新着情報
実施日時 5月11日、19日、23日
実施会場 屋代高校 2年7組HR教室、コンピューター教室
参加生徒 高校2年7組(理数科)
講 師 信州大学工学部 教授 デービッド・アサノ 先生
内 容
1日目は高校数学で用いる数式や関数(桁数の大きな数字、小数、分数、加減乗除、ルート、累乗、指数、対数、分数の数式、三角関数、等式、不等式)を、英語ではどのように言い表すのかを教わりました。2日目は、HTMLの基本的なタグについて学習した後、実際に自分のBLOGを作成しました。3日目は、前回学習したHTMLにJavascriptを加えて、簡単なプログラムを作る学習をしました。
最初は、対数の言い方が難しく、聞き取るのが大変そうな生徒もいましたが、生徒はフルに頭を回転させてだんだん積極的に取り組み、答えがわかった生徒は自ら手を挙げるようになりました。
英語の聞き取りが苦手な生徒、コンピュータ操作が苦手な生徒、タイピングが苦手な生徒と様々ですが、直接アサノ先生に指導をしていただいたり、仲間同士で助け合ったりしながら、喜々として積極的に取り組んでいました。大半の生徒にとってHTMLの使用は初めての経験で、こういった実習演習は非常に興...
実施日時 5月21日(日)
発表会場 千葉県幕張メッセ
参加生徒 高校3年理数科 2名
発表題名 墓石地震学〜地質で変わる墓石転倒率〜
内 容
例年参加しているJpGU日本惑星科学連合の高校生セッションですが、今年度は久しぶりに現地参集で実施をすることができました。ポスター形式の発表で、会場には高校生の発表の他に、大学・研究所・企業等のブースが多数ならび、地学系研究の最先端を垣間見ることができました。
本校生徒の発表内容は、昨年度に課題研究で取り組んだ墓石地震学に関するもので、3年前の卒業生が課題研究で取り組んだ内容の継続的な研究になります。先輩の研究の後を継いで研究すると、内容がより深いものになると思います。現高校1年生・2年生の方は参考にしてみてください。JpGUは一週間という長期間で行われている国際的学会で、地学の全分野の研究者が一堂に会する学会です。地震学だけでなく多くの分野の専門家が高校生の発表を見てくださり、様々な角度からアドバイスを受けることができました。
<生徒感想>
・教授たちが来ると聞いてとても緊張していたけれど、優しかったので安心した。省いてしまった資料のデータも省...
実施日時 5月16日(火) 16:00~18:00
発表形態 オンライン
参加生徒 高校3年普通科 2名
発表題名 蜃気楼
内 容
昨年度に課題探究で取り組んだ内容を、学会のジュニアセッションで発表しました。日本気象学会ジュニアセッションでは、全国から21グループの中高生による研究発表がオンラインで行われて、気象学を専門とする大学の先生方や研究者から、様々なアドバイスを受けることができました。
課題探究の内容は、3年生になるとSS探究の時間に深めていくことになります。また、平日の放課後に、興味関心が似ている全国の高校生と繋がることができた事も収穫でした。
<生徒感想>
・蜃気楼の再現を目指してつまずいたところについて、ドライアーを利用して進めると言う方法を提案をいただき、とても面白かったです。また、私たちが行った実験が失敗した理由も教えていただき、知識が深まりました。他に蜃気楼について研究していたチームがあり、面白かったです。
・空間を仕切ることに固執していたが,似たような内容のグループはひらけたところで実験をして結果が出ていたし実際の蜃気楼もすごく広いとはいえひらけたところで発生するから,次...
実施日時 2月11日(土)実施場所 屋代高校3棟2階 生物教室参加生徒 高校1年理数科7名対象児童 千曲市内の小学校5・6年生と中学生、保護者内 容植物に含まれる色素“アントシアニン”が水溶液の性質を調べる指示薬になり、酸性やアルカリ性の強弱によって色が変化することをレモン汁や重曹、洗剤といった身近な製品を使って観察しました。アシスタントの生徒は、化学や生物の授業で学んだ知識をもとにタブレットで作成したスライドを活用して児童や保護者に分かりやすく教えてくれました。参加した小学生の皆さんには自宅でも追加実験ができるように、アントシアニン色素を染み込ませた試験紙をプレゼントし、皆さん喜んで帰っていきました。<生徒感想>・先生方が事前に準備してくださってとても助かりました!みんなで協力してスムーズに進んだのでとても楽しかったです!またやりたいです!・小学生に噛み砕いて説明をすることで自分の理解も深めることができてよかったです。とても楽しかったです。・大変だったけど、小学生や中学生と交流することができて楽しかったので良かったです!ありがとうございました。<参加児童生徒の感想>・最初は色が...
実施日時 2月5日(日)実施場所 東京都立外山高校参加生徒 本校2年理数科2名発表タイトル「次世代バイオエタノールの生成」内 容コロナ禍ではありましたが、ほぼ例年通りに会が運営されました。戸山高校生の発表会に他校の生徒の発表も含むスタイルで、会の運営は戸山高校生が主体となって行いました。発表はポスターと口頭発表の2部制でした。ポスターセッションでは他校の生徒の実験成果を間近に見聞きし、生徒たちは大きく刺激を受け感化されたようでした。口頭発表では他校生との発表の仕方や工夫を学び、自分たちの成果については大学や他校の生徒職員からの質問をうけ、さらなる内容の充実に気づけるものとなったと思います。<生徒感想>・発表に向けた準備は今までやってきた実験をまとめ、相手にわかりやすく伝えるためにはどうしたらよいか、研究を客観的に考える良い機会でした。また、他の学校の生徒の皆さんの発表を聞いたり質問などを通してコミュニケーションをとったりしたことは自分たちの研究をまた違った方向から見直すきっかけになりましたし、他の人のプレゼンテーションにはスライドの構成やアピールの仕方など参考になる点が多くあり...
実施日時 2月7日(火) 13:40~15:40実施場所 屋代高校3棟2階 理科講義室参加生徒 高校2年7組講 師 Dr.Tetiana A. YATSENKO 先生(順天堂大学医学部)演 題 「線維素溶解について」内 容 YATSENKO博士はウクライナ出身で、豊かな自然のお話の一方で現在は戦火で大変な状況である様子も伝えていただきました。科学の話の冒頭では、各テーブルにゼラチンゼリーの入ったチューブが配られ、パイナップルの一切れをそこに加える作業からはじまりました。お話を聞いているうちに、ゼリーが溶けて液体になっていました。博士の研究内容は一貫してタンパク質分解酵素に関連しており、先ほどの観察もパイナップルが出す酵素がゼラチンを分解したそうです。こうした研究が脳梗塞の予防や、ガンの転移を防ぐことにつながるというお話でした。5時間目は聞くことがメインでしたが、6時間目は生徒からの質問に講師が答え、講師からの質問に各テーブルの代表者が果敢に答えました。<生徒感想>・講師の先生が話す英語はとてもわかりやすく、専門用語も含まれていましたが去年よりも理解できた割合が増えてとても嬉しく思いました。生物に関する興味も...
実施日時 2月3日(金) 13:40~15:40実施場所 屋代高校3棟2階 理科講義室参加生徒 高校1年7組講 師 Dr. Sandeep SEN 先生(筑波大学生命環境系)演 題 「クロコショウ野生種と栽培系統の過去と将来」内 容 筑波大学生命環境系、津田吉晃研究室所属のSandeep SEN博士(インド出身)をお迎えして英語で研究内容を講義していただきました。津田先生も付き添いで来てくださり、要所要所で日本語での解説をしてくださった。博士は、コショウの仲間の野生種が、どのように進化してきたかを解析しており、その手法を説明してくださった。野生種から栽培種を作成してきた人類の歴史の話から、生物多様性の大切さを説かれました。後半は生徒からの質問に講師が答え、講師からの質問に各テーブルの代表者が答えました。<生徒感想>・英語で講義を受けることは初めてだったので緊張していたのですが、難しい内容のスライドをフィードバックしてくださったり、後で質問を受けてくださったりして、とても面白かったです。また初めて知ることが多く、生物多様性に対して強い興味を持ちました。・難しい単語がたくさんありましたが、英語の講義を聞...
