附属中活動
いつの間に練習したの? ー3学年、”次”の歌ー
2月27日(月) 講義室から歌声が聞こえてきました。総合文化発表会が終わって間もないのに…、と思いながら耳をすませば、3年生の“次”の歌でした。4つのパートがもうすでに重なり合っていて、「いつの間に練習したの?」とビックリしてしまいました。指揮はORさん、伴奏はNMさん。共に自分から名乗りをあげてくれました。それにしても歌っているときの一生懸命な姿って本当に元気を与えてくれますね。本番も楽しみですが、練習している過程の一生懸命さが大好きです。特に3年生の歌を聞く回数は日に日に少なくなるので、聞こえてきた時を大切にして、練習をのぞきに行きたいと思っています。
学んできたことが、カタチになってゆく。 ー普段の授業、語学研修最終オリからー
2月24日(金) 1年の教室前の廊下に1学年のみなさんが制作したポスターとチラシが掲示してありました。総合文化発表会でも、説明のあった「千曲市の宝」。その魅力が十分すぎるほど伝わるものが完成しましたね。ポスターやチラシを使って、活動がさらに深まりそうですね。 4校時の英語の授業では、ヘッドセットを使って英語で話している場面でした。それはまた真剣に英語で話しているので、録音しているのかなとO先生に尋ねると、「シャドウイング」といって、英文を聴きながら同じように読む練習だと教えていただきました。どおりで聞こえてくる声から真剣さが伝わってくるわけです。「英文を上手に読めるようになりたくて...」と話してくれた生徒もいました。黒板には、「quickのコツ」とか「fluentのコツ」が書かれていて、自分の目指す姿がイメージしやすく、やる気になる仕掛けがいっぱいある授業でした。総合文化発表会明けでしたが、どの教室も普段通りの授業風景、生徒も職員もさすがでした。
2月25日(土) オーストラリア語学研修が近付いてきました。今日は最終オリエンテーション。おうちの方と一緒にお集まりいただきました。細かな説明後、気になっている質問を出して頂きました。不安が少しでも払拭できていれば…と感じました。そして、いよいよホストファミリーが決定。お世話になるご家族の写真を見て、語学研修がぐいっと近付いた気がします。(なぜか私までドキドキしてしまいました…。)生徒のリーダーとなったORさんが、「小学校3年から習ってきた英会話を試すことができる。この機会を大切に頑張りたい」と、素晴らしい決意を発表してくれました。不安が吹き飛ぶくらい、みんなに勇気を与えてくれた一言でした。あと少しです。体調には十分気を付けて今週はすごしてくださいね。
感動という言葉は、この日に使うためにあった!ー最高の総合文化発表会ー
2月22日(水) 総合文化発表会当日。快晴の空の青さと、冠着山をはじめとする山々がかぶったような雪の帽子の白さがきれいな、冬らしい朝を迎えました。凛とした寒さ厳しい空気の中、山頂の雪帽子がどことなくあったかく感じました。その感覚は、この総合文化発表会でも同く、生徒の凛とした部分を、あったかい空気がつつみこんだ素晴らしい一日となりました。
3年生にとって中学の3年間は、思い切り叫ぶことも、思い切り飛び跳ねることも許されなかったつらい日々が多かったと思います。だからこそ、今日ここに、総合文化発表会を開催することができ、何よりよかったと思っています。
本当に見どころ満載の発表会でした。まず、冒頭のO生徒会長の素晴らしいあいさつが皆さんに火を付けてくれました。そして、一人ひとりの探究学習の発表が、実は大切な時間でした。1年かけてやってきた研究のまとめを、自分の言葉で発信している姿はとても輝いていました。これから先、時に自分の探究が行き詰 ることがありますよね。そんな時、仲間や先輩の学び方は大いに参考になります。例えば、どちらの方向に進めればよいのか、広がりをどう作るか、どう深く掘り下げるか…。今日、見合ったり聞き合ったりしたことはきっと役に立つはずです。
