カテゴリ:1学年

長野ろう学校との交流(レモンデイズ)

 先日、長野ろう学校の生徒さんとの交流(レモンデイズ)がありました。始めにろう学校の生徒さんより学校の紹介をしてもらいました。補聴器を通した音を聞いたり、ろう学校における、曲がり角の鏡や、チャイムの代わりのランプの説明を聞いたりして、耳が聞こえにくいということがどのようなものなのか学びました。
 その後に、グループに分かれてろう学校の生徒さんとの交流がありました。各グループで動物や教科、食べ物などのテーマが有り、それらのテーマに沿って問題が出され、それについて考えて表現しました。そして、覚えた手話を使って自己紹介をしあい、最後に総合の時間につくったあんずジャムを、手話を使って紹介しお土産として渡すこともできました。
~生活感想~
 今日は長野ろう学校の人たちと交流がありました。明るくて、交流していて楽しかったです。でも、自分自身「聞こえにくい」というのがどの程度か知らず、補聴器をつければ、聞こえやすくなると思っていたのですが、実際はぼやぼやした音で聞き取れませんでした。個人差はあると思うけど、そういった理解が足りないかもしれません。学校の紹介のあとは、グループで交流しました。新しい手話を教えてもらった手話で会話してみたり、今までやってきたものを使って自己紹介したりしました。短い時間だったけど、いい経験になりました。また機会があれば交流したいです。
 今日は待ちに待ったレモンデイズの日でした。私は小学校の時、長野ろう学校の人と交流をしました。でも手話は練習しなかったので、全然仲良くなれず、“がーん”となって終わってしまったので、「今回は絶対仲良くなるぞ」と思っていました。グループごとやるとき、たどたどしい手話だったけど、ちゃんと自己紹介が伝わって“つながれた!”と嬉しかったです。仲良くなれたし、伝えられたこともたくさんありました。また来てもらってお話ししたいです。
 ろう学校の方と交流がありました。手話は今まで少しやったことがあるくらいで、実際に手話でやりとりをしたことがなかったので、少し緊張しました。自分の名前もたくさん練習したけれど、上手に伝えられなかったので残念でした。でも、楽しく交流することができたと思うので良かったです。手話にもいろいろな意味があるということを知りました。また、手話は上手くできなくても伝えようという気持ちがあれば相手に伝えることができるし、手話だけでなくても相手に伝えようという気持ちが大切だということがわかりました。

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箱膳体験

 1学年において「かけはしの会」の方を地域講師に迎えて「箱膳体験」が行われました。







 
    
 世界無形文化遺産である日本の食べごと文化について、「家族や地域を結ぶ社会性」や「風土が育む多様な地域性」などの観点から講義を受けた後、会の方の寸劇を通して、きずなを感じ感謝を表す場面について具体的に学びました。そして、上座や下座などからもてなしの気持ちを、一汁三菜の配置からその意味などを習い、実際に準備していただいた伝統的な料理を食べることで、漬け物の濃い味付けの理由などを体験を通して学ぶことができました。このように地域の方に教えていただける機会を大切にしていきたいです。
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ジオサイエンス(1学年)

 

 信州大学の大塚勉教授から、信州の地質と地震災害について学びました。まずは、震度とマグニチュードの違いを学びました。マグニチュードは2段階異なると、エネルギー規模は1000倍違う、つまり、「桁が違う」ということを驚きとともに学びました。また、善光寺地震の話は、稲荷山での学習ともつながりました。
 そして、「盆地を作ったのは活断層」つまり、平らな土地に住んでいる限り地震からは逃れられないということから、地震で被害に遭った部屋の写真から、被害を小さくする工夫を自分たちで考えました。
 