<ジオサイエンス連携講座> 報告実施日時 1月23日(月)実施会場 屋代高校3棟2階 地学教室参加生徒 高校1年7組(理数科)講 師 信州大学 名誉教授 鈴木啓助 先生演 題 「地球温暖化と地域での応答」内 容昨年までは1時間の枠で実施していましたが、内容が盛りだくさんで多岐に渡り、生徒が考える部分が多いという理由で、今年度は2時間に拡大した時間枠で実施しました。地球の物質循環,特に水の循環が専門で、南極越冬隊員としての経験もある鈴木先生から,地球環境に関する特別講義をしていただきました。太陽放射と地球放射の釣り合いから地球大気・地表面の温度をシミュレーションした話に始まり,温室効果,平均気温の変化等に話が進みました。南極の氷から,地層のように過去の環境を読み解いていく過程を教わり,地球温暖化について,昨今マスコミが騒いでいるような単純な話ではなく,正確なエビデンスに基づいて多面的に評価していく必要があることを先生は強調しておられました。<生徒感想>・論理的な観点から温暖化について聴くことができて、とても勉強になったし、学ぶことができてよかった。・メディアで散々言われてきた...
実施日時 11月22日(火) 12月26日(月)実施場所 長野県総合教育センター(塩尻市)参加生徒 高校1年理数科講 師 山口秀樹先生 岡沢啓司先生 柳澤瑞樹先生 塩島淳志先生(長野県総合教育センター情報産業教育部)内 容次の4種類の実習を2日間に分けて実施しました。① 茎頂観察とバイオテクノロジー技術 カーネーションの組織培養を想定して茎頂組織を摘出し、その様子を顕微鏡で観察し、茎頂部分の写真を撮ってその画像を使って長さなどを計測しました。これまでは、ミクロメーターしか使ったことがなかったので、顕微鏡をパソコンと繋ぎ、スケールバーを作成して長さを測るのは良い経験になりました。② 電子顕微鏡を活用したミクロ探査 光学顕微鏡では観察することが難しいミクロの世界に触れる機会は、大変貴重でした。食虫植物(モウセンゴケ)の葉の表面に生えた繊毛を観察した生徒は、消化酵素を含んだ分泌液が繊毛のどこから排出されているのかを仲間と議論しながら確かめていました。また、さまざまな条件においた自分の毛髪を観察する生徒や、リンスや酢酸、台所用洗剤など、条件によって毛髪の表面の構造が変化する様子を観察する生徒...
実施日時 12月19日(月)15時40分~16時40分実施場所 坂城中学校 理科室参加生徒 本校2年理数科8名対象生徒 坂城中学生 1~3年生16名内 容昨年度に引き続いて、サイエンスショーを今年度も行いました。実験の楽しさや、本校理数科の魅力を中学生に伝えるために、保護者懇談会の午後を使って坂城中学へお邪魔しました。内容は、理科の実験の紹介と質疑応答です。理科の実験では、①化学反応で色が変わる!②液体窒素を使った-196°の世界③リニアモーターカーの動く原理を行いました。中学生でも分かる化学反応で、色がついたり消えたりする実験では、中学生に反応を考えてもらいました。液体窒素の実験では、バラの花やテニスボールを凍らせて落としてみたりしました。そして、リニアモーターカーの原理では、低温にした状態で磁石を用いて、浮かび上がらせて、抵抗が少なく移動できる原理を紹介しました。中学生からは歓声が上がり、楽しく実験を行うことができました。質疑応答では、中学の時の成績や、将来の夢、さらにはプライベートな生活の事まで、高校生の先生達が中学生に優しく教えていました♡♡屋代高校理数科を目指す中学生が増えてくれたこと...
実施日時 12月13日(火) 10:55~12:55実施場所 屋代高校3棟3階 化学教室参加生徒 高校2年7組講 師 信州大学繊維学部 名誉教授 東原 秀和 先生演 題 「炭素の化学~ナノカーボンの世界と21世紀のナノテクノロジー~」内 容 化学の連携講座は2回目になりますが、今回は「炭素」に関する講義をしていただきました。グラフェンという炭素の結晶層から、フラーレン、ナノチューブ、グラファイト(黒鉛)等の物質が作られる様子を説明していただき、その後、実際にそれぞれの模型を作成して、構造を確かめました。炭素を使った研究の応用や、今後の研究の可能性等、夢のあるお話をしていただきました。<生徒感想>・今回の講義では、ナノカーボンの世界について詳しく学び、今まで詳しく学んでいなかったのでとても役立ちました。ナノサイズの世界は目に見えないほど小さいけど、模型を作ることで小さい世界でも想像しやすくてイメージを掴むことができました。炭素の同素体はいろいろな場面で私達の生活にも身近なところで多く使われていて身の回りにある炭素の同素体を見つけたいなと思いました。講義では特に、マゼラン星雲でもグラ...
実施日時 12月2~4日実施場所 兵庫県姫路市参加生徒 森栗之介 宮澤希成 島田素 古旗采和(中学2年)内 容 全国の中学生が都道府県対抗で科学の知識や応用力を競う「科学の甲子園ジュニア全国大会」が開催されました。この大会は、科学を学ぶ楽しさや意義を感じてもらおうと、科学技術振興機構(JST)が2013年に開始し、今年で10回目になります。長野県代表チームは、6名のうち本校附属中学生が4名のチーム構成です。47チームで、理科や数学に関する筆記試験と実技試験の計900点満点で総合順位を争いました。実技では紙とテープだけで作製した橋の模型の耐久性を競いました。結果は、富山代表チームが優勝、2位は愛知、3位が長野でした。 これからも、附属中学校の授業をはじめとした探究活動などを通して、思考力・判断力・学ぶ姿勢などを高めて、高校生になったら、次は科学の甲子園への出場・活躍を期待しています!
実施日時 11月30日(水)実施場所 本校3棟3階物理教室 中学棟講義室講 師 東京大学 大気海洋研究所 横山祐典 教授参加生徒 高校2年理数科、附属中学3年生内 容地球温暖化をテーマに、研究成果を交えながら講演をしていただきました。温暖化の科学的根拠は何なのか。何を基準に温暖化していると言えるのかについて、データを示しながら、また生徒と対話を交えながら説明してくださいました。実際に観測機で測ることのできない過去の気温をいかに知ることができるのか、二酸化濃度をどうやって知ることができるのか。その方法として、古文書や木の年輪、氷床コアの気体分析、また年代の測定には放射性同位体である炭素14を使うなど、測定機器の進化も重要要素であると説明されていました。 二酸化炭素濃度は現在410ppmになっているが、大気が無くなると表層気温が-15℃になってしまう。二酸化炭素の増加だけですべてを判断するのではなく、二酸化炭素がどこから発生し、どんな影響を及ぼしている二酸化炭素なのかを調べることが大切で、大きな科学的な視点で考えることが重要であると教えて頂きました。<生徒感想>・過去の環境を知るために脂肪...
実施日時 11月29日(火)
実施会場 屋代高校3棟2階 地学教室よりオンライン配信(高校生対象)
附属中学校講義室(中学生対象)
参加生徒 高校1年7組 附属中学1年生
講 師 信州大学 特任教授 大塚 勉 先生
演 題 「信州で地質学を学ぶこと」(高校生)
「地震はなぜ起こるの?地震について学ぼう」(中学生)
内 容
直前に1年7組が学級閉鎖になってしまったため、高校生対象にはオンライン配信での特別授業となりました。信州大学の紹介(理学部地質系を中心に)、日本列島の骨格(付加体の研究)、地震災害への対応、活断層の研究の順で説明していただき、3年前の台風19号の災害に関係して、長野盆地の地形についても教えていただきました。
信州大学理学部の地球学コースでは地質調査や巡検があり、卒業研究では外国へ調査に行く人もおられ、サハリンや中国等での調査の写真も紹介されました。地質調査の基礎(フィールドワークの方法など)から、地層の読み方、付加体の形成過程、日本列島のでき方、東アジア地域の地質など、地質学全般に関する内容を、多くのスライドを用いてとても分かりやすく説明していた...
