附属中活動
終始業式がありました
10月2日(月)屋代高校・附属中学校は2学期制です。本日終始業式がありました。終始業式が終わった後、生徒に話を聞くと、校長先生の「今はタイムパフォーマンス(時間を効率よく使おうとする考え方)が注目されているけれど、時間をかけるべきことにじっくりと時間をかけられるのが今の自分たちの特権」「前期と後期の区切りに時間の使い方を再度見直して」「ときには歯を食いしばって、泥臭いこともやらなければ勝てない(慶応義塾高校野球部 森監督の言葉より)」というお話が心に残ったと言っていました。今週末から、面談週間が始まります。前期の学習や生活を振り返り、見直すチャンスです。
北陸研修旅行3日目
9月28日(木)2学年の北陸研修旅行最終日は、富山県のイタイイタイ病資料館、新潟県のフォッサマグナミュージアムに行きました。イタイイタイ病については、教科書で学んだことのある生徒たちですが、語り部の方の話は「今まで知らなかったことがあり、心に響いた」と言っていました。また、雨天のため化石採集体験は出来ませんでしたが、生徒たちはフォッサマグナミュージアムでお気に入りの鉱物を見つけ、楽しんでいました。写真のお弁当はますのすしミュージアムで食べたお弁当です。
3日間を通して、様々なことに挑戦したり、仲間と協力して、課題解決をしたり、友達の新たな一面を発見したり、さらに一歩成長した生徒の姿を見ることができました。(食事の片付けを写真のように丁寧に行っている人もいました)これからの生活に生かしていきたいです。
金沢市内班別行動
9月27日(水)2年生北陸研修2日目は、金沢市内班別行動です。観光だけでなぐ、駅や市役所、店舗を訪れ、インタビューをしたり、和菓子作りや絵付けなどを体験したり、各自の探究学習のテーマを深める活動をしました。名産品を調査していた生徒に感想を尋ねると「金沢は名産品を食品やグッズなど、様々な商品に生かしている。千曲市も真似できることがあるかも。」と町の活性化へのヒントを見つけたようでした。中には、海外から来た方へ英語でインタビューをした生徒もいました!計画通りにいかないことがあっても、仲間と協力して乗り越えた生徒たち。「上手くいかないこともあったけど、楽しかった!」と、とても良い顔で帰ってきました。
(4枚目の写真は生徒が教えてくれた、人気の海鮮丼です。美味しかったです!)
高岡市内を見学しました
9月26日(火)2年生が高岡市内を見学しました。地元のガイドさんの案内で、全国で初めて国の重要伝統的建造物群保護地区に選定された金屋町や山町筋、国宝の瑞龍寺を見学しました。生徒は街の景観に合わせた色合いの標識に感心したり、瑞龍寺のびんずる様を見て「善光寺と関係があるのかな」と疑問を持ったりしていました(なぜか、肩が痛い生徒がたくさんおり、肩をなでていました)。高岡大仏にも行き、歩きながら徐々に大仏の姿が見えると生徒から「思ったより大きいなー」と声が上がりました。実際に見て気がつくこと、不思議に思うことがたくさんありますね。
姨捨棚田の稲刈りをしました
9月25日(月)2年生有志25名で、5月に稲を植えた姨捨棚田の稲刈りを23日(土)に行いました。曇り空でしたが、風も気持ちよく、作業がはかどりました。「稲刈りは初めて」という生徒も多くいましたが、名月会の方やお家の方に教えていただきながら、刈り取った稲を藁で束ね、はぜかけをしました。生徒は「自分たちで植えて刈り取ったお米だから、炊飯器ではなく土鍋で焚いて食べたいな」と言っていました。きっと美味しいご飯が炊けるはずです!この日は他の棚田オーナーさん達も集まり、稲刈りをしていました。太鼓の演奏や地元商店の出店もあり、お祭りのような雰囲気でした。地元企業の協力を得て、商品開発の探究活動を行っている、3年生のUさん、Hさんもパウンドケーキを販売していました。そんな先輩の姿を見て「私もやってみたい!」という気持ちが生まれた2年生もいたようです。日本遺産での素敵な1日でした。
合同音楽会に向けて
9月22日(金)10月4日、4年ぶりに千曲市の中学校3年生、5校による合同音楽会が開催されます(残念ながら一般公開ではありません。後日ケーブルテレビで音楽会の様子が放送されます)。附属中学校は「僕のこと」を歌います。定期考査や修学旅行と様々な予定がある中ですが、朝、自主練をする生徒たちもおり、発表に備えています。通し練習では、指揮者のMさんが「声量がでてきた」「今度は強弱を注意してやってみましょう」と声をかけ生徒主導で練習を進めていました。裏声の高い音もあり、難しい曲ですが、全員の声が重なると迫力あります!当日が楽しみです。
