カテゴリ:実施報告
課題探究中間発表会
2017.8.26 2学年普通科「題探究中間発表会」実施
今年度新規に、2学年普通科では「課題探究」を実施しています。クラスを超えた仲間や同じ班活動のメンバーでグループを作り、興味を持った事柄についてテーマ設定し、全職員が各グループに配置され、生徒と教師が連携して多岐にわたる課題探究に取り組んでいます。夏休み終了直後の学校公開日を中間報告会とし、修学旅行に絡むテーマについては、口頭発表を通して学年全体での新たな修学旅行研修の場となりました。一般公開となる2・3限は体育館内70を超えるポスター発表により互いに交流し、同時に一般公開の時間としました。新たな取り組みが地域に発信されました。理数科「課題研究」中間発表も実施しましたので、2学年全体の精力的な取組みとなりました。探究の論文化がこれからの課題となります。2017.8.26ハトニワ
アカデミックサイエンス 木曽天文台実習
※実施報告は arkhe116.pdf を御覧ください。
バイオサイエンス サイエンスラボ(実習)
全体会は、進行から生徒主導で進み、質疑・応答・感想発表など自らの表現の場として有益でした。
新潟工場見学・フォッサマグナミュージアム研修
フォッサマグナミュージアムでは、ヒスイについても学べますが、なぜ日本が石灰岩が豊かなのか? 日本列島はどのようにしてできているのか? 屋代高校の位置する長野県は地質的にどのようなところなのか? についても深まるでしょう。その先には、地震について、防災についての意識の高揚へと繋がることでしょう。
※実施報告はSSH通信を御覧下さい。arkhe115.pdf
グローバルサイエンス開講
第1回 5月26日(金)「数式と計算」 arkhe114.pdf
第2回 6月16日(金)「HTML形式でMy Websiteをつくる」 arkhe115.pdf
第3回 7月14日(金)「前講義を基にしてプログラミングを学ぶ」 arkhe115.pdf
詳細報告はSSH通信を御覧ください。
JPGU地球惑星科学連合学会ポスター発表参加
※詳細はSSH通信を御覧ください。 arkhe114.pdf
SSH4期1年次報告会 および 運営指導委員会
1月20日(金)SSH4期1年次報告会および運営指導委員会を実施しました。内容は下記のとおりです。
1 4期1年次報告会
(1)生徒研究発表
・一人一研究より 「しなの鉄道を活性化するためにはどうしたらよいか
~定期外利用客をターゲットにした誘致活動の増加~」
・課題研究より 「斜交座標における二次曲線の考察」
・科学系クラブより(理化班)「水溶液の凝固点降下 ~溶液の結晶化への疑問~」
・米国海外研修報告「A Study Trip in the USA」
(2)SSH4期第1年次の報告 「本年度の取り組みについて」
2 SSH運営指導委員会
3 授業参観
詳細:ハトニハをご覧ください(下記URL)
http://yashiro.jpn.org/jo35zlix8-159/#_159
「一人一研究」「一人一研究α」クラス発表会
今回の発表でクラス代表者2名を選出し、3月18日(土)に更埴文化会館(あんずホール)で行われる全体発表会に臨みます。
SSH 課題研究中間発表
今年度のテーマ
「メタン発酵 is our future」 「長野県のスキー客数を予測する」
「より優れた燃料電池の製作」 「バイオエタノールの抽出」
「音力発電は実現可能か」 「液状化現象が起こりやすい条件とは?」
「ペーパープレーンの滞空時間を延ばす」 「スクロース溶液のpH不安定性について」
「イカダモでバイオエネルギーをつくる」 「エンバクの他種植物に対する成長抑制」
「ニュートンビーズが高く上がるための条件を探る」
詳細:ハトニハをご覧ください(下記URL)
http://yashiro.jpn.org/jo30zt6lc-159/#_159
SSH 「アカデミックサイエンス」物理連携講座
