附属中活動
音読アプリで個別学習
8月27日(火)1年生の英語の授業の様子を紹介します。本校の英語の授業は2クラスを3講座に分け、少人数で学習をしています。その中の1講座では、本日、音読アプリを活用した授業を行っていました。ゲーム感覚もある音読アプリで、生徒は夢中になりながら、何度も音読を進めていました。そして、自分のペースで音読をくり返していくうちに次第に流暢な英語に変わっていきました。本校職員はICTを効果的に活用してどのような授業が行えるか日々考えています。今回のように新しいアプリケーションも積極的に活用しながら、生徒の力が伸びていくよう、これからも丁寧に教材研究を行っていきます。
科学の甲子園ジュニア全国大会に出場します
8月26日(月)8月に行われた「科学の甲子園ジュニア」県大会で科学班のFさん、Oさんが県代表に選ばれました。2年ぶりの全国大会出場です。県大会では、与えられえた課題を解決するために、プログラミングをしたり、自分がプログラムしたものをプレゼンテーションしたりしました。2人は「全国大会ではチームで協力して、悔いのないよう頑張りたい」「全国3位になった先輩の記録を越えられるようにしたい」と抱負を語ってくれました。科学教室やSTEAM教育など精力的に活動に取り組んでいる科学班の他のメンバーも、嬉しい報告に盛り上がっています。
「先輩の話を聞く会」がありました。
8月24日(土)附属中学校では、隔年で附属中学校を卒業した先輩と保護者の方をお招きし、中学時代の生活や学習について、進路選択についてお話をお聞きしています。今年度は、現在、金沢大学、東京大学に通う2名の先輩が来校してくださいました。話を聞いた生徒は「課題を解決するために必要な『積み上げ思考』と目標を達成するために必要な『逆算思考』を考えるということを実践したい。」「進路を絞りきらずに、興味がある様々なことに挑戦する時期なのだと思った」と先輩の言葉が心に響いたようです。また「お家の人がこんな風に子どものことを思っているなんて始めて聞いた。すごくよい機会だった」と話してくれた生徒もいました。
「先輩の話を聞く会」終了後も、何人かの生徒が個人的に「モチベーションを継続するには」「英語ができるようになるには」「東京大学にいくためには」と質問をしていました。「先輩」の言葉や姿から刺激を受け、「よし、やるぞ!」という顔で帰っていったのが印象的でした。
探究活動は楽しい
8月23日(金)3年生の探究活動の様子です。今月末の「中間発表」に向け、各自準備を進めています。「割り箸が真ん中から上手く割れなかったので、どうしたらきれいに割れるか持つところを変えながら手が痛くなるまで実験した」という生徒や、「どうしたら面白い話ができるようになるか、自分のためにやる」という生徒、「『減災』のために何ができるか、千曲市バージョンを考えたい」という生徒、「人気アニメにでてくる現象は本当なのかの検証をする」という生徒など、個性豊かな研究にワクワクします。夏休み中に実験を行ったり、インタビューに出かけたり、取材のアポイントをお願いしたりと、自主的に行動した生徒も多かったようです。やはり「なぜ?」「どうして?」から始まる探究は面白いですね。
創作漢字コンテスト
8月22日(木)附属中学校の生徒会には「学習委員会」があります。「学ぶことの楽しさ、学習意欲向上」に向けての企画を計画してくれています。現在は「創作漢字コンテスト」を実施しています。このコンテストでは世の中に存在しない、オリジナル漢字を考えなければなりません。現在、応募作品が掲示されていますが、「なるほど~」という漢字が並んでいます。例えば「麦」と「伊」という漢字を合わせて「パスタ」、「さんずい」に「氷」で「こおりみず」です。さて、その他の漢字は何と読むでしょう。
色々な解き方を考えるのが面白い
8月21日(水)1年生の数学で「1個80円のみかんと、1個140円のリンゴを合わせて12個買った。代金の合計は1260円であった。リンゴとみかんはそれぞれいくつ買ったか」という問題について考えていました。Kさんはまずみかんの数をX、リンゴの数を12ーXで表し、みかんとリンゴの個数を出しました。問題を解き終わったKさんは次にXという文字を使わずに解答を導き出しました。Kさんは「文字を使わず、小学生でも解ける方法だよ」と教えてくれました。クラスの中には表を使って答えを導き出した生徒もいました。そして本時ではみかんの数をXリンゴの数をYと表し、連立方程式で答えを出す方法を学習しました。数学の面白さは「答えはひとつなのにいくつもの解法があるところ」だと数学科の先生方は言います。生徒も学習したことを使って、色々な解法を試し楽しそうでした。
授業が再開しました!
