活動
第2回 SSHミニフォーラム
7月20日(木)の午後に、今年2回目となる「SSHミニフォーラム」を開催しました。今回は、地元にある「長野県立歴史館」から、学芸部考古資料課 課長の町田勝則氏をお招きし、「考古学ってなに?」というテーマでご講演いただきました。「考古学は歴史学に位置づけられる」という話から始まり、「もの」を観る目、観るための知識、「解釈」の立論には、反復・検証→再構築が重要であるといった、考古学にも「科学」の要素が含まれていることを教えてくださいました。また、長野市榎田遺跡の発掘調査からわかったことなど、興味深い話を聴くことができました。生徒の探究活動ににも活かされるような内容でした。
詳しくは、arkheをご覧ください。
アカデミックサイエンス「星の教室」
7月15日(木)・16日(金)の2日間かけて、2年理数科の生徒が「星の教室」の実習を行いました。本来は、東京大学木曽観測所へ行って、宿泊しながら行う実習ですが、昨年と同様に、校内での実習となりました。観測所にあるシュミット望遠鏡を見学したり、星の観察をすることはできませんが、「視角」を使って距離を求める実習や、銀河までの距離をもとめ、後退速度との関係をグラフ化して考察し、宇宙の年齢を求めるまでの実習に、熱心に取り組んでいました。
本校では、「ミニ課題研究」の位置づけてSSHのプログラムとして実施しており、データの活用法やグラフの作り方、考察力を身に着け、最後はグループごとに実習の成果を発表し合うことでプレゼン力の育成を図っています。アンケート結果からも、充実した貴重な2日間を過ごせたようです。
詳しくは、arkheをご覧ください。
アカデミックサイエンス化学連携講座
7月12日(月)に、2年理数科対象の「アカデミックサイエンス連携講座」が実施されました。毎年、信州大学名誉教授の東原秀和先生に来ていただき「最近の電池」というテーマで講義をしていただいています。生徒も、理数化学で電池について学習したばかりで、その知識を活用しながら講義を聴きました。SDGsに関する内容にも触れながら電池が担う課題と将来の展望についてお話いただき、その後は「新しい電池」、特にノーベル化学賞を受賞したリチウムイオン電池にも触れ、革新型新電池ついてスライドを使ってわかりやすく説明していただきました。
詳しくは、arkheをご覧ください。
データサイエンス連携講座
7月7日(水)に、1年理数科対象に「データサイエンス連携講座」を実施しました。講師に茨城大学から小口祐一先生をお招きし、「ビックデータを活用した新しい知の創造」と題して講義をしていただきました。
今年度から1学年に新設したSSH科目「データサイエンス」のプログラムとして実施し、様々なコンクールの紹介やデータの収集方法、PPDACサイクルについて、e-Statの活用など、今後必要となるデータサイエンスに関連する講義をたくさんしていただきました。
生徒たちは、タブレット端末を用いて、実際に「GeoGebra」を使ってグラフを作成するなどの実習を行いました。なかなか難しいところもあり、今後は授業の中でマスターしていく予定です。普通科生には、今回の講義と同じ内容の実習を授業の中で扱っていきます。
SSH生物特別講座(形質転換)
3年生生物選択の生徒対象に、形質転換の実験を2日間かけて実施しました。1年理数科対象に実施している「バイオサイエンス」の実習で行っている内容を、3年普通科の生徒にも体験してもらう目的で実施しました。
BioRad社の実験キットを用いて、オワンクラゲ由来の緑色蛍光タンパク質遺伝子(組換えプラスミド)を導入して大腸菌を「光る大腸菌」に形質転換させる実験を行いました。2日目にブラックライトを照射して、大腸菌が光る様子を確認しましたが、簡単に形質転換ができることに驚いていた様子でした。
グローバルサイエンス連携講座②・③
グローバルサイエンス連携講座の2回目を5月28日(金)、3回目を6月9日(水)に、それぞれ2時間かけて実施されました。(昨年はコロナの影響で実施できませんでした)
いずれもパソコンを使っての実習で、英語力を活用してプログラミングを学びました。プログラミングはこれからの社会で必修アイテムとなっていくものなので、この実習で学んだことが必ず将来活かされると思います。
詳しくは、arkheをご覧ください。