附属中学校通信9月号
百人一首から古都を学ぶ
9月20日(水)3年生が国語の時間に、修学旅行の見学地で詠まれた歌について調べていました。生徒の手元を見ると、百人一首の中から、奈良・京都で詠まれた33首が掲載されたプリントが・・・。そこには、「〇〇神宮で詠まれたもの」というように細かな表記までされています。「これはどなたが作ったものなのだろう?!」と驚き、きくと、万葉集を専門に勉強されてきた、高校のK先生でした!K先生に話を伺うと「例えば『わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人の釣舟』を詠った小野 篁(おの の たかむら)は昼間は天皇の右腕として働き、夜はエンマ大王に仕えていたという逸話があり、京都の六道珍皇寺には小野 篁が地獄へ行く際に通った井戸があるんですよ」というお話をしてくれました。う~ん、面白い!他の歌にも色々な秘密が隠されていそうです。授業で使うワークシートも中高の先生方の得意分野が生かされています。
北陸研修旅行が近づいてきました
9月19日(火)廊下で2年生の「北陸研修旅行、もうすぐだ。楽しみー。」という声が聞こえてきました。これまで時間をかけて各班の探究テーマにそった見学場所を選定してきた生徒たち。今日は、地図上でバス停と目的地までの道の確認をしていました。「迷いそう・・・」と言いながら、インターネットの画像を使って、周辺の様子を念入りに確認していました。また、職員室では電話を使って昼食場所に「中学生だけで入店よいですか」「予約はできますか」と確認をしている生徒もいました。何でもデジタルの時代、仲間と協力をして、紙の地図とにらめっこしたり、地元の方に尋ねたりしながらの旅を楽しんで欲しいです。
地域を知る、人とつながる 2日目
9月15日(金)1年生の地域探索2日目。昨夜の生徒の様子を少し紹介します。夕食では、食材を見て「これは地域食材の小森茄子だね」と早速、昼間の地域探索の中で得た知識を生かした見方で、食事を堪能していました。また、自由時間を使って「温泉に3回も入った!」と言う生徒もいました。
今日は班ごと戸倉上山田温泉散策をしました。天気も良く、のんびり足湯に浸かったり、おこづかいを使って、甘味処でアイスクリームを買ったりしていました。実際に歩き、見て、聞いて、味わって、上山田温泉を満喫したようです。
地域を知る、人とつながる
9月14日(木)1学年が①稲荷山エリア、②あんずの里エリア、③戸倉上山田エリア、④姨捨棚田エリアの4カ所に分かれて、地域探索を行いました。戸倉上山田エリアを探索した生徒は温泉旅館の客室を見学したり、女将さんに旅館経営の工夫を教えて頂いたりしました。9本の源泉をひく天然露天風呂のお湯に、生徒は「熱かったけど、温泉に触れた指がツルツルになった」と驚いていました。地域の魅力や働く方々の工夫やパワーを感じた1日になりました。
自分で自分を律することが大切です
9月13日(水)定期考査2日目です。生徒たちは朝から一生懸命試験を受けています。
今日は、校舎の中にある自動販売機についてです。高校棟に2カ所、自動販売機があり、中学生も飲料水を購入することができます。驚かれるかもしれませんが、6月の学校説明会の生徒の「自動販売機の使用も許可されていますが、自分で自分を律することが大切です。」という発表の通り、生徒たちは自由に飲み物を買い、飲みますが、授業中に机の上に置くことはしません。附属中には生徒が自分で考え、判断する場面がたくさんあります。
※10月7日(土)の学校説明会の参加申し込みが始まっています。参加される場合はHPのトップ画面より申し込みをお願いします。
定期考査始まる
9月12日(火)今日、明日は中学校、高校ともに定期考査です。中学校では1日3教科を2日間に分けて行います。1教科は60分と高校生と同じ長さです。朝、参考書を手に登校してくる生徒、友達と問題を出し合いながら登校する生徒、皆、最後の追い込みをしていました。1年生からは「緊張する」という声が聞かれ、中には「ドキドキしてすぐに寝付けなかった」という生徒もいました。深呼吸して2日間、前期の学習で頑張った成果が発揮されるとよいです。(写真は朝の様子です。)