8月20日(火)夏休みが終わり、授業が再開しました。2年生の英語の授業では、市の派遣交流事業でアメリカコロラド州に行き、1週間ホームステイをしたAさんが、写真を見せながら異文化に触れた体験を発表しました。Aさんは「目にするものすべてが新鮮だった。」「食べ物は全部が大きく、Sサイズのアイスが手のひらが隠れるくらい大きかった」「英語で上手く伝わらなかった所はジェスチャーなどで伝え、温かく迎えてもらった」と感激した思いを共有してくれました。また、1年生の教室では、久々に会ったクラスメートと、グループで協力しながらクイズに答えたり楽しく過ごす様子がありました。9月、10月には定期考査や宿泊行事があります。皆で切磋琢磨し、協力し充実の「秋」を迎えたいです。
心を動かす演奏~吹奏楽班・合唱班~
8月5日(月)吹奏楽班、合唱班の大会の様子を報告します。7月21日に吹奏楽班が吹奏楽コンクール北信地区大会に出場しました。自由曲には源義経と浄瑠璃姫の悲恋の物語を描いた「想ひ麗し浄瑠璃姫の雫」を演奏しました。毎日何度も練習を重ねた成果を大ホールいっぱいに響かせました。審査員の方からも「丁寧な演奏」「美しいサウンド」との講評をいただき、聴いていたお家の方からは「感動した」「よくまとまっていた」と温かい言葉を頂きました。
また、7月31日には合唱班がNHK全国合唱音楽コンクール東信ブロック大会に出場しました。自由曲は「にじ色の魚」です。11名という少人数ながら、一人一人が自分のパートの役目を果たし、一丸となって練習を続けてきました。コンクールでも、一音一音丁寧に歌い、聴いているうちに、目の前に田舎の透き通った川で魚釣りをしている様子が浮かんできました。審査員の方からも「皆さんの歌声に合ううたで、ホールによい響きが残った」と講評をいただきました。
惜しくも県大会出場は逃しましたが、吹奏楽班、合唱班ともに聴き手の心に響く演奏でした。
子ども科学教室
8月1日(木)屋代公民館で行われている「子ども科学教室」に科学班の生徒が講師として参加しました。「身近なもので電池が作れるか」という実験では、レモンやスポーツ飲料、油、炭酸水、スライムなどで電池が作れるかどうかの実験をしました。生徒たちは、分かりやすい言葉で丁寧に説明をし、「みんなどう思う?」「電気通るかな?」「やってみたい人?」と参加した小学生に積極的に話しかけていました。「紙コップの上に立てるか」という実験では「乗ってみたい」という小学生が成功すると、皆で拍手をして盛り上げました。参加した小学生も「楽しかった!」と口々に言ってくれ「先生」としての役目をしっかり果たした生徒たちでした。
1年間の3分の1が終わりました
7月26日(金)附属中も明日から夏休みです。校長講話では、校長先生が4月からの生活を振り返り、特に鳩祭での皆の工夫や行動力を評価してくださいました。様々な活動の中で「他者の気持ちや考えを理解し、尊重することで、他者との関係が深まり、相互に支え合うことができる」と社会性を身に付けることの大切さをお話いただきました。
また、本校で8年間お世話になったALTのチェルシー先生の離任式もありました。いつも、生徒が楽しく英語を学習できるようにと工夫してくださった先生。オンラインの画面越しにHelloとチェルシー先生が言うと、1年生の教室では、生徒たちがHelloと返し、チェルシー先生の挨拶が終わると、自然と拍手が起きていました。新天地でも生徒に英語でコミュニケーションすることの楽しさを伝えてくれると思います。