科学リテラシーや総合的な学習等

科学リテラシー 統計グラフコンクール

 1119日(月)ホテル国際21において平成30年度長野県統計功労者表彰式に参加してきました。

 今年も屋代高等学校附属中学校が優秀校として表彰を受け、多くの生徒が賞を受賞することができました。その中で、4名の生徒が特別賞、うち1名が全国で佳作をいただくことができました。本校では、科学リテラシーの時間を使って、統計データの扱い方を学び、1年生は、総合的な学習の時間で行っている「地域探索」と結びつけて、2年生は、興味関心のある分野からデータをまとめ、考察、提言できるように学習を進めています。

 

 

中2イングリッシュキャンプを通して


 
 

 7月24日(火)~7月25日(水)にイングリッシュキャンプが行われました。9名の外国人講師の先生をお招きし、1泊2日で戸倉上山田温泉で活動しました。
 

 生徒は、緊張した様子でしたが英語を使ったゲームを通して少しずつ抵抗感が減っていきました。また、今年は、イングリッシュキャンプの中で、地域探索で学習してきた(総合や科学リテラシー)ことを英語で発信することができました。外国人講師の方と一緒に地域を巡り、コミュニケーションはもちろんのこと、文化交流を行うこともできました。この2日間を通して生徒たちは、また大きく成長することできました。

この活動に協力していただいた全ての皆様に感謝申し上げます。

中2ディベート学習


 2学年でディベート学習が始まりました。肯定側、否定側でそれぞれ理論的にテーマに沿って審判を説得していきます。今回は、「旅行にいくなら北海道だ」というテーマで、肯定側、否定側それぞれの立場で情報を収集しました。情報を集めることよりも、「相手に伝える」という点で苦労している生徒も見られました。しかしその中でも相手の考えを聞いて、質疑したり、反駁したりする姿も見られ、これからのディベートが大変楽しみになりました。
<生徒の日記から>
○僕たちのチームもしっかりとデータを集めて対決に挑みました。僕たちは否定側なので肯定側の定義などをしっかり聞いて、勝てそうな穴をつくのですが・・・。仲間とうまく調整できずに、なかなか良いところを突くことができませんでした。チームワークもとても大切だなと思いました。

SSH 化学講座 自然エネルギーを貯める電池

 7月13日(金)1時限にSSH連携授業として、信州大学 東原秀和氏に授業を行っていただきました。「自然エネルギーを貯める電池」~最新電池の化学と持続可能な社会を目指すエネルギーの缶詰の物語~と題して、中学生にもわかりやすく、エネルギーや電池の仕組みなどを説明し、今後の課題点とこれからの世代の役割を示していただきました。東原先生が生徒の近くに歩み寄って問いかけ、生徒も関心をもって授業に取り組むことができました。

 

中3卒業研究 ~ポスターセッション~

 卒業研究の中間発表としてポスターセッションを行いました。プレゼントは違い、発表者と聞き手の双方向のやりとりから、新たな疑問や解決策、手段、方法などを発見することになりました。卒業研究もまだまだ序盤戦。よりより研究となるようにしていきましょう。
<生徒の感想>
 ポスターセッションをしました。卒業研究は、一人一人の個性が出るのですごく面白かったです。また、友達から意見や質問を多くもらうことができました。夏休み中には仮説の検証をして研究を進めていきたいです。


中2科学リテラシー「宝探し」

 6月2日土曜日、本校6期生2学年は、「地域探索~宝探し~」に出かけてきました。
 2学年では、6年間通う千曲市の魅力、価値(文化財)を知り、第2の故郷として千曲市の将来を考えていこうと学習を進めています。
 そこで、この日は「戸倉上山田」「姨捨棚田」「稲荷山」「森、雨宮、あんずの里」の4グループに分かれて体験・調査活動を行いました。
 今後、それぞれのグループで学んできたことを共有し、レポートにまとめて6月29日からの鳩祭で展示発表する予定です。

