カテゴリ:2学年
2年技術科の授業
実りの秋に向けて、教員も学び続けます。
9月2日、評価研究授業が行われました。
今回は、2年の技術の様子を紹介します。
エネルギー変換について知り、千曲市に発電所を設置するにはどこにどんなものがいいか考えるという単元。
知識の一方的な伝達でなく、知識等を生かした学びを考えています。
↓再生可能なエネルギーか考える生徒
↓持続可能なエネルギーの中から、千曲市にふさわしいものを、クロムブックの資料を基に考えました。
↓調査後の発表。「人力発電が本人の役に立っている意識も高まりいい」、「あんずのさとに、風車の花を咲かせようプロジェクトはどう?」など。
↓授業の振り返りは、フォームで送信。鉛筆の音ではなく、タイピングの音が。
1時間の授業のみならず、単元や家庭学習も含めて、エネルギ変換について学びを深めていきます。
授業後には、県教委の指導主事を交えて、ディスカッション。
より深い学びになるよう、教員も学び続けます。
オンライン授業公開 2年数学
図形の「問い」を、予想を立て、数学的に考え、結果を求めていきました。
黒板も使い、チャットで理解しているか把握しながら、対面授業とあまり変わらない様子で進んでいきました。
↓親子で中2の数学を考え合う様子も。
隣の教室では、生徒が実際に見ている画面を公開。
その教室の担当教員が、オンライン画面の説明をしました。
(感想より)
・やってみたけど、すごく難しかった。でも、頭をたくさん使っておもしろかった。附属中に入ると、こんなに面白い授業ができると改めて分かり、これからも勉強をがんばろうと思った。(6年生)
・パズルから始まり高さを問うということで、ただ問題を解くだけでなく、知りたいと思わせる工夫がある考えられた授業だったと思います。非常に興味深ったです。(保護者)
国旗を覚えよう
2年生の生徒が、GMLで「国旗を覚えよう」とテーマを決め、
国旗のパワーポイントを作成しました。
206枚ものスライドです。
一枚一枚、国旗が画面に出て、すぐあとに国名がでてきます。
↓作成した生徒
こんな大作をどう作ったのか聞いてみると、
「Wikipediaで国旗を調べ、貼り付け、大きさをそろえた。そのあと、テキストボックスに国名を打ち込み、少し後に出るようアニメーションをつけた」
とのこと。
ほぼ一日かかったそうです。でも、
「途中でやめると、それまでが無駄になる」
と思い作成。
(国の数や名称は、Wikipediaによります)
↓作品はこちら。フラッシュカードのように変わっていきます。何カ国分かるでしょうか。全部で7分ほどかかります。
20200717国旗を覚えよう 五十音順編.mp4
玄関の大型テレビで流していると、じっと見ている1年生がいました。
国旗からも、たくさんの学びが生まれそうです。
2学年の総合的な学習の時間の様子
今週の保護者懇談会中の4時間授業という日課を利用し、2学年が体験的な学習を進めています。
↓姨捨の竹を使って、水鉄砲や竹トンボづくり
↓千曲市のあんずを使って干し杏づくり
↓地元の染色家を招き、杏の染め物に挑戦
全て地元千曲市との関わりがあります。
「千曲市活性化プロジェクト」が全体テーマ。
千曲市のよさを、まずは自分たちが体験を通して学んでいます。
2つの説明的文章を比較して
2年生の国語の授業で、2つの説明文を比較し、自分の考えをまとめるという学習を行いました。
そのときの、比較してまとめた文章を紹介します。
(ワードで書いています)
「モアイ」と「ペンギン」を比較して.pdf
観点を決めて比較し、自分にとってわかりやすいのはどちらか述べています。
また、途中で「例え」も用いて、自分の考えを伝えています。
教科書の文章をうのみにせず、自分の観点に沿って文章を吟味し、評価しています。
これからも、比較して読んだり、批判的(ケチをつけるという意味ではなく)に読んだりしていってください。
↓比較した文章を書いた生徒
2学年 講師の先輩を招いてアントレ学習
2学年の総合的な学習の時間において、屋代高校の卒業生の方を招き、
職業観についてお話しいただきました。
実に多種多様な先輩方々から、普段は聞けないようなお話や
実は今の身近なところとつながるお話など、
貴重なお話をいただきました。
いわゆる「三蜜」を避けながらの活動だったので申し訳なかったのですが、
準備をしてきてくださったり、膝を乗り出して聞いてくださったりし、
本当にありがとうございました。
これからの職業調べについていかしていきます。
経産省へ 意見書を提出
2年生の生徒が休校期間中に次の活動に取り組みました。
経済産業省資源エネルギー庁で行っている「多核種除去設備処理水の取り扱いや処分方法についての意見書募集」に自分の意見をまとめ、応募するという取り組みです。
↓A4 5ページの意見書の4ページ目。モデル図も自分で製作。
資源エネルギー庁のホームページを見ていたら、募集していることを知り、
興味を持ち調べていったら、おもしろくてどんどんはまっていったそうです。
木に関心があるということで、植林を行えば、日本的だし、エコにもなるということで、植林という方法をとったと解説してくれました。
↓意見書を作成し、応募した生徒
自分の興味を持ったことを調べ、自分の考えを付し、発信する。
それを自主的に行っている点がすばらしいですね!
