2022年4月の記事一覧
4月、アウトプットできましたか? ー自分の力を、内から外へ。授業の様子からー
〇4月28日(木) 「自分の力を内から外へ」ですので、今日は「アウトプット」という視点で授業を見ました。3年理科はグループでの実験。電磁誘導の実験で磁石を動かすと検流計の針が動きます。この瞬間、生徒が何てつぶやく(アウトプット)のかで、班の追究力は一気に加速します。3年の「科学リテラシー」の授業では、研究のテーマを練り上げていました。「どんなこと考えているの?」とどの生徒に尋ねても、「〇〇について調べてみたい」「〇〇のことをもっとよく知りたいんだけど、研究の進め方に困っている」ときちんと自分の言葉でアウトプットできることに関心しました。2年の英語では、単語でも文章でも、声に出す(アウトプット)ことで、自信をもって英語を使えるようになってきていて、先生方がアウトプットを意識して授業をされていることがよくわかります。積み重ねは、必ず大きな力になります。それは、生徒も先生方も。4月が終わります。それぞれのスタートはいかがでしたか?5月になります。心機一転、頑張りましょう。
屋代高等学校附属中学校通信を配信します。-令和4年度4月号-
〇屋代高等学校附属中学校通信令和4年度4月号を配信します。
「継成ぐ(つなぐ)」そのもの。 ーはじめての生徒総会ー
〇4月27日(水) 第1回生徒総会が行われました。附属中学としては、これまで「生徒総会」がなかったため、事実上今回が初めてでした。3年生の役員は今年度の取組をわかりやすく説明し、それに対して全校のみなさんはとても建設的な質問や意見を出しました。2年生のKさんが出した意見には、とても感動しました。「10周年記念事業は本部だけでやるのか。もしよければ、自分の入っている鳩祭実行委員会は7月で終わるので、手伝えます。」全体のバランスをみての意見自体がうれしかったのと同時に、生徒会スローガン「継成く」そのものの、素敵な姿だと思いました。Kさん、ありがとう。屋代附属中生徒会、先は明るいです。
「合わせる」ことが喜び。 ー吹奏楽班と合唱班の練習ー
〇4月26日(火) もう少し早く行くことができれば、仮入班の1年生の様子を見ることができたのに、と思いつつ、放課後、吹奏楽班と合唱班の練習にお邪魔しました。吹奏楽班は密を回避しながら、短時間で内容の濃い練習が行われていました。小さい音を遠くに届かせる練習?でしたでしょうか。KR先生の丁寧な指導のもと、課題をもって練習している姿がかっこよかったです。合唱班は、顧問のKM先生を入れて4人でしたが、相変わらず安定した音程できれいにハモる持ち味はさすがでしたね。どちらの班も、感染対策で真っ先に活動に中止となってしまう班なので、仮入班の活動や紹介も難しい中、よく頑張っていますね。「今日練習できた」「合わせる練習を積み重ねることができた」という喜びを大事に、がんばれ、吹奏楽班、合唱班!
