１学年一人一研究発表会

　１月１７日（土）と１９日（月）の２日間にかけて、１学年ではSSH企画の一つである一人一研究発表会が各クラスごとに行われました。

　一人一研究の学習目標は、「いろいろな事象に興味・関心を抱き探求していく力をつける。自ら探求した内容を数理的に処理し、そこから窺える事象の背景や事実についてまとめ推論し理論化する力をつける。自分の研究したことを、多数の人の前で発表し伝える能力を身につける。」です。

　発表会では、夏休み前から、調べたり、アンケートを取ったり、専門家の人々にインタビューをしたりして準備を進めてきた研究内容について一人ひとりからの発表があり、発表を聞いているみなさんたちには、仲間たちの発表内容に興味深そうに耳を傾ける様子がうかがえ、発表後の質疑応答の時間には、活発に質問が出され議論を深める様子がみられました。

　発表テーマには、「日本の首相・海外の大統領の差」、「資本主義の限界」、「電磁波から身を守ろう」、「宇宙の誕生と終焉」など文系分野、理系分野や身近な地域に注目したテーマ、世界に目を向けたテーマなど、研究内容のすべてに生徒のみなさん一人ひとりの向学心や学習意欲の高さを強く感じさせるものであったように思います。

　これまで、半年間で調べてきた内容や発表の経験は、今後の学生生活や社会生活の中で、必ず大きく役に立っていきます。

　

　生徒のみなさん一人ひとりにとって学ぶ意味をよく考え、仲間たちに伝える力を身につけるよき機会になったように思います。