 

 

生徒感想より
「私は今日、初めて棚田の風景を見ました。その景色は本当にきれいでした。確かにこれは千曲市の宝だと思いました。この千曲市に、こんなきれいな風景があるとは思わず、外国の方が来るのも珍しくないと思いました。また、田に入った時のぬるっとした感触を味わい、たくさんの蛙やアメンボがいる中での田植え体験も、1年間私たちが作る米だと思うと楽しみになりました。高齢化が進んで後継者がいないと言われる中、日本の田を守りたいと東京から足を運んでいた大学生もいました。私も、この棚田は絶対に守っていかないといけないなと改めて感じました。私たちにできることを考えていきたいです。」

「あんずの里・森地区への地域探索では、事前の質問で「PR方法が足りないかも」と思い、PRに関する質問をしていました。その答えが今日、返ってきました。PRは私たちが思っているよりも広い範囲で行われており、私の仮説は間違っているようでした。イベントの来場者数もしっかりいるのに、人が少なく感じるのはなぜか。新たな疑問や不安も出てきました。不思議の答えを一年間、じっくり探していきたいです。」

  

中2科学リテラシー「地域探索Ⅱ」

 11月24日(金)に中学2年生が地域探索Ⅱとして、千曲市内を5コースに分かれて散策してきました。コース①は戸倉・上山田温泉で温泉資料館とおかみの会の方と面談し足湯へ、コース②はレンタサイクルを利用して味噌蔵たかむらさんとさらしなの里古代体験パークへ、コース③は重要伝統建造物保存群稲荷山地区へ、コース④はブレイブウォーリアーズ事務所と屋代駅前和かふぇよろづやとあんずの里アグリパークへ、コース⑤は武水別神社と旅館うづらやと古民家カフェ銀の羊へ行ってきました。
 今後、千曲市総合政策課の方々へ中間プレゼンし、プラン構築へ進んでいきます。

中3科学リテラシー「卒業研究ポスターセッション」

 中学3年生は卒業研究を進めています。ここまでの研究の中間報告という形でポスターセッションを行いました。いずれも「実証・検証」という中学生にとってはハードルが高い部分にチャレンジし、研究の仕方を学んでいるというところでした。今後研究をまとめ、発表できるようにしていきます。

中2棚田稲刈り体験科学リテラシーの視点から

 9月26日に千曲市姨捨の棚田に稲刈りに行きました。稲刈り終了後、そのまま坂を登り、姨捨SAへ行き、調査活動を行いました。
 姨捨SAでは、千曲市名物のあんずをつかったソフトクリームが売られていました。SAからは棚田を見ることができないという新事実も分かり、百聞は一見にしかずということが実証できました。

中1「能登臨海実習」での科学リテラシーの面について

9月26日~28日に中学1年生は能登臨海実習へ行ってきました。1日目は富山県の北陸コカコーラ砺波工場や高岡市金屋町での見学・調査活動、2日目は金沢市内の班別自主見学、3日目はイタイイタイ病資料館やフォッサマグナミュージアムにおいて学習してきました。4月に長野県千曲市稲荷山地区での散策や最近の社会情勢・話題の中から、自らの研究テーマを設定し、仮説を立て、実際に観光客や地元の方へのインタビューを通して、実証・検証の過程を学べたことは大きかったようです。今後のまとめに期待したいと思います。

長野県教育委員会主催サイエンスグランプリ

 8月20日に長野県総合教育センターにてサイエンスグランプリが行われ、本校より出場した3チームが、準優勝・3位・4位という上位入賞を果たすことができました。理数科教育に力を入れている本校らしい結果だと思います。今後も様々な知識を吸収し、実践力につなげていってほしいと思います。詳しくは「附属中学活動」のページをご覧下さい。

中2科学リテラシー「東大生とのディベート」

8月30日に千曲市戸倉上山田温泉活性化を目的として訪れている東大生が本校へ来校しました。中学2年生は、千曲市をテーマに「活性化プラン」を作成中で、その過程でより良いプランへ構築していくためにディベートを取り入れています。テーマは「新幹線新駅誘致の是非」と「大型商業施設誘致の是非」で、今回は東大生とそのテーマについてディベートを行いました。勝敗は、1勝1敗でしたが、情報と情報の結びつけ方など勉強になる点が多かったです。さすが東大生!

