新着情報
実施日時 5月11日、19日、23日
実施会場 屋代高校 2年7組HR教室、コンピューター教室
参加生徒 高校2年7組(理数科)
講 師 信州大学工学部 教授 デービッド・アサノ 先生
内 容
1日目は高校数学で用いる数式や関数(桁数の大きな数字、小数、分数、加減乗除、ルート、累乗、指数、対数、分数の数式、三角関数、等式、不等式)を、英語ではどのように言い表すのかを教わりました。2日目は、HTMLの基本的なタグについて学習した後、実際に自分のBLOGを作成しました。3日目は、前回学習したHTMLにJavascriptを加えて、簡単なプログラムを作る学習をしました。
最初は、対数の言い方が難しく、聞き取るのが大変そうな生徒もいましたが、生徒はフルに頭を回転させてだんだん積極的に取り組み、答えがわかった生徒は自ら手を挙げるようになりました。
英語の聞き取りが苦手な生徒、コンピュータ操作が苦手な生徒、タイピングが苦手な生徒と様々ですが、直接アサノ先生に指導をしていただいたり、仲間同士で助け合ったりしながら、喜々として積極的に取り組んでいました。大半の生徒にとってHTMLの使用は初めての経験で、こういった実習演習は非常に興...
実施日時 5月21日(日)
発表会場 千葉県幕張メッセ
参加生徒 高校3年理数科 2名
発表題名 墓石地震学〜地質で変わる墓石転倒率〜
内 容
例年参加しているJpGU日本惑星科学連合の高校生セッションですが、今年度は久しぶりに現地参集で実施をすることができました。ポスター形式の発表で、会場には高校生の発表の他に、大学・研究所・企業等のブースが多数ならび、地学系研究の最先端を垣間見ることができました。
本校生徒の発表内容は、昨年度に課題研究で取り組んだ墓石地震学に関するもので、3年前の卒業生が課題研究で取り組んだ内容の継続的な研究になります。先輩の研究の後を継いで研究すると、内容がより深いものになると思います。現高校1年生・2年生の方は参考にしてみてください。JpGUは一週間という長期間で行われている国際的学会で、地学の全分野の研究者が一堂に会する学会です。地震学だけでなく多くの分野の専門家が高校生の発表を見てくださり、様々な角度からアドバイスを受けることができました。
<生徒感想>
・教授たちが来ると聞いてとても緊張していたけれど、優しかったので安心した。省いてしまった資料のデータも省...
実施日時 5月16日(火) 16:00~18:00
発表形態 オンライン
参加生徒 高校3年普通科 2名
発表題名 蜃気楼
内 容
昨年度に課題探究で取り組んだ内容を、学会のジュニアセッションで発表しました。日本気象学会ジュニアセッションでは、全国から21グループの中高生による研究発表がオンラインで行われて、気象学を専門とする大学の先生方や研究者から、様々なアドバイスを受けることができました。
課題探究の内容は、3年生になるとSS探究の時間に深めていくことになります。また、平日の放課後に、興味関心が似ている全国の高校生と繋がることができた事も収穫でした。
<生徒感想>
・蜃気楼の再現を目指してつまずいたところについて、ドライアーを利用して進めると言う方法を提案をいただき、とても面白かったです。また、私たちが行った実験が失敗した理由も教えていただき、知識が深まりました。他に蜃気楼について研究していたチームがあり、面白かったです。
・空間を仕切ることに固執していたが,似たような内容のグループはひらけたところで実験をして結果が出ていたし実際の蜃気楼もすごく広いとはいえひらけたところで発生するから,次...
