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実施日時 11月30(土)~12月5日 (木) 実施会場 シドニー大学,Chau Chak Wing Museum,WENONA高校, Optus Satellite,マッコーリー大学,タロンガ動物園 参加生徒 高校2年生(10名) 高校1年生(1名) 内  容 研修報告は生徒が英語でまとめました。 Hello everyone. We have been to Australia in December. We will report our studies and fruits. We brought some research topics to Australia. One group is conducting a research project on the theme of “Soil Biodiversity”. As part of the project, on the first day in this country, we collected soil samples nearby the roots of Australian local trees. Then we collected tiny soil organisms using a Zurgren device, and observed them. We are currently confirming the number and types of organisms from the photos taken at that time, and have succeeded in confirming about five types of organisms at this point! We have the impression that many of the organisms are the similar species as those we have identified in the soil we have collected in Japan. The ultimate goa...
若月悠真さん(高校1年理数科)、湯本シンさん(高校2年理数科)、宮澤希成さん(高校1年普通科)の3名がチームを組み、第34回日本数学コンクールに応募し、優秀賞を受賞しました。 12月7日(土)に行われた表彰式には、オンラインで参加しました。 代表の若月さんは「答えがまだないような問題もあったので、今まで学んだ知識から解決方法を閃けるか、3人で協力しながら解きました。理論を組み立てて考えることがとても楽しかったです。」と話してくれました。  
10月に「第72回統計グラフ全国コンクール」「第72回長野県統計グラフコンクール」の結果が発表されました。 結果は以下の通りです。  <第72回統計グラフ全国コンクール> 【高校生の部】入選 「たかが生理痛?されど生理痛!」 原山 結衣 (高校1年)佳作  「空き家問題のこれから」 下村 佳宝 (高校1年)<第72回長野県統計グラフコンクール> 〇は全国コンクール出品作品 【中学生の部】〇知事賞 「晩婚化・未婚化は加速する? α世代中学生の結婚感」 田中 杏奈 (中学2年)〇SBC賞「環境は自分の手だけで守れるか~環境のキーマン林業のピンチを知ろう・救おう~」 田中 絵梨 中学2年)佳作 「実技4教科 何を学ぶ?」 岡本 昊華(中学2年)努力賞 「知ってほしい!!スキー離れ」 三浦 慧士 (中学1年)【高校生の部】〇知事賞 「家庭、育児、仕事、自分らしく進め!女性活躍推進」 小村 結愛 (高校1年)〇協会長賞 「たかが生理痛?されど生理痛!」 原山 結衣 (高校1年)〇信濃毎日新聞社賞 「空き家問題のこれから」 下村 佳宝 (高校1年)佳作 「長野県の農家と外国人労働者のwin winな関係!?」 矢島 皐色 (高校1年)努力賞 「笑顔がもたらす効果」 吉池 美...
10月に、第68回長野県学生科学賞(ポスター10点 応募)の結果が発表されました。 〈高校生の部〉優良賞 「シュウ酸ビスにおける化学発光の持続法の研究~反応速度の抑制~」             竹内大輔 窪田匡 玉城海人 西村響(3-7) 〈中学生の部〉優良賞 「インジゴカルミンの信号反応」             澤山りん、武重祐理(附属中学校7) おめでとうございます!
 実施日時 10月26,27日(土,日) 実施会場 芝浦工業大学 豊洲キャンパス 講  師 特別講演 尾嶋正治(東京大学名誉教授) 参加生徒 3年理数科「シュウ酸ビスを用いた化学発光の持続法の研究」研究チーム2名 内  容 日本化学会が2004年より主催し、化学の発展と教育の向上を目指した大会で、本校の先輩は2005年と2009年に全国1位、何度か2位や3位にも入賞している。 コロナ禍前と同じスタイルでの運営で対面形式、レセプションパーテ-も含め運営された。芝浦工業大学での実施となって2年目。研究要旨提出後、〔落選・ポスター・口頭発表〕と事前の審査があることも特徴。また、ポスター・口頭発表ともに旅費の補助がある。口頭発表はもちろんポスターにも優秀チームに賞金や海外(シンガポール)での発表の機会が与えられるなど手厚い支援がなされている。 ポスター発表は前半と後半の2部構成で、どちらかで他チームの発表を質疑応答できる。口頭発表は、事前審査により選考された10チームが持ち時間12分で発表するスタイル。口頭発表はいずれもレベルが高い。 ポスターセッションでは他校の生徒の実験成果を間近に見聞きし、生徒たちは大きく刺激を受け感化...
実施日時  9月13日(金)応募締め切り 10月19日(土)授賞式 実施会場  高崎健康福祉大学農学部キャンパス(本校よりオンライン参加) 参加生徒  3年理数科「かびを生やさずきのこを作ろう~コーヒー殻を使ったカビ抑制~」研究チーム4名 内  容 3年次SS探究としてどのグループもどこかで外部発表するよう求めています。理数科には毎年参加している学会がいくつもありますが、このグループは自分たちの内容とあっていると感じた場所に応募して、見事1番上の学長賞を受賞しました。副賞もいただけるそうです。その他のコンテストでは受賞歴のないグループなので、どこに応募するかは重要な要素の一つといえます。 授賞式の日、生徒4名は校内で模擬試験を受けていましたが、授賞式の時間は抜け出して参加しました。学長より学長賞に選んだ理由が発表され、その後受賞スピーチとしてオンラインで画面共有して発表しました。 <学長賞選考理由> きのこの育成の失敗から始まった研究だと思われたが、カビの抑制効果がある身近なものを探し出し、効果があったコーヒー殻を利用してキノコの育成に活用した。まだ実験数は少ないが、効果があるコーヒー殻と菌床の割合...
実施日時  10月5日(土)         実施会場  信州大学工学部 参加生徒  2学年理数科11グループ・普通科3グループ、他県SSH校4グループ、県内NSC校5グループ 審査員 信州大学工学部    山本博章 先生(情報・アルゴリズム) 信州大学工学部    梅崎健夫 先生(地学・地盤工学) 信州大学繊維学部   木村睦 先生(高分子化学・環境化学) 信州大学理学部 高梨功次郎 先生(生物・植物学) 信州大学教育学部   藤森隼一 先生(化学・理科教育) 内  容 県内県外から高校生が集まり、SSH生徒研究発表会の審査員である山本博章先生より「審査員目線での良い研究」という講義を受けたあと、数学物理、工学、化学、生物(植物)、生物(動物、生態)の分野に分かれてポスター審査会を行いました。審査員からは、今後発展させるうえでの助言もいただきました。また、引率教員は別室で上田高校の小田切亨先生より「課題研究指導のいろは」を受講し、ポスター審査体験も行いました。優秀な発表グループには以下の賞が贈られました。 【アカデミック部門賞】各部門の審査員からみた最優秀賞 アカデミック数学物理学賞 「重平均不等式」屋代高等学校理数科 アカデミック工...
実施日時 8月24日(土) 実施会場 屋代高校第2体育館(開閉会式)・2棟の各教室 助言者 赤地憲一先生(屋代高校同窓会)、村松浩幸先生(信州大学教育学部)、 森山徹先生(信州大学教育学部)、樽田誠一先生(信州大学工学部)、 太田哲先生(信州大学理学部)、秋葉芳江先生(長野県立大学大学院)、 内海重宜先生(公立諏訪東京理科大学)、市川進之介先生(長野電子工業)、 保坂和久先生(千曲市立更埴西中学校)、塚田武明先生(長野県教育委員会)、 蛭間督先生(国立研究開発法人 科学技術振興機構) 参加生徒 高校2年生 内  容 高校2年生が各会場に分かれて、課題研究・課題研究として取り組んできた探究の内容をポスターセッション形式で行いました。大学教授や企業の製造技術部部長などたくさんの助言者の方に発表を聞いてもらい、助言をいただきました。当日は授業公開日でしたので、一般の方(保護者の方)も多く見に来られました。会場は活気に包まれ、生徒たちがポスターの前で熱心に説明すると、聴衆の方々はそれを頷きながら感心して聴き、質問や助言をしてくださいました。   <生徒感想> ・大学教授や校長先生からの助言を頂くことができ、今...
実施日時 8月24日(土) 実施会場 大阪府立大手前高等学校 参加生徒 高校2年理数科4名(課題研究数学グループ) 内  容 全国から数学に興味関心の高い生徒が集まり、課題研究や部活動等の研究内容を発表しました。発表はポスターセッション形式で50分の発表を4回(2回発表、2回見学)行い、その場で発表を踏まえた意見交換や研究交流を行いました。自分たちの研究内容を発信するとともに、多くの研究内容について触れ、数学的な理解を深めることができました。本校数学グループの発表テーマは「重平均不等式」です。 成果・課題等 ・50分2回という発表時間の中で、ポスターの内容を発表する時間と、補足するために途中式等を自由記述しながら説明する時間を効率的に取ることができ、見学者に研究内容を丁寧に説明することができました。また、説明する過程で自身の考え方を整理し、より分かりやすい発表とすることができました。 ・全国から数学に高い興味関心がある生徒が集まったことにより、非常に刺激的な時間を過ごすことができました。意気揚々と発表する他校の生徒の様子や、高校数学の内容を超えた研究発表を多く見学することで、今後の研究へのモチ...
実施日時  8月8日(木) 実施会場  信州大学工学部 E2棟(AICS)2Fセミナースペース他、各研究室 参加生徒  高校2年理数科、オーストラリア研修参加者 内  容 ⑴     研究室に分かれての実験/実習 1    物質化学科「水をキレイにする化学~ヨゴレをくっつけて取る吸着技術」 2    電子情報システム工学科 「光で電流を測ってみよう~光プローブ式電流センサを用いて局所・狭所の電流計測」 3    水環境・土木工学科「泥水を真水に変える膜分離技術」 4    機械システム工学科「デジタルの技を利用して「ものづくり」をしよう!」 5    建築学科「木造建築の伝統的な継手・仕口を作ってみよう!」 ⑵     クロージング 成果プレゼンテーション 工学部担当職員・TAの学生・大学院生に入念な事前準備をしていただき、どの講座も大学の研究、実習の一端に触れる生徒にとって刺激的なイベントとなりました。閉会式では、各研究室ごと、実習内容の発表を行い、成果を皆で共有しました。 <生徒感想> ・電子情報学科では、大学の研究成果である微少な回路の測定が興味深かった。・大型の工作機械を実際に動かして、音叉やペン立てを設計したとおりに作ることができ、...
実施日時  8月6,7,8日(火、水、木)         実施会場  神戸国際展示場 参加生徒  3年理数科「廃棄果実から作るバイオエタノール」研究チーム4名 内  容 8/6(火)8:30屋代高校前駅に集合し、神戸国際展示場へ移動。オンライン受付を行い、ポスターをブースに貼り付けた。16:00までには退室。 8/7(水)全231グループが3つの時間帯に区切られ、午前3時間、午後2時間ポスター形式で発表(途中で審査)。各時間帯では稼働グループが2つ、休みで見学できるグループが1つで順番に回していった。審査員は3名1組で10題ぐらいずつを1グループ20分ぐらいかけて審査した。(本校SSHコーディネーターの山本先生はこの審査員の一人)午前中はこの3名が上位2, 3グループを選び、上がってきた約60グループを、各分野の審査員が午後に審査し、6分野から1校ずつが選出された。発表された6グループは翌朝の口頭発表リハーサルに入る。 8/8(木)代表校6校(物理・工学、数学・情報、地学、化学、生物A、生物Bの各分野から1校ずつ)によるプレゼンテーション形式による全体発表。発表10分、質問10分。質問は途切れることがない。昼食後、70分間再びポスターセッション。口頭...
