2022年11月の記事一覧
千曲を見守る ちいさな背中 -地域探索~千曲市の宝さがし~-
〇11月26日(土) あんずホールにて、本校THさんが「おもしろさらしな写真コンテスト」日本遺産賞(中学生部門)に入賞し、表彰式に参加しました。作品は、「地域探索~千曲市の宝さがし~」を実施した時に撮影した写真の中からお気に入りの一枚を選んで出品しました。写真に添えた一言は「千曲を見守る ちいさな背中」。審査評では「棚田の中にある大岩の姪石のお地蔵さんの背中に注目したところがユニークです。ひと言によって向こうの景色の広がりが想像できます。」との言葉をいただきました。4月からの学習でたくさんの千曲市の宝を見つけてきた1年生。学校では、見つけた宝をどのように守り・活かし・伝えていくか考えているところです。2月の総合文化発表会でどのような発表ができるか楽しみです。
教師の出方。 ー生徒が主体的に学習に取り組む授業の姿からー
〇11月25日(金) 生徒が主体的に取り組んでいる授業には、ある共通点があります。それは先生方の声があまり聞こえません。その様子だけをとらえて「生徒に任せっきりなのでは?」「先生が授業を進めないと授業じゃない!」、という人もいますが「主体的に」ということと「放任」もしくは「丸投げ」ということとは、全く違います。ホントに違います。生徒が主体的に取り組めていれば、生徒の学びはどんどん加速します。その時、教師は、必要なときに絶妙なタイミングで個別に寄り添っていくことができます。これこそが、今、私たち教師に求めらえていることなのです。今日の授業は、見ていて楽しかった。生徒が活躍しているのでわくわくしました。きっとそれは、生徒も同じ気持ちなのではないでしょうか。やはり生徒に「今日の授業、すごく楽しかった。」と思ってもらいたいですもんね。私の場合、授業の終末で時計に目をやる生徒が多ければ、自分で大反省会を開いていました。「早く終わらわないかな…」と生徒に思わせるつまらない授業をしてしまった…、と。
調べる、整理する、説明する。 ー授業を考える面白さー
〇11月24日(木) 6時間目の授業では、様々なクラスで端末を使用しながら授業が展開されていました。大きく整理すれば、「調べる」「説明する」「整理する」場面でした。1年生の授業では、Aさんが自分が「調べている」ことを見せてくれました。「先生、北海道って第1位なんだって。」やや興奮気味だったのでどうしたか尋ねると、どうも北海道が1位だと思っていなかったようでした。予想とのずれが生み出す面白さですね。どんどん追究していく姿に、心の中で「がんばれー!」と応援しました。2年生は、調べたことを「説明する」授業。プレゼンで何をどう話すのか、その時に必要な画面は何か、お互いにその点についても評価しあうと面白いかもしれません。2年生のもう一クラスは、説明のための情報整理の時間でした。この情報整理次第で、次の時間の質が変わります。端末を使用する授業は、目をかけ、手をかけていないと、一人の学習になってしまいます。生徒が説明をしたことで、友とかかわりあいながらその技術を身に付けたり、自分の成長をメタ認知したりできます。授業は先生方の手によってまだまだ進化しますよ!
