カテゴリ:1学年

中1 地域探索

1年生が、4/10(月)・11(火)の2日間、地域探索学習を行いました。以下の三つの目標の下、稲荷山地域や県立歴史館などで学びました。
  1. 6年間過ごす千曲市のことを知る。
  2. 探究活動のあり方、仕方を学ぶ。
  3. 共に過ごす仲間と仲良くなる。
 自分が住んでいない地域から学ぶことが多いのはもちろんですが、住んでいる地域のこと、実はよく知らないということも少なくないと思います。今回の稲荷山地域探索を通して、「歩く」ことの良さを味わってくれていればよいなぁと思います。きっと生徒は、このあと稲荷山を通るときには、鬼瓦について説明したくなると思います。

(生徒の生活記録より)
 入学式の次の次の登校日から、2日間地域探索がありました。私はどちらにも行ったことがありました。特に稲荷山は隣なので、毎日のように通っています。一日目は全く新鮮感がありませんでした。でも、知らなかったことを色々知ることができて「稲荷山って意外とすごいんだな」と思いました。たくさん歩いて疲れたけれど、杏泉閣で食べたスイーツ(特にドライ杏とソフトクリームがおいしかったです)がその分もっとおいしく食べられました。
 

地域探索に行く前に、「インターネットで答えの出てこないようなことを考えよう」と話しましたが、歴史館の方からも「ネットで調べないこと」の大切さを教えていただきました。生徒はたくさん疑問を持つことができたようです。今後、自分で実証していきます。
(生徒の生活記録より)
私は、屋代ムラの発見の方法を見習いたいと思いました。なぜなら、「千曲川は洪水が多かったから遺跡はない」と考えず、「ある」という可能性を捨てなかったからです。私はいつも「ない」と考えたら「ある」を0%としてしまうので、これからの研究、学習に生かしていきたいです。とても勉強になりました。
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長野ろう学校との交流

 1/26(木)に、中学一年生の福祉の学習として、長野ろう学校高等部生徒との交流会が行いました。
 まず、高校生が一人ずつ入った7つのグループに分かれ、前回の須坂市の手話サークルとの交流や、その後の指文字の学習などの体験を生かし、手話で各自の自己紹介をしました。続いて、いろいろな手話を覚えたり、知りたい言葉の手話の表し方を教えていただいたりしました。その後は、それらを全体にクイズ形式で紹介し合いました。
 最後には中学生からダンスを披露し、高校生と一緒に踊りました。
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中1 手話サークルとの交流会

 1/12(火)、中学一年生が、福祉の学習として須坂市の手話サークルとの交流会を行いました。まず、手話による劇を見せていただき、基本的なあいさつや自分の名前の手話での表し方を習いました。その後は、手話の意味を考えるゲームや、ジェスチャーによる伝言ゲームなどを、グループに分かれて行いました。
 普段、コミュニケーションの手段として当然のように用いている「音声」が使えなくなると、手話だけでなく「表情」や「口の形」も重要なコミュニケーションの手段となります。また、手話がわからなくても、「伝えよう」「理解しよう」という気持ちがあると、なんとかコミュニケーションが成立することも実感しました。また、耳が不自由であることは、見た目にはわかりにくいということを改めて理解しました。
 一年生は、今後も「自己理解」「相互理解」の学びを進め、本校が目指す「人の心の痛みをわかる」ことができるように、体験活動を行っていきます。

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箱膳給食体験

 11/15(火)・17(木)、1年A・B組の家庭科の時間に「かけはしの会」のみなさんにお越しいただき、郷土食箱膳給食の講義をしていただきました。この授業を通して、「和食の文化」、「配膳や食事作法」、「ご馳走さまの意味」等々、今まで知らずにいた多くのことを学ぶことができました。
 現代では、家庭や学校教育で子どもたちにこのような文化を伝えたり、実践したりしていくことがなかなか難しくなってきているため、地域講師の皆さん方のご協力により、今回このような機会を得ることができたことは本当にありがたいことだと感じました。生徒たちも、このように貴重な体験や学びができたことをとても喜んでいましたし、いただいた食事も、ことのほかおいしく感じたようでした。

箱膳1箱膳2


(生徒の生活記録より)
  • 家庭科で箱膳体験をしました。最初は、「かけはしの会」の方のお話を聞きしました。和食が無形世界文化遺産に登録されてから、外国でも和食がブームになっているのは知っていたのですが、(中略)私は日本人なのに、箱膳でご飯を食べたことがなかったので、文化は消えつつあるなぁと思いました。箱膳で食べる和食は家で食べるよりおいしく感じました(気分の問題かも知れませんが・・・)。これからもたくさん和食を食べて、もっと先の未来まで和食が残ればいいなと思いました。
  •  特に心に残ったのが、「箱膳物語」という、今回教えにきて下さった方々による劇です。「いただきます」の時の感謝。味噌汁は一杯で12Km動けるなどの言葉がとても印象的でした。お茶碗にお湯を入れて一粒も残さず食べるなど、「そこまでするんだ!」と、とても驚き、あらためて毎日の食事のありがたさを感じました。これから、食べ物を粗末にすることのないよう、心がけていきたいと思います。
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中1戸隠地質化石博物館実習

