附属中活動

教育実習生にインタビュー

 5月16日から高校・附属中に教育実習生が来ています。中学3学年では、「実習生にインタビュー」と題して、各グループに実習生一人が入り、中3生が様々な質問をし実習生がそれに答えるという形式でインタビュー活動を行いました。

生徒からは
  • 志望大学を決めたのはいつくらいですか?
  • 大学にはどんな授業がありますか?・なぜその学科を選んだんですか?
  • 中学生や高校生の頃はどのくらい勉強していましたか?
  • なぜ教師を目指そうと思ったのですか?
  • 勉強と部活の両立はどのようにしていましたか?
  • 高校時代の一番の思い出は?
  • コミュニケーション力をつけるには?
  • 中学や高校時代にやっておいてよかったことは?

などの質問がありました。実習生もそれに対して、今思っていることを中学生にわかりやすく丁寧に話してくれました。
 今回の活動で、
  • どの実習生も夢をもっていたので、夢をもってやっていきたい。
  • 勉強と部活の両立をしていくために、両方とも楽しんでやっていくこと必要だと分かった。
  • 生きていく上では幅広い知識も大事だが、それに加えて何か一つはだれにも負けないという武器になるものが必要だと分かった。
  • 何事にも目標をもって取り組んでいくことが大切だと分かった。
などの感想が聞かれました
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科学リテラシー(2年)

2学年の科学リテラシーでは、1学年時の能登臨海実習での探究活動の経験を生かし、今年度は学校の所在地である千曲市での探究活動が始まりました。自分の住んでいる市町村と屋代高校附属中学校がある千曲市との予算を比較し、千曲市政への自らの主張をわかりやすく相手に伝える道具として、Excelを用います。グラフや表を用いて、根拠を明確にして主張することで、仲間内だけでなく、外部へ発信する際にも活用できると考えています。また、2学年では毎年姨捨での棚田実習を行っています。千曲市を”第二の故郷”としての活動が始まりました。
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中1 初めての授業参観

4/26(火)に、1年生の授業参観がありました。A組は数学、B組は英語の授業でした。

 数学は、3✕3マスの「魔方陣」を用いて、空所に数字を埋めるだけでなく、「空所が増えても問題は解けるか」「制限事項を変えても魔方陣は成立するか」ということを考えながら、魔方陣の原理そのものを追究していく内容でした。これは、「問題の解答だけでなく、『そうなるのはなぜか』という数的な原理を考える」ことを大切にしている本校数学科の学習の一つです。

 英語では、「this」「that」や「a」「an」などの基本的な語の使い分けを、日本語での説明なしで、AETの例示などから類推し、実際に自分たちで会話に使っていく中で身につけていくという内容でした。ここでも、本校英語科がねらう「聴く・話す・書く・読む機会を増やし、コミュニケーションの場で実際に使える英語力をつける」といった考えが実践されています。
 どちらの授業でも、たくさんの保護者の方が見守る緊張感の中、グループや保護者の方と一緒に学ぶ和気藹々とした雰囲気が見られました。
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班案内&班「見学ツアー

 附属中では、新年度の班活動がスタートし、1年生の班見学が始まっています。
 そのために、各班では班の紹介や見学中の活動の内容をポスターにして掲示しています。班ごとにデザインや挿絵など、工夫を凝らしたポスターができあがっています。
 また、自分たちの経験から、今年度は活動場所がわからない1年生のために、3年生が1年生を案内して活動場所に連れて行く「班見学ツアー」も行っています。
 1年生はこのような班見学、仮入班を経て、5月の正式入班を迎えます。
班紹介ポスター
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中1地域探索

 4/8(金)に、中学1年生が学校の近くにある県立歴史館と森将軍塚古墳へ、地域探索に出かけました。
 歴史館では、展示室だけでなく、バックヤードや保管庫なども見学させていただきました。多くの生徒が小学校時代にも訪れたことがありますが、その時とはひと味違って「研究」という視点で解説や説明をしていただきました。生徒たちは、「自分の意見や考えを述べるための調査・下準備」の大切さや、「文系・理系と区切らない幅広い学びや興味関心」の必要性を感じ取ったことと思います。
 その後は、森将軍塚古墳に登ったり、弁当を食べたりして楽しみました。入学してからまだ日も浅く、名前もしっかり覚えていない仲間でしたが、お互いに楽しく話したり、誘い合って弁当を食べたりする和やかな雰囲気があふれました。

歴史館

歴史館2

昼食の様子
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長野ろう学校との交流会

 長野ろう学校高等部生徒との交流会「レモンデイズ」を行いました。
  長野ろう学校高等部の生徒から、聴覚障がいやろう学校の設備や生活についての説明を聞き、その後は手話などを用いてグループ活動を行いました。高等部生徒の笑顔や語りかけ、頑張れといったジェスチャーなどに支えられ、本校生徒が身を乗り出すように引きつけられていきました。このような機会をいただけたことに本当に感謝しています。以下は生徒の感想です。

