ハトニワR03(2021)年度

SSHミニフォーラムが開催されました

 11月2日(火)の放課後、SSHミニフォーラムが本校の多目的教室で開催されました。第1回のミニフォーラムでSDGsの講演をして頂いた長野県立大学 ソーシャル・イノベーション創出センター チーフ・キュレータ 秋葉 芳江先生を再びお迎えし、「2035年、私たちはどんな『タンパク質』を食べるのだろう」というテーマで行われました。

 最初に、前回の講演でお話をしていただいたSDGsのおさらいをした後、食料供給問題に話が移りました。主要タンパク資源の畜産は環境負荷が非常に高い上に、世界の人口増で必要量が増加しており、畜産以外の供給方法の確立が急務になっていること。そのため肉や魚から植物性のものや昆虫やジビエなどの未活用のものへ変更したり、培養肉の開発が進んだりしているというお話を伺いました。そして、参加した生徒たちに「2035年、あなたはどんな『タンパク質』を食べるのだろう?」と問いかけ、考えを付箋に書いてお互いに意見共有しました。

 折しも、イギリスではCOP26が開催されており、環境問題やSDGsについて考えを深めることができる講演会となりました。秋葉先生、ありがとうございました。