  実施日時 9月28日(土) 実施会場 千葉大学工学部西千葉キャンパス 参加生徒 3年理数科「メダカを救おう!」研究チーム4名 内  容 この発表会は、2018年より千葉大学が主催し、高校生が自らの研究成果を発表する機会を提供し、科学への興味や探求心を育むことを目的としています。 発表はポスターセッション形式で行われました。発表の高校生には、2年生が多かった印象。仮説をたてて終わっている学校もあれば科学部のような子たちが詳しく実験しているところもありました。他の学校の生徒に刺激を受け、本校の生徒たちも楽しそうに発表を行っていました。2年次にこのような発表会に参加すると、いい刺激を早めに受け、実験方法や計画の具体的な助言をうけることができると感じました。 <生徒感想> ・ポスター発表を通して他校の生徒や企業の方と交流し、自分たちにはなかった視点を得られたり、実験を進める上でのアドバイスを頂いたりすることができ、とても貴重な時間になった。校内での発表と比べ多くの刺激を得られたとても面白い会だった。 ・いろんな人の視点は自分では考えつかないもので、たくさんの人の意見を共有しあえる機会をもっと欲しかったと...
実施日時 7月30日(火)~8月1日(木)  2泊3日 実施会場 福島県立福島高等学校、東北大学工学部、筑波実験植物園、国土地理院・地図と測量の科学、CYBERDYNE STUDIO 参加生徒 高校1年6名、高校2年33名 計39名 内  容  (1) 福島県立福島高等学校との交流会  本年度は二部構成での交流会となりました。 一部目は福島高校生徒、屋代高校生徒混合4名のチームにより、乾燥スパゲティーとマシュマロを用いたタワー作りを行いました。タワーの高さを競う競技形式で各チームは打ち解け合いながら工夫を凝らしていました。 二部目は2グループに分かれ、各校の課題研究ポスターの見学・発表を行いました。一部目でお互いに打ち解けていたためか、盛んに質疑応答がなされ、今後の研究活動によい刺激となりました。   (2)東北大学生(屋代高校OB)との交流 屋代高校卒業生の6名の先輩との座談会を行いました。大学生の自己紹介の後、6グループに分かれ、交流を行いました。高校生の質問に答える形で進められ、課題研究に関することや勉強方法やそのスケジュールなど積極的に先輩に質問していました。大学での様子を垣間見ることにより、研究や学習に対するモチベーションの...
実施日時  7月23日(火)~24日(水) 実施会場  東京大学木曽観測所 参加生徒  高校2年理数科 講  師  東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター木曽観測所       助教 高橋 英則 氏                  東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター       特任助教 今井 正尭 氏       信州大学理学部 学部4年 魚村 直人 氏、 稲井 天 氏(TA) 内  容 「寝覚めの床」見学 1日目 ① 講義 ② 構内見学(105cmシュミット望遠鏡の見学) ③ 実習1 「視角をつかって距離を測る」 ④ 実習2 「銀河までの距離を測る」 ⑤ 実習3 「宇宙の年齢を求める」  2日目 ⑥ 発表会(Googleスライドを用いたグループ発表) ⑦ 講評 木曽観測所へ向かう途中に立ち寄った「寝覚の床」では、花崗岩の白い河床と、その花崗岩に発達した方状節理を確認、及びエメラルとグリーンの木曽川を観察することができました。 木曽観測所での「星の教室」では、木曽観測所の概要説明の後、構内の見学をしました。観測所の誇る巨大望遠鏡(105㎝シュミットカメラ)も見学させていただき、その大きさに圧倒されました。 実習は「宇宙...
実施日時  7月17日(水) 実施会場   屋代高校 参加生徒  3年 普通科 オンライン交流校       嘉義女子高級中学 内  容 【英語による研究発表会】 2年次までに各グループで行った課題探究の成果を英訳して発表を行いました。発表会は司会進行を生徒が行い、運営しました。また、聴衆となった生徒たちからも積極的な質問が上がるなど活発なディスカッションが行われました。 【台湾の高校生とのオンライン交流会】 同時並行で、本校の6グループが台湾の高校生とオンラインで探究成果を発表しあう交流会を行いました。相手校も6グループが集まり、それぞれの発表を聞き、質疑応答を行いました。 <生徒感想> ・「英語で発表することで普段の発表とは異なって、より一層内容に気配ることができた」 ・「貴重な経験だった」 ・「相手校のアイデアや発想に興味がわいた」 ・「発表時間が5分と短く、もう少し長い方が充実して内容を伝えられたと思う」
  実施日時  6月22日(土) 実施会場   長野県上田高等学校 講  師  瀧澤郁雄 先生「高校生に伝えたい国際協力」 本校参加者 発表生徒2名 内  容    本校からは2名が参加し、第三分科会(教育格差・貧困などの国内外の課題に対し行動する)にて「子供たちの科学への興味と関心を引き出すには」というテーマで発表を行いました。 内容は、日本における理系進学者が諸外国に比べて著しく低いことが、幼少期の体験不足にあると考え探究を進めたものです。実際に企画した2回の科学教室、そのアンケート結果とともに、科学への興味を引き出す方法に関して考察を行いました。  <実施所感> 各分会に分かれてのディスカッションは、理系進学者を上げる方法について他校の生徒と考えを共有しました。最終的には文系と理系とは何かという問いも生まれてきました。同分科会で当日発表・議論を行った中に、アニマルウェルフェア・国際協力の在り方・化粧文化についてなどの幅広いトピックがあり、良い刺激になりました。  <生徒感想> ・自分たちの考えるより良い社会を実現するために、プランの改善点などを高校生たちがみんなで考えることができるのが良かった。 ...
実施日時  6月11日(火) 実施会場  多目的教室 参加生徒  高校2年理数科 講  師  運営指導委員の先生方 (同窓会長、教育委員会高校課の先生、信州大学工学部、教育学部、繊維学部の先生、長野県立大学大学院の先生、長野電子工業株式会社技術部長など) 内  容     昨年度まで運営指導委員会終了後の自由に校内の授業参観していただく時間となっていたが、研究において専門家の方々が多いので、今年度からは2年7組課題研究のテーマ設定へのアドバイスをいただく時間としました。生徒達のテーマ紹介では各グループが2分以内でスライド発表し、その後、各グループがブースに運営指導委員の先生方が訪問する形式で活発にアドバイスをいただきました。 <講師の先生より> いろいろなテーマ案があってとても楽しかった。研究成果を見るのが楽しみだ。 <生徒感想> ・研究の方針を決めるうえでとても参考になったため、来年以降も続けて欲しい。 ・いろんな分野の人に意見をいただいてとても今後の活動につながる良い機会になりました ・まだ、研究のしかたが曖昧な所があったのですが、アドバイスをしていただきやるべきことの優先順位を整理するこ...
実施日時  6月29日(土) 実施会場  屋代高校理科実験室 参加生徒  高校1・2年理数科 実験内容  ・炭酸ジュース作り ・雪の花 ・炎色反応 ・ケミカルライト ・カルメ焼き  ・疑似火山 などなど 内  容 今年の鳩祭は、入場制限などは行われず、外部からの来客者が多く来校されました。科学の教室(理数科展)はその中の一つのイベントとして行われました。理科実験室にて満員の観客たちの前で、見せ方を工夫して様々な不思議現象をお見せして、驚いたり感心したりしてもらいました。何が起きているのか科学的な説明にも力を入れました。ここで楽しんだ子供たちが本校理数科を目指してくれると良いなぁと思います。 <生徒感想>高校生 ・実験の内容を予定と違うものに変更したりなど、完璧な準備とはいえなかったが、できることを優先してなんとか本番を迎えられた感じだった。 ・試行錯誤して色々な実験を行ったことが最も印象に残っています ・お客さんの中でも小学生の皆さんに楽しんでいただける実験をすることができた。家でも簡単にできる実験を発表することができたので科学にもっと親しみも持ってもらうチャンスができたと思う。 ・理数科展を通し...
実施日時  6月19日(水) 実施会場  屋代高校附属中学校(中学1年)屋代高校(高校1年) 屋代高校パソコン室(高校1年理数科) 講  師  小口祐一 教授 (茨城大学教育学部) 内  容 「ICTを活用した統計的探究-統計グラフコンクールの重要ポイント-」という演題でご講演いただきました。長野県統計グラフコンクールに出品することを目標として、PPDACサイクルについての解説を受けた後、具体的な問題でデータ分析の手法や仮説検定の考え方について教えていただきました。さらに、昨年度のコンクールの入賞作品を見ながら、各作品の優れている点を解説していただきました。統計グラフコンクール作品の雰囲気と応募への動機づけになるとともに、データをグラフ等に可視化することによって、調査結果の分析、論理的な考察が可能となることを学びました。 この後、理数科1年生はパソコンのエクセルを用いてSSDSE(教育用標準データセット)から箱ひげ図やヒストグラムを作成、分析する演習を行いました。膨大な数値ファイルから簡単に様々な種類のグラフを作成でき、生徒から感動の声があがりました。 <講師の先生より> 附属中学校生の皆さん、統計的探究...
実施日時  11月30日(木)実施場所  屋代高校3棟2階理科講義室 附属中学校講義室講  師  横山祐典 教授(東京大学 大気海洋研究所 高解像度環境解析研究センター)Jody Webster 教授 (シドニー大学)参加生徒  2年理数科(39名)、シドニー研修参加者(10名)、附属中3年(80名)内  容   午前は両先生が揃って2年理数科対象の講義を行い、午後はシドニー研修参加者対象にWebster先生が話していただき、中学3年生対象に横山先生に講義していただきました。 2年理数科対象には、地球温暖化を題材に、横山先生の大学での研究成果を交えながら講演をしていただきました。COP28で国連までが阻止しようとしている温暖化の科学的根拠は何なのか。様々な方法で世界的に得られたデータを示しながら、生徒と対話を交えながら説明していただきました。実際に観測機で測ることのできない過去の気温や、二酸化濃度については、古文書・木の年輪や海中の珊瑚・南極氷床コアの気泡分析、年代の測定には放射性同位体である炭素14を使うなど、多種多様な手段が用いられていました。二酸化炭素濃度と平均気温の間には確実な相関があり、現在は人為的影響があり二酸化炭...
実施日時  11月12日(土)実施会場  信州大学理学部(松本キャンパス)参加者   2年:普通科7名 理数科7名 1年:普通科8名 理数科8名日  程  10:00~12:00 筆記競技  物理・化学・生物・地学・数学・情報    13:30~15:30 実技競技  作成、コンテスト内  容筆記試験は、理科(物理・化学・生物・地学)、数学、情報の中から、修得した知識をもとにその活用について問う問題で、知識に加えて思考力や論理的な記述力を必要とする内容でした。本年は昨年度より1チーム多くエントリーして望んだが、結果は思うように振るいませんでした。 実技競技は、理科、数学、情報にかかわる実験、実習、考察など、科学技術を総合的に活用して、ものづくりの能力やコミュニケーション能力などにより課題を解決する力を競い合うものでした。そして、1チームを二つに分け、それぞれコンテストを行いました。課題は、段ボール箱・ボール紙を細工し、紙の弾性力を利用して、粘土玉を指定された目標位置に置かれたコップに入れるというものでした。弾性力をいかにうまくコントロールするかが鍵で、生徒たちは苦戦を強いられたようでした。 総合順位は、...
実施日時  11月2日(木)実施会場  上越科学館 糸魚川フォッサマグナミュージアム・ジオパーク講  師  永井克行氏(上越科学館 館長) 郡山鈴夏氏(フォッサマグナミュージアム)参加生徒  2学年理数科(39名)内  容上越科学館 (サイエンスショーの見学・実験室での体験実験)サイエンスショーでは、酸化・燃焼の実験で、物が燃えるには酸素が必要という、ごく初歩的なテーマを取り上げて、大きな丸フラスコに酸素を入れ炭素を燃焼させる実験や、二酸化炭素から酸素を奪って燃焼するマグネシウムのドライアイスのランタン実験、最後に水素爆発の実験を行いました。歓声の上がる実験で締めくくる科学ショーを体験した後、4人1班で過冷却水とアルミ缶の中でダイヤモンドダストを発生させて観察する実験を行いました。フォッサマグナミュージアム(講義・館内展示見学・構造線見学)フォッサマグナ形成・糸魚川構造線などについての講義をしていただいた後、館内の展示物の見学をしました。次にバスで移動し、約1時間をかけて、溶岩の流れや糸魚川-静岡構造線の断層等を実際に見学しました。<生徒感想>・とても楽しかったです!学校で学ぶだけではなく...