宿泊学習結団式がありました
9月11日(月)1年生の宿泊学習の結団式がありました。今回のスローガンは「Look at 千曲~皆で繋がれ!地域探索~」です。統率係長のIさんの「たくさん歩いて、見て、探して、千曲市の素晴らしいところを見つけてこよう」「皆で楽しめる地域探索にしよう」「決められていないところは、自分で考え行動しよう」という呼びかけをうなずきながら聞いている仲間もいました。皆で協力し、千曲市の、自分の、友達のよさをたくさん発見できるとよいです。
即興で英語を話す力を高める
9月8日(金)本校の英語科には、グローバル・インストラクターのH先生がいます(グローバル・インストラクターとは、授業や課題研究等の指導を単独で行える先生です)。H先生の授業では、3年生が英語で「修学旅行は海外に行くべきか」についてディベートをしていました。賛成・反対の立場に立ち、制限時間のある中、相手の意見を受けて、即興で自分の意見を述べなくてはいけない場面もあり、身振り手ぶりを入れながら、一生懸命に自分の意見を伝えていました。生徒は「英語がすぐにでて来なくて難しかった」と言っていましたが、回を重ねるごとに発話量も増していました。「難しかったけれど、こういう練習は大事だと思う」と生徒も手応えを感じたようです。
高校生徒会選挙
9月7日(木)高校生徒会選挙が行われました。本校では、高校生徒会選挙の選挙権が中学生にも与えられています。本日、演説してくれた立候補者の公約の中には、鳩祭のことや中学生も含めた全校生徒の意見を活かそうとする取り組みが含まれていました。自分たちの学校生活がどのようになってほしいか、自分の願いと立候補者の公約を重ねて、それぞれの一票を投票したかと思います。また、公民分野の学習を進めている3年生にとっては、選挙の原則が自分たちの学校で行われる選挙でも果たされていることを実感できたのではないでしょうか。中学校生徒会選挙は12月に予定されています。どの学年の生徒も「引き継ぎ」と「終わり方」を意識して取り組んでほしいと思います。
定期考査に向けて
9月6日(水)6日に定期考査があります。登校後すぐに、(自習室として開放している)技術室で、教室で、図書館で勉強を始める生徒も多いです。初めて定期考査を受ける1年生も「空白がないようにしたい」「〇割はとりたい」と問題集を解きながら復習をしていました。友達と同じテーブルで勉強をしているのに、各自、自分の課題に集中しており感心しました。
活字から想像力を高める
9月5日(火)2年生国語では、三浦哲郎さんの短編小説「盆土産」を勉強しています(「懐かしい!」と感じたお家の方もいるのでは?)。今日は、父の土産の「えびフライ」「えんびフライ」にはどんな意味、どんな心情が込められているのかについて考えていました。生徒は登場人物の「心情」「背景」「行動」から「なぜ『えんびフライ』と呟いたのか」について「ここの『えんびフライは』寂しさからでは?」「また帰って来てねという意味かも」など、何度も何度も教科書を読み返しながら考えていました。こんな風に活字からじっくりと想像を膨らませる時間も大切ですね。
模擬裁判から考える
9月4日(月)朝の自習をしている3年生が社会科の授業の模擬裁判について話をしていました。「空手の有段者であるイギリス人のAさん、Bさんが尻もちをつき、「ヘルプミー」と言うのを聞き、Bさんと一緒にいたCさんに回しげりをしたところ、Cさんが亡くなってしまった」という事例について、「無罪でしょ」「いや、Cさん亡くなってるんだよ」と話をしていました。実際の授業では・・・刑法第十三章加重減軽の方法第六十八条三「有期の懲役又は禁錮を減軽するときは、その長期及び短期の二分の一を減ずる。」をもとに、「懲役は1年6カ月、執行猶予3年」との判決が多く出ました。一方で、「教科書の内容だけでは、情報が不足しているため、判決を下すことはできない。」「判断するのは人間だけれど法律をもとに根拠を明確にして考えないといけないと感じた。」と裁判員裁判の難しさを実感した生徒も多かったようです。写真は生徒の作成したスライドです。
身近な災害を考える
