2023年10月の記事一覧
いざ奈良・京都へ
10月13日(金)3年生が修学旅行のしおりの読み合わせをしました。各自、しおりに係の名前や担任の先生からの注意事項を書き加え、空欄のあったしおりを完成させていきました。しおりの表紙・裏表紙はNさんとKさんが描いてくれました。二人とも「奈良や京都のイメージを絵にした。」そうで、力作です。古都の美しい街並みや荘厳な神社仏閣を見て、触れて、仲間と協力し、安全で楽しい旅にしましょう。
寒さにも強い
10月12日(木)夏の間、私たちを楽しませてくれたプランターの花たちも、終わりの時期を迎えましたが、唯一、残っているのが「朝顔」です。実はこの朝顔、中庭に自生していたものを、環境委員の生徒が草取りをしている最中に見つけ、プランターに植え替えてくれたものです。酷暑の夏も乗り越えた「朝顔」は、まるで「こんなところに朝顔が!」と植え替えてくれた生徒の優しさに応えるかのように寒い朝も凛と咲いています。できる限り長く咲かせたいです。
天文合宿
10月11日(水)すっかり涼しくなり秋らしくなってきました。少し前の出来事ですが、秋の話題です。
今年の中秋の名月は満月。次に中秋の名月と満月が重なるのは7年後ということで、科学班では「天文合宿」を行いました。生徒たちは、月見団子を用意し、満月を待ちました。当日は曇り空でしたが、きれいな満月が顔を出しました!あまりの神々しさに思わず手を合わせた班員も。高校棟にある天文ドームでも月の観測をしました。「まぶしいくらいの月明かり」だったそうです。肝試しも行い、秋の夜を満喫しました。
学び続けるということ
10月10日(月)信州大学教育学部名誉教授・中村浩志国際鳥類研究所代表理事の中村 浩志先生をお招きし、「SSH バイオサイエンス連携講座(理科)」が開講され、2年生が受講しました。
50年以上の間鳥の研究をされてきた中村先生ですが、屋代高校時代は考古学に興味があったそうで、大学時代に鳥の研究と出会い、25年間、カッコウの研究をされ、50歳を過ぎてから、雷鳥の研究・保護を本格的に始めたそうです。絶滅が危惧されている雷鳥の特性や保護についての裏話も聞け、生徒からは「山岳ごとに住む雷鳥に遺伝的隔離があることで、どのような影響があるのか」という質問がでました。鳥の研究の興味深いお話とともに中村先生の姿勢から「学び続ける」ということについても考えた1時間でした。
新人戦壮行会がありました
10月6日(金)新人戦は開催日が別々なので、何回かに分けて壮行会を行っています。今日は、硬式テニス、ハンドボール、柔道、剣道、体操の各班の新人戦壮行会がありました。「先生やコーチに教えてもらったことを胸に頑張る」「これからにつながる試合をしたい」「先輩と一緒につけてきた力を個人の目標に向かって発揮したい」「新しい技にたくさん挑戦したい」とそれぞれ力強く決意を述べてくれました。適度な緊張感は、本番でよい集中力とパフォーマンスを生み出すと言われます。ドキドキも味方につけて、頑張れ附中生!
研究も人生もトライアンドエラー
10月5日(木)今年度も附属中から「更埴科学作品展」に多くの作品が出品されました。その中で3年生のSさん、Fさんの「ダイラタンシー流体について」が長野県学生科学賞作品展覧会に、1年生のHさん、2年生のSさん、Tさんの「血糊を作ってみよう!」「インジゴカルミンの信号反応」が更埴科学作品展巡回展に出品されました。生徒いわく「研究も、人生もトライ アンド エラー(試行錯誤して問題解決をすること)」「研究は生きがい」とのこと。これからも、興味をもったこと、疑問に思ったことを追究し、高校でのSSHの活動につなげていって欲しいです。
ホールに響く歌声
10月4日(水)千曲市の中学3年生による合同音楽会があんずホールでありました。普段とは違った、広いホールで、美しい歌声が響き渡りました。2階席から合唱を聴かせていただいていましたが、皆が歌い初めてしばらくすると、客席がシーンと静まり、動きが止まり、皆の歌声に聴き入っている様子がわかりました。講評をしてくださった杉山先生も「練習の成果がでた立派な合唱だった」とおっしゃっていました。全体の司会をしていたFさん、Kさん、Nさん、Sさんの進行、大変すばらしく、感心しました!
(裏話)今朝、自主練をしている3年生の部屋を覗くと、高校生や2年生も一緒になって、気持ちよさそうに歌っていました。このような素敵な光景も、附属中ならではだなと感激しました。
手書きで書きたくなるお礼状
10月3日(火)2年生が先週実施された北陸研修旅行のまとめを行いました。はじめに、学年の先生から「北陸研修旅行が楽しかった人・学びがあった人」と問われるとたくさんの手が挙がりました。このようにふり返ることができたのは、事前の準備、当日の行動や心配りが素晴らしかったからだと思います。「しおり」を眺めながら、3日間をふり返る生徒たちの表情はとても嬉しそうでした。そして、旅行の成功の大きな要因は、関わったすべての方の支えだと思います。これから完成させるお礼状は、きっと「書きたい」お礼状です。ICTをこれだけ活用できるのに、なぜお礼状は手書きで書くのでしょう。いや、なぜ手書きで書きたくなるのでしょう。それは、この3日間で出会った物、出来事から質の高い本物の楽しさや学びを味わったからだと思います。そして何より、関わった人々の親切にふれたからだと思います。気持ちをお礼状に込めて大切に完成させていきます。
終始業式がありました
10月2日(月)屋代高校・附属中学校は2学期制です。本日終始業式がありました。終始業式が終わった後、生徒に話を聞くと、校長先生の「今はタイムパフォーマンス(時間を効率よく使おうとする考え方)が注目されているけれど、時間をかけるべきことにじっくりと時間をかけられるのが今の自分たちの特権」「前期と後期の区切りに時間の使い方を再度見直して」「ときには歯を食いしばって、泥臭いこともやらなければ勝てない(慶応義塾高校野球部 森林監督の言葉より)」というお話が心に残ったと言っていました。今週末から、面談週間が始まります。前期の学習や生活を振り返り、見直すチャンスです。