実施日時  10月10日(火)実施場所  屋代高校附属中学校講義室講  師  中村浩志 先生(信州大学名誉教授 ・中村浩志国際鳥類研究所代表理事 本校OB)参加生徒  1年理数科(41名)、シドニー研修参加者(10名)、附属中2年(80名)内  容  「長野県の希少鳥類の生態と保護」 中村先生の千曲市での幼少期の経験、高校生時代には考古学や発掘に夢中になっていたことから始まり、研究者としての経験を話してくださいました。カッコウの研究では、ScienceやNatureに掲載されるような新発見をされたこと、恩師の研究を引き継ぐ形でライチョウの生態を研究されてきたこと、生態を理解したうえで保護活動を行ったために、長野県でのライチョウの個体数を増加させることができたこと等を話していただきました。 高校生対象の講義では、質問の時間が取れて、資金面の話や舞台裏の話まで答えてくださいました。中学生でも理解しやすい内容ではありましたが、お話の裏には多くの苦労や秘話が隠されていると思いました。<生徒感想>・今回の講演を受けて、絶滅危惧の野生動物を救うには早めに手を打つことが大切だと分かった。・今まで自分があまり関わってこなかっ...
実施日時  9月29日(金)17時~20時実施場所  屋代高校地学教室 天文ドーム講  師  高橋英則 先生(東京大学大学院理学系研究科 天文学  教育研究センター ・木曽観測所)参加生徒  シドニー研修参加者(10名)、天文班員(12名)内  容 7月の「星の教室」で2年理数科がお世話になっている東大木曽観測所より、高橋先生をお招きして、SSHサイエンスミニフォーラムを開催しました。お話は、イントロダクション(木曽観測所の紹介、チリのアタカマでの南天)に続いて、南半球での実習案の提案(南半球の星座・プロキシマケンタウリを撮ってみる・星を使って地球の大きさを測る・マゼラン銀河観察・ふたご座流星群カウント・地磁気の伏角偏角を測定)、そして機器の使い方(カメラ・ポータブル赤道儀)という順に、丁寧なスライドで説明していただきました。高橋先生ご自身がチリの天体観測を行っており、実体験に基づいたお話はとても興味深く、3時間はあっという間に過ぎてしまいました。少し曇っていましたが、大きな月も見ることができました。 受講者については、今回はシドニーでの実験の話をメインに行ったので、シドニー研修参加者と天文班に限...
実施日時  9月19日(火) 25日(月)実施場所  長野県総合教育センター(塩尻市)参加生徒  高校1年理数科内  容次の4種類の実習を2日間に分けて実施しました。① 茎頂観察とバイオテクノロジー技術  組織培養を想定して茎頂組織を摘出し、その様子を顕微鏡で観察し、茎頂部分の写真を撮ってその画像を使って長さなどを計測しました。② 電子顕微鏡を活用したミクロ探査光学顕微鏡では観察することが難しい、ミクロの世界に触れました。③ モーションキャプチャ技術とアニメーション制作  映画やスポーツ工学の分野で広く使用されているモーションキャプチャ技術を体験しました。前半は、フリーソフトウェアのMikuMikuDance(MMD)を使用し、PC上のキャラクターを動かし、後半はkinect360を使って、自分たちの動きをデータ化して動画に落としこむモーションキャプチャ技術を体験しました。④ ドローンプログラミング     基礎知識を習得した上で、初心者向けのプログラミング言語「Scratch」を使用し、ドローンの制御と操作を行いました。 <生徒感想>・今回の実習で、普段あまり触れることができないミクロの世界やテクノロジーに触れることができました...
実施日時  8月26日(土)8:30~12:00実施会場  第2体育館(開閉会式)・多目的教室・2棟の各教室助言者  赤地憲一先生(屋代高校同窓会)、村松浩幸先生(信州大学教育学部)、森山徹先生(信州大学教育学部)、樽田誠一先生(信州大学工学部)、太田哲先生(信州大学理学部)、秋葉芳江先生(長野県立大学)、内海重宜先生(公立諏訪東京理科大学)、市川進之介先生(長野電子工業)、飯島稔先生(千曲市立上山田小学校)、塚田武明先生(長野県教育委員会学びの改革支援課)内  容高校2年生が各会場に分かれて、課題研究・課題研究として取り組んできた探究の内容をポスターセッション形式で行いました。当日は授業公開日でしたので、一般の方(保護者の方)も多く見に来られました。県内の他の高校からも、関係の先生方が見に来られました。会場は、アカデミックな雰囲気に包まれ、ポスターの前で熱心に説明する生徒達と、それを頷きながら感心して聴いて、時に質問や助言をしてくださる聴衆の方々が居ました。今年度は、なるべく多くのフィードバックが得られるように工夫して開催しました。助言者の先生方からは、ほぼすべてのグループにアドバイスをいた...
実施日時  8月26日(土)実施会場  大阪府立大手前高等学校参加生徒  2学年理数科 2名内  容全国から多数の高校生が集まり、数学に関する生徒の取り組み(課題研究、部活動等)の研究発表を行うことによって、お互いの数学に対しての興味関心を高めるとともに、それぞれの研究内容をさらに深めようというマスフェスタです。今年も本校から課題研究班が1つ参加しました。本校課題研究の発表テーマ「ノイズキャンセルの新しい形」 生徒自身が発表をする過程で、自分の理解があいまいな点や課題等に気づくことができました。また、何回か発表する中で、発表の仕方や内容を整理し、より分かりやすい発表をすることができました。会場では、日頃から数学に興味関心がある生徒や、大学教授から質問や意見をもらうことにより、課題研究をさらに深めていくきっかけとなるようなアドバイスをもらえました。また、全国の数学好きの生徒たちが集まる発表会なので、とても良い刺激を受けることができました。<生徒感想>・午前中はどこが要点かわからなくなる発表になってしまったが、後半ではもらったアドバイスを活かして、わかりやすい発表ができたと感じたのでよかっ...
実施日時  8月24日(木)観察場所  上高地コース(2、6組) 戸隠化石採集コース(7組)乗鞍高原コース(1、5組) 志賀高原コース(3、4組)参加生徒  屋代高校 1年生全員内  容 今年も1学年全員で実施しました。各コース、専門的なガイドさんに多くついてもらい、サポートしてもらいました。主な見学・実習場所は下記のとおりです。屋代高校SSHでは、普段の教室内での学習だけでなく、実習・実験・体験活動に基づいたプログラムを大切にしています。このような自然観察実習を、学年生徒全員で行うプログラムは全国的にも珍しく、屋代高校SSHの特徴でもあります。引率された先生方、参加した生徒の皆さん、大変お疲れさまでした。上高地コース:風穴の里、上高地ビジターセンター、実習(上高地)乗鞍高原コース:風穴の里、乗鞍自然保護センター、大雪渓見学、実習(乗鞍高原)志賀高原コース:実習(前山リフト~四十八池)戸隠化石採集コース:戸隠露頭観察、地質化石博物館<生徒感想>・(上高地)植物の名前や上高地の歴史などのことが知れたので良かった。歩くのは疲れたけど森林を感じられることができた。・(上高地)上高地に初めて行けて、...
実施日時  8月9日(水)実施会場  信州大学工学部 E2棟(AICS)2Fセミナースペース他、各研究室参加生徒  高校2年理数科、オーストラリア研修参加者内  容オープニング(開会あいさつ等)に続いて、本校理数科の生徒による課題研究の中間発表会が行われました。大学の先生方や大学生の前で、研究を始めた動機や、今困っていること等を3分~4分でまとめ、多くのアドバイスをもらいました。その後は、5つの学科(研究室)に分かれて、実習を行いました。各学科の講座名は次の通りです。① 物質化学科「水をキレイにする化学」② 電子情報システム工学科「光で測る生体信号 ~心拍数を測る装置を作ってみよう~」③ 水環境・土木工学科「測量実習体験 ~人が入れない場所の高さを間接的に測ってみよう~」④ 機械システム工学科「デジタルの技を利用して「ものづくり」をしよう!」⑤ 建築学科「木造建築の伝統的な継手・仕口を作ってみよう!」どの講座も、入念な事前準備をしてくださり、TAの大学生・大学院生もおられて、丁寧に教えていただきました。最後には閉講式として、各講座の内容を皆で共有しました。<生徒感想>・中間発表では、これからアドバイスを参考...
実施日時  7月31日(月)~8月2日(水)2泊3日実施会場  東日本大震災・原子力災害伝承館、東北大学工学部、筑波実験植物園、森林総合研究所、筑波宇宙センター参加生徒  1学年29名、2学年11名 計40名内  容(1)東日本大震災・原子力災害伝承館訪問福島県立福島高等学校の生徒の皆さんとともに語り部の方の講話をお聞きしたのち、伝承館内を見学しました。語り部の方の「建物などかたちあるものを失った悲しみは再建に向けて努力すれば2、3年で解消できる。しかし、人間関係など、目には見えない大切なものを失ったものは取り戻すことが難しく、喪失感が年々大きくなっている」という言葉は、被災したすべての人々の気持ちを代弁したものであり、生徒たちの心に残ったようでした。伝承館は震災発生以前の福島第一原発の完成から時系列で展示物が配置されており、震災の事実、復興の現状・課題を追体感できる内容になっていました。(2)福島県立福島高等学校との交流会前半は2グループに分かれ、各校の課題研究ポスターの見学を行いました。それぞれが興味のあるポスターに集まり、研究者の説明を聞き、意見交換を行いました。後半は福島高校、屋代高校の...
実施日時  7月28日(金)実施会場  戸倉創造館参加生徒  屋代高校 2年生4名、1年(理数科)5名参加児童  小学生(1-6年生)16名 および 保護者8名実験内容  ①お花の色が変わるよ②炭酸水を作ろう③割れにくいシャボン玉④ろうそくが燃える仕組み内  容今年は、高2の課題探究グループ「子供たちに科学の楽しさを伝えたい」の生徒達を中心に内容の企画と当日の進行を実施しました。小学生に指導する貴重な機会として、理数科1年生および高3生にボランティアを募り、1年生5名が参加しました。事前準備として、6月に戸倉創造館を訪ねて使用する部屋を決めるなど打ち合わせを行ったほか、夏休み前最終日の放課後を利用して、探究グループとボランティアの打ち合わせも行いました。 当日は、小学生3,4名と保護者数名のテーブルを5つ作成し、探究グループがスライドを投影しながら進行しました。各実験のちょっと不思議な内容を体験してもらった後に、小学生に分かりやすいようにスライドで説明しました。子どもたちは、問いかけに元気に答えながら、楽しい雰囲気の中で実験を行いました。「シャボン玉はなぜ下に落ちていくのか」など、よい質問が低学年の...
実施日時  7月13日(木)~14日(金)実施会場  東京大学木曽観測所参加生徒  高校2年理数科講  師  東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター木曽観測所       助教 高橋 英則 氏   助教 新納 悠 氏京都大学理学部 学部2年 大平 達也 氏(TA)信州大学理学部 学部4年 渡邊 一樹 氏(TA)内  容「寝覚めの床」見学1日目 ① 講義 ② 構内見学(105cmシュミット望遠鏡の見学)③ 実習1 「視角をつかって距離を測る」④ 実習2 「銀河までの距離を測る」⑤ 実習3 「宇宙の年齢を求める」 2日目 ⑥ 発表会(Googleスライドを用いたグループ発表) ⑦ 講評  コロナ禍では3年間、屋代高校開催が続きましたが、今年は4年ぶりの現地開催となりました。木曽観測所へ向かう途中に立ち寄った「寝覚めの床」では、北信地域では見ることのできない、花崗岩の白い河床と、その花崗岩に発達した節理を観察することができました。  木曽観測所での「星の教室」では、「宇宙の年齢を求める」をテーマとし、講義、実習、グループディスカッション、発表会を実施しました。また、観測所の誇る巨大望遠鏡も見学させていただき、その大きさに圧...
