附属中活動

言葉を覚えるだけではわからない

7月21日(金)3学年平和学習の様子を紹介します。3学年は、夏休み前に、これまでの「歴史」「公民」の学習を活かして「平和学習」をしています。先週から、自分たちと同じ年頃で海を渡った「満蒙開拓青少年義勇軍」に焦点をあてて追究してきました。そこで、本時は地域講師の方をお招きして、「埴科郡・更級郡と満蒙開拓」をテーマにお話をお聞きしました。(以下、生徒のふり返りです)

「講師の方のお話は本当に今までの自分の中の常識というものが覆ることばかりで、なんでこんな重要なことを私は知らなかったのだろうと思いました。授業でも学習してきたのですが、いかに自分が浅はかな考えで取り組んでいたのかが痛いほどわかりました。戦争という自分が生きていなかった時代に、どんなことが起こっていたのか。それを少しでも多く知ることが、自分の家族を知ることに繋がり、これからの自分の価値観や生き方につながると思いました。」

「私は、これまで授業で「満州に渡って」というテーマで満蒙開拓青少年義勇軍について学習してきました。主に、義勇軍として行った人はどのような気持ちだったのかや、満州での生活などを調べてきました。教科書の情報だけでは足りず、Chromebookでも調べました。ただ、それだけでは実際の気持ちなどは分からず、「満州に行く前は地主になれると思っていた。しかし、実際の生活は苦しかった。だからショックが大きかっただろう」のような自分の考えで終わっていました。今日お話をお聞きし、「満州に渡った人ばかりがつらいことになっていた」などの私が思っていたことは違ったことがわかりました。改めて私は、教科書に載っている言葉をただ覚えるだけでなくその歴史なども一緒に学ぶことが大切だと思いました。」

来年高校1年生では松代大本営へ見学に行きます。これからも学びは続きます。

   

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いつも通り頑張っています

7月20日(木)学校評議員の皆さんによる中高の授業参観がありました。中学校では、英語と社会科の授業を見ていただきました。英語では「将来自分が何をしたいか」についてスピーチをしました。「ディズニーランドに行きたい」「ラスベガスに行きたい」「犬を飼いたい」など自分自身のことについて英語で語り、友だちの新たな一面を知ることもできました。授業を参観された学校評議員の方も「皆熱心に授業を受けている」と感心されていました。夏休みも目前ですが、いつもと変わらず、落ち着いて学習に取り組んでいます。

 

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自分がアリだと思っても・・・

7月19日(水)2年生がSNSの使い方について考えました。「夜8時にメッセージを送るのはアリかナシか」「夜9時はアリ?ナシ?」「夜10時は?」についてのアンケートでは、それぞれ、3.8%、15.4%、36.7%の生徒がメッセージを送るのは「ナシ」と考えていました。授業後、生徒からは「ほとんどの人がその時間にメッセージを送るのがアリだと考えても、相手がナシだと考えていれば、迷惑行為だと思うので、メッセージを送る時は、内容と時間をしっかり考えて送りたい」「インターネットは相手の顔が見えないから普段のコミュニケーションよりとっても怖い。これから、夏休み入るが注意してやっていきたい。」という感想がでました。SNSは便利ですが、自分にとっても相手にとっても気持ちよく、安全に使えるよう、正しい使い手としてのスキルを高めていきたいです。

 

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中庭の花が大きくなってきました

7月18日(火)日増しに暑さが増してきました。生徒が6月に植えてくれた中庭のマリーゴールドや日日草の花もだいぶ大きくなってきました。この時期悩まされるのが「草」です。雨と日の光により、花も伸びますが草も伸びる・・・。しかし、そこは生徒が毎日草取りをしてくれています。小さな草も丁寧にとってくれ、今日もきれいな花壇です。感謝。

  

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クリティカルシンキング

7月14日(金)1年生の社会の時間、「2050年のオーストラリアの貿易相手国はどのように変化するか」について発表、その考えに対する批評をしていました。生徒は、「距離」「人口」「治安」「必要品」「主食」などから、オーストラリアがどの国と貿易をするとよいのかを分析し、「肉類の輸入が多い日本は、肉類の輸出が多いオーストラリアとWin-Winの関係を築ける。近距離なので安価で貿易ができる。」「日本は、今後も貿易相手国に含まれるが、人口減、少子高齢化が影響し、その割合は減ると思う。」などお互いの考えをぶつけ合いました。ものごとを多面的多角的に考える力はこれから益々必要になります。「批判されるのは悲しかったけど、お陰で見直すことができた」と生徒も手ごたえを感じていたようでした。

  

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