附属中活動
生徒が先生
7月7日(金)数学と英語は2クラスを3コースに分け、少人数で授業を行っています。3年生の数学の授業をのぞくと、生徒が先生役になり「円の接線」について説明をしていました。その後の証明の問題では、一人で黙々と考えたり、近くの友達と分かったことを説明しあったりして学習をしていました。生徒たち自らで授業をつくり、どんどん理解を深め、自信をつけて欲しいです。
高校での探究学習へとつながる分析・まとめ
7月6日(木)2年生が科学リテラシーの時間に各自の探究学習をスライドにまとめていました。テーマ設定の理由から、仮説、検証、考察、新たな課題・・・とクラウドで共有している友達のスライドも参考にしながら、どんどん進めていました。中には「ウェブ動画の構図を参考にした」と文字やイラストの配置を工夫している生徒もいました。1年生は、度数分布表やヒストグラムなどデータ分析の基礎を学習していました。「難しい」「頭がパンクしそうだ」と言いながら頑張っていました。信頼度の高い調査結果とするためにも必要な基礎知識。1年後にはきっとスイスイとできるようになっているはず。
大学の先生に教わりました
7月5日(水)屋代高校のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環として、茨城大学教育学部の小口教授をお招きし、1年生が統計的探究を行う際のポイントやデータの収集の仕方を学びました。附属中は統計グラフコンクール入選の常連校で、過去の入選作品を見ながら、その作品の良さや作成の際のポイントを教わりました。生徒たちは「テーマを考えるのがが難しいな」「PCでグラフを作成してみたいな」と自身の探究活動へと気持ちを向けていました。どんな作品ができるのか楽しみです。
清掃係の高校生の姿から
7月3日(月)鳩祭期間中の裏事情を書きたいと思います。3日間、大勢の来校者がありましたが、校舎が比較的きれいに保たれていました。ご来校の皆様のお気遣いもあったかと思いますが、裏で頑張っていた高校生たちがいます。1日目のハト1(ワン)グランプリに行く途中、たくさんのゴミ箱を並べて用意していた清掃係の高校生。声をかけると「校舎をきれいに保てるよう、頑張ります!」とガッツポーズ。昨日の後夜祭の裏でもゴミ捨て場の前で作業をしていました。そして、今朝も朝早くに登校し、見回りをしている姿を見かけました。高校生から受ける刺激はたくさんありますが、このように責任をもって仕事をやり遂げる姿勢も引き継いでいって欲しいと思います。
鳩祭3日目も大盛況でした
7月2日(日)鳩祭3日目も盛り上がりました。体育館では吹奏楽班、合唱班、ギターマンドリン班の皆さんが日頃の練習の成果を発表してくれました。様々な年齢層のお客さんに合わせた曲、今年の鳩祭のテーマ:GALAXYにちなんだ曲で、みんな手を叩いたり、体を動かしたりして楽しみました。校舎の中では、演劇班の発表も行われました。普段とは違う声色や表情の生徒の演技に感心し、ストーリーに吸い込まれました。その他、様々な文化班の発表が行われ、まさに本校の校是の通り、「文武両道」で頑張る生徒たちの姿が見られた3日間でした。
心ひとつに響く歌声
7月1日(土)鳩祭2日目の今日は音楽会がありました。一般の方にも聴いていただける形の音楽会は4年ぶりです。生徒たちは、6月26日(月)のプレ発表会からさらに強弱もはっきり、曲想も考えながらの歌声を披露してくれました。緊張もしていたと思いますが、各クラスの指揮者が、歌う前ニコッと笑顔をつくったり、目や頷きで「大丈夫」と合図をしたりしながら、緊張をほぐす姿がありました。伴奏者もピアノで歌声を引っ張ってくれました。各クラスならではの素敵な一曲となりました。
鳩祭1日目を満喫!
6月30日(金)いよいよ鳩祭が始まりました。ハト1(ワン)グランプリ(ミニ運動会)では、3人4脚や風船割、借り物競争などで、中高全クラスが競いました。(中には、グループ1位となったクラスもありました!)続く全校企画は各クラス代表者15名による「水鉄砲対決です」。雨合羽やサングラスなど、万全な準備で、高校生の身につけている「的」をめがけて水をかけ続けました。中高合同活動を通して、高校生から受ける刺激も多いです。前夜祭では高校生のダンスを見ました。生徒たちは「かっこよかった」「すごくたのしかった」「もっと長く見たい」と初日を満喫したようでした。それにしても、皆ダンスが上手!
最後の追い込みがすごいんです
6月29日(木)明日はいよいよ生徒たちが待ちに待った鳩祭です。各教室では、学級展示の仕上げをしていました。力作ぞろいなので、15:00現在、まだ準備中ですが、本校に何年もお勤めのA先生によると「みんな最後の追い込みがすごいんです」とのこと。学級展示の準備の合間に合唱練習も行い、歌にも磨きがかかりました。明日からの3日間が楽しみです。
科学の不思議
6月28日(水)本校の授業の特徴のひとつに、中学3年生の理科の授業の分野別指導があります。3年生では、理科の授業をα(物理・化学)とβ(生物・地学)の授業に分け、βは高校の先生が指導をしています。今日は、遺伝子についての学習で、エンドウ豆の形と色がどうなるかについて考えました。生徒たちは次にできるエンドウ豆は「緑じゃないか」「黄色じゃないか」と予想しながら学習を進めていました(中には、授業が終わった後も、先生と議論をしている生徒もいました)。2年生の授業では、化学変化が起こる前後の質量について調べていました。Aさんが「ペットボトルの蓋を開けたら二酸化炭素が出て軽くなるのではないか」と予想し、やってみるとシューッと二酸化炭素が抜け、確かに軽くなりました。科学の知識があると私たちの身の回りの現象に対する見方も変わりますね。
来てくださる方を喜ばせたい!~細部までこだわります~
6月27日(火)3日後に迫った鳩祭準備の様子です。例年、学級制作では質が高いものが出来上がっているように感じますが、今年も準備の様子を見ていると期待してしまいます。器用に小さなものを制作したり、大きなものはきちんと設計し、計画的に制作したりしています。そんな活動を支えている1つは、授業でした。本日、1年生の技術・家庭科の授業では「本棚」制作に取り組んでいました。見事な設計図が描けていて、思わず「見せて見せて」とたくさんの生徒の設計図を見せてもらいました。また、実際に木材を扱う時の真剣さも素敵でした。技術・家庭科の1ミリにこだわる学びが鳩祭準備にもつながっていると実感しました。いよいよ鳩祭まで3日となりました。多くの方のご来校をお待ちしています。