実施日時  7月5日(水)実施会場  中学棟講義室(中学1年生)・2棟パソコン室(高校1年理数科)講  師  茨城大学教育学部 教授 小口 祐一 先生 内  容  「ICTを活用した統計的探究-統計グラフコンクールの重要ポイント-」という演題でご講演いただきました。統計グラフコンクールなどに出品することを目標として、具体的な入賞作品を通してデータの収集方法やデータ分析の手法PPDACサイクル(Promblem,Plan, Data,Analysis,Conclusion)についての解説を受けた後、昨年度のコンクールの作品を見ながら、作品の良い点や修正した方がいい点などの解説をしていただきました。統計グラフコンクールの応募への動機づけになりました。(ここまでは、中学生・高校生共通の内容)その後、高校生はSSDSE(教育用標準データセット)のエクセルデータファイルを用いて箱ひげ図やヒストグラムを作成、分析する演習を行いました。エクセルで簡単にグラフを表示できること知るなどパソコンソフトを使うことにより、簡単にデータの分析ができることにびっくりしながら、楽しく演習に取り組めました。<講師より>高校生の皆さんは、統計グラフコンクールへ...
実施日時  7月1日(土)・2日(日)実施会場  3棟3階理科実験室 参加生徒  理数科1・2年生実験内容  ・ホットアイス、酢酸ナトリウムを用いた再結晶      ・疑似火山      ・偏光板を用いた実験      ・八重かざぐるまの原理とプレゼント      ・液体窒素の実験      ・化学マジック~暑い夏に涼しい実験を~      ・バスボム作り(子どもたちと一緒に)内  容今年の鳩祭は、入場制限などは行われず、外部からの来客者が多く来校されました。科学の教室(理数科展)はその中の一つのイベントとして行われました。冷房をかけながら窓も開け、換気に十分気を使いながら、満員の観客たちを感心させたり、驚かせたり。子どもたちにはプレゼントがあり、バスボムを一緒に作る企画も大うけでした。これで本校理数科を目指してくれる子が増えると良いなぁと思います。本校理数科の生徒達が、実験・実習を多く行っていて、科学大好きであることは間違いなく来客者に伝わったと思います。指導された先生方もお疲れさまでした。  
実施日時  6月6日(火) 13:40~15:40実施会場  屋代高校 多目的教室参加生徒  高校3年理数科 15名講  師  アリーシャ・トンプソン先生 WENONA高校(WENONA高校側は高3生8名程度、高1生8名程度の参加)      信州大学工学部教授 デイビット・アサノ先生 内  容  コロナ禍でも続けてきたこの取り組みは、今年で3年目となりました。この日に先立ち、3年7組は5月9日(火)5,6限、探究の時間を利用して、課題研究の口頭発表会(10グループ)を英語で行いました。発表後に、スライドの分かりやすさ・聞き取りやすさ・熱意などを相互評価して、上位3グループをWenona校とのオンライン交流代表としました。WENONA高校はオーストラリアシドニーの女子校で、STEM(科学技術や数学)に力を入れている幼・小・中・高の一貫校です。今年は、4番目に評価が高かったグループに日本、長野県、屋代高校の紹介プレゼンテーションをしてもらいました。代表生徒達は放課後などに本校英語教員(ネイティブ)等と練習を重ねて当日に臨みました。また、今年度は信州大学のデイビット・アサノ教授にアドバイザーとしてオンラインで参加してもらいました。...
実施日時  5月30日(火)5・6時限 13:40~15:40実施会場  屋代高校211教室参加生徒  高校2年普通科 27名講  師  長野県立大学 ソーシャル・イノベーション研究科 教授 秋葉芳江 氏内  容  昨年までのミニフォーラムでは、講義形式で秋葉先生のお話を一方的に聴いていましたが、今年度は前半部分を秋葉先生の講義、後半部分を生徒の課題探究へのアドバイスという形式に変更して実施しました。  当日は、2学年課題探究グループのうち、SDGsとテーマが結びつく可能性がある7グループ27名が211室に集まり、冒頭25分間で端的にSDGsが重要課題である世界の現状についてレクチャーを受けました。その後、各グループ10分間の前半でテーマを選んだ理由や計画を発表、後半は質問・相談の時間としました。長野県のSDGs導入の先駆者でもあり、千曲市の町おこしにも長年にわたって深く関与されてきた秋葉先生から、これまでの経緯を踏まえた留意点やアドバイス、励ましの言葉をいただきました。最後に秋葉先生より総括として、高校生の若い力への期待と激励の言葉をいただきました。普段大学生と接している先生のアドバイ...
実施日時  5月30日(火)5・6時限 13:40~15:40実施会場  2年7組HR教室、コンピューター教室、理科棟(個別相談時に利用)参加生徒  高校2年7組(理数科)講  師  本校を卒業生した6名の大学生(敬称略)市野桃音  新潟大学工学部工学科建築学プログラム     (数学)大谷彩日  明治薬科大学薬学部薬学科           (化学)北澤初音  東北大学医学部保健学科看護学専攻       (化学)待井優花  福井県立大学海洋生物資源学部海洋生物資源学科 (生物)田中 光  東北大学理学部                (物理)尾崎麟太郎 富山大学理学部                (地学)内  容課題研究をより充実したものにするため、構想の段階で講師にオンラインで相談してアドバイスを受けるために、昨年度から始めた企画です。講師の大学生は、課題研究に対するアドバイスだけでなく、大学の様子や高校時代の時間の使い方、課題研究が大学受験にどのように繋がっていくか等、多面的な意見をプレゼンしてくれて、高校生活全般の意欲の向上につながっています。今年は前後半の二部に分けて行いまし...
実施日時  5月11日、19日、23日 実施会場  屋代高校 2年7組HR教室、コンピューター教室 参加生徒  高校2年7組(理数科) 講  師  信州大学工学部 教授 デービッド・アサノ 先生 内  容 1日目は高校数学で用いる数式や関数(桁数の大きな数字、小数、分数、加減乗除、ルート、累乗、指数、対数、分数の数式、三角関数、等式、不等式)を、英語ではどのように言い表すのかを教わりました。2日目は、HTMLの基本的なタグについて学習した後、実際に自分のBLOGを作成しました。3日目は、前回学習したHTMLにJavascriptを加えて、簡単なプログラムを作る学習をしました。 最初は、対数の言い方が難しく、聞き取るのが大変そうな生徒もいましたが、生徒はフルに頭を回転させてだんだん積極的に取り組み、答えがわかった生徒は自ら手を挙げるようになりました。 英語の聞き取りが苦手な生徒、コンピュータ操作が苦手な生徒、タイピングが苦手な生徒と様々ですが、直接アサノ先生に指導をしていただいたり、仲間同士で助け合ったりしながら、喜々として積極的に取り組んでいました。大半の生徒にとってHTMLの使用は初めての経験で、こういった実習演習は非常に興...
実施日時  5月21日(日) 発表会場  千葉県幕張メッセ 参加生徒  高校3年理数科 2名 発表題名  墓石地震学〜地質で変わる墓石転倒率〜 内  容   例年参加しているJpGU日本惑星科学連合の高校生セッションですが、今年度は久しぶりに現地参集で実施をすることができました。ポスター形式の発表で、会場には高校生の発表の他に、大学・研究所・企業等のブースが多数ならび、地学系研究の最先端を垣間見ることができました。 本校生徒の発表内容は、昨年度に課題研究で取り組んだ墓石地震学に関するもので、3年前の卒業生が課題研究で取り組んだ内容の継続的な研究になります。先輩の研究の後を継いで研究すると、内容がより深いものになると思います。現高校1年生・2年生の方は参考にしてみてください。JpGUは一週間という長期間で行われている国際的学会で、地学の全分野の研究者が一堂に会する学会です。地震学だけでなく多くの分野の専門家が高校生の発表を見てくださり、様々な角度からアドバイスを受けることができました。   <生徒感想> ・教授たちが来ると聞いてとても緊張していたけれど、優しかったので安心した。省いてしまった資料のデータも省...
実施日時  5月16日(火) 16:00~18:00 発表形態  オンライン 参加生徒  高校3年普通科 2名 発表題名  蜃気楼 内  容   昨年度に課題探究で取り組んだ内容を、学会のジュニアセッションで発表しました。日本気象学会ジュニアセッションでは、全国から21グループの中高生による研究発表がオンラインで行われて、気象学を専門とする大学の先生方や研究者から、様々なアドバイスを受けることができました。 課題探究の内容は、3年生になるとSS探究の時間に深めていくことになります。また、平日の放課後に、興味関心が似ている全国の高校生と繋がることができた事も収穫でした。 <生徒感想> ・蜃気楼の再現を目指してつまずいたところについて、ドライアーを利用して進めると言う方法を提案をいただき、とても面白かったです。また、私たちが行った実験が失敗した理由も教えていただき、知識が深まりました。他に蜃気楼について研究していたチームがあり、面白かったです。 ・空間を仕切ることに固執していたが,似たような内容のグループはひらけたところで実験をして結果が出ていたし実際の蜃気楼もすごく広いとはいえひらけたところで発生するから,次...
実施日時  2月11日(土)実施場所  屋代高校3棟2階 生物教室参加生徒  高校1年理数科7名対象児童  千曲市内の小学校5・6年生と中学生、保護者内  容植物に含まれる色素“アントシアニン”が水溶液の性質を調べる指示薬になり、酸性やアルカリ性の強弱によって色が変化することをレモン汁や重曹、洗剤といった身近な製品を使って観察しました。アシスタントの生徒は、化学や生物の授業で学んだ知識をもとにタブレットで作成したスライドを活用して児童や保護者に分かりやすく教えてくれました。参加した小学生の皆さんには自宅でも追加実験ができるように、アントシアニン色素を染み込ませた試験紙をプレゼントし、皆さん喜んで帰っていきました。<生徒感想>・先生方が事前に準備してくださってとても助かりました!みんなで協力してスムーズに進んだのでとても楽しかったです!またやりたいです!・小学生に噛み砕いて説明をすることで自分の理解も深めることができてよかったです。とても楽しかったです。・大変だったけど、小学生や中学生と交流することができて楽しかったので良かったです!ありがとうございました。<参加児童生徒の感想>・最初は色が...
実施日時  2月5日(日)実施場所  東京都立外山高校参加生徒  本校2年理数科2名発表タイトル「次世代バイオエタノールの生成」内  容コロナ禍ではありましたが、ほぼ例年通りに会が運営されました。戸山高校生の発表会に他校の生徒の発表も含むスタイルで、会の運営は戸山高校生が主体となって行いました。発表はポスターと口頭発表の2部制でした。ポスターセッションでは他校の生徒の実験成果を間近に見聞きし、生徒たちは大きく刺激を受け感化されたようでした。口頭発表では他校生との発表の仕方や工夫を学び、自分たちの成果については大学や他校の生徒職員からの質問をうけ、さらなる内容の充実に気づけるものとなったと思います。<生徒感想>・発表に向けた準備は今までやってきた実験をまとめ、相手にわかりやすく伝えるためにはどうしたらよいか、研究を客観的に考える良い機会でした。また、他の学校の生徒の皆さんの発表を聞いたり質問などを通してコミュニケーションをとったりしたことは自分たちの研究をまた違った方向から見直すきっかけになりましたし、他の人のプレゼンテーションにはスライドの構成やアピールの仕方など参考になる点が多くあり...