また、汚染水問題解決のヒントになれば、すごいことです。
写真コンテスト入賞&オンライン学習に向け
第9回週刊うえだ「写真コンテスト」において、高校生以下の部で、本校生徒現2年生男子が見事、入賞しました!
「四阿鮮麗」というタイトル
「青空と、巫女さんの赤・白の衣装のコントラスが気に入っている」とのこと。
心が晴れ晴れする写真ですね!
おめでとうございます!
わずかな登校日ですが、Chromeブックの活用について、授業を行いました。
↓2年生の様子
在宅学習期間(休校措置)において、どんな活用ができるか、探っていきます。
まずは、年度末に試行をしている、3年生でオンライン学習を始めていきます。
税の作文 入賞!
令和元年度 中学生の「税についての作文」入選作品集が届きました。
本校では、2年の生徒一名が、
長野県租税教育推進協議会長賞を受賞しました。
おめでとうございます!
受賞作文はこちら↓
長野県租税教育推進協議会長賞2年AM.pdf
自分が税により権利を享受していることを述べ、今後納税の義務を果たせる大人になることが、将来を担う人間を育てていくことにつながるとまとめています。
臨時休業中に、身の回りの税について考えてみるのもいいかもしれませんね。
理科の授業から
電流とその利用の学習の一環。
こんな形で風車が回るのか、こんなに空間があって大丈夫なのか、
など、考えながらの制作。
試作ができると、早速、風を当ててみます。
今後、ケント紙で風車を作り、実験し、発電量をデータ化することで、
電磁誘導や発電について学んでいきます。
考えを形にする
2学年の技術の授業で、木工制作が行われました。
今回は、グループで学校で必要なものを調べ、活用される物を製作するというもの。
その場所の広さや形状を測り、材料の長さを測り、木材の組み方を考え、下穴をあけて、垂直となるように何度も調整と固定を繰り返し、電動ドライバーも使い、・・・。
完成した木工作品は、教室内、廊下など、様々なところで使われています。
↓灯油タンクの上のスペースを生かす棚
↓廊下に置かれたベンチ。語り合いの姿も。
↓辞書を置く本棚。
↓名札置きと本棚。
副校長室にも、テレビ台が。
研究会等で映像がすぐに流せます。
丁寧に作ってあるので、強度も高いです。
多くの作品が、学校生活を快適にしてくれます。
そして、これからも、この附属中学校を快適にしてくれることでしょう。
2年生 社会科の授業
2年生の社会科の授業で、江戸図屏風を見ながら、
「江戸幕府が長く続いた理由は何か」という問いを考えました。
(この江戸図屏風は、県の総合教育センターよりお借りしたものです)
江戸図屏風を見ながら、様々なことに気付く生徒たち。
↓色とりどりの服装に理由を見いだす生徒
↓朝鮮通信使の様子などから気づきをつぶやく生徒
↓江戸城に近いほど立派な堀や塀で囲まれていることを発見し、友に伝える生徒
↓犬追物をしている様子を見つけた生徒。娯楽性を考え、説明しています。
昨日も書きましたが、既存の知識等を与えられるのを待っているのではなく、
自ら学びとろうとしている、
学びを自らつかみ取ろうとしている生徒たちです。
これから、江戸図屏風での気づきをきっかけに、
江戸幕府が長く続いた理由を深く考えていきます。
活動報告会
12月5日(木)校内報告会が開かれました。
AOKI財団「ながの視察団 平成の咸臨丸」に参加した2年生男子です。
2018年度から2019年度にかけて、21回の研修会、3か国の訪問等をしたそうです。
2年間の研修で、多くのことを感じ、学んだようです。
今行われている、スウェーデン・ストックホルムのノーベル賞の晩餐会会場にも行ったそう。(下の写真は、その時撮影)
「新しい文化、生活を体験できた。視野が広がった」
と感想を語ってくれました。
これからも世界に目を向け、感じ、学び、
そして、地域に、地元に、身の回りに役立てていってください。
技術科 情報セキュリティーの授業の創造
11月29日と12月2日に、2学年の技術の授業において、情報セキュリティーの授業が行われました。
信州大学教育学部の村松先生の研究室とのコラボ授業です。
4年生の開発したカードゲーム型の授業。
グループでカードを出し入れしながら、
自分たちで「どこが危ないのか」「どうすれば安全になるのか」
楽しみながら考えました。
また、村松先生による知的所有権や特許について学習も。
PCで検索したり、実際に醤油瓶を観察したり、
新たな発見をしながら楽しく学べる授業でした。
貴重な授業を創造していただき、感謝です。
中学校PTAでも、SNSとの付き合い方の講演があり、