10/11(火) SSHアカデミックサイエンス物理連携講座として、横山祐典先生(東京大学大気海洋研究所 高解像度環境解析研究センター環境解析分野教授)をお招きし、「科学で探る過去の気象・環境」と題しご講演をいただきました。
横山研究室で分析に使っているサンプル(殆ど自分たちで採取)を、レーザー照射高分解能誘導プラズマ質量分析装置、加速器質量分析装置などで地球科学的なデータを抽出していることを知り、環境問題に関して様々な分析方法があることを学んだ。また、それらのサンプルを実際に手にしながらの講義は、生徒自身の興味関心が引き立てられた。ひとつの研究テーマでありながら様々な学問や知識の中で研究が進められていることを、今後の課題研究等に生かしてもらいたい。SSH事業 「野外観察実習」(1学年全員)
8/25(木) 1学年対象の「野外観察実習」を実施しました。「野外観察実習」は、クラスごと選択したコースにおいて日頃味わえない自然を五感で感じ取り、専門のインストラクターのご指導のもとに自然の見方を学び、同時に郷土の自然の豊かさを味わい知る機会になることをねらいとしています。今年度は、新たに信州大学志賀自然教育園をコースに加え、全6コースで実施しました。
環境と自然が重要視される現代社会にあって、格好の学習機会になったと思います。
コース
・信州大学自然教育園
・八島湿原(霧ヶ峰)
・志賀高原(大沼池周辺)
・乗鞍高原(乗鞍自然保護センター)
・上高地(上高地ビジターセンター)
・戸隠地質化石博物館SSH「信州大学工学部研究室訪問」
8/18(木)SSH事業「信州大学研究室訪問」を実施しました。7つのテーマに分かれ、各テーマ4~8名のグループで実習を行いました。大学の先生方や大学院生に指導していただきながら、各研究室で行われている専門分野において実際に行われている実験・実習などを体験しました。また、大学院生との交流や学食を利用しながら大学の雰囲気を味わいました。
実習内容
・「酵素を用いて異性化糖を作る」
・「環境にやさしいエコ水車発電~高校物理で発電のしくみを理解しよう」
・「UMLモデリングによるシステム開発:プログラムを書かないロボット制御」
・「電子回路入門-電子スイッチ,夜間灯,電子時計を作製しよう-」
・「マシニングセンターによるNC加工実習」
・「測量実習体験 ~2点間の高低差をはかろう~」
・「光るコスメティックマテリアルの化学合成と電子顕微鏡観察」
青少年のための科学の祭典2016上田大会に参加
8/6(土)理系進学希望者と、将来教育関係の職を希望している高校1年生の生徒9名が「青少年のための科学の祭典2016上田大会」に参加しました。大会では、来場者(主に小学生およびその保護者)にペーパークロマトグラフィーによるサインペンの色素の分離を体験してもらい、クロマトグラフィーの原理を理解してもらうことでした。相手が小さい子供であることを念頭に、「どのような言葉の使い方や手法を使えば、よりわかりやすく伝えることができるか」ということを考えながら、自分たちの手でペーパークロマトグラフィーの原理を説明することができました。
この体験を機会に、今後の科学に対する関心や知識、教育関係への興味が大きくなることを期待しています。
SSH 「東京大学木曽観測所天文学研修」
7/29(金)から30日(土) SSHアカデミックサイエンスとして、東京大学木曽観測所天文学研修に行っていきました。
木曽観測所のシュミット望遠鏡を見学後、宇宙年齢測定という大きなテーマのもと、視角を使って銀河までの距離を測定しました。その後、銀河の後退速度を利用して、グループ毎多くの議論をしながら時間をかけ、宇宙年齢の計算をしました。次の日はグループによるプレゼンテーションを実施。この2つ日間で、これから行う課題研究を手法、まとめ方を学ぶことができました。
SSH 「アカデミックサイエンス」(物理連携講座)
7/19(火) SSHアカデミックサイエンス(物理連携講座)として、山口 真先生(理化学研究所 強相関理論研究グループ 特別研究員)、玉手修平先生(国立情報学研究所 特任研究員)、針原佳貴(東京大学大学院博士後期課程2年)の3名の先生をお招きし、「量子ってなに?」と題し、量子力学についてご講演いただきました。
