自分の考えをいきいきと語り、友の考えにのめり込んで聞く。 ー目指す授業の具体的な姿ー
〇9月7日(水) テレビを付けると、人間の思考についての番組がやっていました。「近年、SNSの飛躍的な普及により、他者の発信を見て瞬間的に拡散してしまうことや、分からないことをすぐに検索して答えを探してしまうことが増えている。その結果、しっかりと考えることなく反射的に判断したり行動したりすることが急激に増え、社会全体で「即応・即答が是」という空気が広がっている。」…とても興味深い話でした。大切なことは重大な局面に、多面的多角的に考えたり、論理だてて説明したりする「熟考する力」が必要であるようです。わからなければ直ぐググって出てきたものをそのまま鵜呑みにする状態から、一歩先に進まないといけませんね。MY先生の社会の授業、生徒は自分の考えをいきいきと発表し、友の考えにのめり込んで聞いていました。そしてもう一度自分の考えを再構築し、更新していく・・・。ちょっと見ただけの私ですら、生徒の考えに即応せず、「本当にそうなの?」と考えはじめた自分がいました。それが楽しかった。いろんな教科で、この感覚を味わいたいと思いました。