2021年11月の記事一覧
国際情報「海外校とのオンライン交流」
1年のSSH科目である「国際情報」のプログラムとして、11月から台湾の高校とオンラインよる交流を始めました。11月24日(水)は、1組・4組・7組の生徒が、台北市立和平高級中学の生徒と、タブレット端末を使って交流しました。各クラス6つくらいのグループを作り、グループ単位で実施しました。初めての交流ということもあり、接続に戸惑う場面もありましたが、すべてのグループが相手のグループとつながることができ、英語による会話が飛び交っていました。9日にも3組と5組が、台北市私立幼華高級中等学校と私立新民高級中学と交流しています。
予定では、3回交流することになっており、2回目はお互いに発表しながら交流する予定です。
ジオサイエンス連携講座
11月22日(月)に、1年理数科対象の「ジオサイエンス連携講座」を実施しました。信州大学特任教授の大塚勉先生をお招きし、「信州で地質学を学ぶこと」というテーマで講義をしていだたきました。地質調査の基礎(フィールドワークの方法など)から、地層の読み方、付加体の形成過程、日本列島のでき方、東アジア地域の地質など、地質学全般に関する内容を、多くのスライドを用いて説明していただいたほか、立体視鏡を用いた変動地形の読み方も教わりました。
詳しくは、arkheをご覧ください。
信州サイエンステクノロジーコンテスト
11月14日(日)に、総合教育センターを会場に「信州サイエンステクノロジーコンテスト」が実施されました。これは、「科学の甲子園全国大会」の長野県予選であり、ここで優勝したチームは3月につくば市で開催される全国大会に長野県代表として参加します。本校からは、2年生チームと1年生チームの2チームが参加し、筆記競技と実技競技に臨みました。筆記競技は、数学、理科(物・化・生・地)・情報に関する問題を120分で解答するもので、実技競技は、事前に内容が示されており、倒れやすい箱・倒れにくい箱を、指定された材料で制限時間内に作成し競いました。
結果は以下の通りです。
屋代Aチーム(2年):総合5位(筆記5位 実技5位) 部分別1位 物理 地学
屋代Bチーム(1年):総合12位(筆記8位 実技13位)
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パソコン甲子園2021
11月13日(土)に「パソコン甲子園2021」の本選が実施されました。今年もオンラインによる実施となり、9月に実施された予選を突破した本校のチームが、昨年に引き続き本選に臨みました。上位入賞は果たせませんでしたが、健闘を讃えたいと思います。
本選出場 プログラミング部門 チーム名『TeamPython』
伊香賀 太一、長﨑 大(3-1)
一人一研究 中間発表会
11月11日(木)に、1学年が取り組んでいる「一人一研究」に中間発表会をクラス内で実施しました。今年の1年生から、個人のタブレット端末を活用して探究活動を行っており、今回の中間発表でも、それぞれが作成してスライドを使ってこれまでの研究成果を説明していました。25日(木)には、他のクラスの生徒とグループを作って発表し合います。
ジオパーク実習
11月8日(月)に、2年理数科アカデミックサイエンスプログラムとして「ジオパーク実習」を実施しました。例年、6月に新潟のセメント工場を見学して、化学分野の学習をしていましたが、新型コロナの影響で実施できなかったため、糸魚川ジオパークにご協力をいただき、1日実習を行いました。午前中はフォッサマグナミュージアムで学芸員の茨木さんからレクチャーを受けた他、小麦粉ときな粉で日本列島の形成について学習する実験を行ないました。午後はフォッサマグナジオパークで断層を見学したり、須沢海岸で石の標本つくりを体験しました。
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2年理数科「課題研究」中間発表会
11月5日(金)に、2年理数科「課題研究」の中間発表会を実施しました。8月のポスターセッションによる中間発表会の続いて、今回は口頭発表による発表を行いました。かなり進んでいるグループや、まだデータが十分でないグループなど様々ですが、仲間や先生からの質問や助言を参考にして、3月の最終発表へ向けてまた活動していきます。
サイエンス・ラボ
11月8日(月)に、1年理数科「バイオサイエンス」のプログラムである、「サイエンス・ラボ」を実施しました。これは総合教育センターで4種類の実習を行うもので、1日に2種類、2日に分けて実施します。実習内容は、茎頂組織の観察といったバイオ分野だけでなく工業的な内容なども含まれています。電子顕微鏡の操作など、初めての経験ばかりで、かなり刺激を受けたようです。2回目は、12日(金)に実施されます。
実習内容
①電子顕微鏡(SEM)での観察
②バイオテクノロジ-の基本操作と画像処理
③パブリッシング(展示用印刷物)
④モーションキャプチャ技術とアニメーション製作
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アカデミックサイエンス物理 連携講座
11月4日(木)に、2年理数科の「アカデミックサイエンス」として、東京大学大気海洋研究所の横山佑典教授をお招きし、気候変動に関する講義をしていただきました。毎年本校で講義をしていただき、米国海外研修でも横山先生にはお世話になっております。今年は、中学3年生が「SDGs」の取組みに力を入れていることもあり、中学3年生対象にも講義をしていだきました。ちょうど世界ではcop26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が開催されており、関心の高いお話を聴くことができました。また、今年ノーベル物理学賞に輝いた真鍋先生の話題にも触れていただき、同じ気候変動の研究でも、アプローチの仕方が違う話など、興味深い話ばかりでした。炭素循環について詳しく説明していただき、ただ単にCO2の増加を懸念するのではなく、CO2がどこから発生し、どんな作用をもたらしているCO2かを調べて対応する必要があることがわかりました。今後も気候変動について関心が高まると思いました。また、今回横山先生がここに来る前に奄美へ調査に訪れており、そこで採取した話題の「軽石」も実物を用意していただき手に取って見ることができました。確かにとても軽かったです。
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第4回 SSHミニフォーラム
11月2日(火)の放課後に、4回目となる「SSHミニフォーラム」を実施しました。今回は、第1回のミニフォーラムで「SDGs」をテーマに講義をしていただいた長野県立大学の秋葉芳江先生をお招きし、「2035年、私たちはどんな『タンパク質』を食べるのだろう」というテーマでさらに詳しくSDGsの取組について学びました。食料問題を取り上げ、人間に必要なタンパク質を、畜産の肉から取れなくなるかもしれず、代わりに大豆や昆虫食、培養肉といったものが今後必要になっていくといったお話をしていただきました。実際に現在売られているものを用意していただき手に取って確認することができました。最後は、参加生徒それぞれが、2035年にどんなタンパク質を食べているか考え、その理由をみんなで共有しました。(大学のゼミのように)
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