俳句甲子園 報告


2018年 俳句甲子園 報告

 2年連続出場の「俳句甲子園」の様子を、文学班顧問の吉沢先生よりレポートしていただきました。


 屋代高校文学班は8月17日から3日間の日程で行われた第21回全国高等学校俳句選手権大会、通称俳句甲子園に出場しました。6月に群馬県前橋市で行われた北関東・信越ブロックの地区大会で全勝し、2年連続で全国大会進出を決めました。
 全国大会は毎年正岡子規の故郷、愛媛県松山市で開催され、各地区代表の32校が優勝を目指して競い合いました。試合のやり方は、指定された季題で句を作り、俳句の作品点とディべート点(鑑賞点)で審査員が評価し、勝敗が決まります。審査員はテレビ番組の「プレバト」でおなじみの夏井さつき先生や、信州総文祭の文芸部門の講師を務めていただいた神野沙希先生など十数名で、第一線で活躍されている先生方です。 
 試合の結果は予選リーグで福島県立会津高校に勝ちましたが、昨年の優勝校の開成高校(東京都)と過去12回出場している古豪、愛光高校(愛媛県)に破れ、1勝2敗で残念ながら決勝リーグに進むことができませんでした。ただし、個人部門で3年生の井狩友吾君の一句が入選しました。入選は13句で、地区大会と全国大会で作られた約1300句の中から選ばれました。団体戦での成績は昨年と同じでしたが、昨年以上の収穫を得ることができました。
 屋代高校が俳句甲子園にエントリーして今年で5回目になりますが、また来年の大会に向け研鑽に努めるつもりです。     屋代高校 文学班