附属中活動
朝のひと場面
1月16日(火)今朝も雪が積もっていましたが、朝早くから高校の野球班の生徒が中学の敷地内の雪かきを行ってくれていました。感謝です。雪かきが終わると、中庭で雪だるまや滑り台つくりが始まりました。先生方も加わって雪あそびを楽しんでいましたが、朝のホームルームの時間にはパッと切り替え通常の1日が始まりました。ホームルームでは、安全委員会による安全強化期間の1日目としてグループで「携帯電話の所持について」「電車でのマナーについて」現状を振り返り、良い点と課題を考えました。「通学カバンを足元に置く人が増えてきた」「まだ大きな話声が聞こえる」などたくさんの意見が出ました。明日は課題改善のための方策を皆で考えます。
動画編集も自分たちで
1月15日(月)今朝は夜に降った雪が校舎周辺に積もっていました。水を含んだ重い雪でしたが、登校してきた生徒が「手伝います」と次々と雪かきをしてくれたお陰で、昼にはアスファルトが見えるようになりました。中庭にはいつの間にか雪だるまが2つできていました。
3年生がリードする生徒会もわずかとなりました。情報発信委員会では3年生が動画編集の方法を1、2年生に教えていました。今日は、全校から寄せられた「休みの日にだらだらしてしまい勉強ができない」という悩みに対する回答動画を制作していました。気になる回答は「目を閉じて、頭の上に球体を乗せるようなイメージで意識を集中させるとやる気スイッチが入る」そうです。今度試してみたいと思います。
1年間の学習の成果
1月12日(金)1学年の社会科「日本の諸地域〜近畿地方〜」の様子を紹介します。これまでに、人口減少について「激減」している奈良県東吉野村と「微減」している兵庫県三田市を調べ、それぞれの自治体でどのような対策が実施されているか比較したり、ニュータウン建設の理由や現在の課題への対策を考えたりしてきました。 本時は、事前に「過密化」「過疎化」の地域の課題と取組を分担して調べてきたものを共有し、お互いの地域で関わって課題を解決していく方法を考え、なぜ都市や農村の姿が変化してきたかまとめました。以下は生徒のまとめと振り返りです。
「過密化の地域と過疎化の地域のつながりをもたせることで、それぞれの問題を解決させることができると考えました。例えば、私達のグループでは「過密化の地域が過疎化で空き家になった家を買い取る」「若い人々を林業や農業に呼び込むためにICT技術を活用したり移住者向けの保証を手厚くしたりする」などの意見が出ました。この2つの意見の共通点は「過疎地域と過密地域の連携を強化し、どちらにも人やお金がいきわたるようにする」ということだと考えます。これまでの学習で、過密地域は人が増えすぎて騒音や公害など人が住みにくい環境になり、過疎地域は人が減少しすぎて山村が荒れるなど人が住みにくい環境になったということがわかりました。それぞれ人が多すぎても少なすぎても生活が大変になるのでこの問題は解決が難しいのかなと考えました。過疎地域には120%人の需要があるので、過密地域から人がたくさん移ってくれるように補助金を国や地域が出すなど、このような場面で自治体の補助が出れば良いのではないかと思いました。」
根拠のある発言、活発な意見の共有、各自の充実したスライド資料、様々な場面でこれまでの成長を感じました。
文章を書くコツは?
1月11日(木)Kさん、Mさん、Iさんが長野県読書感想文コンクール、Tさんが新春俳句コンクールに入賞しました。どのようなことを意識して文を書いたのか聞いてみると「テーマが、社会科で学習したことと重なっていたので、授業で学んだことを踏まえて書いた」「自分自身の経験と重ねて書いた」「本を読みながら感じたこと、考えたことをメモした」など「文章を書くのは苦手」と困っている人たちが参考になりそうなお話でした。俳句を書くコツは、思いついたことを書く!だそうです。
友だちとは
1月10日(水)附属中の道徳の授業は担任以外の学年の先生も行っています。1年生の道徳では、H先生がフランスの画家ミレーとルソーについて書かれた「いちばん高い値段の絵」を題材とし「友だちとはどんな存在か」について考えました。ルソーはお金がなくて困っているミレーに「人に頼まれた」と言って高額でミレーの絵を買い、自分の家の部屋に飾っていました。ある日、病気になったルソーを見舞いに行ったミレーは自分の絵がルソーの部屋に飾られているのを見つけます・・・。生徒は「ルソーはミレーを評価して、高額で買ったんだと思う」「ミレーに自信をつけてもらいたかったのでは」と考え、友だちというのは「お互いを思いやれる。頼れる存在」「見返りを求めずに助け合える」「ありのままの自分を見せられる」などと意見を述べていました。中・高の6年間でそんな友だち関係を築いていって欲しいです。