附属中活動

鳩祭(2日目)

鳩祭2日目は、中学生はクラス合唱、仮装劇に参加しました。また、午後からは中学生企画「中学生と対戦」を行い、百人一首やジェンガ、中和ゲームなどで、来校者のみなさんと交流しています。

中学合唱中学生企画

また、日頃の学習作品や、全校で協力して作った看板なども展示しています。
全校製作 
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鳩祭(1日目)

本日より、第61回鳩祭が始まりました。中学生は、午前中に奉仕活動、午後にハト1GPを行いました。

奉仕活動は、日頃お世話になっている駅や近隣の道路、そして高校棟の清掃・清美作業を行いました。明日からたくさんのお客様をお迎えするために、黙々と取り組みました。

 午後は、高校生と合同の行事である「ハト1GP」(スポーツ祭)です。今年は「二人三脚リレー」「全員リレー」でクラスごとに成績を争いました。自分たちのクラスに声援を送るのはもちろん、高校生の力強い走りにも心躍らせました。
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交流昼食会

 6/9(金)に、生徒会本部の企画による、交流昼食会が行われました。それぞれの教室に1~3年が混ざる形で席に着き、昨年の鳩祭の映像を見ながら昼食をとりました。
 本校では、6/30(金)~7/2(日)に行われる鳩祭に向け、クラスでの準備が始まっています。初めての鳩祭を迎える1年生にとっては、映像や上級生との会話の中から、具体的なイメージが湧いてきたのではないでしょうか。

 
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中体連大会壮行会

5/31(水)に、中体連等の体育大会に向けて、壮行会を行いました。応援委員による応援と、副校長先生の話で、選手たちも大会に向けての気持ちを強くしました。

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中2 棚田の田植え体験

 5/27(土)に、中学2年生が姨捨の棚田で田植え体験を行いました。当日は、千曲市の「棚田貸します制度」のオーナーの皆さんが揃って田植えイベントであり、県内はもちろん、県外からも大勢の方がいらっしゃっていました。
 田植えを終えたオーナーの方々が昼食を取っているところで、「どこから来たのか」「どのようにして姨捨の棚田貸します制度を知ったのか」「姨捨や千曲市の魅力は何だと思うか」などの質問をしたところ、多くのオーナーさんに答えていただくことができました。また、マーケティングなどについて調査している大学のゼミの皆さん方ともお話しすることができ、これから私達が考えていく、「千曲市活性化プラン」と大学生の考えている内容が似ていることからも、調査内容やプラン等について、今後、意見交換やご協力をしていただけるかもしれないという繋がりを持つこともできました。

 午後は、田植え体験を行いました。大勢の「名月会」の皆さんのご協力により、とても楽しく、またスムーズに作業を行うことができ、予定よりかなり早く田植えを終えることができました。 日差しはとても強かったのですが、風は涼しく、最高の景色の中で、気持ちのよい労働体験ができました。また、オーナーさんや名月会の皆さん方から、今後の学習にも結びつく、色々な情報を得ることができ、本当に満たされた一日を過ごすことができました。
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中3と高3(一期生)とのディスカッション

5/19(金)に、中3(四期生)と高3(一期生)とのディスカッションを行いました。附属中の一期生は今年度高校3年になっています。その一期生が今の中学生に対して伝えたいことや、中3生から一期生に聞いてみたいことなどを、「誇れる母校とは」をテーマにして、グループで話しました。


(中学生の感想より)
  • 自分達は、何をやったら誇れるかではなく、どのような誇り方があるかという内容で話し合いました。自分の活躍で・・・。他の人の活躍で・・・。など、誇れる母校を作りに一歩を踏み出すことができたと思います。
  • 頑張っている姿は地域の方々に見られているということを教えていただきました。誇れる母校について考えられただけでなく、先輩方からいろいろなことを教えていただいて、もっと頑張ろう。もっと色々なことに挑戦しようと思うことができました。
  • 先輩の話をまとめると、自覚を持って行動することは大事、地域に貢献するのは大事、沢山の経験を積んだり、沢山の人と関わったりすることはもうできている、です。まだ、この附属中の中にいていい母校かよく分からないけど、あと10ヶ月でそう思える学校を自分達で作っていきたいです。
  • 一期生の先輩は自分が想像していた以上に大人で、多くの経験をしてきたようでした。あと3年でこの人達と同じレベルの大人になれるのだろうかと、心配になりました。
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中1 地域探索

