生徒たちが学校に戻ってきました

3月13日(水)高校の選抜試験があったため、自宅での学習が続いていた生徒たちが、久々に登校をしました。朝から歌声がしたり、生徒の楽しそうな笑い声がする校舎はよいものです。
今年度最後の2年生の社会科の授業では、現代社会における課題の解決の糸口について、これまで学習をしてきた歴史から考えていました。担当のT先生は、「9世紀後半になると、奈良時代以来くり返された皇位継承をめぐるクーデターや争いはみられなくなり、安定した体制になった。その背景にはどのような変化があったか。5行以内で述べなさい。」という東京大学の過去問題を例に出し、歴史の学習は用語を覚えたり年号を覚えたりすることだけでは不十分で、歴史から学び、よりよい未来をつくるために、様々な角度から考察をしたり、分析をしたりする力をこれからも高めていこう」と話をしていました。来年度も、仲間とともに考えたり議論をしたりしながら、思考力、判断力、表現力を磨いていきます。