活動報告

活動

理数科展

8月3日(月)に開催された鳩祭(文化祭)において、1,2年理数科グループによる「理数科展」を実施しました。本来であれば、7月に開催されるはずだった鳩祭での一般公開で実施するものでしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、今回その代わりに1日限定で開催することになった鳩祭において実施することになりました。短い準備期間でしたが、興味関心を持ってもらえるように、様々な工夫をした演出や実験を行い、理数科生らしい発表となりました。
  実験タイトル
   1.身近なものをひからせよう
   2.初めての科学実験
   3.不思議なティッシュ
   4.蛍光ペンのインク混ぜ混ぜ大作戦
   5.Colorful water
   6.ドライアイスとしゃぼん玉
   7.黄リンの燃焼

  


星の教室 in 屋代

7月28日・29日の2日間をかけて、「星の教室 in 屋代」を実施しました。毎年2年理数科を対象に実施しているもので、「ミニ課題研究」という位置づけで、データの処理方法や考察の仕方など、現在取り組んでいる課題研究に必要不可欠なスキルを習得することを目的としています。本来であれば、木曽にあります東京大学木曽観測所に滞在して実施するものですが、今年は新型コロナウイルス対策により木曽観測所での実習ができないため、同じプログラムを本校で実施することとなったものです。初めての試みで、うまく実施できるか心配されましたが、講師の先生方やTAの学生さんのおかげで無事に2日間のプログラムを実施することができました。
  講師 東京大学 木曽観測所 助教  高橋英則 氏  
                研究員 近藤荘平 氏  
                研究員 森由貴 氏
1日目
   ① 実習1「視角をつかって距離を測る」

   ② 実習2「銀河までの距離を測る」
   ③ 実習3「宇宙の年齢を求める」
2日目
   ④ グループ発表
     ・A4の紙に手書きでスライドを作製し、提示装置を用いてスクリーンに
      投影しプレゼンテーションを行う。(各班質疑応答含めて10分程度)

自分たちの頭で考えていくことの大切さ・重要さに気づいた生徒が多かったようです。

 

 

 

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SSH 数学統計講座

7月16日(木)に、1年理数科対象の「数学統計講座」を実施しました。茨城大学から小口祐一先生をお招きし、「ビックデータを活用した新しい知の創造」と題して、様々なコンクールの紹介やデータの収集方法、PPDACサイクルについてなど、今後必要となるデータサイエンスに関連する講義をたくさんしていただきました。実際に「e-Stat」を利用して、その活用法を教えていただいたり、統計データ分析コンペディションの論文を紹介していただいたり、多くのことを学ぶことができました。

 

 

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日本地球惑星科学連合(JpGU)

今年も、「日本地球惑星科学連合2020年大会高校生セッション」に、3年生が参加しました。本来は5月24日(日)に幕張メッセ国際会議場において実施される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、7月12日(日)に延期になり、さらにオンラインによる参加となりました。(ポスター発表はiPoster、45秒スピーチはzoomでの開催)
iPosterの準備は初めてだったので、多少手こずりましたが、口頭発表用のスライドを利用できたので、逆に作業時間は短くてすみました。
45秒スピーチでの研究紹介では分かりやすく簡潔に研究内容を発表し、ポスター発表コアタイムでは、多くの研究者からメールによる問い合わせがあり、積極的な議論を行いました。

ポスター発表
「台風のデータから未来の台風を予測しよう」  「優秀ポスター賞」受賞       
      小林惇志(3-7)
「地震計記録のデジタル化プロジェクト」
      田口晃 千原鋭思 宮澤克彰 八代昌樹 山田有純(以上3-7)