9月1日(金)月に1度のオンライン授業・探究学習日でした。1年生は、「各市町村のHP防災のページなどを利用して起こる可能性のある災害や、どのような防災活動ができるか」について調べ、考えをまとめました。「屋代高校は洪水が起きたら2mくらい沈んでしまう」「自分の家の近くでは浅間山の噴火が危険」「災害用の『ため池』マップを見つけたよ」とそれぞれが住む地区について調べました。「防災の日」のオンライン授業、生徒は「身近な地域でどのような災害が起こる可能性があるのかをハザードマップなどで知り、避難するところを決めておくことが大切だ」と互いに確認し合っていました。 さて、オンライン授業で毎回、現場の臨場感を大切にしているK先生は・・・というと、今回は東御市「海野宿」からの中継でした。
新人戦壮行会がありました
8月31日(木)残暑厳しい毎日ですが、いよいよ新人戦のシーズンが始まりました。先陣を切るのは水泳班と陸上です。各班の代表MさんとKさんがそれぞれ「全員が賞状を持ってこられるよう頑張る」「170cm跳びたい」と決意を述べてくれました。暑い夏の間も頑張った、その努力が実りますように。全校で応援しています。
仲間と協力し課題解決する力を高める
8月30日(木)3年生の体育で、バレーボールをしています。「三段攻撃(レシーブ・トス・アタック)を成功させるために、レシーブにおいて大切なこと」について分析シートや撮影した映像をもとに考えました(こういう時にもICTが役に立っています)。実際にプレーした後「レシーブはオーバー(ハンド)で受けた方がよかった」「なるべくネット際に返すのがいい」「でも勢いよく返しちゃうんだよね」などグループで話をしていました。分析をもとにチームで協力をしながら三段攻撃、成功させたら気持ちいいだろうなぁ。
多面的・多角的に考える
8月29日(火)1年生の社会では、ヨーロッパ州についての勉強が始まりました。今日はEUの加盟国・非加盟国の立場に立ってそのメリット・デメリットを考えました。生徒は「自由に行き来をすることができるのはいい」「共通の通貨を使うことで、取引のコストがなくなって経済が活性化する」「でもどんな人が入ってくるか分からないよ。治安が悪くなるかも」「自分の国だけで決められないのはちょっと・・・」と、今日の授業では現時点で自分が考えたことをまとめていきました。これからどんどん内容を深めていきます。今まで遠い国の話題だったことが自分ごととしてグッと近づきました。新聞やニュースをみる見方も変わると思います。
全校の「声」を聴く
8月28日(月)夏休み明け1回目の生徒会の様子を紹介します。
鳩祭実行委員会では、7月に鳩祭が終わった後にいかに活動するかということを年度当初から気にかけてきました。そこで今回は、全校から意見を集めて「全校交流会」を企画しようと動き始めました。体も思考も動かすような企画を実施したいという願いを実現してほしいと思います。
このような各委員会の企画に関わっているのが、夏休み前に全校で実施した「ブレインストーミング(略してブレスト)」です。「生徒会でやりたい1000のこと」と題して行ったブレストの結果を本部が各委員会に伝え、各委員会でこの「全校交流会」のように具体的な企画として実現していきます。今年度の生徒会のキーワードである「協働」「参画」が実現した一例だと感じられました。
ブレストを有効活用しているのが校風委員会です。学校の身だしなみのきまりについて、生徒がよく分かっていない曖昧な部分をブレストで意見集約し、全校生徒できまりを守って身だしなみを整えられるように発信内容を準備していました。
最後に、環境委員会の活動を紹介します。夏休み前に、屋代高校前駅の花壇の様子を紹介しました。夏休み中も遠方から花の水やりに登校してくれた環境委員のみなさん。昨日の公開授業もたくさんの花で来校者のみなさんをお迎えすることができました。今日も、暑い中みんなで草取りをしていました。ありがとうございます。
第2回授業公開がありました
8月26日(土)今年度2回目の授業公開がありました。来校した小学生の皆さんに興味のある授業を自由に見学していただきました。中には「他の授業を見に行こうと思ったけれど、面白かったので1つの授業をずっと見ていた」という小学生もいました。1年生の数学では「孫子算経」という算術書に書かれている数学の問題について考えていました。様々な解法があるそうで、見学をしていた小学生も「僕、解けたよ」と教えてくれました。写真のような問題です。ぜひ挑戦してみてください。
学ぶことって楽しい!
