2020年12月の記事一覧

星のロマン~木星と土星の接近を捉えろ~

 12月23日(木)18:00から屋代高校OBの方を講師の先生にお呼びして本校の望遠鏡から木星と土星の観察を行いました。本校の科学班や前回のふれあい天文学を聞いて星について興味をもった3年生が20人ほど集まりました。当日はすっきりと晴れた夜空で肉眼でも観察できました。望遠鏡の不具合もあり木星と土星のアップ画は見ることはできませんでしたが、月の表面や火星の観察を行うことができました。話によれば、木星の公転周期は12年なので、木星は1年で軌道上を30度動き、公転周期が30年の土星は1年で12度動くそうです。すると1年の間に両惑星の間隔は18度ずつ開いていくことになり、20年の周期になるそうです。今回の場合は木星と土星の軌道が見かけ上交わる点の付近での接近なので超大接近となります。約0.1度間隔まで近づくのは、前回は約397年前だそうです。次回は約60年後まで起こりません。きっと年を重ねて土星と木星の大接近を眺める度に、空を見上げた時に中3の頃にタイムスリップした感覚になるのではないでしょうか。生徒からは「空は澄んでいて、星は輝き、冷たい空気が少し気持ちよかった」や「なかなか経験できないのでとてもよかった」等の声が聞かれました。貴重な体験になったようです。講師の先生には感謝です。

放射線の基本 ~霧箱観察・身の回りの放射線測定~

129日()に放射線の基本として、信州大学基盤研究支援センター 助教 廣田 昌大先生

 からご講義いただきました。 

 前半の講義は、原子の構造からα線、γ線などの話からは始まり、半減期の話など基本的な内容の講義でしたが、中学3年生は、イオンの内容のところで原子の構造に触れているため、理解しやすかったようです。実用化の話は、日常生活の中にある放射線について、スライドで分かりやすく 講義していただきました。

  後半の実習は、4人組で霧箱実験を行いました。教育課程で放射線の内容があるもの霧箱が用意できる学校は見たことがないので、貴重な経験でした。中心にトリウムを設置し、観察するものでしたが初めて観察する生徒でも容易に観ることができました。その後は「はかる君」を用いて、外のいろいろな場所で放射線量を測定しましたが、数値化することでより実感が湧きました。通り測定した後、校舎内の測定も行いました。実習があった分、 意欲も高まり、生徒にとって大変有意義な時間となりました。

く生徒の感想>

・放射線のイメージは、怖い物であった。しかし そうではなく使い方や逆に有能な物であることを知れてよかった。

 ・測定すると実感が湧き、放射線が可視できたことに驚いたし、こんなにも放射線が身近なものだとは知らなかった。

ナンバープレートの秘密

ナンバープレートについて調べ、まとめた1年生がいます。

↓3回のシリーズをもつ1年生
1ナンバーと8ナンバーの車を多く見て、
「これは調べがいがあるな」と感じ、調査開始。
調べていくと、
「奥が深い。大長編のプレゼンに取り組みたい」
と感じ、3部作としたそうです。
みんなに楽しんでほしいと願って、クイズ形式も採用。
楽しみながらナンバーについて考えられるまとめとなりました。

今後はテーマの範囲を広げて、さらに探究活動を進めていきたいとのこと。
期待しています。

↓3部作はこちら

第1弾 ナンバープレートの秘密.mp4
第2弾 ご当地ナンバー.mp4
第3弾 ナンバープレートの今と昔.mp4

冬鳥がいっぱい

身の回りで見られた冬鳥についてまとめた3年生を紹介します。
20201124散歩中にいた冬鳥.pdf
20201130冬鳥がいっぱい.pdf
小学校の高学年のころから鳥に興味を持ち、
写真に撮ったり、生態を調べたりしているとのこと。
祖父母のお宅のそばの千曲川にはたくさんの鳥が来るそうです。

チョコチョコと動いたりするのがすごくかわいいのが魅力。
巣を見るといろいろな事に気付くことも面白いそうです。

探究の目を、心を、これからも持ち続けていってください。

↓作成した生徒

ニホニウムの作り方

4年前に、名前が正式決定された「ニホニウム」。
理科の授業の課題から興味をもち、調べ、まとめた2年生。

理論上は、「そこらへんにある物質でも作れる」とのこと。
ただし、三万年かかるし、お金もかかる、とのこと。

20201204ニホニウムの作り方.pdf
たしかに、発見した研究チームも、9年間の実験期間、400兆回ぶつけて、合成がうまくいったのは3回だったそうです。

科学者の発見や取り組みを、自分の身の回りにひきつけて、調べたりまとめたりし、創造的に学んでいます。

↓作成した生徒