科学リテラシーや総合的な学習等
信州Makersキャンプ
8月10、11日に塩尻で行われました信州Makersキャンプに
1年生の男子1名が参加しました。
http://yashiro.jpn.org/blogs/blog_entries/view/51/XHIQN0S8ZX5BQ6HT39ORS3Q4R5V8UXMW?frame_id=69
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統計学習
SSH講演会で茨城大学の小口先生からビックデータの活用について講義を受けました。その学習をもとに統計から必要な情報を読み取り、各自の課題として統計グラフコンクールの出品に向けて準備をしました。
http://yashiro.jpn.org/blogs/blog_entries/view/51/YU5D08K2Y31PZHBDIV2J3G993MYSGYGL?frame_id=69
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干しあんずづくり
先日収穫させていただいたあんずを学校で干しあんずに加工するために、生徒たちがビニールハウスの製作を行いました。パイプに長さを測って、切ったり、組み立てを行いました。机上の学習とは違い、かなり手間取っていましたがなんとか完成。収穫されたあんずも種をとって乾燥させます。完成がたのしみですね。
習うより体験 あんずの収穫
中学2年生で杏の収穫を行いました。今年は花の時期に寒かったことがあり、例年と比べ杏があまりできていないということでした。
北條さんは杏作りに関してこれらかの農業にふさわしい杏の栽培を模索していて、果樹を接ぎ木によって木を低く育てることや、先進的な樹体ジョイント法を取り入れて杏を栽培しています。
摘果作業の時の青く小さな実から、立派に実り、収穫した果実を割ると、中も杏色一色で美味い杏となっていました。また、樹体ジョイント法で栽培されている杏も立派な実を結んでいました。樹体ジョイント法での栽培は北條さんが初めて杏の栽培に取り入れ、そして今年初めて実をつけたということなので、日本で初めて樹体ジョイント法で実った杏を見たことになりました。摘果・収穫と貴重な体験をすることができ、生徒にも実りのある学習になりました。
千曲市6月議会を傍聴してきました
~地方自治は民主主義の学校~
6月5日(水)、2学年全員で千曲市議会の一般質問を傍聴しました。傍聴に先立って、千曲市総合政策課の方から「政策形成過程におけるデータの活用」の講義をしていただきました。講義の内容は、データの種類・データの必要性・政策形成におけるデータの活用等でしたが、特に興味をひいたのが「データの罠」という項目で、調査結果をグラフ化するときに数値設定や表示の仕方を作為的に変えることによって、結果から受ける印象が全く違ってくるというものでした。印象操作に惑わされることなくしっかりとした目で現状分析を行うことの大切さを学びました。また、「データ分析は万能ではないので社会問題を解決するためには、現状分析をしっかり行い、問題の起きている理由を考えて皆で議論・対話をしていくことが大切である。」というまとめの言葉が印象的でした。
そして議会傍聴です。一般質問で、質問要旨は『現行防災体制の総点検を』と『スポーツ振興施策について』の2点でした。後半の質問要旨は『市民とともに歩む市政とは』と題して、千曲市政のわかりにくさ・市民意識調査から見えてくること・市の政策に対する市民の声の反映度など、市民目線に立ったものでした。
本年度も「こども議会」に参加予定。中学生の目線で質問や要望を出していきましょう。
あんず栽培について
森あんず農家の稲玉さんのあんずの畑に行き、あんずの栽培や苦労話を聞きました。品種改良して作られた稲玉丸もそのうちのひとつ。昔より干し杏に適している小粒で酸味の強い品種だそうです。また、北條さんの畑では、摘果作業を体験させてもらい、楽しく活動することができました。横島物産ではインタビュー活動を行い、あんずの商品化についてたくさん質問しました。パンフレット作りなどでも役立ちそうです。
中2科学リテラシー現地調査活動
政策のグループは、千曲市を活性化させるためにテーマを「移住」とし、移住・独立・定住支援を行っている「なりわい」の中村さんからお話を聞いてきました。自分たちで調べてきた内容を質問し、中学生にできることを再確認することができました。そして築170年の家や蔵の中を見学させてもらう等、貴重な体験をしました。REASAのデータで分析を行い、今回の中村さんのお話しをもとに「移住政策」を検討していきます。
SSHサイエンスフォーラム
中高合同でSSHサイエンスフォーラムが開催されました。今回は長島孝行先生による「あっ、その手があったかものづくり」でした。生物から学ぶことは多く、私たちに多角的な視点を示してくれました。
「自然界のデザインはアイディアの宝庫」であり、お話しでは、蜂の巣から始まって、タマムシ、セミ、カイコなど沢山の虫が出てきました。「洗剤は汚れ」という話があり、その時にカタツムリの殻は汚れないということを利用して、壁やタイルに使い、洗剤を使わない様にするというアイディアが生まれたそうです。
千曲市のために何ができるか
2年生は、千曲市活性化を考えるために千曲市PRCM、中学生議会、政策コンテスト、干し杏、棚田、パンフレット(フリップボード)、新聞スクラップ、シンボルマークの8グループに分かれて学習を進めています。
クラス毎に、調べ学習について司書の青木先生から図書館で説明を受け、図書館のデーターベースなど文献を調べる上で必要となることを教わりました。その後、図書館の本から自分たちの活動につながるような情報を探しました。さっそく信州の保存食についての本を手にする人、ガイドブックに千曲市の記事が載っているか探す人などがいました。「生鮮あんずから干し杏に加工すると、カリウムは6.5倍、食物繊維は6倍に増える」という情報を本から見つけた人もいます。日持ちもするし、栄養も高くなるなんて、干し杏には良いことがたくさんありそうです。この良さを伝えるためにはどうしたら良いのでしょうか。それぞれの視点から千曲市をPRできる方法を考えていきます。
RESAS講習会
科学リテラシーの時間で「RESAS」の学習をスタートしました。2Aでは、高校の白鳥先生をお招きしてRESASの扱い方から活用の仕方までわかりやすく教えてもらいました。授業の中では、そもそもRESASってなんだ?と思っていた皆さんも実際に触れてみると「うわあ、すげー」の声があちらこちらで聞こえてきました。
RESASは、地方創生を実現するためのツールとしてヒト・モノ・カネの流れを「見える化」して、誰でもその地域の現状や未来、強み、弱みを把握できるものとして作られました。総合で行っている千曲市活性化にもってこいのツールです。調べる前に、自分の考え(仮説・予想)をもつことで「なぜだろう」という問いが生まれ、データのみでなく、自分の知識と結びつけていくことであたらしい発見をすることができます。RESASにはいろいろデータはあるので、これからたくさん操作して慣れていきましょう。