量子力学とは高校物理で扱わない分野で、生徒にとっては難しい講義となりましたが、講師の先生方の分かり易い説明に興味を示し、ヤングの実験等に興味をもって取り組んでいました。またその理論が最先端の科学にどのように活用され、研究されているのかという話も、生徒にとって興味深い内容であり、量子力学に興味を持つきっかけとなりました。
SSH 「サイエンスラボ」
この研修が今後の「一人一研究」に生かされることを期待しています。
SSH 「グローバルサイエンス」
東京大学木曽観測所 天文学研修
8/28(金)~29(土)に東京大学大学院理学研究科天文学教育研究センター木曽観測所にて、木曽観測所特任研究員の水戸洋之氏の指導のもと、2年理数科40名の生徒が研修に参加しました。
宇宙の年齢を地球から観測する銀河の大きさから測定することを目標として、生徒間でディスカッションを重ねながら学習を行いました。
一日目の午後はグループごとに人間の写真を撮って、写真上の大きさと身長の平均値から視覚と距離の関係について学習しました。夜の部ではその知識を応用して、銀河の写真から銀河と地球の距離を求め、その結果から宇宙の年齢を計算しました。2日目は宇宙の年齢の計算結果とその導出過程をグループごとに発表しました。
グループごとの活動がメインであったが、どのグループも活発な議論を行うことができ、発表の仕方もグループごと工夫し、追求する段階だけでなく、まとめの段階もよい取り組みになっていたと思われます。
東北サイエンス交流会
1日目はSSH指定校である福島高校と交流、「課題研究の相互発表」をし校内各所の「放射線測定実験」を行いました。その後「キャリア交流会」を行い、両校の生徒とも「自分を表現し、伝え合うこと」「相手を理解しようと耳を傾けること」「その努力の継続」の重要性を確認し合った交流会でした。
2日目は「相馬市被災地見学」はらがま水産加工場の高橋理事長からお話をしていただき、午後は南相馬市立総合病院の及川好友副院長よりご講演をしていただきました。また、避難地域を見学、その地で復興のために活躍している方のお話を伺い、今後自分たちがどのように社会に係わっていくか考えました。
3日目は「東北大学工学研究科・工学部」にて超伝導・プラズマ・アルゴリズム・モーターの各研究室を訪問。その後本校OB等の東北大・学部・院生と懇談しました。大学生活・専攻学問分野・進路決定等、談笑を交えた丁寧なアドヴァイスを頂きました。
SSE③
7/21(火)に信州大学工学のアサノ デービッド教授によるSSE連携講座を3年理数科の生徒40名が受講しました。内容は以下の通りです。
○HTLMファイル形式でブログの作成○ワードパッドを使用し、タグの基本形式について学習、
○タイトル、改行の仕方、リスト掲載の仕方、ナンバリング、フォントや背景の色、太字、水平線などのタグに関して学習。
アカデミックサイエンス〈物理〉
7/13(月)にNTT物性科学基礎研究所の稲垣 卓弘氏と情報通信研究機構未来ICT研究所の上席研究員 巨視的量子物理プロジェクト室 室長の仙場 浩一氏による「アカデミックサイエンス連携講座を2年生の理数科40名の生徒が受講しました。
量子力学と、高校の授業では扱わない、生徒にとっては難しい分野の講義となりましたが、講師の先生方の分かり易い説明に興味を示し、何回かの演示実験に興味をもって見ることができました。またその理論が最先端の科学にどのように活用され、研究されているのか話も、生徒にとって興味深い内容でありました。量子力学に興味を持ち、最先端の研究にも興味を持つ、大きなきっかけとなったように感じます。
アカデミックサイエンス〈数学〉
7/9(木)静岡大学教授の柗元新一郎先生による「BigDataを活用して新たな知を創造しよう -夏休み明けの統計グラフコンクール作品づくりに向けて-」というテーマで、中学生と高校2年生理数科の生徒が受講しました。