  
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グローバルサイエンス連携講座

7月8日(水)に、3年理数科対象のグローバルサイエンス連携講座を実施しました。信州大学工学教授のデービッド・アサノ先生をお招きし、高校数学で用いる数式や関数を、英語ではどのように言い表すのか、口頭英語による計算問題演習を中心に講義をしていただきました。
 主な内容
   1 Reading Numbers       桁数の大きな数字、小数、分数
   2 Basic Functions        加減乗除
        3 Roots / Powers         ルート、累乗
   4 Exponents / Logarithms  指数、対数   他
生徒の反応は良好で、ふだん慣れ親しんでいる高校数学の基本を英語で学び直すことに新鮮な興味関心を抱いたようでした。
 

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アカデミックサイエンス化学 連携講座

6月30日(火)に、2年理数科対象の「アカデミックサイエンス化学連携講座」を実施しました。講師に信州大学名誉教授の東原秀和先生をお招きし、「最近の電池、革新的次世代電池」というテーマで2時間講義をしていただきました。2年の理数化学で電池については学習したばかりで、基本原理を理解したうえで、実社会においてどのように利用され、今後どのように発展していくかなど、非常に興味深い話をお聞きすることができました。中学生にも講義をしていただき、積極的に質問も出されました。

高校生の様子
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学生の様子
 

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一人一研究ガイダンス

 6月24日(水)に、「一人一研究ガイダンス」を実施しました。講師に、信州大学教育学部教授の伊藤冬樹先生をお招きし、ご自身の研究内容も含めて、探究活動を進めるうえでの大切な事についてお話いただきました。
 多くの事象の中からよりよく課題を発見する方法や、研究とは「解答できる問題に取り組むこと」など、探究活動におけるヒントを与えていただきました。最後に、「面白い研究をしましょう」と激励していただきました。
  

北陸新幹線サミット

 6月13日(土)に、今年度WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)の拠点校として指定された上田高校(昨年度までSGHの指定校)主催の「北陸新幹線サミット」が開催され、本校から3年生の山本愛佳さんと宮島大さんの2名が参加しました。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、オンラインによる開催となり、初めての試みでスムーズに進行されるか心配されましたが、大きなトラブルもなく、発表内容も分かりやすく、参加した多くの生徒から意見やアドバイスが出され活発な交流会となりました。
 3つの分科会に分かれプレゼンやディスカッションを行い、二人は「地域の課題から地域創生を提言」グループに参加しました。参加した二人は、本校の「課題探究」の取り組みで、母子家庭への支援対策として「ながの子育て家庭優待パスポート」の充実を提案し、千曲市議会や県議会で採択された実績があります。今回のサミットでは発表できませんでしたが、今後の活動のヒントを得たようです。

 

詳しくは、ハトニワ  arkhe をご覧下さい。
ハトニワ     arkhe154.pdf

科学地理オリンピック 銀賞

 昨年の12月14日に第14回科学地理オリンピック日本選手権一次選抜大会に、現3年生理数科の田口晃君が出場し、その後2月16日の二次選抜大会に進み、見事「銀メダル」を獲得しました。
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SSHサイエンスフォーラム

2月5日(水)に、「第34回SSHサイエンスフォーラム」が開催されました。今年は地元のあんずホールが使用できなかったため、上田のサントミューゼを会場にして実施されました。
講師に、東京大学から、大学院情報学環/生産技術研究所教授の大島まり先生をお招きし、「医工連携で切り拓く予測医療」というテーマでご講演いただきました。大島先生は医療を工学という分野からアプローチして研究をされ、血液の流れを手術前後でシミュレーションして治療に活かすなど、臨床診断に適用可能な数値解析システムの確立・構築を目的とした研究をされています。講演の中で、実際に患者さんのシミュレーション映像を見せていただき、最先端の科学技術に触れることができました。また、大島先生は、人気ドラマ「ガリレオ」の監修をされ、トレードマークとなった物理学者・湯川先生が書く数式は大島先生が考えていたようで、すべて正しい数式だそうです。
 また、講演の前に海外研修に参加した生徒の報告会も実施されました。

 

 


詳しくは、ハトニワをご覧ください。

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