1年生が、4/10(月)・11(火)の2日間、地域探索学習を行いました。以下の三つの目標の下、稲荷山地域や県立歴史館などで学びました。
  1. 6年間過ごす千曲市のことを知る。
  2. 探究活動のあり方、仕方を学ぶ。
  3. 共に過ごす仲間と仲良くなる。
 自分が住んでいない地域から学ぶことが多いのはもちろんですが、住んでいる地域のこと、実はよく知らないということも少なくないと思います。今回の稲荷山地域探索を通して、「歩く」ことの良さを味わってくれていればよいなぁと思います。きっと生徒は、このあと稲荷山を通るときには、鬼瓦について説明したくなると思います。

(生徒の生活記録より)
 入学式の次の次の登校日から、2日間地域探索がありました。私はどちらにも行ったことがありました。特に稲荷山は隣なので、毎日のように通っています。一日目は全く新鮮感がありませんでした。でも、知らなかったことを色々知ることができて「稲荷山って意外とすごいんだな」と思いました。たくさん歩いて疲れたけれど、杏泉閣で食べたスイーツ(特にドライ杏とソフトクリームがおいしかったです)がその分もっとおいしく食べられました。
 

地域探索に行く前に、「インターネットで答えの出てこないようなことを考えよう」と話しましたが、歴史館の方からも「ネットで調べないこと」の大切さを教えていただきました。生徒はたくさん疑問を持つことができたようです。今後、自分で実証していきます。
(生徒の生活記録より)
私は、屋代ムラの発見の方法を見習いたいと思いました。なぜなら、「千曲川は洪水が多かったから遺跡はない」と考えず、「ある」という可能性を捨てなかったからです。私はいつも「ない」と考えたら「ある」を0%としてしまうので、これからの研究、学習に生かしていきたいです。とても勉強になりました。
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SSH一人一研究発表会

3/18(土)に、更埴文化会館(あんずホール)で、高校1年生による「一人一研究発表会」を行いました。中学生も、代表の3年生2名が「科学リテラシー」の授業で1年間取り組んできた「卒業研究」の成果を発表しました。

一人目のテーマは「ファーストインパクトの強いデザインとは?」です。
これは、発表者が登下校途中の駅で見たポスターに惹かれて、実際に美術展に出かけたという経験から出てきたテーマです。

ファーストインパクトの強いデザインとは?
自身が吹奏楽班に所属していることから、自ら調べたことを元にして、定期演奏会のポスターを作成しました。単に調査や実験だけで終わることなく、自分の生活に生かした形で提案することができました。


二人目は「黄金比を使って自撮りを可愛く撮る方法」というテーマです。
最近SNSなどで目にする自分の写真、いわゆる「自撮り」を、どんな角度で撮影すると、より「可愛く」映るかという、いかにも「今」の時代らしい問題です。

自撮りを可愛く撮る方法

こちらは、「可愛い」を、顔の縦横の「黄金比」や、目・鼻・口などの配置のバランスから定義し、左右上下のいろいろな角度から撮影して、条件にあてはまる項目の最も多い角度を探していきます。複数のモデルを使い、人によって違う最適な角度を求めたり、顔の特徴別にどんな角度で撮ればいいかを提案しました。


最後に、二人の研究をコラボレーションし、高校1学年主任の先生をモデルにして、新学期のテストに向けたポスターを作成し、発表しました。今後の社会での研究や仕事で、一人だけでできるものは多くありません。こういった「協働」ができることが大切になるはずです。
努力は必ず報われる! テストポスター