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北陸研修旅行


 25日(火)~27日(木)に北陸研修旅行に行ってきました。天候が心配されましたが、雨が降ったのは高岡に着いた最初のみで、あとは傘をさすことなく過ごすことができました。1日目の高岡市では2つの重伝建を回りながら、町の特色をガイドさんに聞いたり、稲荷山との比較を行ったりしました。高岡市の場合は、重伝建ということを上手く発信できていないという課題があるとおっしゃっていて、同じ重伝建でも違いがあると感じました。現地に行って調査することはやはり大切です。
 2日目の金沢市と湯涌温泉の班別行動では、班毎に計画に従って調査したり、インタビュー活動をしたりしました。英語でかかれたボードを用意して、積極的に英語でインタビューしていました。普段、勉強している英語を使って実際にコミュニケーションをとることで、英語を勉強する大切さがさらに分かったのではないでしょうか。
 湯涌温泉では地元の中学生との交流したり、江戸村で一向一揆や旅館で女将さんのお話を聞いたりするなど、地元の人と関わりながら多くのことを学ぶことができました。
 3日目はイタイイタイ病資料館に伺い、解説を受けながら資料を見たり、実際に患者さんの看病をしていた若林カズ子さんにお話をお聴きしたりしました。特に、若林さんのお話では、イタイイタイ病に実際に関わった人の生のお話ということもあり、この病気の悲惨さが伝わってきました。このお話を聞いてこれからどういう行動をしていくか、そういうことも考えていきたいです。

 生徒感想より
・いろいろな方にインタビューをすることができた。ホテルの方などにもインタビューをすることができ、良かったと思う。時間にゆとりをもって調査活動をすることができたので、しっかりと調査ができた。
・インタビューは10人にとれた。また、湯涌温泉では、あんずラスクと金箔ラスク、あんずサイダーとゆずサイダーなど比較ができて良かった。ゆずサイダーは一番人気であることが分かった。金沢は金箔、高岡は和菓子が特産ということも分かった。インタビューの結果、特産物は1000円くらいのものを買う人が多かった。
・インタビューをするときのために、分かりやすく要点をまとめて、画用紙でボードをつくったことが良かったと思う。しかし、インタビューするのに手間取ってしまったので、もう少し練習しておけばよかった。

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あんずジャム作り

 あんずの旬がやってきました。千曲市の方から、あんずは足が早く痛みやすいので、生で食べるよりも加工することが多いという話を聞いていましたので、千曲市の方を講師に招いて、あんずジャムを作りました。使ったあんずは、「信州大実」と「昭和」です。杏2㎏に対して、使用した砂糖の量は1㎏。あんずと砂糖を混ぜようとしますが、混ぜるにはコツが必要なようで、苦労していました。また、煮詰めていく工程ではずっと混ぜていなければならず、手が疲れてくる上に木べらは熱くなり、5人で交代しながらやっていてもとても大変な作業でした。あんずを加工する大変さを体験すると共に、どうやったら多くの人にあんずの魅力、千曲市の魅力をアピールできるか考えるきっかけとなりました。

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稲荷山探索と写生会


 1学年では、昨年度までの稲荷山地域の探索に加え、一人ひとりが描きたい場所を選び,スケッチを行いました。天候に恵まれ、熱心に写生に取り組むことのできた一日となりました。鳩祭での学級展示を楽しみにしていてください。その写生会の前に,1学年で進めている千曲市の地域探索を行いました。地域のボランティアの方の案内で、蔵を中心とした稲荷山の町並みを見て回りました。元城下町であり、商いの町でもある稲荷山地域では、壁の設えや鬼瓦で豪華さを競う蔵が多く並び,商いの町として栄えた名残がいたるところに見られました。訪れた「蔵し館」という建物は,幕末から明治期にかけ,生糸輸出の先駆者となった「カネヤマ松源製糸」の松林源之助・松林源九郎が築いた「松林邸」を修復・再生したもので、主屋は古い町屋の生活空間を再現してありました。
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戸倉上山田探索まとめ


 1学年では、先日地域探索で行ってきた戸倉上山田温泉についての振り返りを行いました。千曲市観光交流課の西沢係長に、各グループがまとめを聞いていただき、アドバイスやさらに細かい情報を教えていただきました。係長からは、インバウンドのお客に対して力を入れており、パンフレットの作成だけでなく、お風呂の入り方や、旅館での過ごし方の動画を作ったり、塀やあぜ道など、新たな千曲市の魅力を発信したりするなど、地域の方と連携して行っていることを教えていただきました。
 また、「信州千曲観光局」を立ち上げ、異業種が手を組むことで千曲市を盛り上げていこうとしていることなどを教えていただき、女将の会と地元農家の連携などの話と関わらせて学び取ることができました。実際に地域を歩き、人やものと出会い、五感で感じることで、新たに発見することや、考えることを大切にして欲しいと思います。
 今後、1学年は稲荷山地域へ、2学年は各地域に分かれてのより深い探求が予定されています。
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地域探索:戸倉上山田温泉(1年)