8月25日(金)自習の様子です。理科の時間が自習になり、復習のプリントをやりました。プリントが配られると、皆黙々と取り組み、分からないところは教科書やタブレットを使って問題を解いていきました。問題を解いていく中で、別の疑問が浮かぶことがあります。この日は、酸化銅Ⅰと酸化銅Ⅱの化学式の違いについて、考えている生徒たちがいました。インターネットを使って検索をしてもなかなか解決はしないようでした。急遽、高校の化学の先生に来ていただき、疑問を聞いてもらいました。「イオン」が関係しているようです。生徒たち、今度は「イオン」について調べ始めました。「イオンって何だ?」「ショッピングモールなら知っているけれど・・・」次から次へと疑問が浮かびます。新しいことを知ったり疑問が解けたりするって楽しいですね。
壁一面にスクラップ新聞
8月24日(木)現在、中学棟のいたるところに1年生の作った「スクラップ新聞」が飾ってあります。各自が興味をもった新聞の記事を切り抜き集め、それについての自分の考えを書き込んだものです。生徒たちは、「読み手が読みやすいように書いた」「色分けをして、見た目もきれいなようにした」と力作ぞろいです。今週末の授業公開でぜひご覧ください。
自ら学び・考え・行動する
8月23日(水)2年生のSさんは、夏休みに「創造性の育成塾」の夏合宿に参加しました。「創造性の育成塾」は、筆記と面接試験で全国から選抜された科学に興味のある中学2年生40名が4泊5日、東京大学本郷キャンパスで学びます。Sさんによると、医学や環境、宇宙、AIや物理などについて、ノーベル賞物理学賞の天野浩先生や「はやぶさ2」のプロジェクトマネージャーの津田雄一先生など、一流の科学者から直接講義を受けたり実験をしたりしたそうです。「毎日6時間、1コマ90分の授業だったが短く感じた」と話してくれました。他県から参加した中学生とも交流がもて、充実した5日間を過ごし、Sさんの顔からは達成感があふれ出ていました。
前期後半始まる
8月22日(火) 夏休みが明け、前期の後半が始まりました。長い休みの後は、なかなかエンジンがかからないこともありますが、朝挨拶をした3年生の「しっかり休んだので今日からまた頑張ります!」という言葉に私もシャキッと元気がでました。本校は2学期制なので、始業式などはなく、すぐに授業が始まります。2年生は北陸研修旅行班別行動計画を立て始めました。「移動の方法も考えなくては」「海鮮を食べたいな」と楽しそうでした。それにしても、今日も気温が高く蒸し暑い1日でした。教室移動中の1年生の「お花は強いな。こんなに暑いのに光合成して、大きく育っている」というつぶやきに同感。
令和5年度CHIKUMA STEAM PARK!!がスタートしました
8月20日(日) 2年生が主導のCHIKUMA STEAM PARK!!第1回目が開催されました。科学班の生徒たちが10のブースに分かれ、キャンドル作りやペットボトルロケット、サイフォンの原理など、科学の不思議を紹介しました。親子で参加してくださった皆さんも多く「お母さんも勉強になったよ。」と楽しんでくださいました。今回は、スタンプカードを用意し、全部のブースを回るとある言葉が出来上がるという工夫もありました。参加した小学生からも「スタンプラリー式で楽しかった。」「次回もぜひやって欲しい」という声があがっていました。
草川信(くさかわしん)さんシンポジウム
8月19日(土)屋代高校創立百周年記念事業のひとつとして、元篠ノ井東中学校長であり、郷土史研究家の栗林秀夫先生より、作曲家、草川信さんの生涯についてのお話をお聞きしました。草川信さんは「夕焼け小焼け」や「どこかで春が」「汽車ポッポ」など私たちが耳にしたことのある曲の作曲者ですが、屋代高校・附属中学校の校歌も草川信さんが、作曲してくださった曲です。戦時中、困難に直面しながらも、様々な人との出会いの中で、後世に残る曲を作り続けた草川さん。いつの世にも人との出会いやつながりが人生を豊かにしたりその後の生き方に影響を及ぼすことを改めて感じました。会の中で、合唱班有志のみなさんが草川さんの曲5曲を歌ってくれました。澄んだきれいな歌声に、心癒されました。
ミース(Management & Economics Simulation Exercise)の体験会がありました
