2024年6月の記事一覧
第1回中学校説明会がありました
6月17日(月)土曜日に、第1回中学校説明会がありました。説明会では、現役附属中生による学校紹介や、3月に附属中を卒業した高校生による研究発表もありました。附属中生の学校紹介では、事前に全校生徒にとった「附属中のよいところは?」に関するアンケート結果を紹介してくれました。回答の1位は「優しく楽しい授業をしてくれる先生」と「個性豊かな友達」でした。高校生の研究発表では、杏による商品開発について研究を行ったTさんと、バイオミメティクス(生物模倣技術)について研究を行ったFさんが発表をしてくれました。多くの方々の前の発表で生徒は「緊張した」と言っていましたが、附属中の魅力、特徴が伝わったのではないかと思います。
一人でじっくり考える時間
6月14日(金)附属中の授業は、生徒が「一人でじっくり考える時間」を大切にしています。3年生の社会の授業では「冷戦後、世界は平和になったか」というテーマに対し、生徒は各自、教科書や資料集、インターネットなどたくさんの情報の中から、自分が必要な情報を抜き出し、タブレット上のカードにまとめていました。生徒は「ベルリンの壁崩壊」「アメリカ同時多発テロ事件」や「湾岸戦争」などを根拠に各自の考えをまとめ、その後、クラスメートと自分が調べた内容について情報交換をしていました。自分が調べたものだけあって、説明も自分の言葉で分かりやすかったです。また、相手をかえ、回数を重ねるごとに、プラスの情報も加わっていきます。さらに興味深かったのは、各自が作ったカードをインターネットを介して「交換」し、自分が調べたもの以外の情報をゲットしていたところです。これからも、ICTを効果的に活用し、学びを深めて欲しいです。
各自の課題と向き合う
6月13日(木)3年生の体育では、器械運動と跳び箱運動をやっています。生徒は、自分の目標に合う難易度の技や高さを選び、何度も何度も練習をしていました。技が決まると「いいよっ」と自然と声がかかります。安全に行えるよう、必ず周りの生徒が見守り、マットや踏み台の位置を確認していました。ペアの生徒がタブレットで映像を撮ったものを見返し「腰をもう少し真っすぐにしたい」「頭を跳び箱につけた方がよいのでは?」と次の目標を考えながら練習をする生徒もいました。映像は繰り返し見ることができ、前の演技との比較もできるので便利です。単元末には、発表会を行うそうです。自信をもって演技ができるとよいです。
音楽会に向けて
6月12日(水)鳩祭に向けて、各クラス合唱練習をしています。言葉が心にしみる定番の合唱曲から映画やドラマで使われたポップスまで各クラスの思いがこもった曲を練習しています。朝、講義室をのぞくと、輪になって自主練習をしている3年生がいました。そして、歌声を聞き集まった生徒がひとり、またひとりと増えていきました。どのクラスも日に日に声量が増し、響きが美しくなってきています。今年度は、音楽科のT先生も中学校職員のメンバーとして、ご指導くださっており、心強いです。鳩祭当日までしっかり磨きをかけていきます。
難しいからこそ楽しい
6月11日(火)1年生、技術科の授業の様子を紹介します。使い慣れている鉛筆やパソコンとは違い、普段はあまり手にしない道具でオリジナルの棚作りに奮闘中です。生徒は「上手く切れない!」「曲がっちゃった!」と言いながら試行錯誤を繰り返していました。作業を進めていくとノコギリの使い方に慣れてきて、まっすぐに切り進めていく姿もみられました。
自分で設計した棚を作り上げていく過程は想像よりもずっと難しいものです。「体験してみることで、頭で思い描いていたことと実際の違いに気が付き、より現実的な目標や改善策、修正点を考える」この過程がひとつの作品をつくりあげる大変さであり、楽しみでもあるのだと思います。