相手に伝える・説明する=自分の力になる ー生徒会・探究学習・理科の授業ー
〇11月22日(火) 本日は出張。朝出かける前に中学福祉委員の赤い羽根共同募金の活動の激励しかできず、「授業見れないのかぁ...」とがっかりでしたが、M先生が授業中の生徒の姿をとらえてくださいました。ありがとうございます。
2年生の科学リテラシーの授業を覗いてみると、これまでに総合的な学習の時間で学習してきた千曲市と北陸を比較して分かったことや提案したいことをまとめていました。画用紙にまとめる様子からはどのように相手に伝えるかを大切にしていることが感じられました。クロムブックを活用してグラフ等に資料をまとめたり、これまでの学習の蓄積を引き出したりしてよりよい発表資料を作成しようとする姿から2月の総合文化発表会での発表が楽しみになりました。
また、1年生の理科の授業では光の反射について学習していました。「ヘロンの公式」について話し合う場面で、友だちやA先生の発言に出てくる単語を調べながら話し合ったり、他教科(数学)の三角形の学習を引き出したりしながら学習を進める姿からは「ICTは文房具」になったのだなということを感じました。写真で記録に残したり、生徒のメモがクラウド上に自動更新されたりしていく様子からは改めて便利さも感じることができました。そして、理科は予想を立てた後に実験ができるから本当に楽しいようです。教室を真っ暗にして光の反射を実際に確かめる場面では「きれい」「すごい」「本当だ」と呟きがたくさん聞こえてきました。意欲的な表情、悩む表情、ワクワクした表情に満ちた授業にとても素敵な気持ちにさせてもらいました。(M先生より)
新人大会の結果は、来春の成績に生きる。 ー中体連新人大会ー
〇11月21日(月) 中体連新人大会の北信大会がありました。本校は柔道班とバドミントンに出場しているTMさんが大会に臨み
ました。柔道班は女子4名(MNさん、YSさん、KHさん、KMさん)が県大会に出場することになりました。おめでとうございます。県大会の会場は長野県武道館。最近できた新しいところで、思いっきり暴れてきてください。バドミントンに出場したTMさんも大健闘でした。会場に足を運んだM先生から、他の人は部の応援がある中、孤軍奮闘で本当によく頑張ったと聞きました。M先生自身も他校に負けじと大声で応援したそうです。どの班にも言えることですが、新人大会の結果が、来春の成績に生きることを期待しています。
すべての人が幸せに生きていくために大切なこと ー全校人権学習ー
〇11月18日(金) 全校人権学習が行わました。県の社会福祉協議会や千曲市の社会福祉協議会、もと保健室の先生にご協力を頂き実施しました。ブラインドサッカー、ボッチャ、疑似体験、多様性講座と4つに分かれて体験をし、3校時は全校で振り返りをしました。発表の中で1年生のYCさんが「これまで自分が幸せならそれでよいと思っていたけれど、今日の人権学習でみんな一緒に幸せになれたらと考えた。」と全校の前で発信することができました。「すべての人が幸せに生きていくために大切なこと」をみなさん学年関係なく真剣に考えてくれました。自分の変容を自分で感じ取れる素晴らしい人権学習でした。
志が形に。おめでとうございます。 ー小さな親切作文コンクール・長野プログラミングコンテストの表彰ー
〇11月18日(金) 小さな親切作文コンクールの賞状が届きましたので、銀賞のSYさん、銅賞のYNaさん、YNoさん、MKさん、佳作のMHさんに賞状を代読してお渡ししました。応募数が非常に多いコンクールですので流石だと思います。おめでとうございます。みなさんのあったかい心が作文を通して伝わった証ですね。
それともう一つ、MKさんが第15回U-15 長野プログラミングコンテストで見事優勝しました!聞くと、昨年度は思うような結果ではなかったため、今年はリベンジだったようです。MKさんの高い志が形となって本当によかったと思います。おめでとうございます。トロフィーはしばらく学校で飾らせて頂きますね。
全員に「本当によく頑張ったで賞」を! ークラスマッチ(バレーボール)ー
〇11月17日(木) クラスマッチが行われました。「がんばれー!」「ナイスー!」「ドンマイ!」「先輩頑張ってくださーい!」「ごめーん!」「大丈夫、大丈夫!」「うりゃー!」「よっしゃー!」「キャー」「ぎゃー」マスク越しではありますが、久しぶりに生徒の皆さんのストレートな表現がとても気持ちよかったです。そして、その声がとてもあったかく、心地よい空気感のクラスマッチでした。「ナイスチームプレーだったで賞」を受賞した素敵なクラスもありますが、すべてのクラスが「ほんとうによく頑張ったで賞」でした!最高の一日でした!
オンライン授業でできること ー理科と社会、国語と理科ー
〇11月16日(水) オンライン授業・探究学習日。今回も外からの配信がありました。1年生では、社会のM先生と、理科のA先生がコラボして雨宮地区のことについて学習しました。また、2年生の国語では、K先生が姨捨からの配信を理科の視点も交えながら行いました。先生方も楽しく教材を準備し、その授業を生徒の皆さんが楽しみにしている雰囲気がとてもよいですね。
授業を楽しんでいる姿・・・いいネッ! ー主体的に学習に取り組む態度ー
〇11月15日(火) 他校からF先生が授業視察に見えました。私も、久しぶりにじっくりと授業にお邪魔しました。生徒の皆さんの学習に向かう目、仲間の発表に耳を傾けて聞く姿、仲間とともに、より深く追究している姿…等々。生徒の皆さんの一生懸命の姿には、こちらも相当元気をもらえます。みんなに実践してほしい姿としては、「聞く(訊く)力を大切に」ということ。「ねえねえ…」と声をかけて仲間同士で訊きあう環境を作っていこう。