 手話はジェスチャーの発展したもののような感じなので、結構分かってもらえることが多かった。ただし、覚えるとなると言葉と違って50音だけでは表せないので、1つ1つの単語を覚えるのは大変そうだと感じた。また、抽象的なことがらはかなり難しそうだと感じた。ジェスチャーでも表しにくかったです。




 私は最初から自分が何か言わなければいけない時、どう伝えようということについて真剣に悩んでいました。しかし、ゲームや交流をしていくうちに「伝えよう」や「感じ取ろう」という意思があれば伝わるんだなぁと実感しました。最後の方ではどんどん話しかけられるようになりました。




 言葉を、顔をこんなにまっすぐに見て一生懸命伝えようとしたのは初めてでした。この手話で大切なのは「伝えようとする気持ち」と言っていましたが、その通りでした。この交流でろう学校の人たちと仲良くなって、「聴こえない」ことについて知れたし、同じクラスの人ともちょっと仲良くなった気がしました。それぞれのグループで教えてもらったことを伝え合ったときには、なんともいえない楽しさというか、新鮮さというか、風が吹くようななんだか不思議な気持ちになりました。
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総合文化発表会

「1学年」 
 1学年では、「能登臨海実習」を通して行った調査・探求活動での学びを発信しました。時間的な制限から、インナーコリドーを使っての発表となりました。各グループごとにブースが設け、見ていただく方の座席も用意し、「調査探求活動」で使用したフリップを掲示しました。プレゼンテーションの力・発信する力の大切さとともに、伝えたいという思いの大切さ、雰囲気作りなど、体験を通して学ぶことも多かったと思います。
 ステージでの代表者の発表では、能登臨海実習を通して、1年生が、何を追究し、何を感じ、何を考えたのか、これまで学年で大切にしてきた「提言性」を意識することができました。
 学年全体としては学年合唱「果てない空」の発表を行いました。鳩祭では学級合唱に取り組んだことから、そこから一歩進め、また、学年目標「切磋琢磨」の達成に向け、今回は学年合唱に取り組むこととし、係を中心に曲選考・歌練習を進めてきました。「先生方を感動させたい」という思いもあり、みんなで精一杯、そして、笑顔で楽しんで歌うことができました。
 1日を通して、やりきったという思いとともに、2・3年生の努力と技能の高さに圧倒された総合文化発表会。1年後、2年後の自分たちの姿に思いをはせる人も多かった1学年でした。

「2学年」
 2年生は、今年度の学年行事や総合的な学習で実施した職場体験学習・棚田体験学習について発表しました。今年度は2回目の経験なので、単なる「原稿読み」ではなく、見る人・聴く人たちに自分たちの思いが伝わり、楽しんでいただけるよう、それぞれのグループで工夫して練習してきました。


  イングリッシュキャンプの二日間で、自分たちで考え作り出した国紹介を、ジェスチャをつけながら発表しました。
 






 職場体験で、自分で感じたり学んだりしたことを職種ごとにまとめました。





 


 棚田体験では、田植えと稲刈りの様子を実演で紹介しました。植えた苗や稲穂が、ステージ上でも立つように工夫したりして演じました。






 学年合唱の曲は「手紙」です。自分たちへ、そして聴く方たちに自分たちの思いを伝えられるよう、曲想をつけた豊かなハーモニーを響かせました。




「3学年」

 学年合唱「 遥か 」 
 朝・放課後にパート練習を行い、LHRで全体で合わせました。音楽係を中心に、歌い終わった後に、生徒同士で意見の交換をして、お互いで指導し合いました。まさしく、自分たちで作り上げた合唱です。声の大きさや強弱、盛り上げる場所やはっきりと言葉に出す場所等細部にわたって生徒たちで言い合いました。さらにすごいのは、仲間の意見を返事をして聞き入れ、次に歌うときにはそれができているということです。さすが2期生!すばらしい3年生!です。

「体育発表」
「1年ダンス」
 

1年生は、最初に規定のダンスを覚え、踊り、次にフォーメイションを変えて踊りました。そして最後は、「Ⅿickey」の曲に合わせて、オリジナルダンスを創りました。A・B組とも投票によって決まった代表の班です。両班とも元気があり、歌詞にわせた工夫がなされています。当日は、会場も盛り上がりました。



「2年ダブルダッチ」
 初めてやったダブルダッチ。
 最初は入ることさえできなかったことが、練習をするたびに入って何回か飛ぶことができ、出れるようになった。そして、飛びながら技ができるようになりました。当日は緊張して、失敗した場面もあったが、みんなに見てもらってうれしかったです。



「2年ダンス」 
 今年は自分たちでやりたいダンスをやりました。
 ももいろクローバーℤのコピーですが、所々にオリジナルダンスを混ぜて、附属中ももいろクローバーℤになりました。かわいい5人のダンスに、会場から声援も多く、盛り上がりました。




「3年ダブルダッチ」
 ダブルダッチをやり始めて2年目。
 今年は、難しい技に挑戦し、失敗しないように体育の授業以外でも練習をしました。見ている人から「わー」という声が聴きたくて、体中にあざを作りながら頑張りました。当日は少し失敗してしまったが、成功すると会場から「すごい!!」の声が聞こえてきたことが感激でした。


「3年ダンス」
 かっこいいダンスを目指し、単元が始まる前からこの発表会に出ることを目標に頑張りました。
 当日は、7人全員の息も合って、揃うところは揃って、個人のダンスは個性を発揮したダンスを披露しました。会場からは「かっこいい」の声と拍手で盛り上がりました。さすが3年生!!