日本地球惑星科学連合(JpGU) 高校生セッション
6月6日(日)に開催された「日本地球惑星科学連合2021年大会 高校生セッション」に、3年生が参加しました。昨年度に引き続き、コロナの影響で幕張メッセではなく、オンラインでの開催となりました。
ポスター発表は「ePoster」を用いて、45秒スピーチは「zoom」での発表となりました。
ポスター発表者
「鉱石ラジオによるラジオ検波の最適条件の探究」 「奨励賞」 受賞
大曽根司昂(3-1)
「柱状節理の外的要因による変化」
櫻井優吾 榎本祐輝(以上3-7)
詳しくは、arkheをご覧ください。
SSHミニフォーラム
5月25日(火)に、SSHミニフォーラムを実施しました。今回は、SDGsに関するテーマで、一人一研究や課題探究に取り組む1、2年生の希望者を対象に実施しました。講師に、長野県立大学のソーシャル・イノベーション創出センター(CSI)でチーフ・キュレータを務める秋葉芳江氏をお招きし、「SDGs 自分と世界、今と未来をつなぐ」というテーマで講義をしていただきました。SDGsに関する基本的なお話から、世界の流れや企業での具体的な取組の様子などに触れていただき、また生徒の質問にも答えながらSDGsに関してわかりやすく説明していただきました。。後半は、SDGsに取り組んでいる企業の商品パッケージなどを先生がたくさん持参していただいたので、実際に見て、そこにある環境ラベルマークを確認しました。世界各国で取組が進んでいることを実感しました。
詳しくは、arkheをご覧ください。
グローバルサイエンス連携講座①
5月19日(水)に、3年理数科対象の「グローバルサイエンス連携講座」を実施しました。3回実施する予定で、第1回目の今日は、 基礎的な数字や式を英語で読んだり、英語で読み上げる数式を書き取る練習をしました。これから英語論文を作成してくときに役立つ内容でした。
講師:デイビッド・アサノ先生(信州大学工学部電子情報システム工学科)
詳しくは、arkheに掲載します。
第36回SSHサイエンスフォーラム
5月11日(火)に、今回で36回目となる「SSHサイエンスフォーラム」を実施しました。
演 題 「ロボットと共生する未来社会」
講 師 千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター
室長 先川原 正浩 氏
昨年は実施できませんでしたが、今年は感染予防対策を講じて実施することができました。
多くの映像を使って、ロボットの進化の様子や、近未来型のロボットの紹介、原発事故現場で活躍しているロボットなど、様々な場所でロボットが活用されている様子を説明していただきました。ここ10年~15年の間にかなり進歩しており、トヨタやホンダの自動運転に関する技術も驚くほど進化してることがわかりました。
詳しくは、arkheをご覧ください。 ハトニワ
卒業生の活躍
平成19年に本校理数科を卒業した王傲寒さん(現在、島根大学自然科学研究科環境システム科学専攻物質化学コース 助教)の活躍の様子が、科学技術振興機構(JST)で発行している「JSTnews」最新号(4月号)に掲載されました。
データビジネス創造コンテスト
審査員特別賞
2年理数科「課題研究」発表会
3月19日(金)に、本校多目的教室において、2年理数科による「課題研究発表会」が行われました。コロナ対策でグループ研究の時間が制限される中、課題解決のための研究を続け、今回の発表となりました。すでに、信州サイエンスミーティングや各種研究発表会、また先日行われた若狭高校との交流会などで、発表してきた経験を活かし、自信をもって発表できたと思います。1年理数科の生徒も参加し、積極的に質問をしていました。
詳しくは、arkheをご覧ください。 ハトニワ
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2年普通科「課題探究」発表会
3月19日(金)に、本校1棟と2棟のHR教室(全14教室)を会場に、2学年普通科の生徒が今年取り組んできた「課題探究」の成果発表会が行われました。コロナ禍で十分に探究活動の時間が確保できなかった中ではありましたが、8月の中間発表(ポスターセッション)を経て、これまで研究してきた成果を、口頭発表形式でプレゼンしました。昨年は中止で実施できず、今年が初めての実施となります。どの会場でも熱心にプレゼンをしている姿があり、聴く側も真剣に聞き入っていました。この発表会には、1年生も参加し、プログラムを見ながら気になる研究発表の会場に足を運んでいました。