実施日時  2月7日(火) 13:40~15:40実施場所  屋代高校3棟2階 理科講義室参加生徒  高校2年7組講  師  Dr.Tetiana A. YATSENKO 先生(順天堂大学医学部)演  題  「線維素溶解について」内  容  YATSENKO博士はウクライナ出身で、豊かな自然のお話の一方で現在は戦火で大変な状況である様子も伝えていただきました。科学の話の冒頭では、各テーブルにゼラチンゼリーの入ったチューブが配られ、パイナップルの一切れをそこに加える作業からはじまりました。お話を聞いているうちに、ゼリーが溶けて液体になっていました。博士の研究内容は一貫してタンパク質分解酵素に関連しており、先ほどの観察もパイナップルが出す酵素がゼラチンを分解したそうです。こうした研究が脳梗塞の予防や、ガンの転移を防ぐことにつながるというお話でした。5時間目は聞くことがメインでしたが、6時間目は生徒からの質問に講師が答え、講師からの質問に各テーブルの代表者が果敢に答えました。<生徒感想>・講師の先生が話す英語はとてもわかりやすく、専門用語も含まれていましたが去年よりも理解できた割合が増えてとても嬉しく思いました。生物に関する興味も...
実施日時  2月3日(金) 13:40~15:40実施場所  屋代高校3棟2階 理科講義室参加生徒  高校1年7組講  師   Dr. Sandeep SEN 先生(筑波大学生命環境系)演  題  「クロコショウ野生種と栽培系統の過去と将来」内  容  筑波大学生命環境系、津田吉晃研究室所属のSandeep SEN博士(インド出身)をお迎えして英語で研究内容を講義していただきました。津田先生も付き添いで来てくださり、要所要所で日本語での解説をしてくださった。博士は、コショウの仲間の野生種が、どのように進化してきたかを解析しており、その手法を説明してくださった。野生種から栽培種を作成してきた人類の歴史の話から、生物多様性の大切さを説かれました。後半は生徒からの質問に講師が答え、講師からの質問に各テーブルの代表者が答えました。<生徒感想>・英語で講義を受けることは初めてだったので緊張していたのですが、難しい内容のスライドをフィードバックしてくださったり、後で質問を受けてくださったりして、とても面白かったです。また初めて知ることが多く、生物多様性に対して強い興味を持ちました。・難しい単語がたくさんありましたが、英語の講義を聞...
<ジオサイエンス連携講座> 報告実施日時  1月23日(月)実施会場  屋代高校3棟2階 地学教室参加生徒  高校1年7組(理数科)講  師  信州大学 名誉教授 鈴木啓助 先生演  題  「地球温暖化と地域での応答」内  容昨年までは1時間の枠で実施していましたが、内容が盛りだくさんで多岐に渡り、生徒が考える部分が多いという理由で、今年度は2時間に拡大した時間枠で実施しました。地球の物質循環,特に水の循環が専門で、南極越冬隊員としての経験もある鈴木先生から,地球環境に関する特別講義をしていただきました。太陽放射と地球放射の釣り合いから地球大気・地表面の温度をシミュレーションした話に始まり,温室効果,平均気温の変化等に話が進みました。南極の氷から,地層のように過去の環境を読み解いていく過程を教わり,地球温暖化について,昨今マスコミが騒いでいるような単純な話ではなく,正確なエビデンスに基づいて多面的に評価していく必要があることを先生は強調しておられました。<生徒感想>・論理的な観点から温暖化について聴くことができて、とても勉強になったし、学ぶことができてよかった。・メディアで散々言われてきた...
実施日時  11月22日(火) 12月26日(月)実施場所  長野県総合教育センター(塩尻市)参加生徒  高校1年理数科講  師  山口秀樹先生 岡沢啓司先生 柳澤瑞樹先生 塩島淳志先生(長野県総合教育センター情報産業教育部)内  容次の4種類の実習を2日間に分けて実施しました。① 茎頂観察とバイオテクノロジー技術 カーネーションの組織培養を想定して茎頂組織を摘出し、その様子を顕微鏡で観察し、茎頂部分の写真を撮ってその画像を使って長さなどを計測しました。これまでは、ミクロメーターしか使ったことがなかったので、顕微鏡をパソコンと繋ぎ、スケールバーを作成して長さを測るのは良い経験になりました。② 電子顕微鏡を活用したミクロ探査 光学顕微鏡では観察することが難しいミクロの世界に触れる機会は、大変貴重でした。食虫植物(モウセンゴケ)の葉の表面に生えた繊毛を観察した生徒は、消化酵素を含んだ分泌液が繊毛のどこから排出されているのかを仲間と議論しながら確かめていました。また、さまざまな条件においた自分の毛髪を観察する生徒や、リンスや酢酸、台所用洗剤など、条件によって毛髪の表面の構造が変化する様子を観察する生徒...
実施日時  12月19日(月)15時40分~16時40分実施場所  坂城中学校 理科室参加生徒  本校2年理数科8名対象生徒  坂城中学生 1~3年生16名内  容昨年度に引き続いて、サイエンスショーを今年度も行いました。実験の楽しさや、本校理数科の魅力を中学生に伝えるために、保護者懇談会の午後を使って坂城中学へお邪魔しました。内容は、理科の実験の紹介と質疑応答です。理科の実験では、①化学反応で色が変わる!②液体窒素を使った-196°の世界③リニアモーターカーの動く原理を行いました。中学生でも分かる化学反応で、色がついたり消えたりする実験では、中学生に反応を考えてもらいました。液体窒素の実験では、バラの花やテニスボールを凍らせて落としてみたりしました。そして、リニアモーターカーの原理では、低温にした状態で磁石を用いて、浮かび上がらせて、抵抗が少なく移動できる原理を紹介しました。中学生からは歓声が上がり、楽しく実験を行うことができました。質疑応答では、中学の時の成績や、将来の夢、さらにはプライベートな生活の事まで、高校生の先生達が中学生に優しく教えていました♡♡屋代高校理数科を目指す中学生が増えてくれたこと...
実施日時  12月13日(火) 10:55~12:55実施場所  屋代高校3棟3階 化学教室参加生徒  高校2年7組講  師  信州大学繊維学部 名誉教授 東原 秀和 先生演  題  「炭素の化学~ナノカーボンの世界と21世紀のナノテクノロジー~」内  容  化学の連携講座は2回目になりますが、今回は「炭素」に関する講義をしていただきました。グラフェンという炭素の結晶層から、フラーレン、ナノチューブ、グラファイト(黒鉛)等の物質が作られる様子を説明していただき、その後、実際にそれぞれの模型を作成して、構造を確かめました。炭素を使った研究の応用や、今後の研究の可能性等、夢のあるお話をしていただきました。<生徒感想>・今回の講義では、ナノカーボンの世界について詳しく学び、今まで詳しく学んでいなかったのでとても役立ちました。ナノサイズの世界は目に見えないほど小さいけど、模型を作ることで小さい世界でも想像しやすくてイメージを掴むことができました。炭素の同素体はいろいろな場面で私達の生活にも身近なところで多く使われていて身の回りにある炭素の同素体を見つけたいなと思いました。講義では特に、マゼラン星雲でもグラ...
実施日時  12月2~4日実施場所  兵庫県姫路市参加生徒  森栗之介 宮澤希成 島田素 古旗采和(中学2年)内  容  全国の中学生が都道府県対抗で科学の知識や応用力を競う「科学の甲子園ジュニア全国大会」が開催されました。この大会は、科学を学ぶ楽しさや意義を感じてもらおうと、科学技術振興機構(JST)が2013年に開始し、今年で10回目になります。長野県代表チームは、6名のうち本校附属中学生が4名のチーム構成です。47チームで、理科や数学に関する筆記試験と実技試験の計900点満点で総合順位を争いました。実技では紙とテープだけで作製した橋の模型の耐久性を競いました。結果は、富山代表チームが優勝、2位は愛知、3位が長野でした。  これからも、附属中学校の授業をはじめとした探究活動などを通して、思考力・判断力・学ぶ姿勢などを高めて、高校生になったら、次は科学の甲子園への出場・活躍を期待しています!
実施日時  11月30日(水)実施場所  本校3棟3階物理教室 中学棟講義室講  師  東京大学 大気海洋研究所 横山祐典 教授参加生徒  高校2年理数科、附属中学3年生内  容地球温暖化をテーマに、研究成果を交えながら講演をしていただきました。温暖化の科学的根拠は何なのか。何を基準に温暖化していると言えるのかについて、データを示しながら、また生徒と対話を交えながら説明してくださいました。実際に観測機で測ることのできない過去の気温をいかに知ることができるのか、二酸化濃度をどうやって知ることができるのか。その方法として、古文書や木の年輪、氷床コアの気体分析、また年代の測定には放射性同位体である炭素14を使うなど、測定機器の進化も重要要素であると説明されていました。 二酸化炭素濃度は現在410ppmになっているが、大気が無くなると表層気温が-15℃になってしまう。二酸化炭素の増加だけですべてを判断するのではなく、二酸化炭素がどこから発生し、どんな影響を及ぼしている二酸化炭素なのかを調べることが大切で、大きな科学的な視点で考えることが重要であると教えて頂きました。<生徒感想>・過去の環境を知るために脂肪...
実施日時  11月29日(火) 実施会場  屋代高校3棟2階 地学教室よりオンライン配信(高校生対象)       附属中学校講義室(中学生対象) 参加生徒  高校1年7組 附属中学1年生 講  師  信州大学 特任教授 大塚 勉 先生 演  題  「信州で地質学を学ぶこと」(高校生)       「地震はなぜ起こるの?地震について学ぼう」(中学生) 内  容 直前に1年7組が学級閉鎖になってしまったため、高校生対象にはオンライン配信での特別授業となりました。信州大学の紹介(理学部地質系を中心に)、日本列島の骨格(付加体の研究)、地震災害への対応、活断層の研究の順で説明していただき、3年前の台風19号の災害に関係して、長野盆地の地形についても教えていただきました。 信州大学理学部の地球学コースでは地質調査や巡検があり、卒業研究では外国へ調査に行く人もおられ、サハリンや中国等での調査の写真も紹介されました。地質調査の基礎(フィールドワークの方法など)から、地層の読み方、付加体の形成過程、日本列島のでき方、東アジア地域の地質など、地質学全般に関する内容を、多くのスライドを用いてとても分かりやすく説明していた...
実施日時  11月13日(日) 実施会場  長野県総合教育センター 参加生徒   屋代A:三輪輝人 小林篤季 小笠原楓真 大栗颯人 宮内嘉大 並木優弥 屋代B:轟真帆 古平蒼真 三澤駿也 西澤和都 橋元舞生 島田俊作 屋代C:宮島空未 松代楓愛 山倉ふみ樺 酒井真央 塚原玲樹 田野口瑠実 内  容 県内9校18チームが参加して、3月につくば市で行われる「科学の甲子園全国大会」への県代表を目指して、筆記試験と実技競技で競い合いました。本校からは理数科2年(Aチーム)、普通科2年(Bチーム)、理数科1年(Cチーム)の3チームが参戦しました。 午前に行われた筆記試験は、理科、数学、情報の中から、修得した知識をもとにその活用について問う問題が出題され、知識に加えて思考力や論理的な記述力を必要とする内容の試験でした。屋代Bチームが、分野別数学、情報で各1位、総合1位と大健闘しました。  午後時実施された実技競技は、理科、数学、情報にかかわる実験、実習、考察など、科学技術を総合的に活用して、ものづくりの能力やコミュニケーション能力などにより課題を解決する力を競い合うものでした。チームを二つに分けて作成し、それぞれコンテス...
実施日時  11月2日(水) 実施場所  本校中学棟講義室 講  師  富山大学 学術研究部理学系 土'田 努 准教授 題  目  「昆虫の暮らしを支える共生関係」 参加生徒  高校1年理数科、附属中学2年生 内  容 共生(Symbiosis)・内部共生について、高校生物の教科書の記載を交えて、説明していただきました。具体的には、昆虫とその体内に住まう共生細菌について、昆虫の体色と機能(エンドウヒゲナガアブラムシと共生細菌Rickettsiella)や、虫こぶ形成(マダラケシツブゾウムシとアメリカネナシカヅラ)に関して紹介していただきました。最後に、大学についてや研究者という職業について、先生のお考えを交えてお話してくださいました。 <生徒感想> ・高校1年の私にはわからないこともたくさんありましたが、とても面白いお話を聞くことができてよかったです!理学部などで勉強した後は、先生や研究者になる他にどのような仕事に就くことが多いのか知りたいなと思いました。 ・難しい内容も多かったが、スライド一つ一つがわかりやすく、面白かった。また、共生のところではいろんな場面でたくさんの共生が存在していて、とてもためになったし、楽しか...
