2020年2月の記事一覧

総合文化発表会は中止されましたが

本日開催予定の総合文化発表会は中止されました。

(生徒の生活記録より)
対岸の火事だと思っていたことが、自分の身にも迫っていて驚いています。
今までみんな一生懸命準備していたので、ショックです。
でも、何か学べるいい機会だと思って頑張ります。

とても残念で、悔しくてなりませんが、
生徒のみなさんの取り組んできたことがなくなるわけではありません。
色あせることはありません。

戦争に関する学習を発表する予定だった生徒たち。
講師の上山田ホテルの大女将さんに、発表内容を確認に行った時の様子です。

正確な情報と自分たちの考えの方向を、最後までしっかりとさせようとしていました。


3年生2人が制作してくれた諏訪清陵高等学校附属中学校の紹介動画の一部です。(2月25日の「附属中活動」参照)


テロップを全編にわたり入れ、
①生徒会の挨拶?甘味料の研究発表③宇宙エレベーターの試作発表
の様子を、12分ほどにまとめてくれました。

また、長野市立長野中学校からは、
3年生の研究発表プレゼン、東北修学旅行プレゼンを
同じ会場で聞き合う予定でしたが、こちらも残念でなりません。

あんずホールが台風の影響で使用できなくなり、
秋から、教員も代替場所について奔走してくれました。
また、生徒の移動に関しては、同窓会からもご援助を快諾いただきました。
生徒はもちろんのこと、色々な方の思いのつまった総合文化発表会だったのです。

でも、生活記録で生徒が言っているように、「何か学べるいい機会」にし、
これまでの培ってきた力と今回のことで学んだこと、感じたことを糧にし、
さらに成長していってくれることを願っています。

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同窓会からのお祝い・知の甲子園の様子

同窓会からお祝いをいただきました。

本年度の「地方創生政策アイデアコンテスト」において関東経済産業局長賞を受賞した2年生2人に授与。(11/18「附属中活動」参照)
同窓会の皆様、ありがとうございます。
2人は現在、自分のテーマ「東御市のくるみ活性化」「自動車の空気抵抗」について調査・研究しているそうです。

2月22日に行われました「知の甲子園」の様子です。(2/22.20「附属中活動」参照)
高校生、大学生に交じり、見事4位!
おめでとうございます!

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家庭学習Pr~数学編~

自ら計画を立て、見直し、決定して、実行する家庭学習への転換を図っている「家庭学習Pr」。数学編です。







 

 

 

 

 

5ページにわたっています。
1ページに図形の角度の総和について、
「他の図形だと法則性はあるのか調べてみようと思った」
という自分の「問い」が書かれています。
2~4ページでは、様々な図形を作図し、調べ、一般化しています。
そして、規則性を発見。
5ページ目には振り返りがあり、新たな「問い」があります。

自らの「学び」を創造していることが分かります。
きっとこのような家庭学習は、時間がかかっても苦痛ではないのでしょう。
楽しみになるのでしょう。

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総合文化発表会に向けての準備

28日に行われます総合文化発表会では、今年度初めて、
諏訪清陵高等学校附属中学校、長野市立長野中学校が発表に参加します。
県内公立中高一貫校の交流の機会となります。

長野市立長野中学校は、3年生4名が参加予定です。
諏訪清陵高等学校附属中学校は、当日参観日のため、
2月1日に行われた総合発表会の様子を動画で紹介します。
↓総合発表会の様子(3年生の一研究の発表)


今、その発表の様子を10分程度の動画にまとめる作業を3年生の2名が行っています。


しっかりとすべての発表を見て、どこが興味深いのか、
それをどう編集したら屋代附属中の生徒に伝わるのか考えながらの作業。
休み時間なども一生懸命に取り組んでいます。

さて、どんな動画に仕上がるでしょうか。
きっと両校のかけはしとなるようなものができることでしょう。

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速報 「知の甲子園」全国大会

本日行われました、「知の甲子園」全国大会の速報です。
(附属中活動2月20日参照)

附属中学校の2名のチームは、見事4位!
大健闘でした!

