附属中活動
2学年ワークショップ
本校中学2年生は、千曲市の宝を探し、自分が定めた宝をどう守るか、どう活かすか考えてきました。12月19日(水)、その考えを提案するワークショップを行いました。
講師として千曲市役所企画政策部総合政策課、千曲市役所経済部農林課、信州千曲観光局、千曲市姨捨棚田名月会、工房アプリコ、稲荷山町くらしと心を育む会から計9名をお迎えし、それぞれの提案にアドバイスをいただきました。講師の皆さんは、事前に渡した資料をよく見て下さっており、そのことに気づいた生徒たちは一生懸命自分の提案を伝えていました。アドバイスしてもらった点を修正し、来年2月の総合文化発表会では、講師の皆さんへの感謝を提案の中身で返したいと思います。
(生徒感想より)
・事前にお渡した紙を頂いたのですが、びっしりとメモが書き込まれていました。内容は様々な観点からのアドバイスでした。ありがたい紙です。
・講師の皆さんの講評は厳しいものでした。「現状を訴えてから自分の提案に入らないと初めて聞く人には伝わらない」という意見をいただき、そこまで考えていなかった自分の甘さに気づくことができました。
・私のグループを担当してくれた方は、グループの一人一人に対して指摘するプリントを用意してくれていました。自分の提案の内容の薄さ、説得力のなさ、全てが伝わってきました。今から、やりたいことがいっぱいです。「あんずの里、千曲市の活性化のために頑張りたい!」とリスタートすることができて良かったです。
千曲市議会傍聴
12月10日(月)、本校2学年生徒が千曲市議会の傍聴に参加しました。
生徒たちは、今後、生徒自身で「子ども議会」を実施する予定があり、実際にどのように議会で話し合いが進められているか真剣に見学することができました。
また、千曲市総合政策課の方から「千曲市の人口ビジョン」「協働」をテーマに市の方針を聞かせていただきました。本日学んだことを活かし、自分の考えを練り直し、質問項目を精査して「子ども議会」の当日を迎えられるよう努力したいと思います。
(以下、生徒感想より)
・市議会を傍聴して、議員と行政の皆さんが、市や市民のことを大切に思い、よりよい生活を送ることができるよう、日々あのように話し合っていると知り、すごく嬉しく思いました。私は千曲市に住んではいませんが、第2の故郷となる千曲市をもっと大切にしていきたいと思いました。
・実際に市議会を傍聴させていただくと、日々報道されているような一部を切り取ったものとは違い、市をよりよくするにはどうしたらよいのかなどを真剣に討論している姿を見ることができて、本当によい機会となりました。
・子どもの教育についての質問は、防災教育や自主独立教育など自分たちにも関わるものでした。これを聞いて自分たちの姿勢を見直すことができました。
・議員さんの東日本大震災での実例を通した質問に対する答弁で、教育長がおっしゃっていたように、自己判断が私たちの課題だと感じました。そして一人一人の自主独立教育のお話の中で出てきたことが学校で実施されていたこともあって、市議会は大切な会だと思いました。
スポーツ交流会
今回のスポーツ交流会はバスケットボールでした。今回も学年混ざってのチーム編成でしたが、腕に覚えのある生徒が多いのか、積極的なプレーが見られました。けがを防止するために、規格の異なる柔らかいボールを使ったため、ボールの軌道や跳ね返りが異なり、なかなか点の入らない白熱した試合展開となり、短時間ではありますが気持ちよく汗がかけました。
北信越中学校選抜新人テニス大会
11月3日、第9回北信越中学校選抜新人テニス大会(団体戦)が行われました。
本校からは男子(県1位)女子(県2位)が出場し、男子優勝、女子準々決勝敗退という結果でした。男子は、北信越代表として3月に香川県で行われる全国選抜中学校テニス大会へ出場することが決まりました。
当日は、地元開催ということもあり多くの方が応援に駆けつけてくれました。試合に出場した選手だけでなく、チーム全員で戦えたことが良い結果に繋がったのだと思います。全国大会への出場を逃した女子の分まで、男子には頑張ってもらいたいと思います。
(生徒の日記より)
今日、南長野運動公園で北信越大会がありました。優勝を目指して、この3ヶ月間必死に練習をしてきました。どの試合も負けられないので、これまでやってきたことを活かそうと思ってプレーしました。女子が初戦で敗れてしまい、その悔しさもあって「絶対勝つ」という気持ちが高まりました。優勝のかかる決勝は一生忘れられない思い出になりました。相手校のオーダーが予想とは違い、僕は少し動揺しました。試合展開の中で、自分のチームが1勝し、もう1つのチームが負けている場面で、先生に「絶対勝てる」と言われ、自信がつきました。優勝が決まったとき、みんなで抱き合いました。3年生や1年生、先生方、保護者の方々、色々な人たちから祝福の言葉をもらい、そこでやっと「全国に行くんだ」という実感がわいてきました。次の目標は全国大会の優勝です。悔いの残らないよう、意識して練習に取り組みたいです。
この日記を書いた生徒が背負った責任はとても大きいものでした。自分(シングルス)の勝敗でチームが優勝できるかが決まるという試合でした。プレッシャーのかかる中で彼が「落ち着け」「自分がやるんだ」と自分にずっと言い聞かせていたのが印象に残っています。これが団体戦です。次は全国の舞台で、県・北信越の代表として精一杯戦ってきます。
修学旅行
今年度の修学旅行では、例年の京都大学の見学や舞の鑑賞の他に、留学生と一日行動をともにするという、普段あまりできない貴重な体験をしてきました。日本の文化や日本に対するとらえなど、新たな見方を発見できる修学旅行となりました。
〈生徒の感想より〉
・銀閣寺の庭のすばらしさに感動しました。こけの陰影、川、橋、木、竹すべてが互いに調和しあっているように感じ、足利義政が愛した北山文化が身近に感じられました。
・留学生と活動したことによって外国人目線の日本をなんとなく感じ、日本人としてこの京都、奈良のことをよく知っておきたいという思いが芽生えました。