実施日時 11月13日(日)
実施会場 長野県総合教育センター
参加生徒
屋代A:三輪輝人 小林篤季 小笠原楓真 大栗颯人 宮内嘉大 並木優弥
屋代B:轟真帆 古平蒼真 三澤駿也 西澤和都 橋元舞生 島田俊作
屋代C:宮島空未 松代楓愛 山倉ふみ樺 酒井真央 塚原玲樹 田野口瑠実
内 容
県内9校18チームが参加して、3月につくば市で行われる「科学の甲子園全国大会」への県代表を目指して、筆記試験と実技競技で競い合いました。本校からは理数科2年(Aチーム)、普通科2年(Bチーム)、理数科1年(Cチーム)の3チームが参戦しました。
午前に行われた筆記試験は、理科、数学、情報の中から、修得した知識をもとにその活用について問う問題が出題され、知識に加えて思考力や論理的な記述力を必要とする内容の試験でした。屋代Bチームが、分野別数学、情報で各1位、総合1位と大健闘しました。
午後時実施された実技競技は、理科、数学、情報にかかわる実験、実習、考察など、科学技術を総合的に活用して、ものづくりの能力やコミュニケーション能力などにより課題を解決する力を競い合うものでした。チームを二つに分けて作成し、それぞれコンテス...
実施日時 11月2日(水)
実施場所 本校中学棟講義室
講 師 富山大学 学術研究部理学系 土'田 努 准教授
題 目 「昆虫の暮らしを支える共生関係」
参加生徒 高校1年理数科、附属中学2年生
内 容
共生(Symbiosis)・内部共生について、高校生物の教科書の記載を交えて、説明していただきました。具体的には、昆虫とその体内に住まう共生細菌について、昆虫の体色と機能(エンドウヒゲナガアブラムシと共生細菌Rickettsiella)や、虫こぶ形成(マダラケシツブゾウムシとアメリカネナシカヅラ)に関して紹介していただきました。最後に、大学についてや研究者という職業について、先生のお考えを交えてお話してくださいました。
<生徒感想>
・高校1年の私にはわからないこともたくさんありましたが、とても面白いお話を聞くことができてよかったです!理学部などで勉強した後は、先生や研究者になる他にどのような仕事に就くことが多いのか知りたいなと思いました。
・難しい内容も多かったが、スライド一つ一つがわかりやすく、面白かった。また、共生のところではいろんな場面でたくさんの共生が存在していて、とてもためになったし、楽しか...
実施日時 11月1日(火)実施場所 上越科学館、糸魚川ジオパーク(フォッサマグナミュージアム)参加生徒 2年理数科内 容上越科学館では、ドライアイスを使って、低温状態でのさまざまな実験を見せて頂きました。また、体験実験として、過冷却水を実際に作って凍る変化を観察したり、空き缶とドライアイスを使ってダイヤモンドダストを作る実験を行いました。フォッサマグナミュージアムでは、フォッサマグナ形成・糸魚川構造線などについての講義をしていただいた後、館内の展示物の見学をしました。次にバスで移動し、フォッサマグナミュージアムの職員の方にガイドをしていただきながら約1時間をかけて、溶岩の流れや糸魚川-静岡構造線の断層等を実際に見学しました。<生徒感想>・科学博物館では、液体の酸素や超伝導など滅多に見れない貴重なものが見れてよかった。実験では、過冷却水の実験がとダイアモンドダストの実験に応用されていてとてもためになった。家でできるような簡単なものでも驚くような結果が得られて面白かった。フォッサマグナパークでは、自然が作り出した鉱石がとても美しかった。その後の実地見学では、数万数億年前に作られた崖...
実施日時 8月27日(土)8:30~12:00実施会場 第2体育館(開閉会式)・多目的教室・2棟の各教室助言者 伊藤冬樹先生(信州大学教育学部)、樽田誠一先生(信州大学工学部)、太田哲先生(信州大学理学部)、羽田司先生(長野大学環境ツーリズム学部)、内海重宣先生(公立諏訪東京理科大学)、利根川太郎先生(JST)、奥原靖彦先生(長野県教育委員会学びの改革支援課)内 容高校2年生が各会場に分かれて、課題研究・課題研究の中間発表を、第1部は非公開、第2部は公開として、ポスターセッション形式で行いました。当日は授業公開日でしたので、一般の方(保護者の方)も多く見に来られました。県内の他の高校からも、関係の先生方が多く見に来られました。ポスターの前で熱心に説明する生徒達と、それを頷きながら感心して聴いて、時に質問や助言をしてくださる聴衆の方々、アカデミックな雰囲気が感じられる会でした。運営面の反省点があります。多目的教室には多くの聴衆が集まったのに対して、2棟の教室(特に3階)には聴いてくれる方が少なかった事です。この行事は、元々は体育館で行っていたのですが、クーラーの利いた部屋で行った方が良いのではと...
実施日 8月25日(木)実習場所 上高地コース(1・4組) 上高地ビジターセンターから散策 乗鞍高原コース(2・3組) 乗鞍自然保護センターから大雪渓、国民休暇村 志賀高原コース(5・6組) 前山リフトから四十八池の散策 戸隠化石採集コース(7組) 実習および戸隠地質化石博物館
天候やコロナ感染症が心配されましたが、全行程予定通りに、無事に実施することができました。特に天候は、何とかギリギリ逃げ切ったという感じで、前日までと当日の夕方からは降雨でした。ちなみに、学年生徒全員で自然観察実習を行っている学校は、全国のSSH校の中でも極めて珍しく、本校の特色の一つです。本校では、「実験・実習・体験」に基づいた理数系教育を重視しており、このような機会を長年積み重ねてきました。ガイドを務めてくださった講師の方々や企画をしてくださった先生方、本当にありがとうございました。
<生徒感想>(上高地)・教科書やインターネットの画像や動画で全てを知ったような気でいたが、今回の野外学習を通して、実際に自分の目、肌、耳などで自然を感じ、新しく学んだことが多い1日となった。肉眼...
実施日 7月28日(木)、8月4日(木)実施会場 稲荷山公民館(7月28日)、埴生公民館(8月4日)参加児童 25名(稲荷山公民館)、9名(埴生公民館)講 師 屋代高校生・附属中学生 27名内 容 「音の科学」①音って何だろう②ストロー笛をつくろう③ワイングラスで音を鳴らそう④ドップラー効果「夏の星座」夏の星座版をつくろうこの取り組みは、昨年から始めて、今年で2回目となります。今年の実験の内容は、「音の科学」と「夏の星座」。講師の先生たちは各自のデバイスを用いたり、実験を演示したりしながら、小学生に分かりやすいように説明をしていました。子どもたちへの問いかけやトークが面白く、終始賑やかで楽しい雰囲気の中で科学実験を行うことが出来ました。ストロー笛とワイングラスは少し工夫すればだれでも音が鳴らせる実験です。小学生たちはストローの長さを変えたり、ワイングラス内の水の量を変えたりして、講師の先生たちの優しいサポートを受けながら、熱心に取り組んでいました。埴生公民館では、理科実験の後にニュースポーツを子どもたちと一緒に体験しました。チームに分かれて点数を競い合い、大盛り上...
実施日 8月1日(月)~3日(水) 2泊3日実施会場 福島県立福島高校、東北大学工学部、つくばの研究施設参加生徒 生徒32名(1学年4名、2学年26名、3学年2名)内 容
福島県立福島高等学校との交流、屋代高校OBとの交流(1日目)東北大学工学部訪問(2日目)筑波実験植物園、CYBERDYNE STUDIO、筑波宇宙センター見学(3日目)1日目、福島高校からは「ポルサイトの循環合成の最適条件の検証と自作リークテスト器による流水実験」、屋代高校からは「電気分解による消毒液の作製の研究」と、それぞれSSHの課題研究の発表がされました。その後、簡易放射線測定器はかるくんを使って、校舎周辺の放射線測定実習行いました。さらに、SSH主任教諭の高橋先生から震災当時のお話を聞かせていただき、地震の影響の映像、相馬の津波後の様子の映像を見ました。最後には、「他県からみた福島」「震災後の福島」について、グループディスカッションを行いました。宿舎では、夕食後に屋代高校卒業生5名の先輩が来てくださり、座談会が行われました。先輩からの勉強方法や勉強のスケジュール、大学の魅力など、高校生の質問にも答える形で進めました。2日目は、東北大学工学...
