活動報告

活動

サイエンス・アゴラ2015

11/15日(日)に東京都のお台場地域で開催されたサイエンス・アゴラ2015に高校2年生理数科の生徒6名が参加しました。ポスターセッションでは積極的に他校の生徒と交流し、レベルの高い課題研究とその発表に刺激を受け、これからの課題研究に活かすことが出来ると感じました。内容は下の通りです。

高校生によるポスター発表
  
 元ISEF審査員による模擬審査

   研究者によるコメント   全体講評

   

講演 東京理科大学教授 秋山仁氏

 「科学オリンピックに集え!若きヒーロー・ヒロインたち」

  パネルディスカッション

<生徒感想>

・世界で戦えるくらい、科学を身につけたいと思いました。
 ・面白い研究をしている学校がたくさんあった。



日本化学会東海支部高等学校化学研究発表会「奨励賞」受賞

日本化学会東海支部 化学教育協議会主催
  第24回東海地区高等学校化学研究発表交流会

11月3日(火)に信州大学理学部で開催された上記の会において
理化班3名が見事な口頭発表を行い、「奨励賞」を頂きました。

  研究名:「シャボン玉の化学」
  理化班:久保田達哉 市瀬智也 吉岡翔司

課題研究中間発表会

10月30日(金) 13:40~16:00 本校理科講義室にて、2年生理数科の「課題研究」中間発表会を開催しました。
来賓:国立研究開発法人科学技術振興機構 塩澤幸雄様
    長野県教育委員会教学指導課 金井繁昭様
各グループから、研究テーマ設定の理由、先行研究を調べ自分たちがこれまでやってきた実験内容、進捗状況、今後の方向性、いま困っていることなど発表しました。質疑応答では、先行研究との違いは?どうしてその結果になったのか?実験条件を統一したほうか良い、違う側面からの実験の必要性の指摘等、予定時間を越えての活発な質疑応答がなされました。
今回の中間発表会では、改めて自分たちのテーマ設定に立ち返り、徹底的に見直して質の高いテーマに戻ろうとする、良い「振り返り」の機会と成りました。今後も、各グループ毎協力して実験に取り組んでいくことでしょう。
課題研究テーマ
・玄能石の形成過程を解明する
・年金納付率を上げたい
・消費者のシャンプーの購買行動を解明せよ
・振って握って発電するシャーペンを創りたい
・空気アルミニウム電池の作成
・スライムの流動性を活かした実用化に向けて
・ブレファリズマの光からの回避と色素の変性のきっかけを見つけたい
・廃セメントから金属成分を取り出したり、土壌や溶液を中和する
・抽出フェロモンにアリは反応するのか
・つむじ風のメカニズムを解明
・ラクトースではなくスクロースで培養できた原因を探りたい

アカデミックサイエンス物理連携講座

 10/5日(月)本校にて、東京大学大気海洋研究所の高解像度環境解析研究センター環境解析分野の教授であられる横山祐典氏による「化学で探る過去の気候-将来の予測精度向上のために」というテーマで、高校2年生理数科(38名)の生徒が講座を受講しました。
 教科書だけでは伝わらない現場のストーリーや、実際の研究および応用にふれることにより、具体的に高校で普段の授業が実際どのようにして”サイエンス”に使われているかを具現化でき、専門的理解のみならず、サイエンスリテラシーの向上としても役立つように感じました。
<生徒感想>
・気象を考えるときに物理や化学がこんなに関わっていたとは思わなかった。地学だけでなく物理や化学もそういう所に役に立つことを知り、もっと深く学んでいきたいと思いました自分は何て小さい世界で生きているのかと驚くと同時に戦国武将や原始人なども同じ時期に生きていたのかなと少し親近感がわいた。地球温暖化について考えることができた。
・地球温暖化にも関わっている気候変動の内容だったので地学が重視されるのかなと思ったけど、気圧や温度、炭素の同位体から気候の測定をするなど化学や物理の分野からも今回の問題について見ていくことはとてもおもしろかった。

 


県学生科学賞 優良賞4作品

第59回県学生科学賞の審査会が10月2日に開かれ、本校から下記の4作品が「優良賞」を受賞しました。
 ・白黒だけど白黒じゃない秘密
 ・ヨウ素デンプン呈色反応の不思議~退色温度への考察~
 ・メントスコーラ~飛び出す泡の不思議~
 ・タマネギ根端分裂組織の細部周期と生物時計の関係

日本動物学会 第86回大会 2015新潟

9月19日(土)に新潟市で開催された標記の大会に、本校理数科3年生4名がポスター発表し、「優秀賞」を受賞した。研究内容は「カブトエビ~生きている化石~」

東京大学木曽観測所 天文学研修

2年理数科

8/28(金)~29(土)に東京大学大学院理学研究科天文学教育研究センター木曽観測所にて、木曽観測所特任研究員の水戸洋之氏の指導のもと、2年理数科40名の生徒が研修に参加しました。

 宇宙の年齢を地球から観測する銀河の大きさから測定することを目標として、生徒間でディスカッションを重ねながら学習を行いました。

 一日目の午後はグループごとに人間の写真を撮って、写真上の大きさと身長の平均値から視覚と距離の関係について学習しました。夜の部ではその知識を応用して、銀河の写真から銀河と地球の距離を求め、その結果から宇宙の年齢を計算しました。2日目は宇宙の年齢の計算結果とその導出過程をグループごとに発表しました。

 グループごとの活動がメインであったが、どのグループも活発な議論を行うことができ、発表の仕方もグループごと工夫し、追求する段階だけでなく、まとめの段階もよい取り組みになっていたと思われます。

全国SSH生徒研究発表会

 8月4日~6日、インテックス大阪で開催された「全国SSH生徒研究発表会」に理数科を代表して3年生3名が参加、「ルミノール反応を利用した触媒の有効的使用条件の研究」のポスター発表を行った。全国からSSH指定校が集まり、また海外からのチームも参加しておりレベルの高いポスター発表であった。本校の生徒たちも、説明をし質問を受け大変よい経験をした。また、屋代高校OBで現在北海道大学大学院の准教授の前田先生のミニ講演も聞くことができ、大変ためになるものであった。

東北サイエンス交流会

 8月3日~5日 希望者40名が、東北サイエンス交流会に参加。
 1日目はSSH指定校である福島高校と交流、「課題研究の相互発表」をし校内各所の「放射線測定実験」を行いました。その後「キャリア交流会」を行い、両校の生徒とも「自分を表現し、伝え合うこと」「相手を理解しようと耳を傾けること」「その努力の継続」の重要性を確認し合った交流会でした。
 2日目は「相馬市被災地見学」はらがま水産加工場の高橋理事長からお話をしていただき、午後は南相馬市立総合病院の及川好友副院長よりご講演をしていただきました。また、避難地域を見学、その地で復興のために活躍している方のお話を伺い、今後自分たちがどのように社会に係わっていくか考えました。
 3日目は「東北大学工学研究科・工学部」にて超伝導・プラズマ・アルゴリズム・モーターの各研究室を訪問。その後本校OB等の東北大・学部・院生と懇談しました。大学生活・専攻学問分野・進路決定等、談笑を交えた丁寧なアドヴァイスを頂きました