8月10日(木)「知の甲子園」と呼ばれるミースの全国大会に出場経験のある現役大学生(第6期生)を講師に、ミースの体験会がありました。ミースでは、仮想の商品を売る経営者として、2人1組で仮想商品を製造・販売します。生徒は商品の「価格」や「生産量」「宣伝広告費用」や「設備投資額」、「研究開発費」を話し合って決め、この5項目を何度も調整しながら他のチームと順位を競い合いました。
参加した生徒は「頭をいっぱい使って疲れたけど楽しかった」「色々なことを考えなくてはいけなかった」「経営が怖くなった」と言っていました。
この中から「知の甲子園」の全国大会出場者が生まれるかもしれません。楽しみです。
テニス班女子全国大会激励会がありました
8月10日(木)北信越大会で、強豪校を破って全国大会を決めたテニス班女子団体の激励会を同窓会長の赤地様が行ってくださいました。
選手を代表して部長のTさんが「昨年の新人戦北信越大会では1回戦で負けて悔しい思いをした。その思いを胸に全国大会の切符を手に入れようと1年間頑張ってきた。全国大会ではさらに上を目指して頑張りたい」と決意を述べてくれました。香川県で開催される全国大会に向けて16日に出発します。台風が心配ですが、テニス班のモットーである「明るく、楽しく、元気よく」全国大会でも頑張ってください!
応援よろしくお願いします。
ボランティアも頑張っています
8月2日(水)高校生に声をかけていただき、夏休み中、上徳間の「かみとくま食堂」でボランティアをしている生徒もいます。この日は1年生4名、2年生4名が参加をし、子どもたちと遊んだり、バーベキューをしたりしました。9日、16日はかき氷やポップコーンを作ったり、子どもたちと一緒に宿題をしたりするそうです。みんな楽しみながら活動をしていました。
空手道全国大会激励会がありました
8月1日(火)空手で全国大会出場のSさんの激励会を同窓会長の赤地様が行ってくださいました。
Sさんは「練習の成果を出し切って、昨年を超える結果を出したい」と決意を述べてくれました。全国大会は福岡市で開催です。大会まであと少し、ベストコンディションで頑張ってきてください!
応援よろしくお願いします。
(過日行われた北信越大会で、硬式テニス班が女子団体戦で全国大会を決めました!後日改めて報告します。)
屋代高等学校附属中学校通信を配信します ー令和5年度「7・8月号」ー
屋代高等学校附属中学校通信「7・8月号」を配信します。
硬式テニス班が北信越大会に出場します!
7月27日(木)硬式テニス班男女が、7月29日(土)に石川県で開催される第34回北信越中学校テニス大会団体戦に出場します。今日は、高校生の胸を借りて、大会前の練習を行いました。キャプテンたちは「あきらめずに練習の成果を出し切って、明るく・楽しく・元気よく闘い、男女ともに全国大会に行かれるよう頑張ります」と意気込みを語ってくれました。
頑張れ、硬式テニス班!!
締めくくりの授業は
7月26日(水)夏休み前最後の授業の様子です。1年生では学級で「自分のよいところ」「友達のよいところ」を考え、伝え合う活動をしていました。入学してから約4カ月、お互いのこともよくわかるようになってきて「〇〇さんは優しいのがよいところ。私が元気がないことに気が付いて声をかけてくれた」「〇〇さんは周りをよくみて気が利く。理科の授業の時も進んで準備をしてくれているよね」など伝え合っていました。欠席したクラスメートに対しても「登校したときに伝えるんだ。」とよいところをメモに書いている人もいました(なんて温かい!)。2年生、3年生は、学年やクラスでこの4カ月を振り返ったり、夏休みの過ごし方について確認をしたりしていました。帰りは、通学カバンいっぱいに荷物をつめこみ「またね~!」と元気に帰っていきました。安全で、楽しく、充実した夏休みを過ごして欲しいです。
全国大会に出場します!
7月25日(火)夏休み中、2年生のSさんが「全国空手道選手権大会 形の部」に出場します。S君は小学校1年生から空手を始め、今は大会に向け、週5日練習をしているそうです。「できなかったことができるようになると嬉しい」と語ってくれました。まさに本校の校是通りの文武両道です。長野県代表として、精一杯頑張ってきてください。
8月20日(日)はCHIKUMA STEAM PARK!!