 また、高校1年生の発表には、これまで中学1・2年生が取り組んできたテーマや、2年生が来年度に卒業研究で扱おうとしているテーマと重なる発表もありました。また、発表の全てを英語で行うプレゼンテーションもあり、今後の自分の探求に向け、中学生も意欲を高められたのではないかと思います。
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総合文化発表会

 2/24(金)に、更埴文化会館(あんずホール)にて、総合文化発表会を実施しました。午前中には会場の準備やリハーサル、また各学年の総合的な学習・科学リテラシーのまとめの個人発表を行いました。午後は大ホールで、各教科や学年の学習発表や合唱の発表を行いました。
 附属中学単独での開催は今年で3回目となります。今回は、生徒全員が一人ひとりで自分の一年間の学びや追究の経過・結果を発表する形となり、本校の学びをお家の方や他の学年の友だちに発信することができました。

↑ホワイエでの展示作品↑


↑午前中の個人発表(プレゼンテーション)


↑英語ディベートの発表


↑全校合唱「大地讃頌」
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長野ろう学校との交流

 1/26(木)に、中学一年生の福祉の学習として、長野ろう学校高等部生徒との交流会が行いました。
 まず、高校生が一人ずつ入った7つのグループに分かれ、前回の須坂市の手話サークルとの交流や、その後の指文字の学習などの体験を生かし、手話で各自の自己紹介をしました。続いて、いろいろな手話を覚えたり、知りたい言葉の手話の表し方を教えていただいたりしました。その後は、それらを全体にクイズ形式で紹介し合いました。
 最後には中学生からダンスを披露し、高校生と一緒に踊りました。
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中2 千曲市活性化プラン

 1/18(水)に、中学2年生の科学リテラシーの授業で、千曲市役所の方をお招きし、千曲市の活性化プランについて話し合いました。
 2年生は、これまでに現地調査やディベートなどを通して、私たちの第二のふるさとである「千曲市」の活性化について考えてきました。市役所の方に事前にお渡ししてあった、私たちの作った活性化のためのプランには、細かくメモ書きがされていました。市役所の皆さんは、この授業のために事前に研修を行い、資料を用意して臨んで下さいました。「たかが中学生の提案」そんな思いは微塵も感じさせない、真剣そのものでした。千曲市を担うプロの姿だと実感しました。そんなプロの姿から、多くのことを学んだ時間でした。

(生徒の生活記録より)
  •  千曲市役所の方々が来て、ぼくたちの千曲市活性化プランを見ていただきました。ぼくたちだけでは分からなかったメリットやデメリットを数多く指摘してくださり、とても有意義な時間になりました。会話していて感じたのは、本当に千曲市が好きなんだろうな、ということです。自分の担当課ではないはずの内容までしっかりと教えていただきました。今日の活動をもとにプランをよりよいものにできるよう、がんばります。


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中1 手話サークルとの交流会

 1/12(火)、中学一年生が、福祉の学習として須坂市の手話サークルとの交流会を行いました。まず、手話による劇を見せていただき、基本的なあいさつや自分の名前の手話での表し方を習いました。その後は、手話の意味を考えるゲームや、ジェスチャーによる伝言ゲームなどを、グループに分かれて行いました。
 普段、コミュニケーションの手段として当然のように用いている「音声」が使えなくなると、手話だけでなく「表情」や「口の形」も重要なコミュニケーションの手段となります。また、手話がわからなくても、「伝えよう」「理解しよう」という気持ちがあると、なんとかコミュニケーションが成立することも実感しました。また、耳が不自由であることは、見た目にはわかりにくいということを改めて理解しました。
 一年生は、今後も「自己理解」「相互理解」の学びを進め、本校が目指す「人の心の痛みをわかる」ことができるように、体験活動を行っていきます。

