千曲市6月議会を傍聴してきました
~地方自治は民主主義の学校~
6月5日(水)、2学年全員で千曲市議会の一般質問を傍聴しました。傍聴に先立って、千曲市総合政策課の方から「政策形成過程におけるデータの活用」の講義をしていただきました。講義の内容は、データの種類・データの必要性・政策形成におけるデータの活用等でしたが、特に興味をひいたのが「データの罠」という項目で、調査結果をグラフ化するときに数値設定や表示の仕方を作為的に変えることによって、結果から受ける印象が全く違ってくるというものでした。印象操作に惑わされることなくしっかりとした目で現状分析を行うことの大切さを学びました。また、「データ分析は万能ではないので社会問題を解決するためには、現状分析をしっかり行い、問題の起きている理由を考えて皆で議論・対話をしていくことが大切である。」というまとめの言葉が印象的でした。
そして議会傍聴です。一般質問で、質問要旨は『現行防災体制の総点検を』と『スポーツ振興施策について』の2点でした。後半の質問要旨は『市民とともに歩む市政とは』と題して、千曲市政のわかりにくさ・市民意識調査から見えてくること・市の政策に対する市民の声の反映度など、市民目線に立ったものでした。
本年度も「こども議会」に参加予定。中学生の目線で質問や要望を出していきましょう。