実施日 7月14日(木)~15日(金)実施会場 屋代高校 多目的教室他参加生徒 2年理数科講 師 東京大学 山岸光義 先生、 東京大学 鮫島寛明 先生東京大学木曽観測所 森 由貴 先生T A 東京大学大学院理学研究科天文学専攻 修士 成田佳奈香さん、船越菜月さん内 容 実習1「視角をつかって距離を測る」実習2「銀河までの距離を測る」実習3「宇宙の年齢を求める」グループ発表各班で作成したスライドをスクリーンに投影し、宇宙の年齢についての思考過程と結論を説明(各班質疑応答含めて10分程度)
宇宙の年齢を求める事を目的として、銀河までの距離を計算するためのデータ収集を行い、後退速度の情報を合わせて、各班で考えて発表するという内容です。講師・TAの方が上手に手を入れてくださり、班ごとにそれぞれユニークなモデルを考えながら話し合いを進めることが出来ました。今年度からは、生徒は全員iPadを持っていたので、テキストを電子配布として、グループ発表もiPadを用いて行いました。学校にあるsurfaceも用いて、一人二台のデバイスを駆使して実習が進みました。各班の発表内容について、講師の先生方より事...
7月8日(金)に茨城大学教育学部学校教員養成課程教授 小口祐一先生をお招きして、「ICTを活用した統計的問題解決とコンテストに向けて」をテーマにご講演をいただきました。
PPDACのサイクルをもとに①問題の発見、②調査の計画、③データの収集、④分析、⑤結論を順序だてて考えていくことの大切や、実際にデータの資料からスプレッドシートを使ってグラフをつくるなど、具体的な方法まで教えていただきました。
また、内閣府の調査データと自校のデータの比較の方法や用紙へのまとめ方など、統計グラフコンクールに向けて生かしていけることが多くありました。
1時間という短い時間でしたが、内容の濃い講演会でした。
ありがとうございました。
実施日 7月8日(金)実施会場 中学棟講義室(中学1年生)・2棟パソコン室(高校1年理数科)講 師 茨城大学教育学部 教授 小口 祐一 先生内 容 演題「ICTを活用した統計的問題解決とコンテストに向けて」統計グラフコンクール、統計データ分析コンペティション、データサイエンスコンテストなどのコンクールに出品することを目標として、データの収集方法やデータ分析の手法についての解説を受けた後、実際にSSDSEのファイルを用いてグラフを作成したり、分析したりする演習を行いました。また、昨年度のコンクールやコンテストの作品を見ながら、作品の良い点や修正した方がいい点などの解説をしていただきました。参加した生徒達はパソコンソフトを使うことにより、簡単にデータの分析ができることにびっくりしながら、楽しく演習に取り組むことが出来ました。短時間の演習でしたが、今回の講演会を機に統計に興味を持ち、一人でも多くの生徒がコンテスト等に挑戦してもらいたいと思います。<生徒感想>・この講演を聴いたことで、今まで資料を作る時にしか使っていなかったエクセルで様々なデータを素早く見やすいグラフに変換できることを...
実施日 6月16日(木)5・6時限実施会場 理科講義室参加生徒 3年理数科11名講師(交流先) アリーシャ・トンプソン先生 Wenona校 (高3生10名程度、女子高)
この取り組みは、昨年に初めて実施し、今年で2回目となります。事前準備として、3年7組では5月9日(木)の昼休みから5時限を利用して、2年次の課題研究の英語での発表会をクラス全体(10グループ)で行いました。発表後に、スライドの分かりやすさ、聞き取りやすさ、熱意などを互いに評価しあい、高得点だった3グループをWenona校とのオンライン交流代表グループとしました。代表生徒達は放課後などに英語教員(ネイティブ)と練習を重ねました。交流相手のWenona校は女子校で、STEM(科学技術や数学)に力を入れている一貫校です。当日は4限目に接続準備をして、昼休み中の13時からオンラインによる交流がスタート。簡単な挨拶と1年7組が作成した学校紹介VTR(英語)を上映しました。Wenona校の学校紹介はライブ中継で学校中を見せてくれました。室内プール、スポーツジムがあり、高級リゾートのような学校でした。その後、屋代高校とWenona高校の順番で交互に研究発表および...
実施日 6月16日(木)5・6時限実施会場 2年7組HR、パソコン教室参加生徒 2年理数科講 師 屋代高校を卒業した大学生8名(北海道大学総合入試理系、トロント大学コンピュータサイエンス学部、信州大学工学部、東北大学理学部、大阪大学基礎工学部、東京都立大学システムデザイン学部、早稲田大学先進理工学部、北里大学理学部)内 容 オンラインによる課題研究の構想相談 ・課題研究各班の相談(1グループ3分以内)
・講師の方から(1人3分以内)・zoomのブレークアウトルームを用いて各班ごとに個別相談
2年理数科が取り組んでいる課題研究をより充実したものにするために、構想の段階で、講師にオンラインで相談してアドバイスを受ける会を、今年度初めて実施しました。講師の方々は大学の様子や高校時代の時間の使い方、課題研究が大学受験にどのように繋がっていくか等、様々な視点から生徒にアドバイスをしてくださいました。2年理数科の生徒たちは、屋代高校の先輩の話を熱心に聞いていました。講師は、課題研究について自らの体験を交え、どのような力が身につくのか、それが進路や大学でどのように生かせるのかなどを話してくださ...
実施日 2022年6月11日(土)実施会場 長野県上田高等学校基調講演 「Z世代が考える地球の今」 露木志奈 氏内 容 多角的視野から解決策を考える―持続可能な生活実現に向けた私たちの誓い―1 Opening Event 2 Keynote Speech 3 Discussion in breakout sessions ・Ethical Consumption・Human Rights・Education ・Environment
・Poverty ・Water and Sanitation 4 Closing Ceremony
本校からは12名が参加し、1グループ(4名)が発表を実施しました。発表の題目は、「Water and Sanitation 発展途上国の水質」です。内容は、塩水化した水の利用(実験)EDIで塩分濃度を低くすることができるというもので、汚染水を発電に利用する方法に関する発表でした。各分会に分かれてのディスカッションは、テーマが壮大(海水の有効利用など)であったため、若干抽象的な議論に終始していまい、「私たちにできること」まで議論が及ばなかったのが少し残念ではありましたが、参加生徒は海外からの参加者と意見交換ができたことで、満足感が大きかったと思います。同年代の日本語の母国語話者でない人と、英語で話す機会はとても貴重であると実感しました。<生徒感想>・即興で...
第38回 SSHサイエンスフォーラム
日時 令和4年5月10日(火)場所 屋代高校 HR教室(オンライン開催)講師 JAXA火星衛星探査機プロジェクトチーム主任研究開発員 澤田弘崇 氏
演題 「はやぶさ2が挑んだ世界初のサンプルリターンミッション」
詳細 arkhe ハトニワをご覧下さい。
実施日 5月24日(火)放課後16:10~17:30実施会場 地学教室(3棟2階)参加生徒 19名(中学生も含む)講義テーマ 「SDGs 私と世界、今と未来をつなぐ」講 師 公立大学法人長野県立大学 大学院ソーシャル・イノベーション研究科 教授 グローバルマネジメント学部 教授 ソーシャル・イノベーション創出センター長 秋葉 芳江 氏
昨年度に引き続いて、長野県立大の秋葉先生に来ていただきました。SDGsの世界的意義や背景、概要についての紹介が最初にありました。SDGsという言葉は聞いたことがある生徒は多いと思うのですが、その具体的内容について、時代背景や日本の立ち位置を交えて教えて頂きました。この新しい価値観に関して、欧米では当初から新しいビジネスのチャンスと捉えていたのに対して、日本では環境問題あるいは外交問題としてしか捉えていなかったために、経済・産業全体としての初動が欧米よりも遅れてしまったことや、長野県内には世界が注目する企業が多く存在していることを学びました。後半は、SDGsを意識した現物を手にとり、そこに記されているマークの意味を調べる等して、身近な生活とのつながりを具体的に知るこ...