詳しくは、arkheをご覧ください。 ハトニワ
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一人一研究・一人一研究α 全体発表会
3月17日(水)に、本校第2体育館において、1学年の「一人一研究・一人一研究α」全体発表会を開催しました。例年は、千曲市の「あんずホール」において実施していましたが、現在使用できないため本校の体育館を会場に実施しました。各クラス2名の代表者のほかに、中学3年からも2つのテーマについて発表がありました。
中学生の発表の様子
高校生の発表の様子
詳しくは、arkheをご覧ください。 ハトニワ
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若狭高校とのオンライン交流会
3月16日(火)の午前に、福井県の若狭高校とオンラインによる交流会を行いました。本校2年理数科の生徒40名と、若狭高校2年理数探究科の生徒33名が参加し、お互いに取り組んできた課題研究の発表を、オンラインで行い、質疑応答などしながら交流をしました。当初は、本校を会場にポスターセッションを行う計画でしたが、コロナの影響で来校できなくなったため、Zoomを利用してオンラインによる交流となりました。それでも、同じ志を持った他校の生徒と交流でき、生徒たちは喜んでいました。
また、この交流会をさらに有意義なものにするために、信州大学工学部教授の手嶋先生にご協力いただき、今注目されている「信大クリスタル」について、オンラインでご講演いただきました。
信州大学 特別講演 (オンライン)
第35回SSHサイエンスフォーラム
3月3日に、ホクト文化ホールにおいて「第35回SSHサイエンスフォーラム」を開催しました。講師に、中島 さち子 氏(株式会社 steAm 代表取締役)をお招きし、「21世紀:創造性の民主化時代を生きる ?Playful STEAMの躍動?」というテーマでご講演していただきました。STEAMとは「Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(ものづくり)、Art(芸術)、Mathematics(数学)」の頭文字です。中島さんは、このSTEAM教育の第一人者であり、全国に普及させるために活動されています。創造性豊かな生徒を育てるためにとても有効な取組で、屋代高校でも今後力を入れていくものです。中島さんは数学研究者であり、ジャズピアニストでもあります。音楽と数学の関係について、実際にピアノを演奏しながらお話いただきました。プログラミングを活用して音を色に変えたり、即興演奏をしていただいたり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
詳しくはarkheをご覧ください。 ハトニワ
信州サイエンスミーティング
2月27日(土)に、「信州サイエンスミーティング」が開催され、本校からも2年理数科の課題研究班が参加しました。例年、信州大学理学部を会場に、県内のSSH校、理数科校、実業高校を中心に、今年課題研究に取り組んだグループが集まり、口頭発表やポスターセッションを行っています。今年は、新型コロナの影響でオンライン開催となってしまい、各校1グループの発表のみとなってしまいました。それでも、質問や助言をいただきながら、他校の生徒と交流を深めることができ、有意義な時間を過ごすことができました。
参加生徒
朝塲香陽 金井桃花 髙﨑悠輝 廣川晴弘
生徒研究成果合同発表会(TSS)参加
2月7日(日)に、都立戸山高校主催で実施された「第9回 生徒研究成果合同発表会」に、オンラインで参加しました。例年は、戸山高校校舎内で行われるポスターセッションに参加していましたが、今年はオンラインによる口頭発表で参加させていただきました。
参加した生徒たちは、事前に何度も練習して臨み、質問にも丁寧に答えていました。他校の生徒の発表を聴いたり、参考となる質問をいただいたり、とても良い経験をしたようです。海外からも口頭発表で参加してりおり、熱心に視聴していました。