その後、ご家庭で話し合ったり約束づくりをしたりしたという声も聞いています。
使われるのではなく、有意義に使っていく。
これからも考えていきたいですね。
2学年 校外学習 東信編
11月22日(金)、2年生が校外学習を行いました。
東信地方では、上田電鉄の本社や鉄橋に行き、調査活動をした生徒。
また、上田駅前で、作成した千曲市の新聞をPRしながら配付した生徒。
東御市の雷電くるみの里において、お店の方に質問をしたり商品を調査したりした生徒。(撮影の許可をもらって撮影)
それぞれが自分の課題に向け取り組んでいました。
これからも探究的に活動していってほしいと思います。
内閣府主催 地方創生☆政策アイデアコンテスト表彰
11月18日(月)、「地域創生☆政策アイデアコンテスト2019」(主催::内閣府地方創生推進室、共済:経済産業省)で見事、関東経済産業局長賞を受賞した、2年生2名のプレゼンと表彰式が行われました。
(↓関東経済産業局の方や千曲市の方、2年生や先生方の前でプレゼンする2人)
関東ブロック292件の政策アイデアの中から2部門4件選ばれました。
科学リテラシーの授業で活用したRESAS(地域経済分析システム)。
そのデータを生かしながら、実際にフィールドワークを行い、地域の人と出会い、
千曲市の課題と対応策を考えた点が高く評価されました。
(↓表彰状授与の様子。メディアの方も)
2人は、
「自分たちの考えてきたことが、結果的にこんな賞の受賞となり、とてもうれしい。多くの方に出会い、たくさんの願いや思いを聞いた。それをどう実現可能なものに考えていくことが難しかった」
と語ってくれました。
数字・人・思い、これらをミックスして、産官学連携して、
新しい可能性を探っていく。
まさに、これからの社会に必要な力だなと感じました。
おめでとうございました!
(↓皆さんと一緒に)
受賞したプレゼンは、トップページのWhat's Newからご覧いただけます。
また、以下の日程で、信州ケーブルテレビジョンで放送されます。
11月19日(火)17:00~、18:00~、20:00~、23:00~
11月20日(水)6:00~、8:00~
リュージュの強化選手
11月14日、リュージュジュニアチームに参加する2年生男子1名が、
セレクション合宿 ドイツ(ケニックゼー)にでかけました。
帰国は、22日です。
先日、その激励会が開かれました。
全国の仲間(と言ってもほぼ北海道だということですが)と
既に知り合いで、その強化選手に選ばれた仲間とともにドイツに行くそうです。
小学1年生のころ、おもしろそうで体験から始め、
のめり込んで、今に至っているそう。
「スピードは怖いとも感じない」と言っていました。
異国の地でもまれ、さらにたくましくなって、
日本に、学校に戻ってくることを祈念しています。
そして、いつかは、オリンピックに!!
千曲市のあんずを使って
千曲市のあんずを使って、あんずのパウンドケーキを作りました。
千曲市のあんずの紹介になればと計画、実行しているプロジェクトの一環です。
一口いただきましたが、とてもおいしい!
また、私も京都と奈良に視察に行きましたが、
視察先に、千曲市のもりのあんずを使った焼き菓子を
お土産に持っていきました。
千曲市のあんずのよさが広がるといいですね。
神社検定合格
様々な検定がありますが、
2年生の女子は、神社検定(公益財団法人 日本文化興隆財団)の参級に合格しました。
歴史や神話に興味があるとのこと。
神社仏閣を見るのも好きだそうです。
「この成り立ちは、どこの神社か」など解答したそうです。
来年は、次の級に挑戦。
自分の好きなこと、得意なことを、
どんどんと追究していってほしいと願っています。
棚田の片付け 1年間の学び
10月11日(金)、台風が近づいてきたこの日、
脱穀が終わった棚田に、棚田グループの2年生が集まりました。
はぜ棒などの片づけをするためです。
自分たちの田だけでなく、他の田に置いてあったはぜ棒も片付けました。
市内の田でもわらを焼いている様子を見ていた生徒たちは、
棚田でもわらを燃やし、「とっかん」をしたいと考えました。
名月会の方に手伝ってもらい、早速実施。
花のようにはじける「とっかん」を美味しくいただきました。
キアゲハの幼虫を発見した生徒も。
1年間、棚田でたくさんのことを体験してきた生徒たち。
たくさんの生き物、出来事、そして、たくさんの「人」と出会った生徒たち。
かけがえのない学びの場となりました。
名月会の方々には、感謝の言葉しかありません。
ありがとうございました。