2019年5月の記事一覧
SSHサイエンスフォーラム
中高合同でSSHサイエンスフォーラムが開催されました。今回は長島孝行先生による「あっ、その手があったかものづくり」でした。生物から学ぶことは多く、私たちに多角的な視点を示してくれました。
「自然界のデザインはアイディアの宝庫」であり、お話しでは、蜂の巣から始まって、タマムシ、セミ、カイコなど沢山の虫が出てきました。「洗剤は汚れ」という話があり、その時にカタツムリの殻は汚れないということを利用して、壁やタイルに使い、洗剤を使わない様にするというアイディアが生まれたそうです。
千曲市のために何ができるか
2年生は、千曲市活性化を考えるために千曲市PRCM、中学生議会、政策コンテスト、干し杏、棚田、パンフレット(フリップボード)、新聞スクラップ、シンボルマークの8グループに分かれて学習を進めています。
クラス毎に、調べ学習について司書の青木先生から図書館で説明を受け、図書館のデーターベースなど文献を調べる上で必要となることを教わりました。その後、図書館の本から自分たちの活動につながるような情報を探しました。さっそく信州の保存食についての本を手にする人、ガイドブックに千曲市の記事が載っているか探す人などがいました。「生鮮あんずから干し杏に加工すると、カリウムは6.5倍、食物繊維は6倍に増える」という情報を本から見つけた人もいます。日持ちもするし、栄養も高くなるなんて、干し杏には良いことがたくさんありそうです。この良さを伝えるためにはどうしたら良いのでしょうか。それぞれの視点から千曲市をPRできる方法を考えていきます。