 18日(金)に地域探索の第2弾として戸倉上山田温泉へ行きました。戸倉駅から戸倉の街並みを歩きながら、途中、水上布奈山神社に寄りましたが、その本殿の彫刻に圧倒されました。ケヤキの木を掘り抜いたものですが、そのレベルが高く、国の重要文化財に指定されています。実際に歩いて見て回ることの大切さを学びました。また、大正橋も「恋しの湯伝説」をモチーフにして、赤い小石が埋め込まれています。100個目の赤い小石を見つけると、恋が成就し願いが叶うという風にPRすることで若い世代にも来てもらおうとする取り組みが分かりました。実際にお風呂に入ったり、足湯を体験したりするなど、温泉街を散策したことで、多くの発見がありました。旅館に自分で露天風呂をつくったり、上山田温泉の温泉マップをつくったり、外国の方向けのパンフレットを作ったり、アプリを作ったり、レンタルサイクルを始めたり、サイクリングツアーや街歩きツアーを開催したりと、温泉を盛り上げようと努力されている方のお話も伺うことができました。



 千曲市の魅力をたくさん見つけ、9月の北陸研修旅行で行く温泉街での活動を通して、何か戸倉上山田温泉のために行動できたらと考えます。
 生徒感想より
 「この温泉は43℃ぐらいあったので、最初に入ったときは熱かったです。ここの温泉は温泉資料館の方によると、昭和45年が客が来た数が一番多かったそうです。これからはもっとお客さんが来るように考えていきたいです。」
 「この日はとても暑くて足湯はとても気持ち良かったです。少し熱かったですが、肌がすべすべになってすっきりしました。そのあと、観光会館の方にお話をお聞きしました。千曲市は昼だけでなく、夜に花火や夜景を楽しめるなど、1日中楽しめるものがあることに気づきました。また、見るだけでなく、実際に体験して「またこよう!」と思えるものがたくさんありました。私たちもやってみたマンホール探しは、宝探しみたいでおもしろかったです。」
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地域探索(あんずの里)

 入学したばかりの1年生が、学校周辺の探索と「あんずの里」の探索を行いました。事前に千曲市の方から、あんずや千曲市の観光資源などについての説明を受けたり、インタビューの練習、スケッチの練習、俳句の書き方の講習を行ってから、探索に臨みました。千曲市のあんずの生産量には驚きましたし、千曲市の人口密度長野県内第2位も意外な数値でした。年間降水量が少ないというお話は、今後の学校生活で体験できそうです。
 
 翌日の「あんずの里」探索では、天候に恵まれた中、花のスケッチを行ったり、地域の方や観光客へのインタビュー活動を行ったりすることで、千曲市やあんずについてより興味を持つことができました。振興会の方からのお話では、前日に聞いた品種の名前を実際の木で確認できたり、在来種が多かった明治から昭和初期の様子を想像したりすることができました。さらに、試食やソフトクリームによって、あんずの味を実感しました。
 また、地域の循環バスや、観光用のシャトルバスを利用したこともよい学びとなりました。シャトルバスを利用されている方は、あんずの花が見頃を過ぎているにもかかわらず予想以上に多く、あんずの里=千曲市の人気を改めて実感する機会となりました。
 最後に自分の書いた句をポストに投函して無事に学校に帰ってきました。
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郷土食箱膳給食体験

 1/11(木)の1年生の家庭科の時間に「かけはしの会」のみなさんにお越しいただき、郷土食箱膳給食体験を行いました。この授業を通して、「配膳や食事作法」「品目の組み合わせの意味や栄養バランス」「水道のないときの食器の片付け」等々、今まで知らずにいた「和食の文化」を学びました。

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