少し先を見通して・・・。 ー学年・学級に応じたLHR(ロングホームルーム)の時間ー
〇4月25日(月) 6時間目のLHRでは、各学年先を見通した取組を行っていました。1年生は端末を使いながら、総合的な学習の時間の探究学習に向けての学習を行っていました。講義室の後ろからのぞくと、端末に真剣に向き合って入力したり、調べたりしている姿は、新入生ではなくしっかりと1年生になった気がします。2年生では、「こんなクラスにしたい」という願いやできることを共有していました。代表でプリントアウトしている生徒の姿からも、「やりがい」をもって取り組んでいる様子が感じられました。また、「ババ抜き」で交流しているクラスも、班を上手に盛り上げている人や、周囲に気を配りながらやっている人もいて、少しずつ心が通じ合ってきているのかなと感じました。どのクラスも「変化」を前向きにとらえている人が多く、少しだけ安心しました。まもなくGWに入りますが、GW明けも、この調子で。
吸収の速さ、反応の速さ。 ー1年授業参観日 他ー
〇4月22日(金) 1年生の授業参観日でした。最初ということもあり、大勢の保護者の方が来校されました。密を避け、ベランダも使って参観して頂きました。担任のKA先生、OE先生が授業をしました。まだ2週間ぐらいしか経っていませんが、端末を使い、ジャムボードを利用して友達と考えを共有して学びを深めている姿に、生徒の皆さんの吸収力の速さにびっくりすると共に、これからを期待してしまいました。廊下や昇降口で帰られる保護者の方の姿を見ると、安心された表情の方が多かったです。不安そうな表情の保護者の方もいたので、遠慮なくお話頂く雰囲気を作っていかなければいけないなと感じました。ご参観頂いた保護者の皆様、ありがとうございました。
参観日以外にも、ちょっと素敵な光景がありました。放課後は評議員会では、各委員会の活動計画を審議していました。審議自体に緊張感があり、主体的な取組の様子が伝わってきました。今年度から実施する27日の生徒総会、今から楽しみです。 そして、もう一つ。21日に教室の床を木材屋さんに見てもらったところ、木の大敵は水であるお話をお聞きしたので清掃担当のM先生に話したら、お昼の放送で清掃正副委員長がすかさず放送で「固く絞った雑巾で」という連絡をしてくれました。反応の速さ、素敵です。
コミュニケーションのためのツールに。 ーICTを効果的に活用した授業実践ー
〇4月21日(木) 天気の良い日の中庭は、学習にも自由に使われています。端末を使って録画や雑音が入らないように音声入力をするときや、休み時間の読書のひと時にも使われます。10周年の記念品として考えているウッドテーブルも利用価値が高そうです。
5時間目の授業を参観しました。英語でアウトプットする場面ではプレゼンを見せながら発表し、英語での質問に再度答えたりしていました。2年生のアウトプットのスキルが上がってきましたね。社会では、クラウド上で生徒の考えを確認し的確に位置付けたり、友の考えを聞きたくてしょうがない場面を作ったりと、生徒主体の授業が展開されました。数学では、グループでの発表の場面で、オンラインで入っている生徒も一緒に発表に参加できました。端末がコミュニケーションのためのツールになってきていますね。
朝キュビナは、やがて大きな力となる! ーQubena Week3日目ー
〇4月20日(水) 朝の時間、今週はQubena Weekでした。三日目の今日は数学。1,2年生は端末を利用して、3年生はQubenaを卒業して自分のペースに合わせて問題集を利用して学習しました。短時間を積み重ねて大きな力を付けてほしいと願っています。その後の朝のSHRでは、M先生が週末生活記録を紹介しました。生徒の皆さんの頑張っていることがSHRで紹介されているので、あったかいひと時に感じました。
午後は気温が上がったため、中庭のチューリップも元気よく開きました。高校生になった卒業生のみなさんも見に来ていて、学校に生徒がいるってやっぱりいいもんだなと感じました。コロナ禍、医療警報が出ています。十分気を付けて生活していきましょう。
CBT。 ー全国学力・学習状況調査の生徒質問紙オンライン化ー
