カテゴリ:2学年
地域探索(2年)~宝探し~
地域探索 ~宝探し~
6月2日土曜日、本校6期生2学年は、「地域探索~宝探し~」に出かけてきました。
2学年では、6年間通う千曲市の魅力、価値(文化財)を知り、第2の故郷として千曲市の将来を考えていこうと学習を進めています。
そこで、この日は「戸倉上山田」「姨捨棚田」「稲荷山」「森、雨宮、あんずの里」の4グループに分かれて体験・調査活動を行いました。
今後、それぞれのグループで学んできたことを共有し、レポートにまとめて6月29日からの鳩祭で展示発表する予定です。
生徒感想より
「私は今日、初めて棚田の風景を見ました。その景色は本当にきれいでした。確かにこれは千曲市の宝だと思いました。この千曲市に、こんなきれいな風景があるとは思わず、外国の方が来るのも珍しくないと思いました。また、田に入った時のぬるっとした感触を味わい、たくさんの蛙やアメンボがいる中での田植え体験も、1年間私たちが作る米だと思うと楽しみになりました。高齢化が進んで後継者がいないと言われる中、日本の田を守りたいと東京から足を運んでいた大学生もいました。私も、この棚田は絶対に守っていかないといけないなと改めて感じました。私たちにできることを考えていきたいです。」
「あんずの里・森地区への地域探索では、事前の質問で「PR方法が足りないかも」と思い、PRに関する質問をしていました。その答えが今日、返ってきました。PRは私たちが思っているよりも広い範囲で行われており、私の仮説は間違っているようでした。イベントの来場者数もしっかりいるのに、人が少なく感じるのはなぜか。新たな疑問や不安も出てきました。不思議の答えを一年間、じっくり探していきたいです。」
6期生 「地域探索」~千曲市の宝探し~
授業の後半には、「稲荷山」「あんずの里」「戸倉上山田」「姨捨棚田」の4グループに分かれてお話をお聞きしました。今後、どのようなテーマで学習を進めていくのか、それぞれが学びのヒントを得られたようです。
2学年は、6月に予定している校外学習において、本時それぞれが抱いた疑問を明らかにし、地域の宝を見つけてこようと思います。
(生徒感想より)
楽知会をはじめ、多くの方々に私たちの学習は支えてもらっているんだと思いました。
良い点だけではなく問題点もあると知りました。インターネットの情報だけではなく、自分で工夫して調査し学ぶということを頭に置いて、一年間学習を進めていきたいと思います。
稲荷山の重伝建を守ろうとする人たちの思いや稲荷山ができた理由、今の稲荷山について知ることが出来て良かった。これからもっと宝について調べていきたい。
杏だけがお宝でないと言うお話を聞いて、「あんずの里についてはよく分かった!」と思っていた自分は間違っていたのかなぁと思いました。
あんずの里エリアの他のお宝って何なのかなぁ?と疑問に思いました。あんず以外のものにも視点をおいてみたいです。
戸倉上山田温泉には一番栄えた時代がありその時から今を比べると客の数は1/3になっているそうだ。
自分はなぜ戸倉上山田温泉は変わっていないのに客の数が減ったのか不思議に思った。そこに戸倉上山田温泉復興のカギがあると思う。
姨捨は昔から松尾芭蕉が来ているくらい有名で今も観光客が多く、全国的にも有名であることがわかった。
やはり高齢化により将来、百姓をやる人が減っていることがわかり、解決のために何が出来るか考えていきたいと思う。
地域探索~宝探し~
技術科の授業(中2)その2
他にも技術室の工具ハンガーを作っている班などがありました。自分たちで考え、作ったものは、きっと愛着も湧き、大切に使えるでしょう。また、実際に手を動かして形にし、それを使ってみることで、わかることもあるはずです。
技術科の授業(中2)
まず柱の間隔の長さを測り、釘を打たなくても固定できるよう設計します。実際に木材を切ってみると、なかなか隙間なくぴったりという訳にはいきません。そこで少しずつ材を削ったり、スペーサーを挟んだりして合わせていきます。苦労しながらもしっかりと固定できると、自然と「やった!」という歓声や拍手が起こります。