ハトニワR03(2021)年度
租税教室
7月8日(木)、9日(金)の両日、関東信越国税局から青木 正裕先生をお招きして、高校1年生の全クラスを対象に家庭科の授業の中で、租税教室を行いました。
最初に、税とその特徴を税金にあまり馴染みのない高校生にも分かりやすくお話いただいた上で、各税金のうち所得税や相続・贈与税などは垂直的公平に優れ、消費税は水平的公平に優れていること。このような複数の税金をバランスよく組み合わせて租税体系を構築する「タックスミックス」という考え方で税負担の公平性を確保しているということを教えていただきました。
また、少子高齢化社会で社会保障費が年々増加しており、国の借金が増加し、若い人たちへの負担が増え続けている現状についてお話をしていただきました。税に関心を持って税のあり方を考えていくきっかけとなる貴重なお話を聞くことができました。青木先生、ありがとうございました。
SSHデータサイエンス連携講座
7月7日、講師に茨城大学教育学部の小口 祐一先生をお招きして、データサイエンス連携講座を開催しました。この講座は、今年度新設されたSSH科目「データサイエンス」のプログラムの1つで、課題研究、一人一研究、一人一研究αにつながる統計活用力の育成を図るために行われました。一部では中学1年生、二部では高校1年の理数科の生徒を対象に行いました。
理数科の生徒対象の講座では、統計グラフコンクールと統計データ分析コンペティションで入選した作品を例にして、作品の構成の仕方やデータの収集から分析の仕方などを分かりやすくお話をしていただきました。
後半は、生徒一人一人が、タブレットを使って、実際の統計データをGeoGebraで統計処理する方法を学びました。
この講座で学んだことをコンクールに向けた作品作りに生かしてほしいと思います。
第65回鳩祭(3日目)
鳩祭3日目は、小雨が降る中でスタートしました。文化班とクラス展示では、昨日と同様に大勢の生徒たちの楽しむ姿が見られました。中学棟講義室では、みんなの鳩会議(MHK)という企画が行われ、小布施の栗についてのプレゼンテーションに多くの参加者が熱心に聞き入っていました。また、第2体育館では、軽音楽班、書道班、ダンス同好会、高校吹奏楽班の発表が行われました。雨があがった中庭では、中庭係による、なりきり選手権や面白選手権などの企画が行われ、大勢の観客が訪れていました。
17;00からはグラウンドで閉祭式と後夜祭が行われました。各種企画の成績発表が行われた後、弓道班によりファイヤーストームに火が灯されると生徒たちは、火を囲んでダンスを踊ったり、写真を撮り合ったりして祭りの余韻に浸っていました。強風のため最後を締めくくる花火は中止になりましたが、3日間の鳩祭が幕を閉じました。
コロナ感染症対策や雨対策などに配慮しながらの鳩祭ではありましたが、「千紫万紅~咲き誇れ、極彩色の花たちよ~」をテーマに行われた第65回鳩祭は、鳩祭実行委員長が掲げた目標、「全員が主役の鳩祭」が達成された3日間になったのではないでしょうか。スタッフの皆さん、全校の皆さんお疲れさまでした。
第65回鳩祭(2日目)
鳩祭2日目は、文化班の展示やクラス展示、第2体育館では弦楽班、中学吹奏楽班、ギターマンドリン班、合唱班、軽音楽班の発表が行われました。文化班の日ごろの活動や研究成果の展示はどれも見応えがあり、クラス展示もそれぞれ趣向を凝らした企画で生徒たちは、お互いに楽しんでいました。例年ですと、大勢の方にご来校いただき、生徒たちの日ごろの成果をご覧いただけるところですが、それが叶わず残念でした。
心配された雨は降らず、ときどき薄日が差すまずまずの天気で、中夜祭は予定通りグラウンドに設置されたステージで行うことができました。有志による歌、ダンス、漫才、イントロクイズなどで盛り上がりました。
第65回鳩祭(初日)
第65回鳩祭が始まりました。コロナの影響で残念ながら一般公開をせずに、校内祭のみでの開催となりました。初日の2日(金)は、開祭式に先立ち、全校企画の『謎解き×宝探し』とクラス対抗『ハト1グランプリ』が同時並行で行われました。
14:30からは開祭式が行われ、開祭宣言の後、待ちに待った前夜祭がスタートしました。毎年、各クラスと有志によるダンスが披露されるのですが、先陣を切って登場したのは、飛び入り参加の3年担任団と職員有志でした。“松ケンサンバ”ならぬ“ハトサイサンバ”を披露し、会場は大いに盛り上がりました。いずれの団体も練習の成果を発揮し、見ごたえのあるダンスで会場は熱気に包まれていました。