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第10回スクラップ新聞コンクール表彰

 スクラップ新聞コンクール(信濃毎日新聞社主催)において、今年度は本校から3名が入賞しました。授業で新聞を扱うことはもちろん、本校の廊下には様々な内容の新聞を掲示しています。「世の中のことに興味・関心を持ち、自ら学ぶことを大切にしよう」と取り組み、入賞できたことを励みに、今後も大切な活動にしていきたいと思います。
 入賞作品を含めた10点程度の作品を、来年2月24日(金)の「総合文化発表会」に展示する予定です。ぜひご覧ください。

 優秀賞:齋藤杏さん「Get(ジ)Best(ビ)Action(エ)~ピンチをチャンスに~」
 奨励賞:沖田蒼くん「英国EU離脱 どうなる世界経済」
 特別賞:榎美陽さん「『奏でる』から学ぶ」
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県大会表彰

 11/23(祝)に行われた県中学校新人柔道優勝大会において、本校2年生の山本愛佳さんが、女子個人戦で3位となりました。来年は中学校最後の年になりますので、自分の目標をしっかりと見定めて、これからも真剣に取り組んでいってほしいと思います。
 本校ではこの大会前後に定期テストがあり、直前の朝夕は十分な活動ができない期間がありましたが、本校の校是「文武両道」を実践してくれました。
 
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箱膳給食体験

 11/15(火)・17(木)、1年A・B組の家庭科の時間に「かけはしの会」のみなさんにお越しいただき、郷土食箱膳給食の講義をしていただきました。この授業を通して、「和食の文化」、「配膳や食事作法」、「ご馳走さまの意味」等々、今まで知らずにいた多くのことを学ぶことができました。
 現代では、家庭や学校教育で子どもたちにこのような文化を伝えたり、実践したりしていくことがなかなか難しくなってきているため、地域講師の皆さん方のご協力により、今回このような機会を得ることができたことは本当にありがたいことだと感じました。生徒たちも、このように貴重な体験や学びができたことをとても喜んでいましたし、いただいた食事も、ことのほかおいしく感じたようでした。

箱膳1箱膳2


(生徒の生活記録より)
  • 家庭科で箱膳体験をしました。最初は、「かけはしの会」の方のお話を聞きしました。和食が無形世界文化遺産に登録されてから、外国でも和食がブームになっているのは知っていたのですが、(中略)私は日本人なのに、箱膳でご飯を食べたことがなかったので、文化は消えつつあるなぁと思いました。箱膳で食べる和食は家で食べるよりおいしく感じました(気分の問題かも知れませんが・・・)。これからもたくさん和食を食べて、もっと先の未来まで和食が残ればいいなと思いました。
  •  特に心に残ったのが、「箱膳物語」という、今回教えにきて下さった方々による劇です。「いただきます」の時の感謝。味噌汁は一杯で12Km動けるなどの言葉がとても印象的でした。お茶碗にお湯を入れて一粒も残さず食べるなど、「そこまでするんだ!」と、とても驚き、あらためて毎日の食事のありがたさを感じました。これから、食べ物を粗末にすることのないよう、心がけていきたいと思います。
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春花壇の準備

 11月10日に、附属中学校花壇と屋代高校前駅花壇の花の植え替えを行いました。
 作業を始める前、生徒会副会長坂口さんの話の中に「来年度入学する新入生を花いっぱいの学校で迎えよう」という話がありました。

 作業では、3年生が中心となって活動の指示を出し、各学年の分担場所に花を植えました。これまで土づくりをしてきた外清掃の生徒たちは、完成した花壇を見て嬉しそうな表情とほっとした表情を見せていました。作業後の片づけでは、有志が集って花壇の周りや道具を丁寧に片づけるなど、終始主体的な姿が見られました。
 来春、新入生を迎えるまで、大切に世話していきたいと思います。
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「第56回 国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテスト」

 毎年、夏休みの自由課題として応募している「国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテスト」において、1年生の小山紘輝くんが銀賞に入賞しました。
 小山くんは「国連加盟60周年を迎える日本は、今後、変わりゆく世界の中で、国連を通じてどのような役割を果たすべきか」というテーマで作文を書きました。日頃から、新聞やインターネットで情報を集めるなど、国内・国外の様々な出来事に関心を高く持って生活している成果だと思います。