ちなみに、2位、3位は屋代の卒業生の大学生チームだったそうです。
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パン屋を起業するために 3年社会

3年の社会科の授業で、パン屋を起業する企画書を作成する単元が行われました。
そして、この日は、出来上がった企画書の中から、
私だったらこのパン屋をお薦めする、という企画書を選びました。
↓企業名「Wassan」

↓企業名「Shan/Pan」


市場における価格の決まり方や資源の配分、
企業を支える金融などの働き、雇用と労働などについて、
多面的・多角的に学んでいます。

↓じっと企画書を見て考える生徒

↓思わず目をつむり考え込む生徒

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知の甲子園 全国大会に向けて

3年生男子生徒2人が、「知の甲子園」全国大会に出場します。

約500チームの中からの8チームに勝ち残りました。

予選会中、序盤はなかなか順位が伸びなかったそうですが、
5ピリオドで上位になり、逃げきったそうです。
2人の意見の対立、例えば、価格を安くしたら、
いや、高くても品質を上げた方がいい、など、
真っ向から考えが違うことが多かったのが、かえって良かったと言っていました。

対戦相手は、名古屋大チームや金沢工業大チーム、立命館高チームなど、
錚々たる学校です。
検討を祈ります!
↓2人以外も予選会に出場。今は、全国大会にでる2人を支えています。

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柔道&俳句&元旦マラソン

様々なことで活躍している生徒のみなさん。

第21回北信地区中学校柔道一年生大会男子個人60kg超級 第1位

1年生に向かうところ敵なし、とまではいかないそうですが、
順調に強くなっているようです。
ますますがんばれ!

おくの細道 草加松原国際俳句大会 秀作

「始発待つ缶コーヒーを懐炉とし」
1万句以上の中からの表彰!
善光寺で紅茶で温まったことが原体験。
俳句甲子園に出たいとのこと。頑張って!

市報「千曲」2月号の表紙を飾った3年生。

毎年出ているそうです。
今年は6㎞。走り切り、達成感を感じたとのこと。
今も時々走るそうです。


一人一人が、自分の秤のなかで、
それぞれの力を発揮してくれていて、本当に、素晴らしいです!

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天文便り&質問講座

かなり遅くなりましたが、天文班発行の1月号の天文便りを紹介します。
↓天文便り1月号

 

冬の大三角形だけでなく、「冬のダイヤモンド」も知ってほしいと願い執筆したとのこと。
これからも、天文分野も含め、
科学的なことに興味関心を広げていってください。


今週行われる定期考査に向け、質問講座が開かれています。
放課後、各教室は、分からないことを質問する部屋になります。
↓理科の質問講座

↓数学の質問講座

自分の分からないこと、納得のいかないことは
どんどんと質問して、先生方に回答してもらいましょう。
定期考査も、がんばってください!

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読書画コンクール 賞状伝達

2月14日、第31回読書画長野県コンクールの賞状伝達が行われました。


↑優秀賞を獲得した3名とその読書画。
自分の感じた本のよさを絵に表しました。

おめでとうございました!

また、上記の中の一人が、
この冬に長野県で行われた全国中学校スキー大会の応援メッセージを作成しました。
香川県担当でした。


自分の感じたことや表したいことを、
絵やイラストなどで表現する素晴らしさを感じました。

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第4回授業改善Prの様子?教員編

教員も「学んで」います。

授業後、外部の先生たちと、生徒の「学び」について、
語り合います。


授業中、隣の人とクラスの友だちと対話的に学んでいる生徒のみなさんと同じように、
教員も主体的・対話的に「学び」を創造しているのです。
生徒の「学び」の高さと深さを語り合うとともに、
さらに、クリティカルシンキングについて話題になりました。

