租税教室
7月8日(木)、9日(金)の両日、関東信越国税局から青木 正裕先生をお招きして、高校1年生の全クラスを対象に家庭科の授業の中で、租税教室を行いました。
最初に、税とその特徴を税金にあまり馴染みのない高校生にも分かりやすくお話いただいた上で、各税金のうち所得税や相続・贈与税などは垂直的公平に優れ、消費税は水平的公平に優れていること。このような複数の税金をバランスよく組み合わせて租税体系を構築する「タックスミックス」という考え方で税負担の公平性を確保しているということを教えていただきました。
また、少子高齢化社会で社会保障費が年々増加しており、国の借金が増加し、若い人たちへの負担が増え続けている現状についてお話をしていただきました。税に関心を持って税のあり方を考えていくきっかけとなる貴重なお話を聞くことができました。青木先生、ありがとうございました。