実施日時 2月11日(土)実施場所 屋代高校3棟2階 生物教室参加生徒 高校1年理数科7名対象児童 千曲市内の小学校5・6年生と中学生、保護者内 容植物に含まれる色素“アントシアニン”が水溶液の性質を調べる指示薬になり、酸性やアルカリ性の強弱によって色が変化することをレモン汁や重曹、洗剤といった身近な製品を使って観察しました。アシスタントの生徒は、化学や生物の授業で学んだ知識をもとにタブレットで作成したスライドを活用して児童や保護者に分かりやすく教えてくれました。参加した小学生の皆さんには自宅でも追加実験ができるように、アントシアニン色素を染み込ませた試験紙をプレゼントし、皆さん喜んで帰っていきました。<生徒感想>・先生方が事前に準備してくださってとても助かりました!みんなで協力してスムーズに進んだのでとても楽しかったです!またやりたいです!・小学生に噛み砕いて説明をすることで自分の理解も深めることができてよかったです。とても楽しかったです。・大変だったけど、小学生や中学生と交流することができて楽しかったので良かったです!ありがとうございました。<参加児童生徒の感想>・最初は色が...
実施日時 2月5日(日)実施場所 東京都立外山高校参加生徒 本校2年理数科2名発表タイトル「次世代バイオエタノールの生成」内 容コロナ禍ではありましたが、ほぼ例年通りに会が運営されました。戸山高校生の発表会に他校の生徒の発表も含むスタイルで、会の運営は戸山高校生が主体となって行いました。発表はポスターと口頭発表の2部制でした。ポスターセッションでは他校の生徒の実験成果を間近に見聞きし、生徒たちは大きく刺激を受け感化されたようでした。口頭発表では他校生との発表の仕方や工夫を学び、自分たちの成果については大学や他校の生徒職員からの質問をうけ、さらなる内容の充実に気づけるものとなったと思います。<生徒感想>・発表に向けた準備は今までやってきた実験をまとめ、相手にわかりやすく伝えるためにはどうしたらよいか、研究を客観的に考える良い機会でした。また、他の学校の生徒の皆さんの発表を聞いたり質問などを通してコミュニケーションをとったりしたことは自分たちの研究をまた違った方向から見直すきっかけになりましたし、他の人のプレゼンテーションにはスライドの構成やアピールの仕方など参考になる点が多くあり...
実施日時 2月7日(火) 13:40~15:40実施場所 屋代高校3棟2階 理科講義室参加生徒 高校2年7組講 師 Dr.Tetiana A. YATSENKO 先生(順天堂大学医学部)演 題 「線維素溶解について」内 容 YATSENKO博士はウクライナ出身で、豊かな自然のお話の一方で現在は戦火で大変な状況である様子も伝えていただきました。科学の話の冒頭では、各テーブルにゼラチンゼリーの入ったチューブが配られ、パイナップルの一切れをそこに加える作業からはじまりました。お話を聞いているうちに、ゼリーが溶けて液体になっていました。博士の研究内容は一貫してタンパク質分解酵素に関連しており、先ほどの観察もパイナップルが出す酵素がゼラチンを分解したそうです。こうした研究が脳梗塞の予防や、ガンの転移を防ぐことにつながるというお話でした。5時間目は聞くことがメインでしたが、6時間目は生徒からの質問に講師が答え、講師からの質問に各テーブルの代表者が果敢に答えました。<生徒感想>・講師の先生が話す英語はとてもわかりやすく、専門用語も含まれていましたが去年よりも理解できた割合が増えてとても嬉しく思いました。生物に関する興味も...
実施日時 2月3日(金) 13:40~15:40実施場所 屋代高校3棟2階 理科講義室参加生徒 高校1年7組講 師 Dr. Sandeep SEN 先生(筑波大学生命環境系)演 題 「クロコショウ野生種と栽培系統の過去と将来」内 容 筑波大学生命環境系、津田吉晃研究室所属のSandeep SEN博士(インド出身)をお迎えして英語で研究内容を講義していただきました。津田先生も付き添いで来てくださり、要所要所で日本語での解説をしてくださった。博士は、コショウの仲間の野生種が、どのように進化してきたかを解析しており、その手法を説明してくださった。野生種から栽培種を作成してきた人類の歴史の話から、生物多様性の大切さを説かれました。後半は生徒からの質問に講師が答え、講師からの質問に各テーブルの代表者が答えました。<生徒感想>・英語で講義を受けることは初めてだったので緊張していたのですが、難しい内容のスライドをフィードバックしてくださったり、後で質問を受けてくださったりして、とても面白かったです。また初めて知ることが多く、生物多様性に対して強い興味を持ちました。・難しい単語がたくさんありましたが、英語の講義を聞...