【中学生に向けて】
「資料の活用・データの分析からビッグデータの扱いへ」というテーマで統計グラフコンクールへ出品するポスター作りについて教えていただきました。
【高校生に向けて】
「資料の活用・データの分析からビッグデータの扱いへ」というテーマで統計グラフコンクールへ出品するポスター作りについて附中生の内容に加えて、さらに発展的な内容でご講演いただきました。グラフの作り方にとどまらず、分析の方法や提案の仕方についても詳しく教えていただき、生徒たちにとって課題作成に向けてよい動機付けになったように思います。
SSE②
7/9(木)信州大学工学部のデービッド・アサノ教授による「ImageProcessing」SSE連携講座を高校3年理数科の生徒と高校1年希望者2名の生徒が受講しました。
第1回の講義で課された課題の確認から講義が始まり、その課題は「半円を数式で」、「sinの関数を数式で」、という比較的簡単なものでしたが、英語で出題されていたため、なかなか正答を導くことに苦労したようです。
次に、画像処理に用いるroundを使った数式とその演習を行い、その後更に、一次関数、円、三角関数の式の応用が続き、関数の内容が難しくなるにつれて、躓く生徒が見られました、それをカバーするように、生徒間で教え合う姿も見られました。実際にこのような数式が画像処理にどのように用いられているかについても、生徒がボランティアでカメラの前に立ち、映し出された姿がどのように変化するのかを見ながら進めることができ、実際の場面でどのように活用されているかを実感できたように感じます。
アカデミックサイエンス〈化学〉
7/8(水)信州大学繊維学部 東原秀和教授による「最近の電池、革新的次世代電池」 ―エネルギー変換・貯蔵の化学― というテーマでアカデミックサイエンス連携講座化学が行われました。内容は以下の通りです。
1)電池が担う課題と将来
・エネルギーと環境調和への挑戦
・成長と環境調和とが両立した新社会の構築
・革新的次世代電池開発の意義 革新的次世代電池の例 ハイブリッド鉄道・自動車
2)電池の原理 ―電池の基礎化学―
3)電池の種類と性能 電池の性能を電気量・エネルギー単位で理解する
4)新しい電池 電池が再生エネルギーの利用促進・普及 自動車の将来を握っている
・燃料電池 ・リチウム電池 一次電池、リチウムイオン二次電池
・革新的新電池 次世代電池
5)電池の化学・技術の発展と資源・エネルギー 地球環境保全への貢献「バイオサイエンス」理数科1年サイエンスラボ
6/17(水)長野県総合教育センターにて上記の研修が終日行われました。普段体験できない機器に実際に触れることができ、生徒にとって大変貴重な経験にとなりました。農業系の実習では、茎頂組織の観察(材料カーネンション)や電子顕微鏡での観察(試料 自分でみたいものを用意する)を通して、自然に対して興味が増すのと同時に、研究のアプローチの方法の一端を学ぶことができました。また、人の動きを点で捉えコンピュータ認識後動画に落とすモーションキャプチャ技術、二足歩行ロボットの作動のしくみ、制御など難解と思う内容も丁寧に教えていただき理解すると同時に、科学の分野の最先端に触れ視野が広がる充実した実習となりました。全体会においても、生徒主体とした進行、各分野の感想発表など自らの表現の場として有益でした。
SSE<科学英語>①
6/16(火)信州大学工学部教授のアサノ デービッド先生による「Mathematical Functions Used in Science」SSE連携講座が行われました。
高校数学で用いる数式を、英語ではどのように言い表すのかについて紹介していただき、最終的に講師が読み上げた音声を聞いて、数式を記述する確認のドリルを行いました。
多くの生徒がふだん慣れ親しんでいる高校数学の基本を、英語で学び直し新鮮な気持ちで講義を聴いていました。講師の英語を聞いて、数式で書き表したり、グラフを見て英語で表現したりといったことができました。