実施日 5月10日(火)5・6時限 13:40~15:40実施会場 各HR(オンライン講演会)演 題 「はやぶさ2が挑んだ世界初のサンプルリターンミッション」講 師 宇宙航空研究開発機構Japan Aerospace exploration Agency(JAXA)火星衛星探査機プロジェクトチーム主任研究開発員 澤田 弘崇 氏
澤田先生のプロフィール1976年、長野県生まれ。博士(工学)。東京工業大学大学院理工学研究科機械宇宙システム専攻博士課程修了。2004年、JAXA総合技術研究本部誘導・制御システムグループ。月・惑星探査プログラムグループ開発員、「はやぶさ2」プロジェクト 主任研究員を経て、2019年より現職。宇宙探査イノベーションハブ主任研究員を併任。https://www.isas.jaxa.jp/feature/interview/147.html
今回は、澤田弘崇先生にオンライン形式でJAXAから講演していただきました。まず、長野市(北部中学・長野高校)の出身という自己紹介から始まり、親近感が湧きました。スライドや動画を多く用いた講演内容は、とても分かりやすく、ドラマのように講演会が進んでいって、内容に引き込まれていった生徒...
第37回 SSHサイエンスフォーラム
日時 令和4年3月16日(火)場所 屋代高校 HR教室(オンライン開催)講師 同志社大学生命医科学部特別客員教授・東北大学特任教授 渡辺 政隆 氏
演題 「ダーウィンの冒険 ~なぜこんなにたくさんの生きものがいるのか~」
詳細 arkhe ハトニワをご覧下さい。
arkhe179.pdf
ハトニワ
第36回 SSHサイエンスフォーラム
日時 令和3年5月11日(火)場所 屋代高校 第一体育館講師 千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター 室長 先川原 正浩 氏
演題 「ロボットと共生する未来社会」
詳細 arkhe ハトニワをご覧下さい。
arkhe165.pdf
ハトニワ
中高生・スポーツデータ解析コンペディション2021の結果が発表され、本校2年生の生徒が「最優秀賞」を受賞しました。
「データ解析を通じた「弓道」の科学的分析~和弓の仕組みの科学的分析~」
竹田美波 八田京子(以上2-6) 宮田葵(2-3) 村田歩佳(2-7)
(日本統計学会統計教育分科会 ワークショップ内で結果発表)
ポスター.pdf
結果発表ホームページ
3月16日(水)に、ずっと延期なっていた37回目となる「SSHサイエンスフォーラム」をオンラインで開催しました。
テーマ 「ダーウィンの冒険 ~なぜこんなにたくさんの生きものがいるのか~」
講 師 渡辺 政隆 氏 (同志社大学生命医科学部特別客員教授・東北大学特任教授)
誰もが知っているダーウィンについて、様々な話をしていただきました。昔は医師を目指していたことや、虫の採集に夢中になっていた話、実はミミズの研究に一番力を入れていた話など、興味深いお話ばかりでした。進化論といえばガラパゴス諸島を思い浮かべますが、ダーウィンフィンチの話にも触れていただき、ダーウィンの偉大さをあらためて実感しました。
詳しくは、arkhe、ハトニワ をご覧ください。
arkhe179.pdf
ハトニワ
3月12日(土)に「第14回データビジネス創造コンテスト」の 本選発表会・審査会・表彰式が行われ、本校2年理数科の生徒2チームが本選に出場し、1チームが高校生部門賞を受賞しました。今回のテーマは「日本から発信!コンテンツデータを活用した新たなライフスタイルのカタチ」というものでした。
高校生部門賞 「映画と医療の連携!~コロナ禍の映画館を盛り上げよう!~」
チーム「あやみん」 大谷彩日 栁沢栞奈 内山みな美(以上2-7)
入賞 「GOOD HEALTH~食を通じて健康な体に~」
チーム「ぶろっこりー」 北村未有 塚原希々花 村田歩佳(以上2-7)
第14回データビジネス創造コンテスト
「課題研究(理数科)」「課題探究(普通科)」 発表会
令和4年度「課題研究(理数科)」「課題探究(普通科)」の発表会を下の日程で行います。参加を希望する方は、「参加申込書」にてお申し込みください。なお、理数科の課題研究発表会につきましては、後日動画配信いたします。視聴を希望する方は、参加案内をご覧頂き、お申し込みください。
(ただし、参加は長野県内の高校に限ります)
なお、新型コロナウイルスの感染状況によっては、参加を制限する場合がありますのでご了承ください。
日 時 令和5年 3月17日(金) 受付 12:30~場 所 屋代高等学校 多目的教室(課題研究) 普通教室(課題探究)参加申込 2022課題研究・課題探究発表会開催要項.doc(Word) 2022課題研究・課題探究発表会開催要項.pdf(PDF)
参加申込 締切 3月 3日(金)
動画視聴 締切 3月10日(金)
2月9日(水)に、1年理数科対象の「サイエンスダイアログ」を実施しました。3日には2年理数科対象に実施しましたが、今回は1年生が初めての英語の講義に臨みました。日本語の解説で内容を理解できたようですが、英語での聞き取りは難しかったようです。でも、また講義を受けたいという生徒がほとんどで、英語力の必要性を強く感じたようです。
講 師: Sadhana SHRESTHA博士 (東京大学・未来ビジョン研究センター(IFI))
国 籍:中国
研究分野:生物系科学・植物分子および生理科学関連
内 容:ネパールでの水問題を研究されていおり、水質汚染等の問題について現状と研究結果についてお話いただきました。
詳しくは、arkheをご覧ください。
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2月3日(水)に、2年理数科対象の「サイエンスダイアログ」を実施しました。これは、海外から日本の大学に来て研究している若手研究者の研究に関する内容を英語でレクチャーしてもらうものです。2年生は昨年もこの講義を受けており2回目となります。今年は新型コロナの影響でオンラインでの実施となりましたが、熱心に英語での講義を理解しようとしている姿がありました。昨年よりは聞き取れたようです。
講 師:Gerardo VALADEZ HUERTA(信州大学・先鋭材料研究所)
国 籍:ドイツ
研究分野:工学系科学・ナノ材料科学関連
内 容:シュレーディンガーの方程式に触れ、分子シミュレーションをするソフトを使う様子を見せながら、燃料電池を高効率で反応させるための触媒をシミュレーションで探し出す様子を示してくれました。
詳しくは、arkheをご覧ください。
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1月31日(月)の午後に、「信州SDGsアワード2021」で受賞したグループの表彰式と研究発表会が、オンラインで実施されました。本校からは、2年課題探究のグループが応募し、県知事賞を受賞しました。
表彰式には、阿部長野県知事が出席し、オンラインでしたが阿部知事から木製の賞状が授与されました。研究発表会では、受賞した小学生の部(3校)、中学生の部(2校)、高校生の部(3校)が10分程度プレゼンを行い、審査員から講評をいただきました。以前本校でSDGsの講演をしていただいた、長野県立大学の秋葉先生も審査員として参加されており、本校の受賞についてお祝いのメッセージをいただきました。