7月24日(月)夏休みを前に、科学班では、8月20日(日)に開催するCHIKUMA STEAM PARK!!の準備を進めています。今回はペットボトルロケットも体験してもらいたいそうで、今日はリハーサルをしていました。「参加してもらった人が楽しくSTEAM教育を学べるようにしたい」「みんなも、自分も楽しめる会になるといい」と意気込みを語ってくれました。小中学生の皆さん、ぜひお越しください。
言葉を覚えるだけではわからない
7月21日(金)3学年平和学習の様子を紹介します。3学年は、夏休み前に、これまでの「歴史」「公民」の学習を活かして「平和学習」をしています。先週から、自分たちと同じ年頃で海を渡った「満蒙開拓青少年義勇軍」に焦点をあてて追究してきました。そこで、本時は地域講師の方をお招きして、「埴科郡・更級郡と満蒙開拓」をテーマにお話をお聞きしました。(以下、生徒のふり返りです)
「講師の方のお話は本当に今までの自分の中の常識というものが覆ることばかりで、なんでこんな重要なことを私は知らなかったのだろうと思いました。授業でも学習してきたのですが、いかに自分が浅はかな考えで取り組んでいたのかが痛いほどわかりました。戦争という自分が生きていなかった時代に、どんなことが起こっていたのか。それを少しでも多く知ることが、自分の家族を知ることに繋がり、これからの自分の価値観や生き方につながると思いました。」
「私は、これまで授業で「満州に渡って」というテーマで満蒙開拓青少年義勇軍について学習してきました。主に、義勇軍として行った人はどのような気持ちだったのかや、満州での生活などを調べてきました。教科書の情報だけでは足りず、Chromebookでも調べました。ただ、それだけでは実際の気持ちなどは分からず、「満州に行く前は地主になれると思っていた。しかし、実際の生活は苦しかった。だからショックが大きかっただろう」のような自分の考えで終わっていました。今日お話をお聞きし、「満州に渡った人ばかりがつらいことになっていた」などの私が思っていたことは違ったことがわかりました。改めて私は、教科書に載っている言葉をただ覚えるだけでなくその歴史なども一緒に学ぶことが大切だと思いました。」
来年高校1年生では松代大本営へ見学に行きます。これからも学びは続きます。
いつも通り頑張っています
7月20日(木)学校評議員の皆さんによる中高の授業参観がありました。中学校では、英語と社会科の授業を見ていただきました。英語では「将来自分が何をしたいか」についてスピーチをしました。「ディズニーランドに行きたい」「ラスベガスに行きたい」「犬を飼いたい」など自分自身のことについて英語で語り、友だちの新たな一面を知ることもできました。授業を参観された学校評議員の方も「皆熱心に授業を受けている」と感心されていました。夏休みも目前ですが、いつもと変わらず、落ち着いて学習に取り組んでいます。
自分がアリだと思っても・・・
7月19日(水)2年生がSNSの使い方について考えました。「夜8時にメッセージを送るのはアリかナシか」「夜9時はアリ?ナシ?」「夜10時は?」についてのアンケートでは、それぞれ、3.8%、15.4%、36.7%の生徒がメッセージを送るのは「ナシ」と考えていました。授業後、生徒からは「ほとんどの人がその時間にメッセージを送るのがアリだと考えても、相手がナシだと考えていれば、迷惑行為だと思うので、メッセージを送る時は、内容と時間をしっかり考えて送りたい」「インターネットは相手の顔が見えないから普段のコミュニケーションよりとっても怖い。これから、夏休み入るが注意してやっていきたい。」という感想がでました。SNSは便利ですが、自分にとっても相手にとっても気持ちよく、安全に使えるよう、正しい使い手としてのスキルを高めていきたいです。
中庭の花が大きくなってきました
7月18日(火)日増しに暑さが増してきました。生徒が6月に植えてくれた中庭のマリーゴールドや日日草の花もだいぶ大きくなってきました。この時期悩まされるのが「草」です。雨と日の光により、花も伸びますが草も伸びる・・・。しかし、そこは生徒が毎日草取りをしてくれています。小さな草も丁寧にとってくれ、今日もきれいな花壇です。感謝。
クリティカルシンキング
7月14日(金)1年生の社会の時間、「2050年のオーストラリアの貿易相手国はどのように変化するか」について発表、その考えに対する批評をしていました。生徒は、「距離」「人口」「治安」「必要品」「主食」などから、オーストラリアがどの国と貿易をするとよいのかを分析し、「肉類の輸入が多い日本は、肉類の輸出が多いオーストラリアとWin-Winの関係を築ける。近距離なので安価で貿易ができる。」「日本は、今後も貿易相手国に含まれるが、人口減、少子高齢化が影響し、その割合は減ると思う。」などお互いの考えをぶつけ合いました。ものごとを多面的多角的に考える力はこれから益々必要になります。「批判されるのは悲しかったけど、お陰で見直すことができた」と生徒も手ごたえを感じていたようでした。
内から外へ
7月13日(木)今日は2つの話題です。 2学年が、1年時に作成した「光明学校と上山田ホテル」の紙芝居を地域の有線放送に録音していただきました。本日録音されたものは、後日千曲市内で流していただけるそうです。楽しみにしていてください。
また、昨日と本日、清掃委員会と環境委員会のコラボ企画で「屋代高校前駅の清掃活動」を実施しました。いつも利用している施設がきれいになっていくと生徒の表情も気持ちのよい表情に変わっていくように感じました。この企画には委員だけでなく希望者が多数参加してくれました。感謝を行動に表せ、何だか嬉しい気持ちです!
