ハトニワR02(2020)年度
2学年 SSH 課題探究・課題研究 中間発表会
来校された保護者の方や他グループの生徒に対し、各グループごとに作成したポスターを用いて説明したり、質問に答えたりして、自分たちの成果を発表していました。
どのグループも実験結果やアンケート結果などの事実を基に考察を行っており、聞く人の納得を生むような説明ができていたように感じました。
次なる最終発表会では、今回の発表での反省や出された質問などを踏まえ、より一層パワーアップした発表を披露してくれることを楽しみにしています。
1学年 SSH 野外観察
上高地・八島湿原・志賀高原・乗鞍・戸隠の5つのコースに分かれ、目的地での散策や観察、体験活動を行いました。
かなり長い距離を歩いて散策したコースもあったようですが、生徒は「いいリフレッシュになりました」とスッキリとした様子です。また、「雄大な自然を楽しむだけでなく、どのようにして守っていくかを考えるきっかけになった」と話してくれた生徒もいました。
生徒たちは非日常的な景色や自然との触れ合いを通して、様々なことを肌で感じ、とても良い刺激を受けたようです。
俳句甲子園全国大会結果
全国20都道府県から32チームが出場した今年度の全国大会では、インターネットを通じたライブ中継で審査結果発表や表彰式が行われたようです。
本校文学班はチーム優勝こそ逃したものの、入選20作に2年1組小山紘輝さんの作が選ばれるなど、大いに健闘しました。ここで、入選した作をご紹介します。
題 「冷奴」
水道水ぬるき下宿や冷奴
小山さん、入選おめでとうございます!
そして文学班のみなさん、来年の俳句甲子園も楽しみにしています。
第64回鳩祭
第64回鳩祭「SPURT 駆け抜けろ!青春は一瞬だ」が開催されました。
新型コロナウイルスの影響を受け、一日のみの開催、さらには一般公開なしというイレギュラーな状況のなかでしたが、無事に開催することができました。
このような難しい状況のなかで準備・運営を滞りなく進行させた鳩祭STAFF、本当にお疲れさまでした。
練習時間が限られたなかで素晴らしい発表を見せてくれた文化班のみなさん、素敵な時間をありがとうございました。
そして、新型コロナウイルスや熱中症対策の取組に協力してくれた全校生徒のみなさん、ありがとうございました。
ギター・マンドリン班 演奏会
ギター・マンドリン班顧問の本郷先生より、演奏会のレポートをいただきましたので掲載いたします。写真とあわせてご覧ください。
新型コロナウィルスの影響で全国コンクールが中止になってしまったため、3年生の引退演奏会を企画し、7月23日(木・祝)に松代文化ホールにおいて演奏会を行いました。保護者・卒業生に限定して100名足らずの来場者でしたが、多くの方々に応援して頂き、3年間の思いを込めて燃え尽きることが出来ました。また、会場には3年生担任7名より「みどばと担任一同」と花が届けられ、ステージを彩りました。有り難うございました。
俳句甲子園全国大会への出場決定
2年ぶり3回目となる全国大会は、長野県を代表しての出場です。
文学班の皆さん、おめでとうございます!