参加分野(口頭発表)
数学分野
「数列と図形 ~大学入試問題の一般化~」 市河俊弥 渡邉翔太 田中光(2-7)
化学分野
「七味温泉の色の変わる要因」 朝塲香陽 金井桃花 髙﨑悠輝 廣川晴弘(2-7)
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サイエンスダイアログ
2月3日(水)と4日(木)に、「サイエンスダイアログ」が実施されました。これは、海外から日本の大学に来て研究している若手研究者をお招きし、大学での研究内容を英語でレクチャーしてもらう内容のものです。3日は2年理数科、4日は1年理数科対象に実施しました。
2年理数科対象
講師:Junie jhon M. VEQUIZO 博士(信州大学/環境・エネルギー材料科学研究所)
研究内容:高性能光触媒の実現を目指した反応機構の解明
光触媒について、TiO2などの効果やその他の触媒おける効果について
説明していただきました。
1年理数科対象
講師:Xiaofeng YIN 博士 (東京大学・大学院理学系研究科)
ひまわりの種の配列には規則性があり数式で表すことができる(フィボナッチ数列)
といった内容について説明していただきました。
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ジオサイエンス連携講座②
2月3日(水)に、1年理数科対象の「ジオサインス連携講座」を実施しました。2回目となる今回は、信州大学名誉教授の鈴木啓助先生を講師にお招きし、「地球温暖化と地域での応答」という内容で講義をしていただきました。様々なデータや資料を使って、今現在地球規模で起こっている事象について分かりやすく講義をしていただきました。
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バイオサイエンス連携講座
1月29日(金)に、1年理数対象の「バイオサイエンス連携講座」が実施されました。毎年、生物分野で研究されてる方をお招きして講義を行っています。今年は、国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 野生動物研究領域 領域長 岡 輝樹 氏にお越しいただき、「ツキノワグマはブナの夢を見るか?Wildlife Management」というテーマで講義をしていただきました。ブナが大豊作の翌年は凶作となるため、クマが出没しやすくなるなど、ブナとクマの関係を、様々なデータからレクチャーしていただくなど、とても興味深い内容でした。
また、附属中学2年生にも「VSニホンジカ あくなき闘いを終えるには」というテーマでご講義いただき、とても楽しく聴かせていただきました。
詳しくは、arkheをご覧下さい。
アカデミックサイエンス化学連携講座
1月27日(火)に、2年理数科対象の「アカデミックサイエンス化学連携講座」が実施されました。毎年、信州大学名誉教授の東原秀和先生に「炭素の化学」と題して講義をしていただいています。グラフェンやフラーレンなどの分子模型を作成しながら、炭素結合(σ結合やπ結合)について学び、生徒も模型作りに夢中になっていました。現在注目されているカーボンナノチューブ(CNT)のなどの最新情報についても分かりやすく説明していただきました。
詳しくは、arkheをご覧管ください。
ウニの発生観察教室
1月23日(土)に、「ウニの発生観察教室」を実施しました。これはSSH事業の「地域との連携」に関するプログラムの1つで、例年近隣の小学校に案内を出し、小学生5・6年生を対象に実施しているものです。昨年はウニが不漁だったため実施できず、今年は新型コロナの影響で実施できるか心配されましたが、参加人数を減らし、密を避け、感染予防を徹底しての実施となりました。
実施にあたっては、1年理数科の生徒や理化班の生徒がアシスタントとなってサポートし、小学生に優しくアドバイスをする形で実施し、とてもチームワークよく取り組むことができました。
バフンウニの卵や精子の放出の様子から、受精する様子までリアルタイムで観察し、あらかじめ用意してあった卵割のサンプルやプルテウス幼生を顕微鏡で観察しました。みなさん熱心に観察したりスケッチをして、ウニの発生の神秘さにひかれていました。