〇4月19日(火) 全国学力・学習状況調査がありました。希望実施ですが生徒質問紙がCBT(Computer Based Testing:コンピュータを使った試験方式)となりました。実際、フォームでのアンケートに慣れてくると、全く違和感なく取り組めていた感じがします。今回は生徒質問紙でしたが、近い将来、教科がすべてCBTになるかもしれません。単純に世の中の流れに流されることなく、積極的に流れに乗ってよいのか、はたまた流れに逆らって登っていくのか、子供たちにとって何が大事かしっかりと見極めて子供の前に立ちたいですね。子供たち以上に、私たちも勉強しないといけないなぁと感じた1日でした。
(1枚目(左)は3年生のCBTの様子。2枚目は1年生理科、3枚目は2年生総合。もう「端末を活用しています」という言葉が少し合わないぐらい日常的に端末を使っています。)
生徒と教師で授業をつくる ーより深い学びへー
〇4月18日(月) 「つけたしはありますか?」H先生が授業中に発した質問です。「これでつじつまがあいますか?」M先生が授業中に発した言葉です。このような言葉をきっかけに、生徒の皆さんの考えや思いが授業中の教室に響きます。自分の考えと比べながら聞いていた人が、うなずいたり首を傾げたりしながら学びに深まりが出てきます。授業は生徒と先生でつくるもの・・・本当にそのとおりですね。
キラキラ。 ー生徒が輝く授業ー
〇4月15日(金) 「キラキラ」 1年生の数学と理科の授業にお邪魔しました。数学では、敷地内にある正の数・負の数を調べ、スライドにまとめ発表し合う場面でした。発表は校内にメンバーが分散し「在宅学習を想定して」オンラインで発表し合いました。授業後、Nさんが「オンラインで説明しあうことがすごく楽しかった。」と目をキラキラさせながら嬉しそうに話してくれました。理科は、「サクラの種子はどこにあるの?」という学習問題で顕微鏡やルーペを使って観察していました。ルーペや顕微鏡を覗き込むキラキラした瞳は研究者そのもの。「どう?種子見えた?」「うわーっカマキリの顔みたい!これが種子?」「膨らんでるからきっとそうだよ」「なんか大事にされている位置にあるよね」生徒のみなさんのつぶやきも探究を楽しむ研究者そのもの。追究意欲をかきたてているのは、そう、「問い」が生徒と教師できちんと共有できている授業だからですね。生徒の皆さんの「キラキラ」をずっと見ていたくなりました。
支えあう附中生。 ー朝の放送・SHRー
〇4月14日(木) 「支え合う」・・・朝の放送では、視聴覚委員の支え合う姿がありました。これまで放送経験ある人が、4月から新しく委員になった人をサポートしている姿がありました。ちょっとした姿ですが、温かさを感じます。1年の朝のSHRでは、保健委員がクラスメイトの体調を気遣いながら、「調子の悪い人、ほんとにいませんか?」と確認していました。決して機械的な確認作業ではなく、同級生の体調をほんとに心配している姿でした。これも、温かい姿でした。居心地のよい空気が校内を包み始めています。
今、咲き誇る花たちよ -登下校中の様子より-
〇4月13日(水) 春はどこへ行ったの?というくらい、夏に近いような気温。学校周辺の花も一斉に咲きました。北門から入ったテニスコートの沿いの歩道では桜が見事に満開です。その下を登校してくる皆さんの表情も明るく見えました。中庭には、タンポポが咲いています。人工芝の境目から咲く姿は、どこか力強さがありますよね。目でしっかりと春を感じておこうと思いました。教室では、授業がスタートしています。生徒のみなさんの学ぶ姿も、いっぱい目に焼き付けたいと思っています。
目的と目標。イメージをして頑張ろう! ー班活動発足式ー
〇4月12日(火) 中学の班活動発足式がありました。目的と目標の話をしました。確か去年も話をしたと思いますが、大切なことなので重ねて説明しました。ぜひ、“目的”を見失わないように頑張ってほしいと願っています。
その後、テニス班のところに行き、全国大会出場を称えたり、先週の交流大会の表彰を行ったりしました。班員が多いのに練習場所が少ないので、時間を有効に使って、夏の全国に向けて頑張ってくださいね。
生徒会、始動。 ー今年度最初の生徒会活動ー
〇4月11日(月) 生徒会活動が始動しました。春休み中から今日の第1回生徒会に照準を合わせ、よく準備してあるなと感じました。委員長、副委員長が自覚をもって生徒会を運営している表れです。素晴らしいスタートです。自信をもって1,2年生を引っ張ってください!