実施日時  11月1日(火)実施場所  上越科学館、糸魚川ジオパーク(フォッサマグナミュージアム)参加生徒  2年理数科内  容上越科学館では、ドライアイスを使って、低温状態でのさまざまな実験を見せて頂きました。また、体験実験として、過冷却水を実際に作って凍る変化を観察したり、空き缶とドライアイスを使ってダイヤモンドダストを作る実験を行いました。フォッサマグナミュージアムでは、フォッサマグナ形成・糸魚川構造線などについての講義をしていただいた後、館内の展示物の見学をしました。次にバスで移動し、フォッサマグナミュージアムの職員の方にガイドをしていただきながら約1時間をかけて、溶岩の流れや糸魚川-静岡構造線の断層等を実際に見学しました。<生徒感想>・科学博物館では、液体の酸素や超伝導など滅多に見れない貴重なものが見れてよかった。実験では、過冷却水の実験がとダイアモンドダストの実験に応用されていてとてもためになった。家でできるような簡単なものでも驚くような結果が得られて面白かった。フォッサマグナパークでは、自然が作り出した鉱石がとても美しかった。その後の実地見学では、数万数億年前に作られた崖...
実施日時  8月27日(土)8:30~12:00実施会場  第2体育館(開閉会式)・多目的教室・2棟の各教室助言者  伊藤冬樹先生(信州大学教育学部)、樽田誠一先生(信州大学工学部)、太田哲先生(信州大学理学部)、羽田司先生(長野大学環境ツーリズム学部)、内海重宣先生(公立諏訪東京理科大学)、利根川太郎先生(JST)、奥原靖彦先生(長野県教育委員会学びの改革支援課)内  容高校2年生が各会場に分かれて、課題研究・課題研究の中間発表を、第1部は非公開、第2部は公開として、ポスターセッション形式で行いました。当日は授業公開日でしたので、一般の方(保護者の方)も多く見に来られました。県内の他の高校からも、関係の先生方が多く見に来られました。ポスターの前で熱心に説明する生徒達と、それを頷きながら感心して聴いて、時に質問や助言をしてくださる聴衆の方々、アカデミックな雰囲気が感じられる会でした。運営面の反省点があります。多目的教室には多くの聴衆が集まったのに対して、2棟の教室(特に3階)には聴いてくれる方が少なかった事です。この行事は、元々は体育館で行っていたのですが、クーラーの利いた部屋で行った方が良いのではと...
実施日  8月25日(木)実習場所  上高地コース(1・4組)  上高地ビジターセンターから散策      乗鞍高原コース(2・3組) 乗鞍自然保護センターから大雪渓、国民休暇村      志賀高原コース(5・6組) 前山リフトから四十八池の散策      戸隠化石採集コース(7組) 実習および戸隠地質化石博物館 天候やコロナ感染症が心配されましたが、全行程予定通りに、無事に実施することができました。特に天候は、何とかギリギリ逃げ切ったという感じで、前日までと当日の夕方からは降雨でした。ちなみに、学年生徒全員で自然観察実習を行っている学校は、全国のSSH校の中でも極めて珍しく、本校の特色の一つです。本校では、「実験・実習・体験」に基づいた理数系教育を重視しており、このような機会を長年積み重ねてきました。ガイドを務めてくださった講師の方々や企画をしてくださった先生方、本当にありがとうございました。 <生徒感想>(上高地)・教科書やインターネットの画像や動画で全てを知ったような気でいたが、今回の野外学習を通して、実際に自分の目、肌、耳などで自然を感じ、新しく学んだことが多い1日となった。肉眼...
実施日   7月28日(木)、8月4日(木)実施会場   稲荷山公民館(7月28日)、埴生公民館(8月4日)参加児童   25名(稲荷山公民館)、9名(埴生公民館)講  師   屋代高校生・附属中学生 27名内  容  「音の科学」①音って何だろう②ストロー笛をつくろう③ワイングラスで音を鳴らそう④ドップラー効果「夏の星座」夏の星座版をつくろうこの取り組みは、昨年から始めて、今年で2回目となります。今年の実験の内容は、「音の科学」と「夏の星座」。講師の先生たちは各自のデバイスを用いたり、実験を演示したりしながら、小学生に分かりやすいように説明をしていました。子どもたちへの問いかけやトークが面白く、終始賑やかで楽しい雰囲気の中で科学実験を行うことが出来ました。ストロー笛とワイングラスは少し工夫すればだれでも音が鳴らせる実験です。小学生たちはストローの長さを変えたり、ワイングラス内の水の量を変えたりして、講師の先生たちの優しいサポートを受けながら、熱心に取り組んでいました。埴生公民館では、理科実験の後にニュースポーツを子どもたちと一緒に体験しました。チームに分かれて点数を競い合い、大盛り上...
実施日   8月1日(月)~3日(水) 2泊3日実施会場   福島県立福島高校、東北大学工学部、つくばの研究施設参加生徒   生徒32名(1学年4名、2学年26名、3学年2名)内  容 福島県立福島高等学校との交流、屋代高校OBとの交流(1日目)東北大学工学部訪問(2日目)筑波実験植物園、CYBERDYNE STUDIO、筑波宇宙センター見学(3日目)1日目、福島高校からは「ポルサイトの循環合成の最適条件の検証と自作リークテスト器による流水実験」、屋代高校からは「電気分解による消毒液の作製の研究」と、それぞれSSHの課題研究の発表がされました。その後、簡易放射線測定器はかるくんを使って、校舎周辺の放射線測定実習行いました。さらに、SSH主任教諭の高橋先生から震災当時のお話を聞かせていただき、地震の影響の映像、相馬の津波後の様子の映像を見ました。最後には、「他県からみた福島」「震災後の福島」について、グループディスカッションを行いました。宿舎では、夕食後に屋代高校卒業生5名の先輩が来てくださり、座談会が行われました。先輩からの勉強方法や勉強のスケジュール、大学の魅力など、高校生の質問にも答える形で進めました。2日目は、東北大学工学...
実施日  7月14日(木)~15日(金)実施会場  屋代高校 多目的教室他参加生徒  2年理数科講  師  東京大学 山岸光義 先生、 東京大学 鮫島寛明 先生東京大学木曽観測所 森 由貴 先生T  A  東京大学大学院理学研究科天文学専攻 修士 成田佳奈香さん、船越菜月さん内  容  実習1「視角をつかって距離を測る」実習2「銀河までの距離を測る」実習3「宇宙の年齢を求める」グループ発表各班で作成したスライドをスクリーンに投影し、宇宙の年齢についての思考過程と結論を説明(各班質疑応答含めて10分程度) 宇宙の年齢を求める事を目的として、銀河までの距離を計算するためのデータ収集を行い、後退速度の情報を合わせて、各班で考えて発表するという内容です。講師・TAの方が上手に手を入れてくださり、班ごとにそれぞれユニークなモデルを考えながら話し合いを進めることが出来ました。今年度からは、生徒は全員iPadを持っていたので、テキストを電子配布として、グループ発表もiPadを用いて行いました。学校にあるsurfaceも用いて、一人二台のデバイスを駆使して実習が進みました。各班の発表内容について、講師の先生方より事...
7月8日(金)に茨城大学教育学部学校教員養成課程教授 小口祐一先生をお招きして、「ICTを活用した統計的問題解決とコンテストに向けて」をテーマにご講演をいただきました。      PPDACのサイクルをもとに①問題の発見、②調査の計画、③データの収集、④分析、⑤結論を順序だてて考えていくことの大切や、実際にデータの資料からスプレッドシートを使ってグラフをつくるなど、具体的な方法まで教えていただきました。 また、内閣府の調査データと自校のデータの比較の方法や用紙へのまとめ方など、統計グラフコンクールに向けて生かしていけることが多くありました。  1時間という短い時間でしたが、内容の濃い講演会でした。 ありがとうございました。            
実施日  7月8日(金)実施会場  中学棟講義室(中学1年生)・2棟パソコン室(高校1年理数科)講  師  茨城大学教育学部 教授 小口 祐一 先生内  容  演題「ICTを活用した統計的問題解決とコンテストに向けて」統計グラフコンクール、統計データ分析コンペティション、データサイエンスコンテストなどのコンクールに出品することを目標として、データの収集方法やデータ分析の手法についての解説を受けた後、実際にSSDSEのファイルを用いてグラフを作成したり、分析したりする演習を行いました。また、昨年度のコンクールやコンテストの作品を見ながら、作品の良い点や修正した方がいい点などの解説をしていただきました。参加した生徒達はパソコンソフトを使うことにより、簡単にデータの分析ができることにびっくりしながら、楽しく演習に取り組むことが出来ました。短時間の演習でしたが、今回の講演会を機に統計に興味を持ち、一人でも多くの生徒がコンテスト等に挑戦してもらいたいと思います。<生徒感想>・この講演を聴いたことで、今まで資料を作る時にしか使っていなかったエクセルで様々なデータを素早く見やすいグラフに変換できることを...
実施日   6月16日(木)5・6時限実施会場   理科講義室参加生徒   3年理数科11名講師(交流先) アリーシャ・トンプソン先生 Wenona校 (高3生10名程度、女子高) この取り組みは、昨年に初めて実施し、今年で2回目となります。事前準備として、3年7組では5月9日(木)の昼休みから5時限を利用して、2年次の課題研究の英語での発表会をクラス全体(10グループ)で行いました。発表後に、スライドの分かりやすさ、聞き取りやすさ、熱意などを互いに評価しあい、高得点だった3グループをWenona校とのオンライン交流代表グループとしました。代表生徒達は放課後などに英語教員(ネイティブ)と練習を重ねました。交流相手のWenona校は女子校で、STEM(科学技術や数学)に力を入れている一貫校です。当日は4限目に接続準備をして、昼休み中の13時からオンラインによる交流がスタート。簡単な挨拶と1年7組が作成した学校紹介VTR(英語)を上映しました。Wenona校の学校紹介はライブ中継で学校中を見せてくれました。室内プール、スポーツジムがあり、高級リゾートのような学校でした。その後、屋代高校とWenona高校の順番で交互に研究発表および...
実施日  6月16日(木)5・6時限実施会場  2年7組HR、パソコン教室参加生徒  2年理数科講  師  屋代高校を卒業した大学生8名(北海道大学総合入試理系、トロント大学コンピュータサイエンス学部、信州大学工学部、東北大学理学部、大阪大学基礎工学部、東京都立大学システムデザイン学部、早稲田大学先進理工学部、北里大学理学部)内  容  オンラインによる課題研究の構想相談 ・課題研究各班の相談(1グループ3分以内) ・講師の方から(1人3分以内)・zoomのブレークアウトルームを用いて各班ごとに個別相談 2年理数科が取り組んでいる課題研究をより充実したものにするために、構想の段階で、講師にオンラインで相談してアドバイスを受ける会を、今年度初めて実施しました。講師の方々は大学の様子や高校時代の時間の使い方、課題研究が大学受験にどのように繋がっていくか等、様々な視点から生徒にアドバイスをしてくださいました。2年理数科の生徒たちは、屋代高校の先輩の話を熱心に聞いていました。講師は、課題研究について自らの体験を交え、どのような力が身につくのか、それが進路や大学でどのように生かせるのかなどを話してくださ...