詳しくは、arkheをご覧下さい。
一人一研究 クラス発表会
1月15日(金)・18日(月)の2日間にわたり、1学年が取り組んできた「一人一研究」の発表会を、クラス内で実施しました。11月の中間発表会でのアドバイスを参考に研究をまとめ、今回の発表に臨みました。
グラフや表を用いて説明をしたり、実際に実験している様子の画像などを使って、分かりやすく説明している様子がありました。さらに、どのクラスも活発に質問をしてより深く理解しようとする姿勢が印象的でした。
今回の発表で、特に良かった各クラス代表2名が、3月の全体発表に臨みます。
詳しくは、arkheをご覧下さい。
和歌山県データ利活用コンペティション
12月19日(土)に、和歌山県のデータ利活用推進センターを会場に、「第4回 和歌山県データ利活用コンペティション」の最終審査が行われました。11月の一次審査を通過した1年理数科の生徒が参加し、プレゼンテーションを行い、見事「政策アイデア賞」を受賞しました。
和歌山県賞 「政策アイデア賞」(高校生の部)
「豊かな自然を生かして~ドローン&ジビエで人を呼び寄せろ~」
信州サイエンスキャンプ
12月19日(土)に、「信州サイエンスキャンプ」が開催されました。これは、課題研究合同研修会と全国総合文化祭の県予選会を兼ねて実施しているもので、本校からも理化班や課題研究班が参加し、これまでの研究の成果を発表しました。昨年は理化班の研究が最優秀賞を受賞し、全国総文祭に出場しましが、今年は残念ながら全国への切符は手にできませんでいた。でも、助言者からの貴重なアドバイスは、今後の研究の深まりに効果があると感じたようです。
また、信州大学教育学部教授の伊藤冬樹氏による「調べ学習から科学的な研究へ」という講義も行われ、課題研究を進めるうえで大切な事を学びました。
参加生徒
全国総文祭県予選会
詳しくは、arkheをご覧下さい。
ジオサイエンス連携講座
12月11日(金)に、1年理数科対象の「ジオサイエンス連携講座」を実施しました。講師に、信州大学理学部教授の大塚勉先生をお迎えし、「信州で地質学を学ぶこと」をテーマに講義をしていただきました。
信州大学の紹介を理学部地質系を中心にしていただき,日本列島の骨格(付加体の研究),地震災害への対応,活断層の研究の順で講義が行われ,最後に今回の台風19号の災害に関係して,長野盆地の地形についての教えていただきました。立体視鏡を用いた変動地形の具体的な読み方も教わり、楽しみながら学ぶ事ができました。
詳しくは、arkheをご覧下さい。
バイオサイエンス実習
1年理数科「バイオサイエンス」での実習として「大腸菌形質転換」の実験を行いました。BioRad社の実験キットを用いて、オワンクラゲ由来の緑色蛍光タンパク質遺伝子(組換えプラスミド)を導入して大腸菌を「光る大腸菌」に形質転換させました。実験は2日に分けて行われ、2時間目の今日は、ブラックライトを照射して、大腸菌が光るか確認しました。簡単に形質転換ができることに驚いていた様子でした。
日本数学A-lympiad 参加
これは、金沢大学の主催しで「世界とつながりより良い社会を築くため、数学を活用して現実課題を解決する能力」を競う目的で実施されているものです。
今年度のテーマは、スキージャンプワールドカップの結果データが与えられ、様々な条件を考慮しながら「妥当性のある順位の付け方を考える」「それを元に新しい条件を設定した大会を創設する」でした。
参加生徒
2年7組(理数科) 市河俊弥 近藤雄太 田中光 渡邊翔太
結果は、12月下旬に発表され、成績優秀チームはオランダで開催される「Math A-lympiad」に、日本代表として参加します。
パソコン甲子園2020 全国大会
11月14日(土)に、「パソコン甲子園2020」の全国大会がオンラインで実施され、本校からは2名が参加し、「プログラミング部門」で競いました。
予選は9月に実施され、長野県代表として本選出場を決め、今回の本選出場となったものです。
チーム名『TeamPython』 伊香賀 太一 長﨑 大 (2名1チーム)
参加校は、開成高校・灘高校・麻布高校・筑波大附属駒場高校など強豪校ばかりでしたが、一時は10位代まで順位を上げるなど2人とも大健闘しました。
残念ながら、上位入賞は果たせませんでしたが、全国のレベルを知って良い経験になったようです。
