附属中活動
探究活動は楽しい
8月23日(金)3年生の探究活動の様子です。今月末の「中間発表」に向け、各自準備を進めています。「割り箸が真ん中から上手く割れなかったので、どうしたらきれいに割れるか持つところを変えながら手が痛くなるまで実験した」という生徒や、「どうしたら面白い話ができるようになるか、自分のためにやる」という生徒、「『減災』のために何ができるか、千曲市バージョンを考えたい」という生徒、「人気アニメにでてくる現象は本当なのかの検証をする」という生徒など、個性豊かな研究にワクワクします。夏休み中に実験を行ったり、インタビューに出かけたり、取材のアポイントをお願いしたりと、自主的に行動した生徒も多かったようです。やはり「なぜ?」「どうして?」から始まる探究は面白いですね。
創作漢字コンテスト
8月22日(木)附属中学校の生徒会には「学習委員会」があります。「学ぶことの楽しさ、学習意欲向上」に向けての企画を計画してくれています。現在は「創作漢字コンテスト」を実施しています。このコンテストでは世の中に存在しない、オリジナル漢字を考えなければなりません。現在、応募作品が掲示されていますが、「なるほど~」という漢字が並んでいます。例えば「麦」と「伊」という漢字を合わせて「パスタ」、「さんずい」に「氷」で「こおりみず」です。さて、その他の漢字は何と読むでしょう。
色々な解き方を考えるのが面白い
8月21日(水)1年生の数学で「1個80円のみかんと、1個140円のリンゴを合わせて12個買った。代金の合計は1260円であった。リンゴとみかんはそれぞれいくつ買ったか」という問題について考えていました。Kさんはまずみかんの数をX、リンゴの数を12ーXで表し、みかんとリンゴの個数を出しました。問題を解き終わったKさんは次にXという文字を使わずに解答を導き出しました。Kさんは「文字を使わず、小学生でも解ける方法だよ」と教えてくれました。クラスの中には表を使って答えを導き出した生徒もいました。そして本時ではみかんの数をXリンゴの数をYと表し、連立方程式で答えを出す方法を学習しました。数学の面白さは「答えはひとつなのにいくつもの解法があるところ」だと数学科の先生方は言います。生徒も学習したことを使って、色々な解法を試し楽しそうでした。
授業が再開しました!
8月20日(火)夏休みが終わり、授業が再開しました。2年生の英語の授業では、市の派遣交流事業でアメリカコロラド州に行き、1週間ホームステイをしたAさんが、写真を見せながら異文化に触れた体験を発表しました。Aさんは「目にするものすべてが新鮮だった。」「食べ物は全部が大きく、Sサイズのアイスが手のひらが隠れるくらい大きかった」「英語で上手く伝わらなかった所はジェスチャーなどで伝え、温かく迎えてもらった」と感激した思いを共有してくれました。また、1年生の教室では、久々に会ったクラスメートと、グループで協力しながらクイズに答えたり楽しく過ごす様子がありました。9月、10月には定期考査や宿泊行事があります。皆で切磋琢磨し、協力し充実の「秋」を迎えたいです。
心を動かす演奏~吹奏楽班・合唱班~
8月5日(月)吹奏楽班、合唱班の大会の様子を報告します。7月21日に吹奏楽班が吹奏楽コンクール北信地区大会に出場しました。自由曲には源義経と浄瑠璃姫の悲恋の物語を描いた「想ひ麗し浄瑠璃姫の雫」を演奏しました。毎日何度も練習を重ねた成果を大ホールいっぱいに響かせました。審査員の方からも「丁寧な演奏」「美しいサウンド」との講評をいただき、聴いていたお家の方からは「感動した」「よくまとまっていた」と温かい言葉を頂きました。
また、7月31日には合唱班がNHK全国合唱音楽コンクール東信ブロック大会に出場しました。自由曲は「にじ色の魚」です。11名という少人数ながら、一人一人が自分のパートの役目を果たし、一丸となって練習を続けてきました。コンクールでも、一音一音丁寧に歌い、聴いているうちに、目の前に田舎の透き通った川で魚釣りをしている様子が浮かんできました。審査員の方からも「皆さんの歌声に合ううたで、ホールによい響きが残った」と講評をいただきました。
惜しくも県大会出場は逃しましたが、吹奏楽班、合唱班ともに聴き手の心に響く演奏でした。