活動報告

活動

県学生科学賞 優良賞4作品

第59回県学生科学賞の審査会が10月2日に開かれ、本校から下記の4作品が「優良賞」を受賞しました。
 ・白黒だけど白黒じゃない秘密
 ・ヨウ素デンプン呈色反応の不思議~退色温度への考察~
 ・メントスコーラ~飛び出す泡の不思議~
 ・タマネギ根端分裂組織の細部周期と生物時計の関係

日本動物学会 第86回大会 2015新潟

9月19日(土)に新潟市で開催された標記の大会に、本校理数科3年生4名がポスター発表し、「優秀賞」を受賞した。研究内容は「カブトエビ~生きている化石~」

東京大学木曽観測所 天文学研修

2年理数科

8/28(金)~29(土)に東京大学大学院理学研究科天文学教育研究センター木曽観測所にて、木曽観測所特任研究員の水戸洋之氏の指導のもと、2年理数科40名の生徒が研修に参加しました。

 宇宙の年齢を地球から観測する銀河の大きさから測定することを目標として、生徒間でディスカッションを重ねながら学習を行いました。

 一日目の午後はグループごとに人間の写真を撮って、写真上の大きさと身長の平均値から視覚と距離の関係について学習しました。夜の部ではその知識を応用して、銀河の写真から銀河と地球の距離を求め、その結果から宇宙の年齢を計算しました。2日目は宇宙の年齢の計算結果とその導出過程をグループごとに発表しました。

 グループごとの活動がメインであったが、どのグループも活発な議論を行うことができ、発表の仕方もグループごと工夫し、追求する段階だけでなく、まとめの段階もよい取り組みになっていたと思われます。

全国SSH生徒研究発表会

 8月4日~6日、インテックス大阪で開催された「全国SSH生徒研究発表会」に理数科を代表して3年生3名が参加、「ルミノール反応を利用した触媒の有効的使用条件の研究」のポスター発表を行った。全国からSSH指定校が集まり、また海外からのチームも参加しておりレベルの高いポスター発表であった。本校の生徒たちも、説明をし質問を受け大変よい経験をした。また、屋代高校OBで現在北海道大学大学院の准教授の前田先生のミニ講演も聞くことができ、大変ためになるものであった。

東北サイエンス交流会

 8月3日~5日 希望者40名が、東北サイエンス交流会に参加。
 1日目はSSH指定校である福島高校と交流、「課題研究の相互発表」をし校内各所の「放射線測定実験」を行いました。その後「キャリア交流会」を行い、両校の生徒とも「自分を表現し、伝え合うこと」「相手を理解しようと耳を傾けること」「その努力の継続」の重要性を確認し合った交流会でした。
 2日目は「相馬市被災地見学」はらがま水産加工場の高橋理事長からお話をしていただき、午後は南相馬市立総合病院の及川好友副院長よりご講演をしていただきました。また、避難地域を見学、その地で復興のために活躍している方のお話を伺い、今後自分たちがどのように社会に係わっていくか考えました。
 3日目は「東北大学工学研究科・工学部」にて超伝導・プラズマ・アルゴリズム・モーターの各研究室を訪問。その後本校OB等の東北大・学部・院生と懇談しました。大学生活・専攻学問分野・進路決定等、談笑を交えた丁寧なアドヴァイスを頂きました

SSE③

3年理数科

7/21(火)に信州大学工学のアサノ デービッド教授によるSSE連携講座を3年理数科の生徒40名が受講しました。内容は以下の通りです。

 ○HTLMファイル形式でブログの作成

 ○ワードパッドを使用し、タグの基本形式について学習、

 ○タイトル、改行の仕方、リスト掲載の仕方、ナンバリング、フォントや背景の色、太字、水平線などのタグに関して学習。


アカデミックサイエンス〈物理〉

2年理数科

7/13(月)にNTT物性科学基礎研究所の稲垣 卓弘氏と情報通信研究機構未来ICT研究所の上席研究員 巨視的量子物理プロジェクト室 室長の仙場 浩一氏による「アカデミックサイエンス連携講座を2年生の理数科40名の生徒が受講しました。

量子力学と、高校の授業では扱わない、生徒にとっては難しい分野の講義となりましたが、講師の先生方の分かり易い説明に興味を示し、何回かの演示実験に興味をもって見ることができました。またその理論が最先端の科学にどのように活用され、研究されているのか話も、生徒にとって興味深い内容でありました。量子力学に興味を持ち、最先端の研究にも興味を持つ、大きなきっかけとなったように感じます。

アカデミックサイエンス〈数学〉

中学生全員・高校2年理数科

7/9(木)静岡大学教授の元新一郎先生による「BigDataを活用して新たな知を創造しよう -夏休み明けの統計グラフコンクール作品づくりに向けて-」というテーマで、中学生と高校2年生理数科の生徒が受講しました。

