修学旅行
10月26日(水)から28日(金)の3日間、3学年は修学旅行に行ってきました。大きな怪我や病気もなく全行程を行うことができ、多くの楽しい思い出を残すことができました。
法隆寺では、様々な仏像の姿に圧倒されました。写真のようにバスガイドさんの説明を熱心にメモする姿や、一つひとつの仏像に手を合わせて拝んでいる姿が印象的でした。1400年も前からこの地にある五重塔や仏像などを眺め、悠久の時の流れに思いを馳せました。
興福寺国宝館で有名なのは何といっても阿修羅像です。興福寺の阿修羅像は三面六臂ですが、そうではない阿修羅像も存在しています。今後、様々な仏像を見る機会があると思うので、その時はぜひ阿修羅像の姿に注目してみたいところです。
奈良公園では、降り出した雨が激しくなり、土砂降りの中での見学となりました。法隆寺から興福寺に向かう道が渋滞していたため、予定よりも遅い奈良公園の見学開始となり、大仏殿が閉まる17時ぎりぎりまで大仏殿の見学を行いました。大仏の大きさに圧倒され、見上げている生徒の姿が印象的でした。閉門の時間が迫ったため、ゆっくりと見学したりガイドさんの話を聞いたりする時間がなかったことが残念でしたが、大雨の中の見学はきっと一生思い出に残るのだと思います。
大仏殿を出て、南大門を見学しましたが、人も鹿も雨宿りをしている珍しい光景に出会いました。雨のせいもあって薄暗い中でしたが、永禄の兵火の際の銃撃戦でできたと伝わる弾痕を見学することができました。今は観光名所となっている奈良公園ですが、激動の時代をくぐり抜けてきたことも忘れてはいけません。
≪1日目 法隆寺 興福寺国宝館 奈良公園≫
法隆寺到着までの約5時間、バスの中では学習レク係が中心となって、計画的にレクや学習発表を行いました。学習発表は、学習レク係の生徒だけではなくそのほかの生徒も、自分が調べた寺社仏閣や名産品などについて、学習カードを見せながらそれぞれの見所などについて発表をしました。法隆寺では、様々な仏像の姿に圧倒されました。写真のようにバスガイドさんの説明を熱心にメモする姿や、一つひとつの仏像に手を合わせて拝んでいる姿が印象的でした。1400年も前からこの地にある五重塔や仏像などを眺め、悠久の時の流れに思いを馳せました。
興福寺国宝館で有名なのは何といっても阿修羅像です。興福寺の阿修羅像は三面六臂ですが、そうではない阿修羅像も存在しています。今後、様々な仏像を見る機会があると思うので、その時はぜひ阿修羅像の姿に注目してみたいところです。
奈良公園では、降り出した雨が激しくなり、土砂降りの中での見学となりました。法隆寺から興福寺に向かう道が渋滞していたため、予定よりも遅い奈良公園の見学開始となり、大仏殿が閉まる17時ぎりぎりまで大仏殿の見学を行いました。大仏の大きさに圧倒され、見上げている生徒の姿が印象的でした。閉門の時間が迫ったため、ゆっくりと見学したりガイドさんの話を聞いたりする時間がなかったことが残念でしたが、大雨の中の見学はきっと一生思い出に残るのだと思います。
大仏殿を出て、南大門を見学しましたが、人も鹿も雨宿りをしている珍しい光景に出会いました。雨のせいもあって薄暗い中でしたが、永禄の兵火の際の銃撃戦でできたと伝わる弾痕を見学することができました。今は観光名所となっている奈良公園ですが、激動の時代をくぐり抜けてきたことも忘れてはいけません。
≪2日目 京都大学(講義体験・OBとの交流) テーマ別研修≫
2日目は京都大学での講義体験からスタートです。文学部教授の杉本先生から「世界文化遺産」の講義をお聞きしました。世界文化遺産に寄せて考えると、世界文化遺産がどこにあり、いつ指定されたのかといったようなことを学ぶのは高校までの学習であり、大学では「世界文化遺産の考え方の起源は何か? その考え方がどう変化してきたのか?」ということを学ぶことを通して、今後世界遺産がどう変化していくの、未来に役立てることは何かを考えていくとのことでした。大国の論理で貴重な文化財がぞんざいに扱われた経緯も知ると、悲しい思いがこみ上げてきました。2名の屋代高校OBの先輩との交流会は、代表生徒の質問に答えてもらう形式で行いました。先輩たちがそれぞれの質問に対して丁寧に答えてくれていたのが印象的です。後輩のために少しでも役に立つことができればという思いが伝わってきました。先輩たちの発言に共通していたことは「とかくhow-toを求めがちですが、今はじっくり考えることが大事」「いろんなことに時間をかけて取り組む」「受験という狭い範囲ではなく、もっと広く様々なことを学ぶ」ということでした。中高一貫の良さを生かし、じっくりと自分の興味のあることを追究したいと考えた生徒も多いはずです。
その後はいよいよテーマ別研修のスタートです。知らない街でバスや電車を乗り継いで目的地を回って帰ってくる。それだけでも十分生きた学習となります。困ったら班で相談したり、地元の人に尋ねたり、…そんなことをする中で学ぶことも多かったでしょう。実際に、同じ名前のバス停がたくさんあって、どこから乗ればよいか迷ったり、予定とは違うバス停で降りてしまったり、予定していた昼食場所が行ってみたら定休日だったりなど、様々なハプニングがありました。しかし、班で協力したり、地元の方の親切さに助けられたりと、その場でグループで判断をしてハプニングを乗り切ることができました。途中、出会ったどの班も充実した見学となっているようで、とてもいい表情をして見学をしていました。
≪3日目 清水寺 クラス別見学≫
最終日の3日目は清水寺から始まります。清水坂を上っていくときはまだ店は開店していないので、買い物をしたいお店をチェックしながら上っていきました。写真撮影を経て、いよいよ本堂に向かいます。本堂手前には「弁慶の錫杖と高下駄」がありますが、実際には明治時代に奉納されたものなので弁慶とは無関係です。友だちと協力して持ち上げることができました。きっとご利益があることでしょう。本堂に入ると清水の舞台へ一斉に向かいます。本尊に手を合わせた人はどれくらいいたでしょうか。本尊は清水型十一面千手観音像です。この本尊は秘仏とされ、普段は御前立仏を拝むことができます。今度京都を訪れた際には、ぜひ本堂内部にも目を向けてみたいところです。本堂見学後は班別行動です。見学と買い物を合わせておよそ1時間。見学を重視するか買い物を優先するか悩むところですが、その判断は班によって様々でした。
クラス別見学ではそれぞれのクラスで計画した見学地を巡りました。共通していたのは三十三間堂です。堂内には自分に似ている顔の千手観音像が一つはあるとも言われていますが、見つけることはできたでしょうか?
クラス別見学と昼食を終えて養老SAで合流し、帰路に着きました。雨のために姨捨SAでの解団式はできませんでしたが、その他の行程を無事に行うことができました。自分の仕事を責任をもって行ったり、友だちを気遣いながら行動することができたり、1日目の反省を生かして2日目の行動をしたりと、たくさんの三期生の良さと成長が見られた3日間でした。