カテゴリ:2学年 学習活動
イングリッシュキャンプ
2年生は、7/29(水)・30(木)に、国立妙高青少年自然の家でイングリッシュキャンプを行いました。いろいろな国の講師の方と交流しながら、「英語と親しみ、英語を使う」二日間を過ごしました。
1日目は英語のクイズに答えながらのオリエンテーションや、キャンプファイヤーを行いました。2日目は、それぞれの講師の出身国についての紹介を、英語でプレゼンテーションしました。
これらの活動を通して、英語を学ぶことはもちろん、異文化について知ったり、自分たちの考えを英語で伝えたりすることで、日ごろの英語学習への意欲が湧いた生徒も多かったようです。
Catch Your Dream
2学年では、夏期補習期間中の7/27に、「公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本」と「アクセンチュア(株)」のご協力により、キャリアプランニングの学習の1つである”Catch Your Dream”を行いました。 プログラムは、①「見つめよう、自分の価値観(個人ワーク)」、②「インタビューwith大人」、③「インタビューwithみんな」④「作ろう『じぶん計画』(個人ワーク、後グループ内で共有)」の全4ステップから構成されており、今の自分自身を見つめながら次第に未来の自分に思いをはせ、夢の実現に向けて具体的な計画を立てることが目標です。プログラムを進める中で、アクセンチュアの皆さんからは、自分の中学生の時の様子や、その時に考えていたことがどのように職業選択につながっていくのか等、詳しくお聞きできました。
<生徒の感想>
「夢」について、今まであまり深く考えたことがなかったが、この「Catch Your Dream」をやったことによって、自分の将来のことを考えることができた。自分と向き合う、誰かに聞いてみる、ということが、とても大切だということがよくわかった。『じぶん計画』を立てていると、自分は将来どんな大人になっているのかなと、とても楽しみになってきた。この後、職場体験学習もあるので、今回のことも頭に入れながら、少しずつ将来のことも考えながら生活していきたい。
姨捨棚田体験学習(田植え)
6/2(月)、中学2年生全員の参加により、姨捨棚田体験学習を実施しました。今回は「田植え」で、棚田保存会である名月会の方のご指導のもと、A・B合わせて3枚の棚田に、稲の苗を植えました。当日は朝まで雨が降っていましが、現地では雲こそ多かったものの、却って爽やかな高原の涼風も感じられる中で活動することができました。普段はなかなか経験できない「どろんこ」に「素足」で踏み入れ、苗を植える目安となる縄が直線上に張られると、我先に苗を一本一本植えていく姿が見られ、田植えはあっという間に終わりました。
作業中には、田んぼの中の様々な生物とも出会えました。カエルやアメンボはもとより、イモリやタニシもいました。私が子どもの頃は、田んぼと言えばカブトエビやタガメ、ゲンゴロウなどといった水生昆虫の宝庫でした。最近は農薬や外来生物などのせいなのか、これらの生物はほとんど見られなくなっています。名月会の方のお話にあったように、水田というのは単なる米の生産だけでなく、地域の生活や自然を守る役割があるのだと実感しました。また、「『米』という漢字は『八十八』と分割することができる。これは米を育てるのに、88の手間がかかるからだ。」といわれることがあります。これはお米が私たちの口に入るまでに、かなり大変な手間が必要であることのたとえの一つだと思いますが、私たち2年生が行った作業は、いわば「88分の1」にしか過ぎません。そして、もう一つの「稲刈り」を除く残りの86の手間を思いやると、日々食べているものへの感謝・畏敬の気持ちが生まれてくるような気がします。普段何気なく使っている「いただきます」という食事前の挨拶も、これからは意味深い一言になるのではないでしょうか。まして、棚田というのは大型機械を使うこともできず、一つ一つの作業が人の手による大変なものになります。さらに、それを地域の文化遺産として残すため、努力や工夫をしている方々への思いというのも、今回の体験を通してより身近に、そして実感として味わうことができたのではないでしょうか。
大先輩のお話を聞く会
5/23(土)の授業公開では、多くの保護者の皆様のご協力のおかげで、充実した活動を行うことができました。この日までに、生徒はインタビューの練習をしたり、質問内容を明確にしたりと準備を進めてきました。また一人一人が、自分自身の「14歳の問い」を抱き、事前に身の周りの人に仕事について質問したり、現場で働く人のビデオを見たりしながら、仕事に対する考えを深めてきました。
今回の「大先輩のお話を聞く会」を通して、生徒は仕事に対する意識を高め、今後大切にしていかなければならないことに気付くことができました。これからの学校生活の中で、社会に求められている力を身につけてほしいと思います。
今後は、希望する職場のエントリーシートに、職場体験に向けての決意を記入し、学年職員との面接などを通して職場決定をしていきます。各自の職場体験の目的が明確になるように、今後の学習を進めていく予定です。
今回の「大先輩のお話を聞く会」を通して、生徒は仕事に対する意識を高め、今後大切にしていかなければならないことに気付くことができました。これからの学校生活の中で、社会に求められている力を身につけてほしいと思います。
今後は、希望する職場のエントリーシートに、職場体験に向けての決意を記入し、学年職員との面接などを通して職場決定をしていきます。各自の職場体験の目的が明確になるように、今後の学習を進めていく予定です。
仕事について考える
「キャリアプランニング」の学習の一環として、5月の連休中には、2年生一人ひとりに「職業インタビュー」の課題がありました。そこでは自分のお家の方を中心として、既に「仕事」に携わっている方へのインタビューを通して、その職に就いた理由や やりがい、また逆に大変なこと、中学生へのアドバイスなど、実際に働いている方の声を聞きました。
そして5/11(月)の総合的な学習の時間では、クラスや班の中でお互いの情報を共有する時間を設けました。
そして5/11(月)の総合的な学習の時間では、クラスや班の中でお互いの情報を共有する時間を設けました。
職業に関する情報は、現代ではいろいろなツール(特にインターネットやホームページ)から手に入れることができます。実際に5/12(火)の授業では、それらを取り上げたテレビ番組を視聴し、様々な職業(今回は「宇宙開発技術者」「ウェブデザイナー」「診療所勤務医」の三つ)に就いている人の考えに触れ、意見交換をしました。「自分が知らないことについて調べ、学ぶ」ときには、この「人から直接聞く」ことと「メディアなどを通して間接的に聞く」ことの両方が必要です。そして、今回の連休の課題のような「自分の身近な人」から「直接」聞き取った声というのは、当然それを手に入れるまでの手間暇はかかりますが、より「自分の問題」として「真に迫る」ものです。場合によっては「相手があなただからこそ話せる」という情報があるかもしれません。事実、私が見ていたある班の発表中に「大きな声では言えませんが…」と前置きされた情報がありました。また、形には残っていないものの中には、「自分から問い返してより詳しい内容を話してもらえた」ということもあったのではないでしょうか。このように、「自分から求め、自分の力で直接何かから学ぶ」という学習は、大変ですが得るものも大きいのです。さらにそこへ「自分の体験を通して」ということが加われば、それは「実感」を伴った「発見・気づき」になります。9月に実施する「職業体験学習」も、「直接、自分の体験を通して、自分の将来について学び、考える」ことに意義があります。この学習を有意義なものとするためにも、これからの様々な学習に自ら考えながら臨んでいきたいものです