ハトニワ

2月13日 「酸とアルカリ実験教室」

       2月13日 小学校高学年~中学生対象 「酸とアルカリ実験教室」

            (理科 塩原先生・深井先生からのレポートです。)

 2月11日(土)千曲市内の小学校5・6年生と中学生、その保護者(事前に募集し応募していただいたみなさん)を対象に、『酸とアルカリ

実験教室』講座を本校生物室で開講しました。

 講師として理数科職員(塩原・深井)、アシスタントは1年理数科7名があたり、植物に含まれる色素“アントシアニン”を利用した水溶液の

性質調査を行いました。

  毎年、「地域交流」の一環として実施しているもので、昨年までは【ウニの発生観察教室】として実施していましたが、本校理化班で飼育

していたウニが維持できなくなり、別途で観察に適した個体を確保することも難しくなったため、内容を刷新して開催しました。

 植物に含まれる色素“アントシアニン”が水溶液の性質を調べる指示薬になり、酸性やアルカリ性の強弱によって色が変化することをレモン

汁や重曹、洗剤といった身近な製品を使って観察しました。

 アシスタントの生徒は、化学や生物の授業で学んだ知識をもとにタブレットで作成したスライドを活用して児童や保護者に分かりやすく

工夫をして教えていました。参加した小学生の皆さんには自宅でも追加実験ができるように、アントシアニン色素を染み込ませた試験紙を

プレゼントし、皆さんに喜んでいただきました。

 *今回はアントシアニンの抽出にマローブルー(ウスベニアオイのお茶)を使用しましたが、時間経過とともに発色が弱くなっ   

  てしまい、事前準備が難しかったです。鮮やかな色が出るという点では非常に良かったのですが…題材の選定、物品の準備に

  ついては今後検討する必要がありそうです。