活動報告

活動

青少年のための科学の祭典2016上田大会に参加

 8/6()理系進学希望者と、将来教育関係の職を希望している高校1年生の生徒9名が「青少年のための科学の祭典2016上田大会」に参加しました。大会では、来場者(主に小学生およびその保護者)にペーパークロマトグラフィーによるサインペンの色素の分離を体験してもらい、クロマトグラフィーの原理を理解してもらうことでした。相手が小さい子供であることを念頭に、「どのような言葉の使い方や手法を使えば、よりわかりやすく伝えることができるか」ということを考えながら、自分たちの手でペーパークロマトグラフィーの原理を説明することができました。

 この体験を機会に、今後の科学に対する関心や知識、教育関係への興味が大きくなることを期待しています。

SSH 「東京大学木曽観測所天文学研修」

 7/29()から30() SSHアカデミックサイエンスとして、東京大学木曽観測所天文学研修に行っていきました。

 木曽観測所のシュミット望遠鏡を見学後、宇宙年齢測定という大きなテーマのもと、視角を使って銀河までの距離を測定しました。その後、銀河の後退速度を利用して、グループ毎多くの議論をしながら時間をかけ、宇宙年齢の計算をしました。次の日はグループによるプレゼンテーションを実施。
 この2つ日間で、これから行う課題研究を手法、まとめ方を学ぶことができました。


SSH 「アカデミックサイエンス」(物理連携講座)

 7/19() SSHアカデミックサイエンス(物理連携講座)として、山口 真先生(理化学研究所 強相関理論研究グループ 特別研究員)、玉手修平先生(国立情報学研究所 特任研究員)、針原佳貴(東京大学大学院博士後期課程2年)の3名の先生をお招きし、「量子ってなに?」と題し、量子力学についてご講演いただきました。

 量子力学とは高校物理で扱わない分野で、生徒にとっては難しい講義となりましたが、講師の先生方の分かり易い説明に興味を示し、ヤングの実験等に興味をもって取り組んでいました。またその理論が最先端の科学にどのように活用され、研究されているのかという話も、生徒にとって興味深い内容であり、量子力学に興味を持つきっかけとなりました。

SSH 「サイエンスラボ」

 6/28(火)に本校理数科1年生のみなさんが、SSH「サイエンスラボ」の一貫として、総合教育センターにて実施された先進的技術を学ぶ教育研修に参加しました。
 研修は、①バイテク基本操作と画像データ活用 ②液体イオンクロマトグラフィーの取扱と分析、③産業用ロボット技術、④モーションキャプチャとアニメ作成の4つあり、今回はこの内の2つの実習を行いました。次回10月に実施できかった項目を研修し、生徒は上記のすべての研修を行うことになります。
 この研修が今後の「一人一研究」に生かされることを期待しています。

SSH 「グローバルサイエンス」

 6/16(木)3学年理数科対象にSSH事業の一貫として「グローバルサイエンス②」の授業が行われました。1回目に引き続き、信州大学工学部教授、デービット アサノ先生をお招きし、関数・グラフと画像処理の方法について英語での授業を受講しました。
 数学的な処理方法を英語で理解する難しさはありましたが、生徒のみなさんが真剣に問題に取組んでいる姿がみられました。