詳しくは、arkheに掲載します。
「科学の甲子園」 長野県予選
コンテスト当日は、実技競技が時間内に終了せず、成績が決まらないままコンテストが終了し、先日賞状と共に結果が届きました。
主な成績は以下の通りです。
結果 総合成績 準優勝 屋代Bチーム
化学部門 1位 屋代Aチーム
理数科「課題研究」 中間発表会
11月6日(金)に、2年理数科で取り組んでいる「課題研究」の中間発表会を行いました。8月にポスターセッション形式で中間発表を行い、そこでのアドバイスなどを参考にさらに研究を進め、今回は口頭発表による中間発表を行いました。
今年の研究テーマ
(1) 最適航空路の決定
詳しくはarkheをご覧下さい。
一人一研究 中間発表会
1学年が取り組んでいる探究活動の「一人一研究」の中間発表を、5日と12日の2回に渡って実施しました。5日はクラス内でグループを作り、それぞれの研究内容について発表して質疑応答を行い、12日は他のクラスの生徒とグループを作り、パソコンを使ってPowerPointによる発表を行いました。新型コロナによる休校等で、研究の時間がなかなか確保できない中、現在までの研究の成果を熱心に発表していました。
今後は、この中間発表で得たアドバイスなどを参考にして研究のまとめの段階に入り、1月の発表会に向けて進めていきます。
5日(1回目)の様子
12日(2回目)の様子
詳しくはarkheをご覧下さい。
アカデミックサイエンス物理連携講座
10月22日(木)に、2年理数科対象の「アカデミックサイエンス」における、物理講座を実施いたしました。講師に東京大学大気海洋研究所教授の横山祐典先生をお招きし、「科学で探る過去の気候・環境」というテーマで2時間講義をしていただきました。「炭素循環」をキーワードに、年代測定に必要な放射生同位体(C14)についてなど分かりやすく説明していただきました。珊瑚が吸収したストロンチウムの量を計測することでその時代の水温がわかる話や、南極大陸の氷がすべて溶けると、海水面が60mも上昇する話など、とても興味深い内容でした。
詳しくは、alkheをご覧下さい。
arkhe158.pdf
サイエンス・ラボ
10月9日(金)と21日(水)の2日間、1年理数科対象の「サイエンス・ラボ」が実施されました。これは、SSH科目「バイオサイエンス」のプログラムとして毎年実施しているもので、長野県総合教育センターで、次の4種類の実習行いました。
詳しくは、arkheをご覧下さい。
パソコン甲子園 本選出場決定
交通安全運動 出発式
これは、松本さんが附属中学1年のときに研究をはじめ、「信号機のない横断歩道を歩行者が渡るとき、もっと車が止まるようにできるはず」と、自ら横断歩道で調査を積み重ね、高校1年の「一人一研究」、2年の「課題探究」の活動において、膨大なデータを分析し、JAF長野支部とも連携して80ページにもなる研究レポートをまとめ、「みんなで手を上げよう!キャンペーン」などの具体策を考えるなど精力的に活動したことが、長野県警に評価されたことで実現しました。長年にわたる探究活動の成果です。
NBS長野放送 ニュース
https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/2020091800000001.php
課題探究・課題研究 中間発表会
8月26日(土)に、2学年で取り組んでいる「課題探究(普通科)」「課題研究(理数科)」の中間発表会を、ポスターセッション形式で実施しました。今年度は学校休校などにより、探究活動をする時間が満足に確保できませんでしたが、8月の集中探究活動期間などを利用して、今回の中間発表会に臨みました。今年も様々なテーマの発表があり、熱心に自分たちの研究成果を説明していました。
信州大学教育学部から伊藤冬樹先生にもご参加していただき、時間が終わるまでアドバイスをいただきました。最後の講評では、「もう一度自分の研究を見つめ直すことが大切」と、今後の進め方についてのヒントをいただきました。
今後も探究活動を進め、12月にはレポートをまとめ、3月に口頭発表を行う予定です。
詳しくは、arkheをご覧下さい。
SSH野外観察実習
