとつとして、東京大学の横山教授をお招きした特別講座を3年生が受講しました。先生は、附属中学校が開校する前から屋代高校で特別講義をしてくださっています。本日の授業では、生徒に「夏と冬で起こっている大気中の二酸化炭素の変動の理由は?」「二酸化炭素は悪者か?」「北向きの部屋と南向きの部屋、どちらが暖かい?」などたくさんの質問を投げかけてくださり、生徒に「様々な現象を多面的に考えること」「多様性を尊重すること」「たくさんの情報の中から本質を把握する重要性」「興味の幅を広げること」の大切さを教えてくださいました。
授業が進むにつれ、生徒は、「日本では南向きの部屋が暖かいけど、南半球では違うよね」と様々な角度から質問の答えを考えるようになっていました。授業が終わった後も、横山先生のところへ質問に行く生徒もおり、「思考」はずっと続いていました。「もっと長く授業を受けたかった」と生徒。たくさんの刺激をいただきました。