県知事賞 高校生の部
「体の中にプラスチックが…?! ~海洋汚染について考えよう~」
角田和佳 堀川莉奈 木藤安耶 田渕華子
詳しくは、arkheをご覧ください。
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信州SDGsアワード2021
プレスリリース
1月26日(水)に、1年理数科対象の「バイオサイエンス連携講座」が実施されました。今年は環境問題を取り上げ、国立環境研究所の青野先生に依頼して講義をしていただきました。新型コロナの影響によりオンラインによる講義となりましたが、生徒たちはオゾンと植物との関係性についての話を、熱心に聞き入っていました。休み時間には生徒から多くの質問が出され活発に議論されてました。また、この講義は中学2年生にも実施しました。
講 師:国立研究開発法人国立環境研究所 生物多様性領域 副領域長 青野 光子先生
テーマ:(高校理数科)「動かず黙って消せ~ 葉っぱのストレス解消法 ~」
(中学生) 「対流圏にいると悪い奴 オゾンに50年ほど耐えてる件」
詳しくは、arkheをご覧ください。
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12月18日(土)に、総合教育センターを会場に「信州サイエンスキャンプ」が開催されました。これは、県内のSSH校や理数科設置校の課題研究グループが参加し、口頭発表形式で成果発表を行い、意見交換や助言をいただくもので、令和4年度全国高等学校総合文化祭県予選を兼ねているので、県内の自然科学部の発表も実施されました。どの分科会でも活発に発表交流が行われ、刺激になったようです。
本校参加テーマ
生物分野 「バフンウニ飼育方法の確立と発生の観察」
化学分野 「生分解性プラスチックの実用化」
物理分野 「物体と水面上にできる波紋の関係」
地学分野 「虹を見る夜 ~月虹の発生条件の検証~」
情報分野 「渋滞解消から見えてくる新たな交通機関の利用形態」
詳しくは、arkheをご覧ください。
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12月6日(月)に、「つくばサイエンスツアー」を実施しました。8月にも2日間の日程で実施しましたが、今回は日帰りでの実施で、「CYBERDYNE STUDIO」と「筑波宇宙センター(JAXA)」の2つの施設を訪問しました。CYBERDYNE STUDIOでは、最先端のロボット技術とふれ合えることでき、「HAL」という身体機能を改善・補助・拡張・再生することができる、世界初の装着型サイボーグについて学習し、実際に動かす体験をしました。筑波宇宙センターでは、展示見学のみでしたが、ここでしか見られない人工衛星やH-Ⅱロケットの実機などがあり、1時間という限られた時間でしたが、貴重な時間を過ごすことができました。
くわしくは、arkheをご覧ください。
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1年のSSH科目である「国際情報」のプログラムとして、11月から台湾の高校とオンラインよる交流を始めました。11月24日(水)は、1組・4組・7組の生徒が、台北市立和平高級中学の生徒と、タブレット端末を使って交流しました。各クラス6つくらいのグループを作り、グループ単位で実施しました。初めての交流ということもあり、接続に戸惑う場面もありましたが、すべてのグループが相手のグループとつながることができ、英語による会話が飛び交っていました。9日にも3組と5組が、台北市私立幼華高級中等学校と私立新民高級中学と交流しています。
予定では、3回交流することになっており、2回目はお互いに発表しながら交流する予定です。
SSH連携授業で中学校1学年対象に「信州の地質を知って地震災害に備えよう」と題して、信州大学特任教授の大塚勉先生にご講演をいただきました。
日本列島における地震発生のしくみ、長野県内における地震の歴史について、そして減災についてスライドを見ながら話を聞きました。
「長野県は活断層によってつくられた盆地の集合体である」を教えていただき、私たちのすぐそばで大きな地震が起きても不思議ではないなと、改めて実感しました。
また、長野県でも過去に大きな地震が何度も起きていることから、他人事ではなく、自分事として考えていく必要があります。いつ起こるかわからない地震において、どうやって減災をしていくのか、考えるきっかけになったと思います。
11月14日(日)に、総合教育センターを会場に「信州サイエンステクノロジーコンテスト」が実施されました。これは、「科学の甲子園全国大会」の長野県予選であり、ここで優勝したチームは3月につくば市で開催される全国大会に長野県代表として参加します。本校からは、2年生チームと1年生チームの2チームが参加し、筆記競技と実技競技に臨みました。筆記競技は、数学、理科(物・化・生・地)・情報に関する問題を120分で解答するもので、実技競技は、事前に内容が示されており、倒れやすい箱・倒れにくい箱を、指定された材料で制限時間内に作成し競いました。
結果は以下の通りです。
屋代Aチーム(2年):総合5位(筆記5位 実技5位) 部分別1位 物理 地学
屋代Bチーム(1年):総合12位(筆記8位 実技13位)
詳しくは、arkheをご覧ください。
arkhe174.pdf
11月8日(月)に、1年理数科「バイオサイエンス」のプログラムである、「サイエンス・ラボ」を実施しました。これは総合教育センターで4種類の実習を行うもので、1日に2種類、2日に分けて実施します。実習内容は、茎頂組織の観察といったバイオ分野だけでなく工業的な内容なども含まれています。電子顕微鏡の操作など、初めての経験ばかりで、かなり刺激を受けたようです。2回目は、12日(金)に実施されます。
実習内容
①電子顕微鏡(SEM)での観察
②バイオテクノロジ-の基本操作と画像処理
③パブリッシング(展示用印刷物)
④モーションキャプチャ技術とアニメーション製作
詳しくは、arkheをご覧ください。
arkhe173.pdf
11月4日(木)に、2年理数科の「アカデミックサイエンス」として、東京大学大気海洋研究所の横山佑典教授をお招きし、気候変動に関する講義をしていただきました。毎年本校で講義をしていただき、米国海外研修でも横山先生にはお世話になっております。今年は、中学3年生が「SDGs」の取組みに力を入れていることもあり、中学3年生対象にも講義をしていだきました。ちょうど世界ではcop26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が開催されており、関心の高いお話を聴くことができました。また、今年ノーベル物理学賞に輝いた真鍋先生の話題にも触れていただき、同じ気候変動の研究でも、アプローチの仕方が違う話など、興味深い話ばかりでした。炭素循環について詳しく説明していただき、ただ単にCO2の増加を懸念するのではなく、CO2がどこから発生し、どんな作用をもたらしているCO2かを調べて対応する必要があることがわかりました。今後も気候変動について関心が高まると思いました。また、今回横山先生がここに来る前に奄美へ調査に訪れており、そこで採取した話題の「軽石」も実物を用意していただき手に取って見ることができました。確かにとても軽かっ...