1学年 一人一研究ガイダンス
今年度1回目の定期考査が終了しました。
考査後の1学年集会では、「一人一研究」のガイダンスを行い、信州大学教育学部教授の伊藤冬樹先生をお招きしました。
研究を始める第一歩となる、研究目的やテーマ、題材の決めかたについてご講演していただきました。
生徒からは「一人一研究」に向けた前向きな感想とともに、「疑問をもつことの大切さ」を学んだという感想が多く寄せられました。
今回の伊藤先生のご講演を、これからの研究に向かっていく姿勢に生かしていきましょう。
北陸新幹線サミットに本校3年生が参加しました
今年で4回目となる「北陸新幹線サミット」(上田高校主催)が、オンラインで実施されました。
県内はもとより、東京、埼玉、石川、新潟からも参加し、テーマ別で研究してきた内容についてプレゼンが行われました。
本校からは、3年生の山本愛佳さんと宮島大さんの2名が参加し、オンラインによるディスカッションで積極的に発言しました。
二人は、本校の「課題探究」の取り組みで、母子家庭への支援対策として「ながの子育て家庭優待パスポート」の充実を提案し、千曲市議会や県議会で採択された実績があります。
ディスカッションでは、自らの体験を交えて話をし、また他校の生徒のプレゼンや、講師の方からの助言を聞いて、今後の活動の参考になったようです。
【生徒感想】
初めてのオンライン参加ということで緊張しましたが、楽しみながらディスカッションをすることができました。
テーマの違いはあっても、みんな自分のテーマに情熱をもち、こだわって研究を進めていることを感じ、とても刺激になりました。
3年生理数科生徒が科学地理オリンピック日本選手権で銀メダルを獲得
昨年12月、現3年生理数科の田口晃君が第14回科学地理オリンピック日本選手権に出場し、見事銀メダルを獲得しました。
おめでとうございます。
校長先生より賞状およびメダルが授与されました。
この大会には全国53会場にて1,265名が参加し、14名が金メダル、24名が銀メダル、32名が銅メダルを獲得しました。全国有数の進学校の生徒がこぞって上位に入賞していますが、田口君は強豪を抑えて堂々の銀メダル獲得です。
[国際地理オリンピック日本委員会HP メダル受賞者一覧]
https://japan-igeo.com/pdf/kagakutiri_2020_Second_Gold.pdf
尚、田口君は1年生のときには統計検定3級を受検し、「成績優秀賞」を授与されています。昨年の「ハトニワ」でも紹介しました。あわせてご覧ください。
[昨年の「ハトニワ」 統計検定「成績優秀賞」受賞の報告]
http://yashiro.jpn.org/jos2o5im0-186/#_186
[統計検定「合格者の声」のページ]
http://www.toukei-kentei.jp/koecat/kgrade3/
班活動結成式
昨日の放課後、班活動結成式が行われました。
一年生を迎え入れ、改めてスタートを切ります。
大会やコンクールの中止という大きな出来事を受け入れ、それでも前に進んでいこうとする生徒たち。
一番身近な大人として、我々教員は彼らのために最大限のサポートをしていきます。
卓球班所属生徒が県強化指定選手に認定されました
本校卓球班に所属する竹内蒼空さんが、長野県ジュニア卓球強化指定選手として認定されました。
昨日、学校長より認定証が伝達されました。
竹内さんは卓球班での活動に加え、強化指定選手としての活動も行っていくことになります。
益々のご活躍を期待しています!
学校再開
6/1付けで、通常授業が再開しました。
本日のようすの一部を写真でご覧ください。
班活動も、ここから徐々に再開していきます。
昇降口に班活勧誘のビラが貼られていました。
今週いっぱいは一年生が班活見学をする期間。ぜひ色々な班に足を運んでください。
本日の風景
本日、2・3年生はオンライン授業、1年生は分散登校を行いました。
↓生徒昇降口からの眺め。強い日差しと濃くなった木影から夏を感じます。
↓昇降口の掲示板には図書館からの新刊情報コーナーが。魅力的なタイトルの本が紹介されています。開館していますので、足を運んでみてはいかがでしょう。
↓窓を抜ける風が心地いい教室で、それぞれの勉強に励む一年生。同じ空間にいる仲間たちと集中した雰囲気をつくりあげていました。
ライブ授業のようす
今週から、ライブ授業が始まっています。
本日授業を行った先生方のようすです。
それぞれに準備したスライドなどを画面に映しながら、授業を行いました。
先輩のお話を聞く会 その3
子育て支援パスポートの事業改善を目指し、活動を行っている生徒2名にはこんな質問をしました。
Q.研究を進めていく後輩たちへのアドバイスはありますか
A.「研究内容は、いい結果が出そうなものを選ぶのではなく自分のやりたいこと・興味があることに挑戦しよう!困ったときは周りの大人たちが全力で後押ししてくれます。自分の若さを武器にしていこう。」「『誰かのために』という視点を持つと、前向きに取り組めた。周りの先生を頼ること、人とのつながりを大切にすること、考えを行動に移すことが大切です。」
→→研究を進めていくなかで、多くの人と出会い支えてもらった経験から、「若さは武器だ」という考えが生まれたのだと語ってくれました。多くの大人の協力は、彼らが主体的に研究を進めていく姿勢を持ち、考えを行動に移すことを躊躇わなかったからこそだと思います。後輩たちも、積極的な姿勢で研究に取り組むことで彼らのように「自分の強み」に気づき、自信を持つことができるのではないでしょうか。
今回発表をした3名は、最後に「後輩たちの研究がとても楽しみだ」と語ってくれました。
学びへの姿勢が、後輩たちにきちんと受け継がれ、一層逞しくなっていくことを願います。
先輩のお話を聞く会 その2
前回に引き続き、先輩のお話を聞く会を、高3生の視点からまとめていきます。
横断歩道での自動車の停止率について研究した生徒に、こんな質問をしました。
Q.歩行者の視認性アップという工夫はどこから発想を得た?
