附属中活動

長野ろう学校との交流会

 長野ろう学校高等部生徒との交流会「レモンデイズ」を行いました。
  長野ろう学校高等部の生徒から、聴覚障がいやろう学校の設備や生活についての説明を聞き、その後は手話などを用いてグループ活動を行いました。高等部生徒の笑顔や語りかけ、頑張れといったジェスチャーなどに支えられ、本校生徒が身を乗り出すように引きつけられていきました。このような機会をいただけたことに本当に感謝しています。以下は生徒の感想です。

 手話はジェスチャーの発展したもののような感じなので、結構分かってもらえることが多かった。ただし、覚えるとなると言葉と違って50音だけでは表せないので、1つ1つの単語を覚えるのは大変そうだと感じた。また、抽象的なことがらはかなり難しそうだと感じた。ジェスチャーでも表しにくかったです。




 私は最初から自分が何か言わなければいけない時、どう伝えようということについて真剣に悩んでいました。しかし、ゲームや交流をしていくうちに「伝えよう」や「感じ取ろう」という意思があれば伝わるんだなぁと実感しました。最後の方ではどんどん話しかけられるようになりました。




 言葉を、顔をこんなにまっすぐに見て一生懸命伝えようとしたのは初めてでした。この手話で大切なのは「伝えようとする気持ち」と言っていましたが、その通りでした。この交流でろう学校の人たちと仲良くなって、「聴こえない」ことについて知れたし、同じクラスの人ともちょっと仲良くなった気がしました。それぞれのグループで教えてもらったことを伝え合ったときには、なんともいえない楽しさというか、新鮮さというか、風が吹くようななんだか不思議な気持ちになりました。
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