 10/18(火)に、1年生が戸隠地質化石博物館実習を行いました。午前中は、屋外の実際に地層の見える場所で、博物館の学芸員の方から解説をしていただきながら、「地層のでき方」や「地層の色別の物質の違いやその由来」などを学びました。また、地層に露出した貝の化石や、斜面のそばに落ちている水晶・瑪瑙(めのう)などを探したりしました。
 午後は博物館で、それぞれの展示を見ながら、ゾウ・クジラなどの化石やいろいろな生き物の骨格標本、また戸隠の地の古代からの大地の変化について1時間半ほどの時間で解説していただきました。その後の自由見学でも、自分の興味のある展示を意欲的に見学したり、個人的に質問したりする姿が見られました。

 日頃、教室の中で「知識」として学んでいることも、実際に体験することで「知恵」として、強く自分の中に残っていきます。すべての学習内容を実体験することは難しいのですが、習ったことを自分で具体的にイメージしたり、自分の生活に重ね合わせたり自分で試したりして考えることが「学び」だと言えます。他の探究活動においても、「五感を使い、体を動かして学ぶ」ことを心がけたいものです。
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中1写生会

6/7(火)・8(水)に、1年生が写生会を行いました。
この2日間は「屋代高校・附属中学校を知る日」として、高校も含めた校地内を題材にして、水彩画を描きました。校舎はもちろん、花壇や植え込み、普段あまり見たことのない場所を題材にした生徒もいました。

これらの作品は、鳩祭での展示作品になります。


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中1 初めての授業参観

4/26(火)に、1年生の授業参観がありました。A組は数学、B組は英語の授業でした。

 数学は、3✕3マスの「魔方陣」を用いて、空所に数字を埋めるだけでなく、「空所が増えても問題は解けるか」「制限事項を変えても魔方陣は成立するか」ということを考えながら、魔方陣の原理そのものを追究していく内容でした。これは、「問題の解答だけでなく、『そうなるのはなぜか』という数的な原理を考える」ことを大切にしている本校数学科の学習の一つです。

 英語では、「this」「that」や「a」「an」などの基本的な語の使い分けを、日本語での説明なしで、AETの例示などから類推し、実際に自分たちで会話に使っていく中で身につけていくという内容でした。ここでも、本校英語科がねらう「聴く・話す・書く・読む機会を増やし、コミュニケーションの場で実際に使える英語力をつける」といった考えが実践されています。
 どちらの授業でも、たくさんの保護者の方が見守る緊張感の中、グループや保護者の方と一緒に学ぶ和気藹々とした雰囲気が見られました。
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中1地域探索

 4/8(金)に、中学1年生が学校の近くにある県立歴史館と森将軍塚古墳へ、地域探索に出かけました。
 歴史館では、展示室だけでなく、バックヤードや保管庫なども見学させていただきました。多くの生徒が小学校時代にも訪れたことがありますが、その時とはひと味違って「研究」という視点で解説や説明をしていただきました。生徒たちは、「自分の意見や考えを述べるための調査・下準備」の大切さや、「文系・理系と区切らない幅広い学びや興味関心」の必要性を感じ取ったことと思います。
 その後は、森将軍塚古墳に登ったり、弁当を食べたりして楽しみました。入学してからまだ日も浅く、名前もしっかり覚えていない仲間でしたが、お互いに楽しく話したり、誘い合って弁当を食べたりする和やかな雰囲気があふれました。

歴史館

歴史館2

昼食の様子
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長野ろう学校との交流会

 長野ろう学校高等部生徒との交流会「レモンデイズ」を行いました。
  長野ろう学校高等部の生徒から、聴覚障がいやろう学校の設備や生活についての説明を聞き、その後は手話などを用いてグループ活動を行いました。高等部生徒の笑顔や語りかけ、頑張れといったジェスチャーなどに支えられ、本校生徒が身を乗り出すように引きつけられていきました。このような機会をいただけたことに本当に感謝しています。以下は生徒の感想です。

 手話はジェスチャーの発展したもののような感じなので、結構分かってもらえることが多かった。ただし、覚えるとなると言葉と違って50音だけでは表せないので、1つ1つの単語を覚えるのは大変そうだと感じた。また、抽象的なことがらはかなり難しそうだと感じた。ジェスチャーでも表しにくかったです。




 私は最初から自分が何か言わなければいけない時、どう伝えようということについて真剣に悩んでいました。しかし、ゲームや交流をしていくうちに「伝えよう」や「感じ取ろう」という意思があれば伝わるんだなぁと実感しました。最後の方ではどんどん話しかけられるようになりました。




 言葉を、顔をこんなにまっすぐに見て一生懸命伝えようとしたのは初めてでした。この手話で大切なのは「伝えようとする気持ち」と言っていましたが、その通りでした。この交流でろう学校の人たちと仲良くなって、「聴こえない」ことについて知れたし、同じクラスの人ともちょっと仲良くなった気がしました。それぞれのグループで教えてもらったことを伝え合ったときには、なんともいえない楽しさというか、新鮮さというか、風が吹くようななんだか不思議な気持ちになりました。
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戸隠地質化石博物館実習

10月30日(金)に1学年は戸隠にて地質化石博物館実習を行いました。地表に露出した地層を実際に見たり、触ったりすることで、普段は感じることの少ない「大地の力」を感じ取ることができました。「地層は大昔の地層の日記」との言葉の意味に思いをはせる実習となりました。また、博物館において化石についての実習も行いました。かけがえのない地球を感じるとともに、今後の理科の学びへの関心も高まったことと思います。
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