附属中活動
附属中だより5月号を掲載します
附属中だより5月号を掲載します。
県内の小学校にメール送信するとともに、屋代高校前駅の屋高の窓に掲示されます。
ご覧ください。
附属中だより5月号.pdf
↓附属中通信4月号はこちら
附属中通信4月号を掲載します
学校の「新しい生活様式」でも変わらないこと
昨日、6月1日より、学校の「新しい生活様式」による生活がスタートしました。
感染拡大防止対策を徹底しつつ、変わらないものもあります。
↓1年英語。対話活動を距離をとって行っています。
英語学習で対話活動を行うことは変わりません。
少人数学習を取り入れているからこそできることです。
↓3年理科。イオンの学習をゲーム形式で。
楽しみながら学ぶことも変わりません。
奥の手を挙げている生徒は、早上がり賞。
↓ある生徒は、イオン式のみならず、名称も一緒に書きこんでいました。
学校の「新しい学校の生活様式」による生活がスタート
本日から、学校の「新しい学校の生活様式」による生活がスタートします。
写真は、先週金曜日の1年生の分散登校時の様子です。
今日からは、分散登校でないので、最低1mの距離を保つなどの行動をとります。
感染のリスクを最大限軽減し、学校生活を創っていきましょう。
また、オンライン学習で継続してきた学びを、さらに広げ深めていきましょう。
【オンライン生活記録より】
(1年生)今日は、分散登校がありました。とても久しぶりの登校で行く前から楽しみにしていました。学校に着くと20人だけでしたが友達に会えて嬉しかったです。久しぶりに学校へ行くと、前まで当たり前に毎日通っていた事が改めて、それは当たり前ではないと感じました。また、月曜日から通常登校が始まるので気を引き締めて頑張りたいです。
(1年生)今日は久しぶりに、いや、楽しみだった学校がついに始まりました。普通の授業で午後で、時間の感覚がずれ、久しぶりでもあったので、一段と疲れました。頑張りたいです。
一枚の写真から~多様な考え・視点が~
学校の玄関脇の写真です。
☆感想を素直に綴る生徒がいます。
(1年生)こんな場所でもたんぽぽが咲くのに驚きました。そして、このたんぽぽに勇気をもらい、明るい気持ちになりました。
(1年生)普段どこにでも咲いていて、あまり気にされないタンポポ。しかし、この画像を見てどんな場所でも、生きようとするタンポポの生命力を改めて感じました。
(3年生)たんぽぽの生命力の強さに感激した。だから、ぼくもたんぽぽを見習って不安などがあっても力強く生きていきたいと思う。
☆自分の身の回りに目を向ける生徒も。
(2年生)今日は朝ゴミを出しにいくと、高さが1メートルほどで花や綿毛もたくさんあるタンポポを見つけました。このように、タンポポも臨機応変に頑張っていて素晴らしいと思いました。
(2年生)今日、飼っている犬と散歩をしていたら、副校長先生が見たタンポポの綿毛のように側溝のところからはえているタンポポの綿毛や、コンクリートを突き破ってはえてきているタンポポをみました。どんなに固い場所からもはえてきていて、すごい生命力だなぁと思いました。
(3年生)今日道端で西洋タンポポではなく、貴重になってしまった日本タンポポを見つけた。それで、西洋のものに負けずに頑張って咲いていて、元気をもらった。
☆俳句や短歌を創作する生徒がいます。
(2年生)「タンポポと いう名の春の 太陽が 地に張り付いて 耐える強さよ」
ど素人って感じが凄いですがご容赦ください。
(1年生)私は上の写真を見て俳句を考えました。『タンポポは 隙間からでも 精一杯』という句で、狭いところからでも力強く成長していてすごいと思って句にしました。
(1年生)上の写真を見て、考えた句と連句です。 「みちばたで 根強い綿毛 旅準備」 →「風にのって 未来へ進め」 →「あたらしい いのち今年も 芽生えてく」 →「誰にも負けず 空へと大きく」
☆詩も創作。
(2年生)人類は皆でコロナと戦っている/こう思うことはないだろうか/植物や動物になりたいと/でも植物も植物で自然と戦っている/こんな時植物だったらどうするのかな
(1年生)植物の種は/どんな場所に落ちても/必ず花を咲かせて使命を果たす/人間は/戦争という殺し合いをする/自分たちのほうが偉いと思っている/とても恥ずかしいことだ
(1年生)「いいな?。僕も動けるようになりたいな?。」/僕はいつも、嬉しそうに帰る人たちをじっとみつめていた/そして、自分が旅立つ夢を見るのだ
☆他の視点で興味を広げる生徒も。
(3年生)「こんなところに〇〇が、、、!」ということはよくあります。確かに、植物(特に道ばたに生えている雑草など)は成長がすごいし、強い生命力を感じます。
(1年生)上の写真のタンポポの綿毛は凄いと思いビックリしました。それでも、家の周りにはもっと凄い花があるかもしれないので探してみたいです。
(1年生)私の家の近くの公園のフェンスと道路の間に生えている木があります。どうして、そんなところに生えて育つことができるのか、不思議です。
たった1枚の写真から、こんなに多様な視点から、多様な考えが生まれます。創られます。
素敵ですね。
そして、その多様な視点・考えに触れ、また、新たな視点・考えが創造されます。
明日から、学校の「新しい生活様式」による生活が始まります。
オンライン学習の中の「オンライン授業Aタイプ」
来週からの通常登校(登校は通常ですが、生活は「新しい生活様式」)に伴い、
今の形でのオンライン学習の中の「オンライン授業Aタイプ」はいったん終了となります。
↓1年理科
↓2年英語
↓3年数学
4月から(3年生は3月の試行から)試行錯誤の中の、オンライン学習に取り組んできた生徒の皆さんのがんばり、保護者の皆さんのご協力、そして教員の挑戦。
本当にありがとうございました。
「学びを止めない」という願いのみならず、
ずっと言っている「学びを創る」ということもできたかなと思います。
今後とも、よろしくお願いします。
3年生がこのオンライン授業について、創造的な考えを書いていますので、紹介します。
【オンライン生活記録より】
(3年生)
今日で在宅学習期間中のオンライン授業が終了しました。
オンライン授業は、画面注視による視力低下の問題や授業の受け方の問題などがありつつも、1人ひとつの画面が目の前にあることで普段の授業ではできない活動(数学ではジオジェブラなどの自分自身で操作できるツールの使用、全教科では提出した課題や感想の共有が簡単にできること)ができたと感じました。
また、一人一人課題提出があったため、友達が近くにいないからこそ、普段友達に頼っていたことも自分1人で問題解決する機会ができたと思いました。
普段の授業ではできないことがあるからこそ学校再開後もオンライン授業のメリット部分を活かしていけたらいいなと思います。
(3年生)
ついにオンライン授業が終わることになりました。最初は、オンライン授業について前向きな気持ちはあまりなかったのですが、オンラインだからできることなどを知ることができたし、私はやって良かったという気持ちです。
むしろ、オンライン授業も続けて欲しいなと思いました。
そして、オンライン授業を実施していない学校が多いと聞いたので、先生方にもすごく感謝しています。でも、私は午後の授業がない分、怠けてしまうことがあったので、もしまたこういう状況になったら、改善したいと思いました。
休校期間(在宅学習期間)のこういう形でのオンライン授業は終わりますが、
3年生が述べているように、オンライン学習のメリット、オンライン学習だからできること、を「止める」必要はありません。
「オンライン学習を止めない」
また、
「オンライン学習を創る」
ということについて考えていきたいと思います。