附属中活動

中2 地域活性化を考える(棚田稲刈り・姨捨SA見学)

 9月26日(月)、中学2年生が地元・千曲地域について学ぶため、姨捨の棚田の稲刈りとその近くにある姥捨S.A.の見学を行いました。

お米のありがたさを実感! ~棚田稲刈り~

 6月7日の田植えから4か月弱。この短期間で稲穂は十分に大きく実っていました。しかし、足元は大雨の影響で「田植え?」と見間違う程にぬかるんでいる部分もありました。

 大変な状況での稲刈りでしたので、予定より時間がかかりましたが、稲刈りからはぜかけまで協力して作業を完了させることができました。大変な作業だったからこそ、私たちが毎日食べているお米のありがたさを実感することができたことと思います。はぜかけして自然乾燥させたお米は、手間をかけた分だけ甘みが増しておいしくなっていくのです。

どんな工夫が施されているのか? ~姨捨S.A.見学~

 稲刈りで予想以上に体力を消耗してしまいましたが、徒歩で姨捨S.A.へ向かいました。平坦な道はほとんどなく、急坂を上る道程がとても長く感じられました。到着後、A組、B組に分かれ、昼食休憩と調査活動を交互に行いました。

 調査活動では、千曲市の地域活性化や姨捨棚田の活用について考えるために、売店の観察や職員の方との質疑応答をして学びを深めました。なんとか棚田を全国にアピールしたいという皆さんの思いとは裏腹に、サービスエリアは、月やウサギ、俳句をイメージしたデザインが沢山採用されていました。確かに月やウサギの方がデザインしやすく、便利なのかもしれません。質疑応答では「売店で一番売れている商品はどれか?」というような現実的な質問に、担当の方に正直に答えていただきました。全体での質疑応答の後、個別に職員の方と話をしている姿もあり、これまでの調査活動で身につけた積極性を活かす場面が見られ、感心しました。

 何でもネットで調べられてしまう世の中ですが、「自分の足で稼ぐ」「自分の目で確認する」ことの重要性を再認識した1日でした。

(生徒の感想より)
  • 一番つらかったことは、刈り取った稲を縛ることです。紐の絞め具合が大切です。緩いとダメ。きつく縛ると自分が最後にくるくる巻いたものを入れる時に苦労します。爪がはげそうになりました。米は大変苦労して作ることを改めて実感しました。
  • (S.A.では)真田丸関連の商品がよく売れているということだが、真田丸放送終了後の売店の販売計画がもうすでに完成していると聞いて、驚いた。
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中3 集中学習

 中学3年生は、9月27日(火)・28日(水)の2日間にわたって、篠ノ井市民会館で集中学習会を実施しました。

 27日(火)の午前中は、信州大学工学部を訪問し、同学部教授丸山稔先生より、大学全般に関わることの説明や、信州大学工学部の紹介などをしていただきました。その後グループに分かれて、いくつかの研究室を訪問し、大学院生から、実際にそこで行われている研究をパネルやパソコン等で紹介してもらったり、大学生活の様子や中学3年生へのアドバイスを話していただいたりもしました。どの研究もこだわりや情熱が伝わっってくるとともに、強く好奇心をそそられるもので、充実した時間を過ごすことができたと思います。丸山稔先生のお話からは「大学で学んだ最先端は賞味期限が短い、逆に中学校や高校の勉強は一生役に立つ」ということを教えていただき、今後の学習への意欲につなげることができました。 

 28日(水)は、屋代高校キャリア教育主任の宇都宮先生から、 「“越境する人”になるために」というテーマで講義をしてもらいました。その話の中で、誰も知らない10年後の自分や未来を考え、これから時代の転換期を生き抜かなければならない中学3年生は、自分で限界をつくらず、「狭い専門性」に縛られることなく、自分とは価値観の違う人間を「越境(つなぐ)」してコミュニケーションがとれる力を養う必要性を実感しました。「大学が求める人材」や「これから世の中が求める人材」になるために共通していることは「今できることを全力で取り組む姿勢」が必要ということでした。大学で最先端の研究をするためにも、既存の考え方や価値観では通用しない10年後20年後の世界を生き抜くためにも、今、中学生や高校生がすべきことは、今やるべきことに全力で取り組むことです。このお二人の先生のお話のおかげで、その後の各自の学習の時間も有意義なものとなりました。

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中2 English Camp

 7/26(火)・27(水)に、2年生が妙高青少年自然の家にて EnglishCampを実施しました。
 10人のグループに一人ずつネイティヴの講師の方についていただき、生活も含めてできるだけ英語でコミュニケーションをとろうとしました。あいにくの天候で夜のキャンプファイヤーはキャンドルファイヤーになってしまいまいしたが、英語のシャワー浴びながら、多くの学びがあった二日間となりました。

(生徒の感想より)
友達としゃべる時も英語で話そうと努力できた。英語で会話をしてみるのも楽しいな、と思えた。前より英語が好きになって、英語で会話をもっとしてみたい、と思えるようになったのが、今回の一番の収穫だと思う。担当の先生もとても賑やかで面白くて、とても楽しかった。いつも笑いが絶えなかった。「1年の能登臨海実習は楽しかったけれど、2年はイングリッシュキャンプかぁ、やだなぁ」なんて思っていたけれど、Enjoy Englishできました。

I had no confidence before English Camp, but I didn’t have to worry about that because the teachers were very kind and funny. My teacher was Ms. Olga. I talked about her country and other topics with her. I enjoyed all the menus of English Camp. I want to do this again!

イングリッシュキャンプの2日間でいろいろなことを学びました。英語や先生たちの国のことはもちろんですが、私が今まであまり感じたことのなかった「話すことの楽しさ」や上手ではない英語で自分の言いたいことが伝わった時の嬉しさを知ることができました。これからは英語だけでなく、たくさんの言葉を勉強して、いろいろな人と話せるようになりたい。この実習で楽しく、たくさん学べて、とても良かったです。

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班活動の結果(水泳・合唱)

 夏休み中、水泳の中体連北信越大会と、合唱のNHKコンクール東信大会に本校生徒が参加しました。
 水泳は、中村天優君が400m個人メドレーで3位、100m平泳ぎで6位の成績でした。合唱は、今年度初めて本校単独での参加となりましたが、結果は銅賞でした。
 運動班・文化班ともに、今年の大会・コンクールは一区切りとなり、10月からは3年生が高校の班活動に仮入班となります。
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統計グラフコンクール

 夏休み中に、千曲市立治田小学校で「統計グラフコンクール講習会」が行われ、本校2年飯島明日翔さん(同校卒業生)が小学生を対象に「統計グラフコンクール」作品作成のアドバイスをしてきました。
 講習会では、小学生にわかりやすいように、自分の作品を提示しながら、パワーポイントを使って各グラフの特徴、作成の手順やコツなどを説明してきました。また、事前にいただいた小学生の質問には、「皆さんはどちらがいいと思いますか」「これについてはどう思いますか」など、小学生へ問いかけながら応えることができました。
 このような場で説明をさせていただくことは、本人にとってとても貴重な機会となりました。私たちの学びが、千曲市をはじめ地域に広がっていくことはとてもうれしいことです。
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