SSH関連授業として中学校3年生を対象に「SDGsと物理と化学」と題して、東京大学の横山祐典教授からご講演をいただきました。
最近話題となっている、小笠原の海底火山から噴出した軽石を実際に持ってきてくださりました。また、南極の石や年輪が分かる木片など、実物に見て、触れて、感じることができました。
本年度のノーベル物理学賞を受賞した真鍋さんの気候変動の研究にも触れて話をしていただきました。
二酸化炭素のこと、プラスチックのことなど話の聞く中で、「良い悪いではなく、バランスが大切になる」ということがとても印象に残りました。
・二酸化炭素も地球にとって必要であるが、増えすぎると問題になる
・プラスチックも利便性や多様性があり生活には欠かせないが、人によって正しくゴミとして処理されなければ、海などのマイクロプラスチック問題になる
このような問題を考えたり、取り組んでみたりしていかなければなりませんね。
SDGsアクションプラン2021 ~コロナ禍からの「よりよい復興」と新たな時代への社会変革~
コロナ禍を踏まえた取組が今後大きな課題になりますね。
SDGsの17項目を見直しながら考えていきましょう。
第1回「中学生・高校生データサイエンスコンテスト」(神戸大学)の結果が発表され、80チームを超える応募の中から、2年理数科の生徒が優秀賞を受賞しました。
優秀賞 2年理数科グループ「 Ukagus Ari」
市野桃音 竹田美波 松澤恭介 南澤哲輝 (以上2-7)
今回与えられたデータセットは、「ファミリーレストランにおける、春先3か月の売り上げデータ、アンケート項目」で、売り上げ向上のために夏に向けてどのような企画をすればよいかを統計的な根拠に基づき提案するとともに、その施策による見込み効果を推測する、というものでした。
審査結果
第17回高校化学グランドコンテストにおいて、最終審査(全校10グループ)に残り、以下の賞を受賞した。
金賞 「七味温泉の色はなぜ変わるのか~エメラルドグリーンから乳白色に変わる謎を探れ!~」
参加生徒 朝塲 香陽 金井 桃花 髙﨑 悠輝 廣川 晴弘 (以上3-7)
最終審査結果
11月2日(火)の放課後に、4回目となる「SSHミニフォーラム」を実施しました。今回は、第1回のミニフォーラムで「SDGs」をテーマに講義をしていただいた長野県立大学の秋葉芳江先生をお招きし、「2035年、私たちはどんな『タンパク質』を食べるのだろう」というテーマでさらに詳しくSDGsの取組について学びました。食料問題を取り上げ、人間に必要なタンパク質を、畜産の肉から取れなくなるかもしれず、代わりに大豆や昆虫食、培養肉といったものが今後必要になっていくといったお話をしていただきました。実際に現在売られているものを用意していただき手に取って確認することができました。最後は、参加生徒それぞれが、2035年にどんなタンパク質を食べているか考え、その理由をみんなで共有しました。(大学のゼミのように)
くわしくは、arkheをご覧ください。
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ハトニワ
10月15日(金)に「第69回長野県統計グラフコンクール」の結果が発表されました。
結果は以下の通りです。(〇は全国コンクールへ出品)
【中学生の部】
〇長野県統計教育研究協議会長賞 「乗って残そう別所線の未来」 塚田望生(1-A)
〇abn賞「反抗期の今だからこそ親孝行を!!」内山莉緒(1-A)
佳作「未来に残そう美しい海」中村咲心(2-A)
「ストップ!地球温暖化 ~私たちに何できる?~」林歩乃花(2-B)
「提供する側も気をつけて!飲食店の食品ロス」宮嵜友花(2-A)
努力賞「牛乳 飲んでいますか?」下村佳宝(1-B)
「学習時間 私は足りてる?足りてない?」石村美羽(2-B)
【高校生の部】
〇協会長賞「長野に住んでもらうには?」村松花音(1-2)
佳作「エアコンで快適な学校生活」髙良夏美(1-7)
【パソコン統計グラフの部】
〇NBS賞「交通事故のない未来は実現可能か」小村結愛(1-A)
【学校賞】
優秀校 長野県屋代高等学校附属中学校(9回連続受賞)
10月23日(土)・24日(日)の2日間の日程で「第17回高校化学グランドコンテスト」が開催されました。本校からは、3年理数科の課題研究(化学研究班)1グループが参加し、1次審査で見事最終審査対象(10グループ)に選ばれ、この日は24日(日)の口頭発表に臨みました。このコンテストでの最終審査は、毎年英語によるプレゼンテーションで行われており、かなりレベルの高いコンテストになっていますが、今回参加したグループは、オーストラリアの高校とのオンライン交流会でも英語で研究発表をしており、その経験が活かしてわかりやすいプレゼンができました。上位入賞は果たせませんでしたが、これまでの研究成果を全国に発信できたことに満足しているようです。
金賞 「七味温泉の色はなぜ変わるのか~エメラルドグリーンから乳白色に変わる謎を探れ!~」
参加生徒 朝塲 香陽 金井 桃花 髙﨑 悠輝 廣川 晴弘 (以上3-7)
コンテスト結果 発表動画(YouTube)
詳しくは、arkheをご覧ください。
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ハトニワ
10月に、第65回長野県学生科学賞(ポスター10点 応募)の結果が発表されました。
優良賞 「最適航空路~自然を味方につける飛行~」
近藤雄太 塚田修造 瀬在陸(以上3-7)
優良賞 「柱状節理の外的要因による変化 ~収縮の速度や物質の割合で断面図が変化する?~」
榎本祐輝 林部寛大 櫻井優吾(以上3-7)
(1単位)1学年全員
令和3年度より、国際性の育成を目的に新たに設置されました。国際的な課題について、自分の説明に必要な資料を収集し、それをもとにディベートを実施することを通して、論理的思考力、批判的思考力を育成するとともに、英語によるコミュニケーション能力を向上させます。また、SDGsの視点からグローバルな課題に目を向け、新たな課題を見出す力を養い、タブブレット端末を用いたプレゼンテーション能力の育成にも力を入れます。さたに、海外校とのオンラン交流などICTを活用した取組も実施し、情報リテラシーの習得を目指しなら、国際性の育成を図ります。
(1単位)1学年全員
令和3年度より、データ処理能力の育成や、AI分野の学習を目的に設置されました。統計教育を柱にしながら、具体的なデータをパソコンを使ってまとめていくことを通して、一人一研究、課題探究、課題研究で必要となる統計的データ処理能力を育成するします。また、情報リテラシー教育として、Word,Excel,PowerPointなどの活用や実習を行う他、AI分野の内容にも触れます。具体的には「RESAS」や「e-Stat」などのビッグデータを用いた探究活動を中心に、外部講師による実習等を行い、統計データの分析法の基本を学んだり、統計グラフコンクールや、統計データ分析コンペティション等のコンテストへも参加します。
9月27日(火)の放課後の時間に、3回目のとなる「SSHミニフォーラム」を開催しました。今回は家庭科の分野です。医療関係や栄養士、福祉関係などに興味を持つ生徒約20名が参加しました。
テーマ「健康長寿を軸とした地域のブランディングについて ~事例を学び、しなやかな未来を創る~」
講 師 佐久総合病院 農村医学研究所 主任研究員 栁澤 和也 氏
地域の健康と食、運動(農業)と健康との関わりなどを研究し、様々な産業とタイアップしながら、地域をブランディングしてきた佐久地域。その中心的な役割を担ってきた佐久総合病院での活動の様子を、映像を交えながらお話いただきました。健康維持のために、今より10分(1000歩)の身体活動を加えること、座り続けないこと、など提案していただきました。地域医療(農村医療)の活動についは、医療従事者を目指している生徒にとってとても参考となったようです。簡単なストレッチの方法なども教えていただき、とても楽しく時間を過ごすことができました。
詳しくは、arkheに掲載します。
8月28日(土)に、課題探究(普通科)・課題研究(理数科)の中間発表会を、ポスターセッション形式で実施しました。今年で5年目の開催となります。
今年は、助言者として信州大学の教授やSSH運営指導委員の方々、学校関係の先生等をお招きして実施いたしました。これまでの研究の成果をポスターにまとめ、熱心に説明している姿がありました。本校の探究活動においてお世話になっている信州大学教育学部教授の伊藤冬樹先生からも、今年は研究の流れがしっかりしているものが多いと感想をいただきました。
このポスターセッションでいただいたアドバイスを参考にして、今後さらに研究を進めていきます。来年の3月が最終発表となります。
詳しくは、arkhe、ハトニワをご覧ください。
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ハトニワ
8月26日(木)に、3年理数科の生徒が、海外校とオンライン交流を行いました。海外校は、オーストラリアのシドニーにあるWENONA高校で、STEM教育に力を入れている高校です。当初は6月に交流する予定で準備を進めていましたが、オーストラリアがロックダウンとなり学校休校となってしまったこともあり、延期しての実施となりました。お互いの自己紹介や学校紹介の他、本校で取り組んでいる課題研究の内容をプレゼンして、質問を受けました。数学分野の発表では、笑いが起こるなど和やかな雰囲気で交流することができました。
3年生の交流はこれが最後となりますが、今後は2年生が引き継いで交流する予定です。
詳しくは、arkheをご覧ください。
arkhe170.pdf
8月5日(木)の午前中に、屋代公民館を会場に「夏休み子ども科学教室」を実施しました。今度は、小学校高学年の児童を対象に「光の科学」をテーマに、簡易分光器を作成して、太陽の光を観察したり、偏光板を使って万華鏡を作ったりしました。この教室では、教員志望の高校3年生男子5名が先生となって、子供たちの指導をしました。
午後は、埴生公民館を会場に「夏休み子どもカレッジ」が開かれ、その中で「光の科学」をテーマに、今度は高校3年生の女子5名が先生となって、小学校高学年の児童を対象に実験を行いながら指導しました。
どちらの教室でも、目を輝かせて観察に夢中になっている児童の姿があり、参加した高校生にとっても貴重な体験となりました。
屋代公民館での様子
埴生公民館での様子
詳しくは、arkheをご覧ください。
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8月3日(火)・4日(水)の2日間の日程で「SSHつくばサイエンスツアー」が実施されました。例年、東北大学工学部訪問や福島高校との交流も含め3日間の日程で実施していましたが、昨年は中止で実施できず、今年度は東北大学でのプログラムが中止となったため、つくばの研究施設を訪問する研修旅行となりました。参加した生徒は、1・2年の希望者です。
1日目は、つくばエキスポセンター、筑波実験植物園を見学した後、筑波宇宙センター(JAXA)を見学しました。夜は宿泊するホテルに、筑波大学に進学したOBが駆けつけてくれて、1時間ほど懇談会を実施しました。大学の様子や、高校での勉強方法など、これから進路を決めるうえでとても参考になる話を聴くことができました。
2日目は、地図と測量の科学館、CYBERDYNE STUDIOでの体験学習を実施しました。
コロナ対応により、施設での詳しい説明を聴くことができませんでしたが、それぞれ興味を持った施設で主体的に学習ができたようです。
詳しくは、arkheをご覧ください。
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7月29日(木)の午後に、屋代公民館を会場に「夏休み子ども科学教室」を実施しました。一昨年度までは、千曲市教育員会主催の「科学に親しむ教室」として、本校3年の教育学部志望の生徒を中心に取り組んできましたが、昨年からこの企画が廃止されてしまったため、今年度から本校主催で実施することとなり準備をしてきた企画です。
20人の屋代小学校の低学年とその保護者が、屋代高校3年生のお姉さん7人による科学の教室で、マイナス196度の液化窒素を使った実験を体験しました。ソフトテニスのボール・風船、バラの花などを液化窒素の中に入れてみたり、気体の酸素が青い液体になるのを観察しました。小学生の感動の歓声とキラキラしたまなざしに、見ている保護者の方たちも自分でもやってみたくて参加していました。
参加した小学生からは、「たのしかった」「お姉さんたちが優しくおしえてくれた」などの感想が寄せられ、指導した高校生からも、「子供たちの目が輝いていて、ますます小学校の先生になりたいと思った」など、とても貴重な時間を過ごせたようです。 次は8月5日(木)に、高学年を対象に「光の科学」が実施されます。
詳しくは、ark...