春を感じて、仲間を感じて。 ー地域探索(あんずの里)ー
〇4月8日(金) 1年と2年が、地域探索であんずの里に出かけました。探究活動の視点を養うこととあわせて、同じ学校、同じ学年、同じクラスの仲間とのかかわる機会として行いました。本校は1学年80名ですが、出身小学校数も多くほとんどの生徒が本校で初めて出会う仲間です。学年の先生に生徒の様子を聞くと、「前から一緒だった?」と聞きたくなるぐらいにかかわっていたようですね。「春を全身で感じて、そして仲間をいっぱい感じて!」と出発前にお話しをしましたが、私の心配以上にいっぱい吸収できたようです。月曜日は筋〇痛ですか?土日で疲れをとって、授業が始まる来週もがんばりましょう。
学校へ帰ると、ちょうど3年生が清掃活動中でした。さすが3年生、初めての清掃分担の場所なのに分担して手際よく清掃していました。声をかけながら「のりしろ厚い」取組に感動しました。しっかり、附属中の”顔”になっていますね。さすがです。
変化をおそれない。そして幸せに向かおう! ー令和4年度、最初の中学集会ー
〇4月7日(木) (中学集会での話:抜粋) 生徒の皆さんに望むこと、それは「幸せになってほしい」ということ。”幸せ”と言っても、近い幸せもあれば少し先の幸せもあります。どんな幸せであれ、望むことはこの一点です。 幸せになるためには、今は乗り越えないといけないことがあります。乗り越えるハードルは一人ひとり違います。場合によれば越えられないときもあるかもしれません。でも越えようと試みる過程そのものは、幸せに向かっています。あえて少し厳しいハードルを自分に設けてみるのは、いかがでしょうか。
つぎは、ハードルを越えるために必要なことですね。それは、「変化をおそれないこと。」です。慣れてくると変化を嫌います。変化にはエネルギーを使うので、なんとなく敬遠してしまうのです。また、変化を目の当たりにすると、恐怖心を抱いてしまうこともあります。見えない先のことを考えると気持ちがすくんでしまうからです。変化をおそれると、成長するチャンスをみすみす手放してしまいます。変化を後ろ向きにとらえず、前に進むためのきっかけとしてみてください。
令和3年度から令和4年度に”年度”が変化しました。学年も学級も変化しました。そして、隣の席の人も...まぁ1年生はなおさらですね。今がチャンスです。ぜひ変化を楽しんで、自分の力を内から外へ出してください。どんどんアウトプットして、様々なことに挑戦してください。
さぁ「魂の故郷」で、新たな一歩です!ー令和4年度・入学式ー
〇4月6日(水) 令和4年度入学式。3月に卒業した3年生が高校1年生として、そして新しく中学1年生として80名が本校に入学しました。校長先生のお話にもあったように、「学んだことをどのように世の中のために生かしていくか」が問われる世の中です。この「魂の故郷」で心も体も頭も、強くたくましく育ってほしいと願っています。生徒のみなさんがしっかりと幸せに向かっていけるよう、職員一同、頑張ります!
他者意識であふれた一日。心地よいスタート。 ー令和4年度前期始業式ー
〇4月5日(火) 令和4年度前期始業式があり、2学年の新クラス発表がありました。思いはきっと様々でしょうけれど、2年のみなさんの反応は他者意識が働いている対応でした。その後のLHRでは、近くの欠席者のプリントを整えて机の中にしまっている姿もありました。これもまさに他者意識。極めつけは、新入生の教室を整えてくれた生徒会役員の皆さん。黒板の言葉やイラストも温かく感じました。いよいよ入学してくる後輩のために…。今日一日他者意識にあふれていました。これから毎日楽しみです。
揃えられた教科書にワクワクします!ー令和4年度始業式、前日ー
〇4月4日(月) 明日、生徒の皆さんがいよいよ登校してきます。学校では「揃えられた」ところが至る所に見えてきました。新1年生の教室では、新しい教科書がきれいに机の上に揃えられていました。毎年のことですが、揃えられた教科書をみると「いよいよだな」とわくわくします。この教室で、この教科書を使って、思いっきり勉強してほしいですね。昇降口は今靴が入っていないので、少しさみしい感じがします。明日になれば生徒の皆さんの靴でにぎやかになります。生徒の皆さんが毎日靴の出し入れをする、にぎやかな昇降口であってほしいと願ってします。さぁ、令和4年度、スタートです!
この経験を活かし、さらなる高みへ!ーテニス班女子、全国大会出場おめでとう!ー
〇4月1日(木) 令和4年度が始まりました。初日から素晴らしいお知らせです。テニス班女子が、香川県で開かれた第10回全国選抜中学校テニス大会に出場しました(試合は3月29日)。初戦がなんと第一シードの強豪校との対戦で、惜しくも敗れてしまいましたが、次につながる経験を全身で感じ取ってこれたのではないかと思います。頑張りましたね!全国大会出場できたことが、きっとみなさんを1ランク高めたはずです。さらなる高みへ向けて、挑戦し続けてください。お疲れ様!