附属中活動
統計グラフコンクール表彰式に行ってきました
11月27日(月)長野県統計グラフコンクール長野県知事賞にTさん、長野県議会議長賞にTさん、TSB賞にUさんが入賞し、先週金曜日、ホテル国際21で行われた表彰式に参加しました。3人は「どのグラフを使って表したらよりわかり易いか考えた」「内容が理解し易いレイアウトになるよう工夫した」「様々な視点からの分析を意識した」そうです。作品からも、時間をかけて丁寧に調べ、まとめたことが伝わってきました。また、コンクールに貢献した学校に授与される、学校賞の優秀校にも選ばれました。担当のH先生も「どの作品も各自の興味関心のある事柄についてアンケートなど工夫したものばかりだった」と嬉しそうに話してくださいました。みんなの努力の結果の「学校賞 優秀校」です。
テストにはでない でも、人間として大事な勉強
11月22日(水)全校人権教育では、飯島春光先生から「子どもと戦争」についてお話をお聞きしました。世界に目を向ければ、今この瞬間も、罪のない子どもの命がどんどん奪われている戦争。生徒は飯島先生のお話の中で「戦争は最悪の人権侵害、最悪の環境破壊」「戦場だけでなく、残された人もまた戦争」「勝ち戦だって人を殺している」「テストにはでない。でも、人間として大事な勉強。」といった言葉が心に響いたようです。具体例やデータ、資料を基にしたリアルなお話は考えさせられることばかりでした。生徒の振り返りを見ると「戦争は、偏った考えを力で押し付けるようなことで、本当にあってはいけないことだと思った。日常生活の中での小さなすれ違いや意見の食い違いの中でも、話し合い、ということはとても大事なように感じた。また、相手の立場に立って、互いへの敬愛や思いやりの精神を持って暮らしていこうと思った。」と、自身の生活と重ねながら考えを深めた生徒もいたようです。
子どもの権利条約~育つ権利や表現の自由は同じはずだ~
11月21日(火)明日は全校人権学習の日です。今年度は「子ども」をテーマに学習を進めています。今日は「子どもの権利条約」について学習しました。まず、自分たち「子ども」にはどのような権利が保障されているのか、子どもの権利条約を1つずつカードにしてグループ分けをしました。次に、いくつかの事例から、どのような権利が守られていないか考えたり、実際に権利が守られていない事実を調べたりしました。以下、生徒のふり返りです。「みんな生きている権利を持っている同じ人間なのだから、育つ権利や表現の自由は同じはずだと思いました。生まれた地域、家柄、場所が違うだけで制限されてしまうのは絶対におかしいし、間違っていると思いました。なのでしっかり世界中全員が満足して生活できるようになって欲しいと思います。」「子どもの権利条約が守られるためにはどのようなことが必要で、私達は大きな活動はできないけれど集まれば大きな活動ができるから、どんな事ができるのか知ってみたいと思いました。そして、思っているよりも身近に守られていないものがあったのでできることからやっていきたいと思いました。」明日の全校人権学習の日や今後も続いていく人権学習の中で、さらに考えを深めていきます。
相手に伝わる翻訳
11月20日(月)オンライン授業の1つに、千曲市内の石碑に書かれている漢詩を現代語訳をするという課題がありました。生徒たちは、石碑の横に刻まれた英訳も頼りに現代語訳をしていきましたが「流星光底に長蛇を逸す」ということわざを現代語訳するのに苦労をしていました。英訳がthe heavy snakeを使い「無念にも大きな蛇を逃してしまった」と直訳されていたためです。そこで、今度は、このことわざを外国の人にも意味が伝わるような英語にするという課題がでました。すると‘I missed a big chance.’や‘I swung my shining sword down. However, I lost my great enemy.’など工夫した英訳がでてきました。翻訳機は便利ですが、時代背景や場面を踏まえた英訳ができるのはやはり人ですね。
「知りたい!」を追究する
11月17日(金)3年生が卒業研究を進めていました。一人一人が興味をもったり、調べたいことについてとことん追究する、中学校のまとめの研究です。曲づくりをしている生徒や、オリジナル自転車・シャープペンシル・椅子とこだわりのものづくりをしている生徒、自身の足のケガの経験から「将来、高校や大学で長くプレーするために、ケガをしない方法を追究している」という生徒や「小麦アレルギーの人も食べられる新しいパンを開発している」という生徒などテーマも様々です。中学での探究活動を通して、生徒は課題追究の方法やまとめ方などを学び、それが高校でのSSHにつながります。2月の発表が今から楽しみです。