8月27日(木)に、1学年全クラス対象のSSHプログラム「野外観察実習」を実施しました。新型コロナの影響で、実施できるか心配されましたが、天気も良く無事に実施することができました。普段の学校生活では、感染予防対策を徹底した中での授業で、とても窮屈な思いをしていた生徒たちでしたが、1日大自然の中で生活して、新鮮な空気と目の前に広がる絶景を体験し、リフレッシュできたようです。また、専門のインストラクターの説明にも熱心に耳を傾ける姿があり、多くのことを学べたようです。
志賀高原(1組)
八島湿原(4組)
上高地(2組・3組)
乗鞍(5組・6組)
戸隠(7組)
詳しくは、 arkhe をご覧下さい。
理数科展
8月3日(月)に開催された鳩祭(文化祭)において、1,2年理数科グループによる「理数科展」を実施しました。本来であれば、7月に開催されるはずだった鳩祭での一般公開で実施するものでしたが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、今回その代わりに1日限定で開催することになった鳩祭において実施することになりました。短い準備期間でしたが、興味関心を持ってもらえるように、様々な工夫をした演出や実験を行い、理数科生らしい発表となりました。
実験タイトル
1.身近なものをひからせよう
2.初めての科学実験
3.不思議なティッシュ
4.蛍光ペンのインク混ぜ混ぜ大作戦
5.Colorful water
6.ドライアイスとしゃぼん玉
7.黄リンの燃焼
星の教室 in 屋代
7月28日・29日の2日間をかけて、「星の教室 in 屋代」を実施しました。毎年2年理数科を対象に実施しているもので、「ミニ課題研究」という位置づけで、データの処理方法や考察の仕方など、現在取り組んでいる課題研究に必要不可欠なスキルを習得することを目的としています。本来であれば、木曽にあります東京大学木曽観測所に滞在して実施するものですが、今年は新型コロナウイルス対策により木曽観測所での実習ができないため、同じプログラムを本校で実施することとなったものです。初めての試みで、うまく実施できるか心配されましたが、講師の先生方やTAの学生さんのおかげで無事に2日間のプログラムを実施することができました。
講師 東京大学 木曽観測所 助教 高橋英則 氏
研究員 近藤荘平 氏
研究員 森由貴 氏
1日目
① 実習1「視角をつかって距離を測る」
2日目
④ グループ発表
投影しプレゼンテーションを行う。(各班質疑応答含めて10分程度)
自分たちの頭で考えていくことの大切さ・重要さに気づいた生徒が多かったようです。
詳しくは、arkheをご覧下さい
SSH 数学統計講座
7月16日(木)に、1年理数科対象の「数学統計講座」を実施しました。茨城大学から小口祐一先生をお招きし、「ビックデータを活用した新しい知の創造」と題して、様々なコンクールの紹介やデータの収集方法、PPDACサイクルについてなど、今後必要となるデータサイエンスに関連する講義をたくさんしていただきました。実際に「e-Stat」を利用して、その活用法を教えていただいたり、統計データ分析コンペディションの論文を紹介していただいたり、多くのことを学ぶことができました。
詳しくは arkheをご覧下さい。
日本地球惑星科学連合(JpGU)
今年も、「日本地球惑星科学連合2020年大会高校生セッション」に、3年生が参加しました。本来は5月24日(日)に幕張メッセ国際会議場において実施される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で、7月12日(日)に延期になり、さらにオンラインによる参加となりました。(ポスター発表はiPoster、45秒スピーチはzoomでの開催)
iPosterの準備は初めてだったので、多少手こずりましたが、口頭発表用のスライドを利用できたので、逆に作業時間は短くてすみました。
45秒スピーチでの研究紹介では分かりやすく簡潔に研究内容を発表し、ポスター発表コアタイムでは、多くの研究者からメールによる問い合わせがあり、積極的な議論を行いました。
ポスター発表
「台風のデータから未来の台風を予測しよう」 「優秀ポスター賞」受賞
小林惇志(3-7)
「地震計記録のデジタル化プロジェクト」
田口晃 千原鋭思 宮澤克彰 八代昌樹 山田有純(以上3-7)
詳しくは、arkheをご覧下さい。
グローバルサイエンス連携講座