中3科学リテラシー「卒業研究」

 ここまで先行研究をしてきた成果を発表し合いました。ここで意見・アドバイスをし合うことで、先行研究への結論を出し、仮説の設定へ向かっていきます。夏休み明けには仮説から実証の流れを中間発表することが目標です。

中2科学リテラシー「ディベート」

 千曲市について考えている中で、ディベートを行っています。テーマは「新幹線新駅誘致」と「大型商業施設誘致」についてです。初めてのディベートですが、テーマに沿ってデータを集め、自分たちの主張をジャッジへ伝え続けるという姿勢をもち、一生懸命できています。

中2科学リテラシー「千曲市活性化プラン」

 5月27日(土)に中学2年生が千曲市姨捨の棚田へ田植えに行ってきました。4月より6年間通う千曲市を第2の故郷だと感じることができるよう、千曲市について現状や課題を捉え、活性化プランの作成を科学リテラシーの授業の中で考えていきます。棚田では、都会からわざわざ棚田を借りて参加している人もいて、「千曲市の棚田にどのような魅力を感じるのか」「どのような保存の仕方、PRの仕方がよいのか」などインタビューをすることができました。今後のプラン作成につなげていきたいと思います。

中3科学リテラシー「卒業研究」先輩から研究の仕方を学ぶ

本校は高校2年生の理数科の生徒が課題研究に取り組んでいます。そこで、課題研究を終えた高校3年生の先輩方に来ていただき、研究発表をしていただきました。テーマ設定の難しさや、仮説の設定から実証・検証とはどのようにしてくことがポイントか、わかりやすく説明していただきました。これからの研究が楽しみです。

中1科学リテラシー「地域探索」

 4月10、11日に入学したての1年生が千曲市稲荷山地区を地域探索してきました。重要伝統的建築物群保存地区に指定され、昔ながらの街並みを見ながら散策できる場所です。6年間のスタートとして、目的の中に「探究活動のあり方、仕方を学ぶ」がありました。今後、能登臨海実習で富山県高岡市金屋町の見学予定があります。地域との結びつき等から仮説を設定し、実証検証を目指す活動の始まりです。

科学リテラシー(中学1年)能登臨海実習調査活動

9月26日~28日に中学1年生は能登臨海実習として、富山・能登・金沢へ宿泊学習に行ってきました。今年度は、昨年度の学習テーマ「北陸と長野のつながり」を踏襲しつつ、新幹線開通2年目、「まれ」「善光寺御開帳」「真田丸」といった観光要素、歴史や文化比較を軸に、生徒一人ひとりが仮説を立て、長野県で夏休みなどを利用して事前調査に取り組み、当日現地での調査活動を行いました。現地では、地元の人・観光客・外国人観光客へのアンケート・インタビュー調査をおこないました。今後は、2月に行われる総合文化発表会にて調査結果・考察を発信できるようまとめていきます。

科学リテラシー(附属中2年)地域活性化プラン ディベート

本校2年生は、4月より千曲市を第2の故郷として捉え、棚田での体験と結びつけながら、自分なりの地域活性化プランを考えてきています。ディベートを通して、自分のプランを他の生徒が肯定側・否定側に分かれディベートを行い、それをジャッジすることを通して、客観的な視点からプランを見直せるよう進めています。はじめてのディベートの準備をすることを通して、根拠を明確にしながら相手より自分の論が上回っていることをどう主張するかについて学ぶことができています。