<ジオサイエンス連携講座> 報告実施日時 1月23日(月)実施会場 屋代高校3棟2階 地学教室参加生徒 高校1年7組(理数科)講 師 信州大学 名誉教授 鈴木啓助 先生演 題 「地球温暖化と地域での応答」内 容昨年までは1時間の枠で実施していましたが、内容が盛りだくさんで多岐に渡り、生徒が考える部分が多いという理由で、今年度は2時間に拡大した時間枠で実施しました。地球の物質循環,特に水の循環が専門で、南極越冬隊員としての経験もある鈴木先生から,地球環境に関する特別講義をしていただきました。太陽放射と地球放射の釣り合いから地球大気・地表面の温度をシミュレーションした話に始まり,温室効果,平均気温の変化等に話が進みました。南極の氷から,地層のように過去の環境を読み解いていく過程を教わり,地球温暖化について,昨今マスコミが騒いでいるような単純な話ではなく,正確なエビデンスに基づいて多面的に評価していく必要があることを先生は強調しておられました。<生徒感想>・論理的な観点から温暖化について聴くことができて、とても勉強になったし、学ぶことができてよかった。・メディアで散々言われてきた...
実施日時 11月22日(火) 12月26日(月)実施場所 長野県総合教育センター(塩尻市)参加生徒 高校1年理数科講 師 山口秀樹先生 岡沢啓司先生 柳澤瑞樹先生 塩島淳志先生(長野県総合教育センター情報産業教育部)内 容次の4種類の実習を2日間に分けて実施しました。① 茎頂観察とバイオテクノロジー技術 カーネーションの組織培養を想定して茎頂組織を摘出し、その様子を顕微鏡で観察し、茎頂部分の写真を撮ってその画像を使って長さなどを計測しました。これまでは、ミクロメーターしか使ったことがなかったので、顕微鏡をパソコンと繋ぎ、スケールバーを作成して長さを測るのは良い経験になりました。② 電子顕微鏡を活用したミクロ探査 光学顕微鏡では観察することが難しいミクロの世界に触れる機会は、大変貴重でした。食虫植物(モウセンゴケ)の葉の表面に生えた繊毛を観察した生徒は、消化酵素を含んだ分泌液が繊毛のどこから排出されているのかを仲間と議論しながら確かめていました。また、さまざまな条件においた自分の毛髪を観察する生徒や、リンスや酢酸、台所用洗剤など、条件によって毛髪の表面の構造が変化する様子を観察する生徒...
実施日時 12月19日(月)15時40分~16時40分実施場所 坂城中学校 理科室参加生徒 本校2年理数科8名対象生徒 坂城中学生 1~3年生16名内 容昨年度に引き続いて、サイエンスショーを今年度も行いました。実験の楽しさや、本校理数科の魅力を中学生に伝えるために、保護者懇談会の午後を使って坂城中学へお邪魔しました。内容は、理科の実験の紹介と質疑応答です。理科の実験では、①化学反応で色が変わる!②液体窒素を使った-196°の世界③リニアモーターカーの動く原理を行いました。中学生でも分かる化学反応で、色がついたり消えたりする実験では、中学生に反応を考えてもらいました。液体窒素の実験では、バラの花やテニスボールを凍らせて落としてみたりしました。そして、リニアモーターカーの原理では、低温にした状態で磁石を用いて、浮かび上がらせて、抵抗が少なく移動できる原理を紹介しました。中学生からは歓声が上がり、楽しく実験を行うことができました。質疑応答では、中学の時の成績や、将来の夢、さらにはプライベートな生活の事まで、高校生の先生達が中学生に優しく教えていました♡♡屋代高校理数科を目指す中学生が増えてくれたこと...