↓「学び」の様子を写真で提示しながら語り合いました。
(テレビ台は、2年生が技術の時間に制作してくれたものです。ありがとう!(1月25日の「附属中活動」参照))

【本校教員の感想】
疑問に感じていたことがはっきりした。
また、今まで考えてもみなかった視点から考え合うことができて、
とても勉強になった。
これからの授業が楽しみになった。

↓本年度の「学び」についての取組は下のとおりです。

令和元年度 屋代附属中学びのカイゼン.pdf

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第4回授業改善Prの様子①生徒編

2月13日(木)、外部の先生を招いて、第4回授業改善Prが行われました。
屋代高校生、附属中学生の学びの高さや深さが表れていました。

2年国語「題名について考える」
↓「ラグビー」と説明(力説)する生徒とそれを笑顔で聞く生徒

↓「郵便だ!」とひらめいた生徒ともう一度テキストを見る生徒

↓黒板に書かれた各グループの題名を注視する生徒たち


1年理科「大地の変化」
↓自然と教え合う生徒たち。すっと体を向けます。



↓隣同士でも教え合う姿が、いたるところで。



↓「本当かな?」クリティカルシンキングを始めているであろう生徒。


高校2年国語「『K』に対する『私』の残酷な点は?」
↓自分の考えを語り合う、聞き合う生徒たち。1時間考え、迷い、深めていました。


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中学3年女子、演劇班初上演!

2月9日(日)、上山田文化会館にて、千曲市演劇祭が開かれました。
↓チラシはこちら

屋代高校の演劇班に仮入部をし、練習を重ねている3年女子一名。
いきなり主役の大抜擢。
↓「タカシ」の正真正銘の彼女だと胸をはる「シズカ」を演じる。

↓他の彼女だという2人を包丁で脅す「シズカ」。

↓スマホで「タカシ」と話している「シズカ」。

↓最後の舞台挨拶。堂々としていました。


↓13日(水)、副校長室でインタビュー


【感想】
とても緊張した。
発表は初めてだったけど、喜劇なので、自分も楽しんでやった。
楽しめたと思う。
更級農業高校との合同練習もなかなか時間が取れないけど、
時間を合わせ、がんばって練習した。
今回は台詞を噛んでしまった部分があった。
まだまだやれる。改善できる。
3月の卒業公演に向け、がんばりたい。

適役で、素晴らしかったです。
自分を表現する。
その素晴らしさも感じさせてもらいました。

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雪が、少し、積もりました

2月9日、今シーズン初めて、雪が積もりました。
ほんの少しですが・・・。

↓10日(月)の朝の花壇の様子。
パンジーも雪の中で震えているようです。


↓玄関前の雪かきを班活でやってもらいました。
お蔭で、1日で融け、乾いていました。
ありがたいです。

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SSHフォーラムが行われました

ハトニワでも紹介されているように、2月5日(水)上田市のサントミューゼにて、
SSHフォーラムが行われました。

↓SSHのアメリカ研修の報告発表


↓東京大学の大島まり先生の講演


【2年生の感想から(抜粋)】
血管の長さは全部で地球一周を超える9万kmで、太さは10円玉くらいから髪の毛より細く肉眼でも見えないくらいのもある。
それだけ、人間の体は精密にできている。
脆いものに聞こえるけど、細胞の一つ一つが助け合って生きているのがすごい。
技術は怖いこともあるので、完全に頼らずにしていきたい。
科学で私たちが社会をデザインしたい。

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素敵な朝の放送アナウンス


この写真は、校長室前に飾られているふきのとうです。
だんだんと開いてきました。
立春が過ぎたと思ったら、寒波到来の朝。
静かにたたずんでいました。

タイトルのことは、2月6日の朝の放送です。
以下、アナウンスの全文を紹介します。
「寒い朝が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
以前のアナウンスで、「コハクチョウが来ない」と言ってしまいましたが、
1月26日に駅へ行くために橋を渡っていたら、コハクチョウの群れが遠くに見えました。
後で数を数えたら、昨年より7羽ほど少なかったのですが、
冬の風物詩的な存在が今年も来てくれたことをうれしく思いました」