7月20日(木)の午後に、今年2回目となる「SSHミニフォーラム」を開催しました。今回は、地元にある「長野県立歴史館」から、学芸部考古資料課 課長の町田勝則氏をお招きし、「考古学ってなに?」というテーマでご講演いただきました。「考古学は歴史学に位置づけられる」という話から始まり、「もの」を観る目、観るための知識、「解釈」の立論には、反復・検証→再構築が重要であるといった、考古学にも「科学」の要素が含まれていることを教えてくださいました。また、長野市榎田遺跡の発掘調査からわかったことなど、興味深い話を聴くことができました。生徒の探究活動ににも活かされるような内容でした。
詳しくは、arkheをご覧ください。
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7月15日(木)・16日(金)の2日間かけて、2年理数科の生徒が「星の教室」の実習を行いました。本来は、東京大学木曽観測所へ行って、宿泊しながら行う実習ですが、昨年と同様に、校内での実習となりました。観測所にあるシュミット望遠鏡を見学したり、星の観察をすることはできませんが、「視角」を使って距離を求める実習や、銀河までの距離をもとめ、後退速度との関係をグラフ化して考察し、宇宙の年齢を求めるまでの実習に、熱心に取り組んでいました。
本校では、「ミニ課題研究」の位置づけてSSHのプログラムとして実施しており、データの活用法やグラフの作り方、考察力を身に着け、最後はグループごとに実習の成果を発表し合うことでプレゼン力の育成を図っています。アンケート結果からも、充実した貴重な2日間を過ごせたようです。
詳しくは、arkheをご覧ください。
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7月7日(水)に、1年理数科対象に「データサイエンス連携講座」を実施しました。講師に茨城大学から小口祐一先生をお招きし、「ビックデータを活用した新しい知の創造」と題して講義をしていただきました。
今年度から1学年に新設したSSH科目「データサイエンス」のプログラムとして実施し、様々なコンクールの紹介やデータの収集方法、PPDACサイクルについて、e-Statの活用など、今後必要となるデータサイエンスに関連する講義をたくさんしていただきました。
生徒たちは、タブレット端末を用いて、実際に「GeoGebra」を使ってグラフを作成するなどの実習を行いました。なかなか難しいところもあり、今後は授業の中でマスターしていく予定です。普通科生には、今回の講義と同じ内容の実習を授業の中で扱っていきます。
詳しくは、arkheをご覧ください。 ハトニワ 中学活動
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6月6日(日)に開催された「日本地球惑星科学連合2021年大会 高校生セッション」において、以下の賞を受賞しました。
奨励賞 「鉱石ラジオによるラジオ検波の最適条件の探究」 大曽根司昂(3-1)
SSH活動報告
SSH通信 arkhe166.pdf
令和
令和3年度のSSH実施計画です。赤字は昨年度実施したもので今年度まだ実施日が決まっていないものです。
今後、随時更新していきます。
2021 SSH計画(HP用).pdf
SSHサイエンスフォーラムの様子や、1,2学年でスタートした探究活動のガイダンスの様子などを掲載しました。
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5月25日(火)に、SSHミニフォーラムを実施しました。今回は、SDGsに関するテーマで、一人一研究や課題探究に取り組む1、2年生の希望者を対象に実施しました。講師に、長野県立大学のソーシャル・イノベーション創出センター(CSI)でチーフ・キュレータを務める秋葉芳江氏をお招きし、「SDGs 自分と世界、今と未来をつなぐ」というテーマで講義をしていただきました。SDGsに関する基本的なお話から、世界の流れや企業での具体的な取組の様子などに触れていただき、また生徒の質問にも答えながらSDGsに関してわかりやすく説明していただきました。。後半は、SDGsに取り組んでいる企業の商品パッケージなどを先生がたくさん持参していただいたので、実際に見て、そこにある環境ラベルマークを確認しました。世界各国で取組が進んでいることを実感しました。
詳しくは、arkheをご覧ください。
arkhe166.pdf
5月11日(火)に、今回で36回目となる「SSHサイエンスフォーラム」を実施しました。
演 題 「ロボットと共生する未来社会」
講 師 千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター
室長 先川原 正浩 氏
昨年は実施できませんでしたが、今年は感染予防対策を講じて実施することができました。
多くの映像を使って、ロボットの進化の様子や、近未来型のロボットの紹介、原発事故現場で活躍しているロボットなど、様々な場所でロボットが活用されている様子を説明していただきました。ここ10年~15年の間にかなり進歩しており、トヨタやホンダの自動運転に関する技術も驚くほど進化してることがわかりました。
詳しくは、arkheをご覧ください。 ハトニワ
arkhe165.pdf
令和3年度になり、最初のSSH通信です。主なプログラムを紹介しました。また、5月に実施されるサイエンスフォーラムの案内や、サイエンススタッフの募集、科学オリンピックの案内を掲載しました。
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第35回 SSHサイエンスフォーラム 日時 令和3年3月3日(木) 場所 ホクト文化ホール(長野県民文化会館) 講師 株式会社steAm 代表取締役 中島 さち子 氏 演題 「21世紀:創造性の民主化時代を生きる ~Playful STEAMの躍動~」 詳細 arkhe ハトニワをご覧下さい。 arkhe162.pdf 活動報告 ハトニワ
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは、文部科学省が指定する、未来を担う科学技術系人材を育てることを狙いとして、理数系教育の充実をはかる取り組みです。 SSHでは「科学への夢」「科学を楽しむ心」をはぐくみ、生徒の個性と能力を一層のばしていくことをめざしています。科学技術、理科・数学教育を重点的に行うSSHでは、大学や研究機関等とも連携して魅力的なカリキュラムを開発するなど、科学技術に夢と希望を持つ、創造性豊かな人材を育成するたもの取り組みや、地域への成果の普及を行っています。 本校は、平成15年(2003年)に文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けて、活動が始まりました。令和3年度よりSSH5期(3年間)の指定を受け、新たな類型である【先導的改革型】の指定校としてSSH事業を展開しています。 5期 概念図.pdf