「英語発表」

 英語科では、1年を通じて行った活動の中から、特に自己表現にあたる活動について発表しました。

 1学年は「日本と他の国の相違点」というテーマで、代表8名が英語でスピーチしてくれました。各自がスピーチを作っていく中で、グローバルな視点を育成する良い機会になりました。




 2学年では、授業で制作したテレビコマーシャルを上映しました。脚本作り、撮影、編集などの全ての工程を生徒だけで進めた力作です。もちろんセリフは全て英語です。大変個性的な作品に仕上がり、会場に笑いも起こりました。時間の都合でステージにて発表できなかった作品は、開場前に入口ホールにて上映し、多くの皆さんに視ていただきました。


 3学年では後期に重点的に行ってきたディベートをステージ上で実演したかったのですが、残念ながら時間の都合により、ビデオでのディベートの様子の紹介という形になってしまいました。このディベートを通じて、論理的な表現について一歩進んだ学習を進め、堂々と英語を使って討論している姿がありました。
 

 

「数学発表」 

 数学の発表では、各種コンクールでの入賞者2名による発表を行いました。
 長野県教育委員会主催S1グランプリ 問題作成チャレンジ部門 最優秀賞作品の発表では、善光寺御開帳や諏訪大社御柱祭、夏季・冬季オリンピックの開催年に着目し、開催年が重なるときの最も早い開催年を考えたり、リオデジャネイロオリンピックの開催日の曜日を考えたりしました。これらを考えていくためには自然数の性質を利用していく必要があり、今まで学習してきたことを地域の行事と絡めて問題作成したことが評価された点であると思います。 
 また、第63回統計グラフ 全国コンクール入選作品の発表では、「戦争のない未来へ」と題して、戦後の戦争が起きた回数や理由、地域などのデータをもとに戦争が起きてきた原因をまとめました。戦争が多く起きている地域の一つとしてアフリカを例に、中等教育の就学率が低いことを挙げ、これらの地域ですべての子どもが教育を受けられるようにしていくことが、「命の大切さ」や「社会性」などを学ぶきっかけとなっていくのではないかとの提案がありました。
 今後も、数学の授業で学習したことをもとにして、それらを自らの課題解決のために活用し、様々なコンクールに挑戦していければと思います。
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ジュニア数学オリンピック 表彰

1月11日(月)(祝)に本校にて、公益財団法人数学オリンピック財団主催の日本数学オリンピック、日本ジュニア数学オリンピック予選が行われました。試験時間3時間という長時間、最後まで集中して問題を解ききる姿が見られました。
予選にて正解数5問が本選進出条件でしたが、惜しくも本選進出はかないませんでした。しかし、本校3年生の小島聖矢くんが正解数4問、金井裕夢くんが正解数3問という好成績を残し、甲信越・北陸地区表彰者となりました。他の皆さんも、高校生となる今後も引き続き向上心をもって挑戦していってほしいと思います。
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ヴォーカルアンサンブルフェスティバル結果

 1月23日(土)に行われた、東信A地区小中学校ヴォーカルアンサンブルフェスティバル・コンクール部門に、合唱班2名が出場し、見事「金賞」を受賞しました。
 審査員 からのコメントです

屋代高等学校附属中学校 「花は咲く」
情感たっぷり、発声の基礎もしっかりできていて、2人の息がぴったり合って素晴らしい演奏でした。プロでもここまでかな、と思うくらいフレーズのまとめ方も素晴らしかったです。すごい!たっぷりきかせていただきましたよ。
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SSH「ジオサイエンス」特別授業

 SSH事業に関わって、中学校1学年では、「ジオサイエンス」特別授業として、「地震はなぜ起こるの?地震について学ぼう」を行いました。
 信州大学 大塚勉教授より、震度とマグニチュードの違いから始まって、M6とM7では32倍も規模が異なることや、プレートの移動、断層の話までの説明を聞きました。
 そして、今回の魅力である「長野県と地震の関わり」へと話が進みました。信濃の国にも謡われている諏訪や松本などの盆地は、長野県を縦断する複数の活断層によって作られたものであること、本校のある千曲市周辺にも長野盆地西縁断層という活断層があることを学びました。
 長野県、特に生活の場である盆地は、活断層がなければできなかった。だから、私たちは上手に地震とつきあっていかなけらばならない。ということで、最後は防災にまで話が及びました。
 生徒からの「文献などの記録だけではなく、地層からも地震が起きた日付はわかるのですか?」という質問では、「放射性元素を用いた測定により、ある程度の年代は調べることができる」と、教えていただきました。
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