自然の生き物の様子に気付き、昨年と比較し、嬉しく感じる。
素敵なアナウンスでした。


これは、東信地方の小学校を訪問した際、駐車場で見えた浅間山。
アングル的にはもっといい場所があるのでしょうが(電柱や電線が入っていまっている)、
車を降りたときに、ふっと見えた真っ青な空と真っ白な浅間山は素敵でした。

素敵な植物、素敵な景色、そして、素敵な言葉。
ちょっと立ち止まって、目を向けたり、耳を傾けたりしたいですね。

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真空って作るのは、大変!

1学年の理科で、簡易の真空の状態をつくりました。

容器の中の空気を抜こうと、みんな必死です。


真空になると、どんな様子なのか、
班のみんなでじっと観察します。


今後、このように苦労をして作った真空の状態では、
音はどうなるのか、など事象に問いかけていきます。

「身のまわりの対象と格闘しながら、不思議を感じ、工夫しながら自力で解決していくという学び方」(数学者 秋山;仁2020年2月5日信濃毎日新聞より)をして、
探究心を育てていってください。

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箱膳学習

家庭科の授業において、箱膳体験学習が行われました。


いなごや蚕の蛹など、初めて食べる生徒も。


「今は、多くの物を食べられて、しかも一日に何回も多くの物を食べられて。
一つ一つを大切にしていかないといけないなと思いました」


「食べ物に困っていた時代は工夫をすることで栄養を摂取していたのかと思うと、昔の人はすごい」

多くのことを学んだ箱膳教室でした。
貴重な機会を設けてくださった「かけはしの会」の皆様、
「まめってぇ鬼無里」の方、農文協の方、
本当にありがとうございます!

↓信濃毎日新聞2月4日の「高原調」のコーナーにも取り上げられました。

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クロムブックの導入に向けての準備

クロムブック80台の導入に向けて、準備が進んでいます。

教材室には、保管庫が設置。
いずれ、どんどんとここに取りに来て、学びに活用されるでしょう。


また、Wi-Fiのアクセスポイントの設置も業者の方に行ってもらいました。


使い始めるのが、楽しみですね。

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3学年 平和学習

1月29日(水)、上山田ホテルの大女将 若林和子さんを講師に招いて、
3学年の平和学習が行われました。


戦争当時、生徒と同じくらいの女学生だった若林さんのお話は、
つらい中にも、楽しいことを見いだそうとする前向きさがありました。
↓熱心にメモを取る生徒

↓自分の疑問や感想を伝える生徒


実際に体験することや体験した人の話を聞くことは貴重なことです。
自分の持っている知識や考えと結び付け、
さらに確かな「自分」を形づくっていってください。

若林さん、ありがとうございました。

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第3回学びプロジェクトはTO学習

1月29日(水)、第3回「学びプロジェクト」が開かれました。今回も、高校生と中学生が、共に、学びを創り出す姿がありました。



自分の知りたいこと、分かりたいことを、自ら分かろうとしている中学生。


思わず腰を上げたり、頭を近づけたりし、伝えようとする高校生も。



真剣な学びです。



1月31日(金)には、並木中等教育学校の校長先生、中島博司先生のAL講演会が行われました。

その中で、先輩が後輩を教える「TO学習」(Teaching Others)が紹介されました。
まさに、この「学びプロジェクト」はそのものです。
教える方も、教わる方も、どちらにとってもよい「学び」となるのです。

↓並木中等教育学校も毎日、ブログが更新されています。
並木中等教育学校 並木ブログ

さらに、「学びプロジェクト」が発展し、
さまざまな「学び」を創り出していってほしいと願っています。

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