A.「横断旗のBOXが光るという既存の工夫と、暗闇では白い服が見やすいという現象に注目しました。これらを合わせた工夫を考え、横断歩道の手前の地面に白いゾーンを設けました。」
→→2つの異なるものに目をつけ、それらを掛け合わせ、1つの工夫を生み出しました。また、「止まってもらう側にできる工夫はないか」という視点は、車の運転を行わない高校生ならではの視点です。
両方に共通しているのは、身近な物事について「改めて考える」ことからスタートしている、ということです。
本人も発表内で、「こんなこと調べて意味あるの?ということについてこそ挑戦してほしい」と語っていました。素朴な疑問を突き詰めていったことで、大きな成果に繋がったのですね。
高校生ならではの視点と言葉掛けが後輩たちを刺激したようで、研究に対する前向きな感想が多く寄せられました。
先輩のお話を聞く会 その1
先輩のお話を聞く会で、「探究的な学び」について話をしてくれた高3生3名に質問をしました。
Q.後輩に話をするとき、気をつけたことは?
A.「どうしたら自分の話に興味をもってもらえるか検討しました。自分の研究内容を深く掘り下げて説明しても、伝わらないと意味がないと考えました。」「後輩は、研究動機や、研究をどのように進めたかについて気になっているはず。そこで、研究の過程で「何を考えたか」「どういう行動をしたか」に焦点を当てて話をしました。」
→→後輩の目線に立つことを意識したようです。3名は、自分たち自身の経験から「聞く人に伝わらないと意味がない」という考えに至り、聞く人のねがいやおもいに寄り添いました。
相手のねがいやおもいに寄り添うことは、私(稿者)自身とても大切なことだと感じ、意識していることでもあります。自分たちの経験を踏まえ、このことを見出した彼らは素敵だなと感じました。
後輩たちは画面の向こう側にいたため、3名は「反応が見えない…」と不安に感じていたようですが、「心に訴えるような発表をする」という目標は、十分達成されていたのではないでしょうか。
本日の風景
高2・高3では、次週よりライブ配信方式でのオンライン授業を行うこととなりました。高1に先駆けて実施するにあたり、現段階での課題やトラブル時の対応などについて改めて確認を行いました。
また、本日の附属中ではオンラインによる第3回先輩のお話を聞く会が開催されました。
講師となった本校3年生3名が、中学生の刺激になるような素晴らしい話をしてくれました。
明日からのハトニワでは、高校生目線で、「後輩に話をする」ことに対しどのように向き合ったのか、本人たちに取材した内容をまとめていきます。
本日の風景
3学年の廊下には、課題の回収BOXがずらりと並びました。
生徒は個々に課題を受け取ると、帰宅の途につきました。
本日の風景
机上に用意された配布物が、受け取りに来る生徒を待っています。
ふと覗いた教室内には、彼女一人。
きっと友達に会いたい気持ちをぐっと堪えて、一人で受け取りに来てくれた生徒もいたのではないでしょうか。