他教科と結び付くから面白い!
7月12日(水)1学年理科の様子です。本日は、「水素を発生させよう」に取り組みました。まず水素を発生させるために、マグネシウムと塩酸を反応させました。水中で試験管の中に入ってくる気体。こうして目に見えた目の前の気体は・・「本当に水素なの?」を確かめるために、マッチの火を近づけました。「水素は燃えやすいの?」と聞いてみると、「水素爆弾ってあるじゃないですか。歴史の授業で出てくる核兵器。あれはこの水素とは違うみたいだけど、きっと繋がりがあると思います。勉強すると他教科に結びつくから面白いですよね。」と答えてくれました。さて、いよいよマッチの火を試験管の中の気体に近づけます。ここでは、「水素は軽いから、先にマッチに火を点けて、その後に試験管の栓を抜いて近づけたほうがいいよね。」と実験方法を思考したり、「マッチの火の付け方」を初めて?マッチに火を点ける子にレクチャーしたりする姿が見られました。みんなで実験を成功させようとする姿がとっても素敵でした。そして、気体にマッチの火が近づくと・・「Pyon!」(生徒がこの表記でとオススメしてくれました。)なんだか可愛らしい音。「水素が燃えたんだ!」と拍手をして喜びました。学びのチームワークの良さに感心させられる1時間でした。
時間、距離、言語の違いを超えて
7月11日(火)本日は月に一度のオンライン授業日でした。3年生は松本市の筑摩神社に奉納されている「算額」を用いて学習しました。1時間目の国語では漢文の書き下しと現代語訳によって文面を解読し、4時間目の数学では現代解法を用いて150年以上前に奉納された和算の問題に挑戦しました。また2年生の英語では松本城で外国人観光客へインタビューを行い、英語を用いてオンラインでやりとりしました。時間、距離、言語の違いを超えて各教科の学習内容と実社会とのつながりを感じる1日となりました。生徒の学習の振り返りを見ると、外国人観光客へ果敢にインタビューをするA先生の姿を見て「私もあんな風にできるようになりたい」と英語学習への意欲が増した生徒がたくさんいました。
壮行会がありました
7月10日(月)いよいよ合唱班・吹奏楽班の地区大会が今月末に行われます。また、科学班は科学の甲子園ジュニア長野県大会に、硬式テニス班は北信越大会に、体操、水泳、柔道、男女ハンドボール班は県大会に臨みます。今日は、各班の健闘を祈って、壮行会が行われました。「日頃支えてくださっている人に感謝の気持ちをもって」「明るく、楽しく、元気よく」「自分の精一杯の力で」「昨年の自分を超えるように」各班、強い決意を胸に、附属中学校の、北信地区の、県の代表として頑張ります!
生徒が先生
7月7日(金)数学と英語は2クラスを3コースに分け、少人数で授業を行っています。3年生の数学の授業をのぞくと、生徒が先生役になり「円の接線」について説明をしていました。その後の証明の問題では、一人で黙々と考えたり、近くの友達と分かったことを説明しあったりして学習をしていました。生徒たち自らで授業をつくり、どんどん理解を深め、自信をつけて欲しいです。