(小山くんの感想)
 僕は、「今日までに至る日本の歴史の中で、戦争という悲惨な歴史が繰り返されてきたことは、決して忘れてはならないこと。この歴史を日本は直視し、恒久的な世界平和の実現に向けて、国際社会と連携して取り組んでいくべきである。」という想いを作文に込めました。
 今回の受賞は、大変うれしく励みになりました。今後も、社会のことにより興味を持ち、自分の考えを発信していきたいと思います。
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中体連大会表彰

 11月に入り、中学の運動系班活動では、新人戦の北信大会や県大会が各地で開催されています。
 柔道班では、11/5(土)に千曲市で行われた北信大会女子個人戦で、山本愛佳さんが2位となりました。男子ハンドボール班は、11/12(土)・13(日)に茅野市で行われた県大会で優勝を果たしました。

 山本さんは、11/23(祝)に開催される県大会に出場します。また、男子ハンドボール班は、12/25(日)・26(月)に東京で開催される読売ハンドボール大会に、長野県代表として推薦され、出場することとなりました。
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修学旅行

 10月26日(水)から28日(金)の3日間、3学年は修学旅行に行ってきました。大きな怪我や病気もなく全行程を行うことができ、多くの楽しい思い出を残すことができました。

≪1日目 法隆寺 興福寺国宝館 奈良公園≫

 法隆寺到着までの約5時間、バスの中では学習レク係が中心となって、計画的にレクや学習発表を行いました。学習発表は、学習レク係の生徒だけではなくそのほかの生徒も、自分が調べた寺社仏閣や名産品などについて、学習カードを見せながらそれぞれの見所などについて発表をしました。
 法隆寺では、様々な仏像の姿に圧倒されました。写真のようにバスガイドさんの説明を熱心にメモする姿や、一つひとつの仏像に手を合わせて拝んでいる姿が印象的でした。1400年も前からこの地にある五重塔や仏像などを眺め、悠久の時の流れに思いを馳せました。
 興福寺国宝館で有名なのは何といっても阿修羅像です。興福寺の阿修羅像は三面六臂ですが、そうではない阿修羅像も存在しています。今後、様々な仏像を見る機会があると思うので、その時はぜひ阿修羅像の姿に注目してみたいところです。
奈良公園(大仏) 奈良公園では、降り出した雨が激しくなり、土砂降りの中での見学となりました。法隆寺から興福寺に向かう道が渋滞していたため、予定よりも遅い奈良公園の見学開始となり、大仏殿が閉まる17時ぎりぎりまで大仏殿の見学を行いました。大仏の大きさに圧倒され、見上げている生徒の姿が印象的でした。閉門の時間が迫ったため、ゆっくりと見学したりガイドさんの話を聞いたりする時間がなかったことが残念でしたが、大雨の中の見学はきっと一生思い出に残るのだと思います。
 大仏殿を出て、南大門を見学しましたが、人も鹿も雨宿りをしている珍しい光景に出会いました。雨のせいもあって薄暗い中でしたが、永禄の兵火の際の銃撃戦でできたと伝わる弾痕を見学することができました。今は観光名所となっている奈良公園ですが、激動の時代をくぐり抜けてきたことも忘れてはいけません。