7月8日(水)に、3年理数科対象のグローバルサイエンス連携講座を実施しました。信州大学工学教授のデービッド・アサノ先生をお招きし、高校数学で用いる数式や関数を、英語ではどのように言い表すのか、口頭英語による計算問題演習を中心に講義をしていただきました。
主な内容
1 Reading Numbers 桁数の大きな数字、小数、分数
2 Basic Functions 加減乗除
3 Roots / Powers ルート、累乗
4 Exponents / Logarithms 指数、対数 他
生徒の反応は良好で、ふだん慣れ親しんでいる高校数学の基本を英語で学び直すことに新鮮な興味関心を抱いたようでした。
詳しくは arkheをご覧下さい。
アカデミックサイエンス化学 連携講座
6月30日(火)に、2年理数科対象の「アカデミックサイエンス化学連携講座」を実施しました。講師に信州大学名誉教授の東原秀和先生をお招きし、「最近の電池、革新的次世代電池」というテーマで2時間講義をしていただきました。2年の理数化学で電池については学習したばかりで、基本原理を理解したうえで、実社会においてどのように利用され、今後どのように発展していくかなど、非常に興味深い話をお聞きすることができました。中学生にも講義をしていただき、積極的に質問も出されました。
高校生の様子
中学生の様子
詳しくは、arkheをご覧下さい。
一人一研究ガイダンス
6月24日(水)に、「一人一研究ガイダンス」を実施しました。講師に、信州大学教育学部教授の伊藤冬樹先生をお招きし、ご自身の研究内容も含めて、探究活動を進めるうえでの大切な事についてお話いただきました。
多くの事象の中からよりよく課題を発見する方法や、研究とは「解答できる問題に取り組むこと」など、探究活動におけるヒントを与えていただきました。最後に、「面白い研究をしましょう」と激励していただきました。
北陸新幹線サミット
6月13日(土)に、今年度WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)の拠点校として指定された上田高校(昨年度までSGHの指定校)主催の「北陸新幹線サミット」が開催され、本校から3年生の山本愛佳さんと宮島大さんの2名が参加しました。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、オンラインによる開催となり、初めての試みでスムーズに進行されるか心配されましたが、大きなトラブルもなく、発表内容も分かりやすく、参加した多くの生徒から意見やアドバイスが出され活発な交流会となりました。
3つの分科会に分かれプレゼンやディスカッションを行い、二人は「地域の課題から地域創生を提言」グループに参加しました。参加した二人は、本校の「課題探究」の取り組みで、母子家庭への支援対策として「ながの子育て家庭優待パスポート」の充実を提案し、千曲市議会や県議会で採択された実績があります。今回のサミットでは発表できませんでしたが、今後の活動のヒントを得たようです。
詳しくは、ハトニワ arkhe をご覧下さい。
ハトニワ arkhe154.pdf
科学地理オリンピック 銀賞
詳しくはハトニワをご覧下さい。
ハトニワ
SSHサイエンスフォーラム
2月5日(水)に、「第34回SSHサイエンスフォーラム」が開催されました。今年は地元のあんずホールが使用できなかったため、上田のサントミューゼを会場にして実施されました。
講師に、東京大学から、大学院情報学環/生産技術研究所教授の大島まり先生をお招きし、「医工連携で切り拓く予測医療」というテーマでご講演いただきました。大島先生は医療を工学という分野からアプローチして研究をされ、血液の流れを手術前後でシミュレーションして治療に活かすなど、臨床診断に適用可能な数値解析システムの確立・構築を目的とした研究をされています。講演の中で、実際に患者さんのシミュレーション映像を見せていただき、最先端の科学技術に触れることができました。また、大島先生は、人気ドラマ「ガリレオ」の監修をされ、トレードマークとなった物理学者・湯川先生が書く数式は大島先生が考えていたようで、すべて正しい数式だそうです。
また、講演の前に海外研修に参加した生徒の報告会も実施されました。
詳しくは、ハトニワをご覧ください。
ハトニワ