午後のステージでは、課題を若い人に焦点を当てて答えを見いだそうとした1学年の発表、実際どうなの?と、データの裏付けを現地取材を通してまとめた2学年の発表、仮説検証型で、様々なデータから絞り込んでいった3年生の発表、聴きごたえのある発表でした。市立長野中や、諏訪清陵附属中の探究学習の動画も送っていただき、視聴することができました。
科学班の発表では、プレゼン力の高さを感じました。1年間の取組の成果ですね。合唱班は、歌う楽しさを伝えてくれました。吹奏楽班は、素敵な演出とともに、練習の成果がわかる演奏を聴かせてくれました。そして、新生徒会による企画は、3年生への感謝を伝える心のこもった、あたたかな時間となりました。
何といっても圧巻だったのは、各学年の合唱。どの学年も素晴らしい歌声でした。「あと一歩だけ前に進もう」…歌声とともに、一歩踏み出す勇気を感じた2年生の合唱。令和5年度は、皆さんの時代。その勇気を大切に頑張ってほしいと願っています。“青い鳥”が青空を力強く羽ばたく様をイメージできた1年生の合唱。青い鳥がしっかりと見えましたよ。今年輝き始めた光を、学年の仲間全員で助け合って、さらに輝きを増そうとする決意の表れを感じました。そして、3年生の歌う姿をしっかりとまぶたの裏に焼き付けようとしましたが、眼だけではなく、耳にもしっかりと残る素敵な合唱でした。最後の全校合唱は…もう言葉は入りませんよね。念願が叶いましたね。本当に最高でした。
今日の生徒の皆さんの姿から、10周年記念式典を終え、これからの10年に向けて力強く前に進み始めていることが本当に良くわかりました。「自分の力を内から外へ。」まさに、これから求められている力ですね。外へ発信するすべは、声でも、字でも、タイピングでも自分ができる方法で良いですよね。中高一貫校ですので、6年間丸ごと自分の夢のために必要なチャレンジができます。そして仲間がいることで、それがさらに加速できることを、今日、皆さんが姿で示してくれました。本当によく頑張りましたね。ありがとうございました。私たち職員は、これからも、みなさんの成長を願ってやみません。応援しています。
受賞の表情は素敵な笑顔。明日も輝きますように。 -短歌・科学の甲子園じジュニア・表彰-
2月21日(火) 第36回全国全国短歌フォーラム学生の部で、2年のISさん、3年のMZさんが秀作賞を頂きました。「夏の夜耳をすませばリンリンと虫の鳴き声もうすぐ秋か」を詠んだISさん。賞状を頂くのは初めてだったようで、すごく喜んでいました。歌も季節の情景が目に浮かびますね。「夏休み宿題しろという父に抱く怒りは見当違い」を詠んだMZさん。この”見当違い”が私は大好きで、MZさんの温かで誠実な心が垣間見れた気がします。おめでとうございました。また、科学の甲子園ジュニア全国大会第3位の賞状が届きました。細かく賞状を用意してくださり、何と一人5枚の賞状プラス副賞を頂きました。改めて、第3位 おめでとうございます。 そして、我らがA先生。人権教育の本校の取組をレポートにまとめ、学校研究助成金を頂きました。おめでとうございます。
最後に、いよいよ明日、総合文化発表会です。放課後、会場のあんずホールでは、先生方が明日に備えて準備をしてくださいました。先生方の気持ちは一つ。明日、生徒の皆さん一人一人が輝きを放つことを願うばかり。多少の失敗なんか気にせず、この機会を楽しんでくださいね。
あと二日。 -総合文化発表会まで-
2月20日(月) 5時間目は、総合文化発表会に向けた全校音楽集会でした。鳩祭実行委員会のSYさんとYMさんが、当日の動きについて説明をし、そのあと歌練習をしました。10周年記念式典のときには全校で歌えなかった「僕のこと」。いよいよ全校で歌うことができる時が来ましたね。探究の発表から、学年合唱、そして全校合唱と、今からソワソワしています。周辺ではインフルエンザも流行ってきていますので、健康状態を万全にして、久しぶりの参集、有観客での「総合文化発表会」を楽しみましょう。あとひと踏ん張り。頑張ろう。