≪2日目 京都大学(講義体験・OBとの交流) テーマ別研修≫

2日目は京都大学での講義体験からスタートです。文学部教授の杉本先生から「世界文化遺産」の講義をお聞きしました。世界文化遺産に寄せて考えると、世界文化遺産がどこにあり、いつ指定されたのかといったようなことを学ぶのは高校までの学習であり、大学では「世界文化遺産の考え方の起源は何か? その考え方がどう変化してきたのか?」ということを学ぶことを通して、今後世界遺産がどう変化していくの、未来に役立てることは何かを考えていくとのことでした。大国の論理で貴重な文化財がぞんざいに扱われた経緯も知ると、悲しい思いがこみ上げてきました。
京都大学 2名の屋代高校OBの先輩との交流会は、代表生徒の質問に答えてもらう形式で行いました。先輩たちがそれぞれの質問に対して丁寧に答えてくれていたのが印象的です。後輩のために少しでも役に立つことができればという思いが伝わってきました。先輩たちの発言に共通していたことは「とかくhow-toを求めがちですが、今はじっくり考えることが大事」「いろんなことに時間をかけて取り組む」「受験という狭い範囲ではなく、もっと広く様々なことを学ぶ」ということでした。中高一貫の良さを生かし、じっくりと自分の興味のあることを追究したいと考えた生徒も多いはずです。
 その後はいよいよテーマ別研修のスタートです。知らない街でバスや電車を乗り継いで目的地を回って帰ってくる。それだけでも十分生きた学習となります。困ったら班で相談したり、地元の人に尋ねたり、…そんなことをする中で学ぶことも多かったでしょう。実際に、同じ名前のバス停がたくさんあって、どこから乗ればよいか迷ったり、予定とは違うバス停で降りてしまったり、予定していた昼食場所が行ってみたら定休日だったりなど、様々なハプニングがありました。しかし、班で協力したり、地元の方の親切さに助けられたりと、その場でグループで判断をしてハプニングを乗り切ることができました。途中、出会ったどの班も充実した見学となっているようで、とてもいい表情をして見学をしていました。

≪3日目 清水寺 クラス別見学≫

清水寺 最終日の3日目は清水寺から始まります。清水坂を上っていくときはまだ店は開店していないので、買い物をしたいお店をチェックしながら上っていきました。写真撮影を経て、いよいよ本堂に向かいます。本堂手前には「弁慶の錫杖と高下駄」がありますが、実際には明治時代に奉納されたものなので弁慶とは無関係です。友だちと協力して持ち上げることができました。きっとご利益があることでしょう。本堂に入ると清水の舞台へ一斉に向かいます。本尊に手を合わせた人はどれくらいいたでしょうか。本尊は清水型十一面千手観音像です。この本尊は秘仏とされ、普段は御前立仏を拝むことができます。今度京都を訪れた際には、ぜひ本堂内部にも目を向けてみたいところです。
  本堂見学後は班別行動です。見学と買い物を合わせておよそ1時間。見学を重視するか買い物を優先するか悩むところですが、その判断は班によって様々でした。
 クラス別見学ではそれぞれのクラスで計画した見学地を巡りました。共通していたのは三十三間堂です。堂内には自分に似ている顔の千手観音像が一つはあるとも言われていますが、見つけることはできたでしょうか?
 クラス別見学と昼食を終えて養老SAで合流し、帰路に着きました。雨のために姨捨SAでの解団式はできませんでしたが、その他の行程を無事に行うことができました。自分の仕事を責任をもって行ったり、友だちを気遣いながら行動することができたり、1日目の反省を生かして2日目の行動をしたりと、たくさんの三期生の良さと成長が見られた3日間でした。
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班活動各種大会表彰

  10月に入り、班活動では中体連新人戦などの各種大会が始まりました。ハンドボール・卓球・柔道・剣道の各班は、更埴地区新人大会に参加しました。
 ハンドボール班は、男女共に3位となりました。11/12(土)・13(日)に茅野市で行われる県大会に出場します。
 卓球班は、更埴新人大会に参加し、団体ではともに2位、男子個人戦では2位と3位を占めるなどで、男子団体と男子3名が11/26(土)・27(日)に長野市で行われる北信大会に進出しました。
 柔道班は、個人戦で男女1名ずつ、また団体男女混合で優勝し、11/5(土)に千曲市で開かれる北信大会に出場します。

 合唱班は、2年生2名がSBCこども音楽コンクール上田大会に参加し、中学校合唱部門で優良奨励賞(かんてんぱぱ賞)を受賞しました。 

 2年生が活動の中心となってからまだまだ日は浅いのですが、それぞれの班が日々のトレーニングや練習に一生懸命取り組んでいます。
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