2025年12月の記事一覧

オーストラリア海外研修報告 ~貴重な経験と思い出を胸に・・・~

オーストラリア研修5日目(最終日)

最終日となった本日、9時半にホテルへ荷物を預け、天体観測でお世話になったマッコリー大学で大学キャンパスツアーを行いました。

キャンパスツアーでは、学生のガイドがつき私たちを案内してくれました。

今回のガイドさんはフィリピン出身のビアンカさんで、経済の修士課程の方です。地元フィリピンの大学を卒業して、大学院の修士課程でマッコリー大学で研究をされているということです。マッコリー大学は総合大学でほぼ全ての学部学科があり、44,000人の学生が在籍しています。あのwifiを作ったのもマッコリー大学なんだと伺い驚きました。

大学の構内でお昼を食べ、ホテルへ戻って荷物をバスに乗せた後、いよいよ最後の訪問先である通信会社のOptusへ。

Optusは今年で創立40周年でした。オーストラリア内の通信に関して色々お話を伺いました。

Optusは自社の人工衛星ももっており、また、オーストラリアの東の都市、シドニーとキャンベラ、そして西の都市パースの3ヶ所に会社を所有しており、東側の天候が良くない時は、西側を使って安定した通信を供給しているようです。

現在はシドニーの空港にいます。特に大きな問題がなく、無事に帰れそうです!

落ちない石贈呈 ~受験に臨む3年生に向けて~

本日ネクスコ東日本の方が来校し、受験を控える3年生に向けて「落ちない石」が贈呈されました。

「落ちない石」とは、ネクスコ東日本が行った岩塊撤去工事(具体的には上信越自動車道/北野牧区間の岩塊撤去工事)で、「落ちなかった岩石」を集めた石です。

工事中は物流を止めずに石ころ1つも落とさないというポリシーのもと工事が行われ、受験などの “落ちない” 縁起になぞらえて、「お守り」として配布や贈呈されていると説明がありました。

美術班がデザインしたパネルや一つ一つの石を入れた袋のデザインも紹介され、生徒会の生徒3名が代表して受け取りました。

共通テストまで残り44日、学年全員で「落ちない意志」を持って受験に臨んでいきましょう!

オーストラリア海外研修報告 ~雷鳥のプレゼン・天文台での観測~

オーストラリア研修4日目

朝8時半にホテルを出発し、昨日まで利用した地下鉄だけでなく、地上の電車やフェリーを乗り継いでタロンガ動物園へ。

3時間ほどの自由行動の後、バックヤードで、ハリモグラとコアラを観察し、更に希少な鳥を観察するために鳥専用の檻へ。

少し鳥を観察した後、日本にいる希少動物である雷鳥に関して、内山&田近ペアが発表し、飼育員3人がプレゼンを聞いてくださいました。

プレゼンの完成度の高さに飼育員さんも驚かれた様子でした。

その後鳥のショーを見で、最後にフェリー乗り場まで移動しながら更に何匹か動物を観察しました。

動物園の対岸のフェリー乗り場の近くで、夕食としてフィッシュ&チップスをたべ、ホテルへ戻り夜の星空観測の準備をして、2日前と同じマッコリー大学の天文台へ。

今夜は快晴で、月だけでなく、土星や南半球でしか見れないカノープスなどを観測し、本日も大きな問題はなく無事に終了しました!

いよいよ明日の夕方にオーストラリアを出発して、金曜日の朝に日本に帰国します。

オーストラリア海外研修報告 ~プレゼン発表~

オーストラリア3日目。

午前8時にホテルを出発。最寄りから電車で数駅、さらにバスを乗り継いでシドニー大学へ。

シドニー大学ではウェブスター教授をはじめ、グレートバリアリーフやハワイなどで、珊瑚礁や生態系の研究をしている研究者および、ドクターコースの生徒の発表を聞かせていただきました。

最後に小林&笠井ペアがオーストラリアの地層に関してのプレゼン発表をしまし、ウェブスター教授から幾つか質問をいただきました。

その後、入場無料のオーストラリア博物館で、鉱物や恐竜の化石などを各自見学しました。

夕食会場へ移動しながら近くの大聖堂によったり、シドニーで1番伝統のあるショッピングモールで2時間ほど過ごしました。

最後は中華レストランで中華料理をいただき、本日の行程も特に体調不良者を出すことなく終了しました。

オーストラリア海外研修報告 ~現地で交流・学習~

オーストラリア2日目。朝6:55出発でウェノナ高校へ。

日本語教師のフリーマン先生と合流した後、生徒が日本語を勉強している教室で本日のバディと対面。自己紹介の後、各自バディに連れられ1~3限を体験しました!

テスト返しの日だったので、生徒によってはそれほど授業を受けられないようでしたが、中ではAIに関してガッツリ講義を受けたひとも。その後1:30頃昼食をとって、再び朝顔合わせをした日本語の教室へ。

30分ほど交流をしてウェノナ高校を後にしました。予定より1時間近く早く終わったので、二駅離れたショッピングモールへ。

夕食はウェノナ高校のすぐそばで取り、ホテルへ戻って、1時間過ごした後マッコリー大学の天文台へ。

残念ながら天気は良くなかったので、天体チームのプレゼンの後、マッコリー大学の天文台で撮影された写真を見ながら、スタッフから色々教えていただきました。

今回は水曜日にも観察チャンスがあり、今の予報だと快晴なので、水曜日が楽しみです!!

オーストラリア海外研修報告 ~初夏のシドニーへ~

11月30日(土)から12月5日(金)にかけての7日間、「SSH海外研修」としてオーストラリア・シドニーに渡って研修を実施しています。

現地滞在は5日間、前後は移動日です。

土曜日夕方に新幹線で東京へ。羽田空港22時発の便で夜間飛行、翌10時(日本との時差+2時間)にシドニー空港へ降り立ちました。

寝ている間に赤道をまたぎ、初夏の日差しがまぶしい、暖かなシドニー1日目。

どきどきしながらも入国審査を無事に通過し、貸切バスで1時間半ほど南下してWollongongのAustinmer Beachへ。

ここでは、日本では観察することができないP-T境界(2億5千年前、古生代ペルム紀と中生代三畳紀の境界)を含む地層と対面しました。

黒色の石炭層と白色の砂岩層が接している様子が観察され、この境界こそP-T境界にあたり、古生代ペルム紀末の大量絶滅はまさにこの時。

大陸ならではの古い時代の水平な地層に触れながら、沈みこみ帯日本との違いを感じ取ることができました。

4泊をお世話になる、シドニー中心街から北へ離れた地にとったホテルに入り、1日を終えました。