【中学生に向けて】

「資料の活用・データの分析からビッグデータの扱いへ」というテーマで統計グラフコンクールへ出品するポスター作りについて教えていただきました。

【高校生に向けて】

 「資料の活用・データの分析からビッグデータの扱いへ」というテーマで統計グラフコンクールへ出品するポスター作りについて附中生の内容に加えて、さらに発展的な内容でご講演いただきました。グラフの作り方にとどまらず、分析の方法や提案の仕方についても詳しく教えていただき、生徒たちにとって課題作成に向けてよい動機付けになったように思います。

SSE②

3年理数科

7/9(木)信州大学工学部のデービッド・アサノ教授による「ImageProcessingSSE連携講座を高校3年理数科の生徒と高校1年希望者2名の生徒が受講しました。

1回の講義で課された課題の確認から講義が始まり、その課題は「半円を数式で」、「sinの関数を数式で」、という比較的簡単なものでしたが、英語で出題されていたため、なかなか正答を導くことに苦労したようです。

次に、画像処理に用いるroundを使った数式とその演習を行い、その後更に、一次関数、円、三角関数の式の応用が続き、関数の内容が難しくなるにつれて、躓く生徒が見られました、それをカバーするように、生徒間で教え合う姿も見られました。実際にこのような数式が画像処理にどのように用いられているかについても、生徒がボランティアでカメラの前に立ち、映し出された姿がどのように変化するのかを見ながら進めることができ、実際の場面でどのように活用されているかを実感できたように感じます。


アカデミックサイエンス〈化学〉

中学3年生・高校生2年生理数科 
7/8(水)信州大学繊維学部 東原秀和教授による「最近の電池、革新的次世代電池」 ―エネルギー変換・貯蔵の化学― というテーマでアカデミックサイエンス連携講座化学が行われました。内容は以下の通りです。
1)電池が担う課題と将来

 ・エネルギーと環境調和への挑戦

 ・成長と環境調和とが両立した新社会の構築

 ・革新的次世代電池開発の意義 革新的次世代電池の例 ハイブリッド鉄道・自動車

2)電池の原理 ―電池の基礎化学―

3)電池の種類と性能 電池の性能を電気量・エネルギー単位で理解する

4)新しい電池 電池が再生エネルギーの利用促進・普及 自動車の将来を握っている

 ・燃料電池  ・リチウム電池 一次電池、リチウムイオン二次電池

 ・革新的新電池 次世代電池

5)電池の化学・技術の発展と資源・エネルギー 地球環境保全への貢献

「バイオサイエンス」理数科1年サイエンスラボ

 6/17(水)長野県総合教育センターにて上記の研修が終日行われました。普段体験できない機器に実際に触れることができ、生徒にとって大変貴重な経験にとなりました。農業系の実習では、茎頂組織の観察(材料カーネンション)や電子顕微鏡での観察(試料 自分でみたいものを用意する)を通して、自然に対して興味が増すのと同時に、研究のアプローチの方法の一端を学ぶことができました。また、人の動きを点で捉えコンピュータ認識後動画に落とすモーションキャプチャ技術、二足歩行ロボットの作動のしくみ、制御など難解と思う内容も丁寧に教えていただき理解すると同時に、科学の分野の最先端に触れ視野が広がる充実した実習となりました。全体会においても、生徒主体とした進行、各分野の感想発表など自らの表現の場として有益でした。

SSE<科学英語>①

 6/16(火)信州大学工学部教授のアサノ デービッド先生による「Mathematical Functions Used in ScienceSSE連携講座が行われました。

 高校数学で用いる数式を、英語ではどのように言い表すのかについて紹介していただき、最終的に講師が読み上げた音声を聞いて、数式を記述する確認のドリルを行いました。

 多くの生徒がふだん慣れ親しんでいる高校数学の基本を、英語で学び直し新鮮な気持ちで講義を聴いていました。講師の英語を聞いて、数式で書き表したり、グラフを見て英語で表現したりといったことができました。

 

課題研究のテーマ検討会

 課題研究のテーマはグループごとに自分たちの興味のある内容から決めていきます。今日(5月8日)は、分野ごとの教室で各グループで考えてきたテーマについて発表し合い、実際の実験の方向性を検討しました。その中でグループの担当教諭も決定します。

課題研究が始まりました

 理数科2年生は今年度「課題研究」に取り組みます。昨年度中にグループをつくり、どのような分野の研究をしたいか話し合ってきました。本日は課題研究オリエンテーションのあと、各研究室に別れ、先生方に自分たちの研究のテーマとやってみたいことを発表しました。今後、実験内容を深めながら、グループごとに担当教諭が決まっていきます。