実施日  2022年6月11日(土)実施会場  長野県上田高等学校基調講演  「Z世代が考える地球の今」 露木志奈 氏内  容  多角的視野から解決策を考える―持続可能な生活実現に向けた私たちの誓い―1 Opening Event 2 Keynote Speech 3 Discussion in breakout sessions ・Ethical Consumption・Human Rights・Education ・Environment ・Poverty ・Water and Sanitation 4 Closing Ceremony 本校からは12名が参加し、1グループ(4名)が発表を実施しました。発表の題目は、「Water and Sanitation 発展途上国の水質」です。内容は、塩水化した水の利用(実験)EDIで塩分濃度を低くすることができるというもので、汚染水を発電に利用する方法に関する発表でした。各分会に分かれてのディスカッションは、テーマが壮大(海水の有効利用など)であったため、若干抽象的な議論に終始していまい、「私たちにできること」まで議論が及ばなかったのが少し残念ではありましたが、参加生徒は海外からの参加者と意見交換ができたことで、満足感が大きかったと思います。同年代の日本語の母国語話者でない人と、英語で話す機会はとても貴重であると実感しました。<生徒感想>・即興で...
第38回 SSHサイエンスフォーラム 日時 令和4年5月10日(火)場所 屋代高校 HR教室(オンライン開催)講師 JAXA火星衛星探査機プロジェクトチーム主任研究開発員 澤田弘崇 氏 演題  「はやぶさ2が挑んだ世界初のサンプルリターンミッション」 詳細  arkhe ハトニワをご覧下さい。
実施日  5月24日(火)放課後16:10~17:30実施会場  地学教室(3棟2階)参加生徒  19名(中学生も含む)講義テーマ 「SDGs 私と世界、今と未来をつなぐ」講  師  公立大学法人長野県立大学 大学院ソーシャル・イノベーション研究科 教授 グローバルマネジメント学部 教授 ソーシャル・イノベーション創出センター長  秋葉 芳江 氏 昨年度に引き続いて、長野県立大の秋葉先生に来ていただきました。SDGsの世界的意義や背景、概要についての紹介が最初にありました。SDGsという言葉は聞いたことがある生徒は多いと思うのですが、その具体的内容について、時代背景や日本の立ち位置を交えて教えて頂きました。この新しい価値観に関して、欧米では当初から新しいビジネスのチャンスと捉えていたのに対して、日本では環境問題あるいは外交問題としてしか捉えていなかったために、経済・産業全体としての初動が欧米よりも遅れてしまったことや、長野県内には世界が注目する企業が多く存在していることを学びました。後半は、SDGsを意識した現物を手にとり、そこに記されているマークの意味を調べる等して、身近な生活とのつながりを具体的に知るこ...
実施日  5月10日(火)5・6時限 13:40~15:40実施会場  各HR(オンライン講演会)演  題  「はやぶさ2が挑んだ世界初のサンプルリターンミッション」講  師  宇宙航空研究開発機構Japan Aerospace exploration Agency(JAXA)火星衛星探査機プロジェクトチーム主任研究開発員 澤田 弘崇 氏 澤田先生のプロフィール1976年、長野県生まれ。博士(工学)。東京工業大学大学院理工学研究科機械宇宙システム専攻博士課程修了。2004年、JAXA総合技術研究本部誘導・制御システムグループ。月・惑星探査プログラムグループ開発員、「はやぶさ2」プロジェクト 主任研究員を経て、2019年より現職。宇宙探査イノベーションハブ主任研究員を併任。https://www.isas.jaxa.jp/feature/interview/147.html                              今回は、澤田弘崇先生にオンライン形式でJAXAから講演していただきました。まず、長野市(北部中学・長野高校)の出身という自己紹介から始まり、親近感が湧きました。スライドや動画を多く用いた講演内容は、とても分かりやすく、ドラマのように講演会が進んでいって、内容に引き込まれていった生徒...
令和3年度信州サイエンスミーティングにおいて、3月20日(日)に研究発表、3月7日(月)~25日(金)にポスター発表が開催され、本校の課題研究の2つの班が優秀研究発表賞・優秀ポスター賞を受賞しました。 〇優秀研究発表賞 「天然の撥水剤?! ~ブロッコリーブルームの研究~」 〇優秀ポスター賞 「電気分解による消毒液の作成」 信州大学理学部からは、「多角的・多面的に検討したことは高く評価できる。トライ&エラーの繰り返しの中での発見を端緒に新たな実験を考案している」「次亜塩素酸水の生成機構を理解した独創的な研究」等と講評をいただきました。 今後の研究のさらなる発展が期待されます。
第37回 SSHサイエンスフォーラム 日時 令和4年3月16日(火)場所 屋代高校 HR教室(オンライン開催)講師 同志社大学生命医科学部特別客員教授・東北大学特任教授 渡辺 政隆  氏 演題  「ダーウィンの冒険 ~なぜこんなにたくさんの生きものがいるのか~」 詳細  arkhe ハトニワをご覧下さい。   arkhe179.pdf ハトニワ
第36回 SSHサイエンスフォーラム 日時 令和3年5月11日(火)場所 屋代高校 第一体育館講師 千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター 室長 先川原 正浩 氏 演題  「ロボットと共生する未来社会」 詳細  arkhe ハトニワをご覧下さい。 arkhe165.pdf ハトニワ
中高生・スポーツデータ解析コンペディション2021の結果が発表され、本校2年生の生徒が「最優秀賞」を受賞しました。     「データ解析を通じた「弓道」の科学的分析~和弓の仕組みの科学的分析~」              竹田美波 八田京子(以上2-6) 宮田葵(2-3) 村田歩佳(2-7)                  (日本統計学会統計教育分科会 ワークショップ内で結果発表)  ポスター.pdf  結果発表ホームページ
3月18日(金)に、2年理数科の「課題研究」と普通科の「課題探究」の発表会が実施されました。この1年かけて研究した成果を、口頭発表でプレゼンしました。普通科「課題探究」の発表は、2年目となります。1年次で取り組んだ一人一研究から、さらに深まった研究を行うことを目的にこの1年間取り組んできた成果を発表し合いました。とても工夫された発表が多く、参加した1年生にとっても刺激になったと思います。 課題研究(理数科)     課題探究(普通科)    詳しくは、arkhe、ハトニワをご覧ください。 arkhe179.pdf ハトニワ
3月17日(木)に、「一人一研究・一人一研究α」の全体発表会を開催しました。例年は、あんずホールでの開催なのですが、使用できないため今年も昨年に引き継続き第2体育館で開催しました。各クラスから2名が推薦され、高校生14名が、学年全体でプレゼンを行いました。また、附属中学の卒業研究から2つの発表も実施されました。英語でのプレゼンもあり、国際性を意識した取組に変容していることを実感しました。みんなこれまで研究して準備してきた成果が現れていたと思います。発表者には、同窓会から記念品と図書券が贈呈されました。    詳しくは、arkhe、ハトニワ をご覧ください。 arkhe179.pdf ハトニワ
3月16日(水)に、ずっと延期なっていた37回目となる「SSHサイエンスフォーラム」をオンラインで開催しました。    テーマ 「ダーウィンの冒険 ~なぜこんなにたくさんの生きものがいるのか~」    講 師 渡辺 政隆 氏 (同志社大学生命医科学部特別客員教授・東北大学特任教授) 誰もが知っているダーウィンについて、様々な話をしていただきました。昔は医師を目指していたことや、虫の採集に夢中になっていた話、実はミミズの研究に一番力を入れていた話など、興味深いお話ばかりでした。進化論といえばガラパゴス諸島を思い浮かべますが、ダーウィンフィンチの話にも触れていただき、ダーウィンの偉大さをあらためて実感しました。         詳しくは、arkhe、ハトニワ をご覧ください。 arkhe179.pdf ハトニワ  
3月12日(土)に「第14回データビジネス創造コンテスト」の 本選発表会・審査会・表彰式が行われ、本校2年理数科の生徒2チームが本選に出場し、1チームが高校生部門賞を受賞しました。今回のテーマは「日本から発信!コンテンツデータを活用した新たなライフスタイルのカタチ」というものでした。   高校生部門賞 「映画と医療の連携!~コロナ禍の映画館を盛り上げよう!~」          チーム「あやみん」 大谷彩日 栁沢栞奈 内山みな美(以上2-7)               入賞 「GOOD HEALTH~食を通じて健康な体に~」          チーム「ぶろっこりー」 北村未有 塚原希々花 村田歩佳(以上2-7) 第14回データビジネス創造コンテスト
「課題研究(理数科)」「課題探究(普通科)」 発表会   令和5年度「課題研究(理数科)」「課題探究(普通科)」の発表会を下の日程で行います。参加を希望する方は、開催要項をご覧になり、Googleフォームよりお申し込みください。なお、理数科の課題研究発表会は、後日動画配信いたします。視聴を希望する方は、開催要項をご覧になり、Googleフォームよりお申し込みください。   日  時  令和6年 3月18日(月)  受付 9:00~場  所  屋代高等学校 多目的教室(課題研究)             普通教室(課題探究) 参加申込 2023課題研究・課題探究発表会開催要項.pdf(PDF) 参加申込 締切 3月 4日(月) 動画視聴 締切 3月11日(月)
2月9日(水)に、1年理数科対象の「サイエンスダイアログ」を実施しました。3日には2年理数科対象に実施しましたが、今回は1年生が初めての英語の講義に臨みました。日本語の解説で内容を理解できたようですが、英語での聞き取りは難しかったようです。でも、また講義を受けたいという生徒がほとんどで、英語力の必要性を強く感じたようです。  講 師: Sadhana SHRESTHA博士 (東京大学・未来ビジョン研究センター(IFI))  国 籍:中国    研究分野:生物系科学・植物分子および生理科学関連  内 容:ネパールでの水問題を研究されていおり、水質汚染等の問題について現状と研究結果についてお話いただきました。    詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe178.pdf
2月7日(月)に、1年理数科対象の「ジオサイエンス連携講座」を実施しました。連携講座は11月にも実施していますが、今回は信州大学名誉教授の鈴木啓助先生を講師にお招きし、「地球温暖化と地域での応答」という内容で講義をしていただきました。様々なデータや資料を使って、今現在地球規模で起こっている事象について分かりやすく講義をしていただきました。事前学習を時間かけて行ってきたので内容も理解しやすかったようです。長野県の地域(諏訪市・軽井沢町等)に関する情報も紹介していただき,温暖化に関する考え方の一端を勉強することができました。   詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe178.pdf
2月3日(水)に、2年理数科対象の「サイエンスダイアログ」を実施しました。これは、海外から日本の大学に来て研究している若手研究者の研究に関する内容を英語でレクチャーしてもらうものです。2年生は昨年もこの講義を受けており2回目となります。今年は新型コロナの影響でオンラインでの実施となりましたが、熱心に英語での講義を理解しようとしている姿がありました。昨年よりは聞き取れたようです。   講 師:Gerardo VALADEZ HUERTA(信州大学・先鋭材料研究所)   国 籍:ドイツ    研究分野:工学系科学・ナノ材料科学関連   内 容:シュレーディンガーの方程式に触れ、分子シミュレーションをするソフトを使う様子を見せながら、燃料電池を高効率で反応させるための触媒をシミュレーションで探し出す様子を示してくれました。    詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe178.pdf
 1月31日(月)の午後に、「信州SDGsアワード2021」で受賞したグループの表彰式と研究発表会が、オンラインで実施されました。本校からは、2年課題探究のグループが応募し、県知事賞を受賞しました。  表彰式には、阿部長野県知事が出席し、オンラインでしたが阿部知事から木製の賞状が授与されました。研究発表会では、受賞した小学生の部(3校)、中学生の部(2校)、高校生の部(3校)が10分程度プレゼンを行い、審査員から講評をいただきました。以前本校でSDGsの講演をしていただいた、長野県立大学の秋葉先生も審査員として参加されており、本校の受賞についてお祝いのメッセージをいただきました。   県知事賞 高校生の部     「体の中にプラスチックが…?! ~海洋汚染について考えよう~」                           角田和佳 堀川莉奈 木藤安耶 田渕華子    詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe177.pdf 信州SDGsアワード2021 プレスリリース      
 1月26日(水)に、1年理数科対象の「バイオサイエンス連携講座」が実施されました。今年は環境問題を取り上げ、国立環境研究所の青野先生に依頼して講義をしていただきました。新型コロナの影響によりオンラインによる講義となりましたが、生徒たちはオゾンと植物との関係性についての話を、熱心に聞き入っていました。休み時間には生徒から多くの質問が出され活発に議論されてました。また、この講義は中学2年生にも実施しました。   講 師:国立研究開発法人国立環境研究所 生物多様性領域 副領域長 青野 光子先生   テーマ:(高校理数科)「動かず黙って消せ~ 葉っぱのストレス解消法 ~」        (中学生) 「対流圏にいると悪い奴  オゾンに50年ほど耐えてる件」    詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe177.pdf
1月14日(金)・17日(月)の2日間かけて、1学年で取り組んできた「一人一研究・一人一研究α」の発表会がクラス内で実施されました。発表は口頭発表形式で行われ、これまで個人で研究してきた成果を発表し合いました。今年は個人所有のタブレット端末を活用して、レポートやスライドの作成をし、今回の発表もそれぞれの端末を使って行われました。質問も多く出され、有意義な時間となりました。また、相互評価も行い、クラスで高い評価を受けた2名が、3月の全体発表会で発表します。    詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe177.pdf
 12月25日(土)の午前に、本校の生物教室において「ウニの発生観察教室」を実施しました。これは、地域交流の一環で、地域の理数教育の普及を目的に毎年実施しているもので、近隣の小学生や保護者を対象に参加を募っています。昨年に続いて、コロナ対策のため参加人数を減らしての実施となりました。1年理数科の生徒や理化班の生徒もアシスタントとして関わり、顕微鏡の操作や観察の仕方など熱心にアドバイスをしていました。また、理化班の生徒はクラブ活動の中でウニの研究をしており、その成果を発表してもらいました。     くわしくは、arkheをご覧ください。 arkhe176.pdf  
 12月25日(土)に、大阪府立大手前高校を会場に、「マスフェスタ」が開催され、本校理数科の課題研究班(数学分野)3名が参加しました。これは数学分野に特化した研究発表会で、全国から約50のグループが参加し、ポスターセッション形式で交流し合いました。多くの専門的な助言もいただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。   参加生徒    研究テーマ 「物体の固有振動数と物体の強度との関連性」             竹田美波 市野桃音 南澤哲輝 (以上2-7)    詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe176.pdf
 12月18日(土)に、和歌山県の「データ利活用推進センター」において、「第5回和歌山県データ利活用コンペティション」の最終審査会が開催され、一次審査を通過した本校のグループが、この日のプレゼンに臨みました。昨年も参加し、「政策アイデア賞」を受賞しましたが、今年は「協賛企業賞」を受賞することができました。   協賛企業賞 「ワイヤ・アンド・ワイヤレス賞」   テーマ「いざ、白銀の世界へ」       チーム名 好き!好き!スキー!  市野桃音 竹田美波(2-7)    詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe176.pdf 和歌山県データ利活用コンテスト HP
12月18日(土)に、総合教育センターを会場に「信州サイエンスキャンプ」が開催されました。これは、県内のSSH校や理数科設置校の課題研究グループが参加し、口頭発表形式で成果発表を行い、意見交換や助言をいただくもので、令和4年度全国高等学校総合文化祭県予選を兼ねているので、県内の自然科学部の発表も実施されました。どの分科会でも活発に発表交流が行われ、刺激になったようです。 本校参加テーマ   生物分野 「バフンウニ飼育方法の確立と発生の観察」   化学分野 「生分解性プラスチックの実用化」   物理分野 「物体と水面上にできる波紋の関係」   地学分野 「虹を見る夜 ~月虹の発生条件の検証~」   情報分野 「渋滞解消から見えてくる新たな交通機関の利用形態」   詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe176.pdf  
12月15日(水)に、理数科2年対象の「アカデミックサイエンス化学連携講座」を実施しました。信州大学名誉教授の東原秀和先生をお招きし、「炭素の化学 ~ナノカーボンの世界と21世紀のナノテクノロジー~」というテーマで講義をしていただきました。炭素の同素体であるフラーレン、ナノチューブ、グラファイト(黒鉛)についてその製造方法や特徴を説明していただき、実際に模型を作成してその構造を確かめました。模型があることで、とても理解しやすかったようです。       詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe175.pdf
12月8日(水)の午後に、坂城中学校の理科室を会場に、「サイエンス交流会」を実施しました。参加したのは2年理数科の生徒9名で、2グループによる科学実験を行ない、参加した中学生も体験できる形で実施しました。気化熱を利用して氷の結晶を作ったり、一瞬でポットから煙(蒸気)がでたり、中学生も興味津々で目の前の化学変化を楽しんでいました。偏光版つかった万華鏡の作成も好評でした。最後に、坂城中学を卒業した理数科の生徒が、理数科の様子をスライドを使って説明し、中学生からの様々な質問に答えました。とても貴重な時間を過ごせたと思います。       詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe175.pdf  
12月6日(月)に、「つくばサイエンスツアー」を実施しました。8月にも2日間の日程で実施しましたが、今回は日帰りでの実施で、「CYBERDYNE STUDIO」と「筑波宇宙センター(JAXA)」の2つの施設を訪問しました。CYBERDYNE STUDIOでは、最先端のロボット技術とふれ合えることでき、「HAL」という身体機能を改善・補助・拡張・再生することができる、世界初の装着型サイボーグについて学習し、実際に動かす体験をしました。筑波宇宙センターでは、展示見学のみでしたが、ここでしか見られない人工衛星やH-Ⅱロケットの実機などがあり、1時間という限られた時間でしたが、貴重な時間を過ごすことができました。         くわしくは、arkheをご覧ください。 arkhe175.pdf 
 1年のSSH科目である「国際情報」のプログラムとして、11月から台湾の高校とオンラインよる交流を始めました。11月24日(水)は、1組・4組・7組の生徒が、台北市立和平高級中学の生徒と、タブレット端末を使って交流しました。各クラス6つくらいのグループを作り、グループ単位で実施しました。初めての交流ということもあり、接続に戸惑う場面もありましたが、すべてのグループが相手のグループとつながることができ、英語による会話が飛び交っていました。9日にも3組と5組が、台北市私立幼華高級中等学校と私立新民高級中学と交流しています。  予定では、3回交流することになっており、2回目はお互いに発表しながら交流する予定です。       
SSH連携授業で中学校1学年対象に「信州の地質を知って地震災害に備えよう」と題して、信州大学特任教授の大塚勉先生にご講演をいただきました。   日本列島における地震発生のしくみ、長野県内における地震の歴史について、そして減災についてスライドを見ながら話を聞きました。     「長野県は活断層によってつくられた盆地の集合体である」を教えていただき、私たちのすぐそばで大きな地震が起きても不思議ではないなと、改めて実感しました。   また、長野県でも過去に大きな地震が何度も起きていることから、他人事ではなく、自分事として考えていく必要があります。いつ起こるかわからない地震において、どうやって減災をしていくのか、考えるきっかけになったと思います。  
11月22日(月)に、1年理数科対象の「ジオサイエンス連携講座」を実施しました。信州大学特任教授の大塚勉先生をお招きし、「信州で地質学を学ぶこと」というテーマで講義をしていだたきました。地質調査の基礎(フィールドワークの方法など)から、地層の読み方、付加体の形成過程、日本列島のでき方、東アジア地域の地質など、地質学全般に関する内容を、多くのスライドを用いて説明していただいたほか、立体視鏡を用いた変動地形の読み方も教わりました。   詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe174.pdf
11月14日(日)に、総合教育センターを会場に「信州サイエンステクノロジーコンテスト」が実施されました。これは、「科学の甲子園全国大会」の長野県予選であり、ここで優勝したチームは3月につくば市で開催される全国大会に長野県代表として参加します。本校からは、2年生チームと1年生チームの2チームが参加し、筆記競技と実技競技に臨みました。筆記競技は、数学、理科(物・化・生・地)・情報に関する問題を120分で解答するもので、実技競技は、事前に内容が示されており、倒れやすい箱・倒れにくい箱を、指定された材料で制限時間内に作成し競いました。  結果は以下の通りです。   屋代Aチーム(2年):総合5位(筆記5位 実技5位)  部分別1位 物理 地学   屋代Bチーム(1年):総合12位(筆記8位 実技13位)      詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe174.pdf  
11月13日(土)に「パソコン甲子園2021」の本選が実施されました。今年もオンラインによる実施となり、9月に実施された予選を突破した本校のチームが、昨年に引き続き本選に臨みました。上位入賞は果たせませんでしたが、健闘を讃えたいと思います。   本選出場 プログラミング部門 チーム名『TeamPython』                     伊香賀 太一、長﨑 大(3-1)     パソコン甲子園2021                  
11月11日(木)に、1学年が取り組んでいる「一人一研究」に中間発表会をクラス内で実施しました。今年の1年生から、個人のタブレット端末を活用して探究活動を行っており、今回の中間発表でも、それぞれが作成してスライドを使ってこれまでの研究成果を説明していました。25日(木)には、他のクラスの生徒とグループを作って発表し合います。  
11月8日(月)に、2年理数科アカデミックサイエンスプログラムとして「ジオパーク実習」を実施しました。例年、6月に新潟のセメント工場を見学して、化学分野の学習をしていましたが、新型コロナの影響で実施できなかったため、糸魚川ジオパークにご協力をいただき、1日実習を行いました。午前中はフォッサマグナミュージアムで学芸員の茨木さんからレクチャーを受けた他、小麦粉ときな粉で日本列島の形成について学習する実験を行ないました。午後はフォッサマグナジオパークで断層を見学したり、須沢海岸で石の標本つくりを体験しました。     詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe174.pdf
11月5日(金)に、2年理数科「課題研究」の中間発表会を実施しました。8月のポスターセッションによる中間発表会の続いて、今回は口頭発表による発表を行いました。かなり進んでいるグループや、まだデータが十分でないグループなど様々ですが、仲間や先生からの質問や助言を参考にして、3月の最終発表へ向けてまた活動していきます。
11月8日(月)に、1年理数科「バイオサイエンス」のプログラムである、「サイエンス・ラボ」を実施しました。これは総合教育センターで4種類の実習を行うもので、1日に2種類、2日に分けて実施します。実習内容は、茎頂組織の観察といったバイオ分野だけでなく工業的な内容なども含まれています。電子顕微鏡の操作など、初めての経験ばかりで、かなり刺激を受けたようです。2回目は、12日(金)に実施されます。   実習内容     ①電子顕微鏡(SEM)での観察     ②バイオテクノロジ-の基本操作と画像処理     ③パブリッシング(展示用印刷物)     ④モーションキャプチャ技術とアニメーション製作     詳しくは、arkheをご覧ください。 arkhe173.pdf
11月4日(木)に、2年理数科の「アカデミックサイエンス」として、東京大学大気海洋研究所の横山佑典教授をお招きし、気候変動に関する講義をしていただきました。毎年本校で講義をしていただき、米国海外研修でも横山先生にはお世話になっております。今年は、中学3年生が「SDGs」の取組みに力を入れていることもあり、中学3年生対象にも講義をしていだきました。ちょうど世界ではcop26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)が開催されており、関心の高いお話を聴くことができました。また、今年ノーベル物理学賞に輝いた真鍋先生の話題にも触れていただき、同じ気候変動の研究でも、アプローチの仕方が違う話など、興味深い話ばかりでした。炭素循環について詳しく説明していただき、ただ単にCO2の増加を懸念するのではなく、CO2がどこから発生し、どんな作用をもたらしているCO2かを調べて対応する必要があることがわかりました。今後も気候変動について関心が高まると思いました。また、今回横山先生がここに来る前に奄美へ調査に訪れており、そこで採取した話題の「軽石」も実物を用意していただき手に取って見ることができました。確かにとても軽かっ...